JPS602796A - クラウン制御ロ−ル - Google Patents
クラウン制御ロ−ルInfo
- Publication number
- JPS602796A JPS602796A JP10741783A JP10741783A JPS602796A JP S602796 A JPS602796 A JP S602796A JP 10741783 A JP10741783 A JP 10741783A JP 10741783 A JP10741783 A JP 10741783A JP S602796 A JPS602796 A JP S602796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric
- shell
- shaft
- crown
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
に関する。
製紙工場において紙表面の滑らかさと光沢を増すため設
備されるカレンダ等には、ロール自身の撓みから、中央
部ほどニップ力が低下するのに対処するため、クラウン
カーブを制御できるようにしたロールが従来より使用さ
れている。
備されるカレンダ等には、ロール自身の撓みから、中央
部ほどニップ力が低下するのに対処するため、クラウン
カーブを制御できるようにしたロールが従来より使用さ
れている。
この種のロールとして従来より知られているのは、スイ
ミングロールと称されるロールであるが、この型式のも
のは、ロール内部に油圧室を設けて油圧によりシェル部
分を撓ませる構造であり、油圧ではシェルの撓み量を正
確に制御することが離しいことから、紙の耳部に対する
ニップ圧がどうしても強くなるという問題バある。
ミングロールと称されるロールであるが、この型式のも
のは、ロール内部に油圧室を設けて油圧によりシェル部
分を撓ませる構造であり、油圧ではシェルの撓み量を正
確に制御することが離しいことから、紙の耳部に対する
ニップ圧がどうしても強くなるという問題バある。
本発明は以上に鑑み、シェルをダブル偏心機構によって
機械的に撓ませることにより、クラウンカーブをロール
全長に亘り正確に制御することを可能にし、製品に対し
幅方向に均一なニップ圧を与えることができるようにし
たクラウン制御ロールを提供するためになしたものであ
る。
機械的に撓ませることにより、クラウンカーブをロール
全長に亘り正確に制御することを可能にし、製品に対し
幅方向に均一なニップ圧を与えることができるようにし
たクラウン制御ロールを提供するためになしたものであ
る。
以下本発明の実施例を図面により説明する。
第1図〜第4図は本発明について示すもので、中間部を
クラウンカーブに合せDl、Dt, D,の如く段階的
に偏心させた軸lを、シェル2の中空部に貫挿し、軸1
の両端を軸受3により回転自在に支持する。軸1の各偏
心部4a及び両端偏心名114aに隣接する同心段部4
bに二つ割リング5を嵌合し、各偏心部4alA側の二
つ割リング5外周面に偏心リン々7を回転自在に嵌合し
ている。
クラウンカーブに合せDl、Dt, D,の如く段階的
に偏心させた軸lを、シェル2の中空部に貫挿し、軸1
の両端を軸受3により回転自在に支持する。軸1の各偏
心部4a及び両端偏心名114aに隣接する同心段部4
bに二つ割リング5を嵌合し、各偏心部4alA側の二
つ割リング5外周面に偏心リン々7を回転自在に嵌合し
ている。
各偏心リン々7の穴6中心は内側の偏心部4aの偏心量
り1、D2、Dつと同一量偏心している。
り1、D2、Dつと同一量偏心している。
同心段部4blllの二つ割リング5外周而には同心リ
ング/を回転自在に嵌合している。そして各(扁心リン
々7の穴6が同一側に偏心するような回転角度に各偏心
リン々7をセットして隣接偏心リンク相互間及び偏心リ
ング7と同心リング7′を連結部材8により半径方向に
は自由りこ変(つできるように連結し、各偏心リング7
及び同心リン々7′により軸1の偏心量と同一偏心量の
偏心スリーブ9を構成する。
ング/を回転自在に嵌合している。そして各(扁心リン
々7の穴6が同一側に偏心するような回転角度に各偏心
リン々7をセットして隣接偏心リンク相互間及び偏心リ
ング7と同心リング7′を連結部材8により半径方向に
は自由りこ変(つできるように連結し、各偏心リング7
及び同心リン々7′により軸1の偏心量と同一偏心量の
偏心スリーブ9を構成する。
ヌシエル2と各偏心リン々7及び同心リング7′との間
にころがり軸受10を介装し、シェル端剖の駆動プーリ
11を介してシェル駆動装置の回転力をシェル2に伝え
、シェル2を偏心スiノーブ9の回りで連続的に回転さ
せ得るようにしている。l1Il11の左端に潤滑油人
口12を設け、又軸1の右端に潤滑油出口13を設け、
潤滑油人口12は油路14により左端の軸受10に、又
潤滑油出口13は油路15により右端の軸受10にそれ
ぞれ連通し、11」滑油入口12から潤滑油を強制給油
して各軸受lOを経由せしめた後、潤滑油出口13から
抜出す方式で各軸受lOを潤滑するようにしている。
にころがり軸受10を介装し、シェル端剖の駆動プーリ
11を介してシェル駆動装置の回転力をシェル2に伝え
、シェル2を偏心スiノーブ9の回りで連続的に回転さ
せ得るようにしている。l1Il11の左端に潤滑油人
口12を設け、又軸1の右端に潤滑油出口13を設け、
潤滑油人口12は油路14により左端の軸受10に、又
潤滑油出口13は油路15により右端の軸受10にそれ
ぞれ連通し、11」滑油入口12から潤滑油を強制給油
して各軸受lOを経由せしめた後、潤滑油出口13から
抜出す方式で各軸受lOを潤滑するようにしている。
軸4と偏心スリーブ9の(…目こそれぞれ従動歯車16
と駆動歯車17から成る伝動機構を介しアクチュエータ
18.19により軸1と偏心スリーブ9を反対方向に回
動させることによりシェル2の撓み量を訓節しクラウン
カーブを無段階に変え慴るようにしている。そして各ア
クチュエータごとにパルスジェネレータ20を設け、該
パルスジェネレータ20によりアクチュエータ18.1
9の回転数を計測し軸1と偏心リンク7の回転角度を検
出できるようにしている。
と駆動歯車17から成る伝動機構を介しアクチュエータ
18.19により軸1と偏心スリーブ9を反対方向に回
動させることによりシェル2の撓み量を訓節しクラウン
カーブを無段階に変え慴るようにしている。そして各ア
クチュエータごとにパルスジェネレータ20を設け、該
パルスジェネレータ20によりアクチュエータ18.1
9の回転数を計測し軸1と偏心リンク7の回転角度を検
出できるようにしている。
上記構成においてクラウンカーブを制御するには、先ず
一方のアクチュエータ18を駆動してlll111を必
要偏心量(クラウン量)δに見合った角度にセットする
(第5図及び第6図参開〕。
一方のアクチュエータ18を駆動してlll111を必
要偏心量(クラウン量)δに見合った角度にセットする
(第5図及び第6図参開〕。
この偏心により、シェル2表面は、2本のロール1,1
jの芯を結、S、線と同方向(クラウンの方向)と直角
力量(紙の流れ方向)に対して弓なりになるので、今度
は他方のアクチュエータ19を作動させて偏心スリーブ
9を軸1の偏心方向と逆に同量回転し、紙の流れ方向の
弓なりをなくす(第7図参照)。このように軸1は回転
角度によってクラウンカーブを無段階に変える機能を持
ち、又偏心スリーブ9は回転角度によって紙の流れ方向
の弓なりを修正する機能を持つ。
jの芯を結、S、線と同方向(クラウンの方向)と直角
力量(紙の流れ方向)に対して弓なりになるので、今度
は他方のアクチュエータ19を作動させて偏心スリーブ
9を軸1の偏心方向と逆に同量回転し、紙の流れ方向の
弓なりをなくす(第7図参照)。このように軸1は回転
角度によってクラウンカーブを無段階に変える機能を持
ち、又偏心スリーブ9は回転角度によって紙の流れ方向
の弓なりを修正する機能を持つ。
第8図は以上のクラウン制御における軸1と偏心スリー
ブ9との関係、詳しくは、!0111を第3図の位置か
らa方向に96回転すると共に偏心リーブ9を第3図の
位置からb方向に96回転してニップ圧綿を水平とした
実線の状態から、軸l及び偏心スリーブ9の回転角度を
第5図〜第7図に示す要領で変化させて最大の上反すク
ラウンを得るに至るまでの軸1と偏Iら1ノンタフとの
位置関係を示すもので、図中Sは軸中央部における軸中
心Cの軌跡、Xは偏心サークル半fテ、Rは偏心リング
7の半4Jf、、δはロールの偏心量、θはl1ilI
11の回転角、Qはニップ垂線、Pはニップ点、C0は
基準センター(軸1の回転中心)、Oは偏心1ノングア
の中心であり、軸中央部の軸中心Cがc−1の位置から
偏心サークルS上をC−2゜C−3,C−4,C−5,
C−6のように変イウしてIIIIIllの輪郭がA−
1からA−2,A−3,A−4,A−5,八−6へど順
吹移動したとき、修正後の偏心リング7の中心0は輔1
の1111記変イウに伴なってニップ重線Q上をo−1
・・・0−6の如<11O吹上昇し、その結果偏心リン
ダ7の輪郭はB−1・・・B−6の如く変位し、ロール
のクラウン量か徐々に増加して行く関係が表わされてい
る。
ブ9との関係、詳しくは、!0111を第3図の位置か
らa方向に96回転すると共に偏心リーブ9を第3図の
位置からb方向に96回転してニップ圧綿を水平とした
実線の状態から、軸l及び偏心スリーブ9の回転角度を
第5図〜第7図に示す要領で変化させて最大の上反すク
ラウンを得るに至るまでの軸1と偏Iら1ノンタフとの
位置関係を示すもので、図中Sは軸中央部における軸中
心Cの軌跡、Xは偏心サークル半fテ、Rは偏心リング
7の半4Jf、、δはロールの偏心量、θはl1ilI
11の回転角、Qはニップ垂線、Pはニップ点、C0は
基準センター(軸1の回転中心)、Oは偏心1ノングア
の中心であり、軸中央部の軸中心Cがc−1の位置から
偏心サークルS上をC−2゜C−3,C−4,C−5,
C−6のように変イウしてIIIIIllの輪郭がA−
1からA−2,A−3,A−4,A−5,八−6へど順
吹移動したとき、修正後の偏心リング7の中心0は輔1
の1111記変イウに伴なってニップ重線Q上をo−1
・・・0−6の如<11O吹上昇し、その結果偏心リン
ダ7の輪郭はB−1・・・B−6の如く変位し、ロール
のクラウン量か徐々に増加して行く関係が表わされてい
る。
因みにロールの偏lD量δを計算式でめると、δ =2
− X ・sjnθ δMaX−2・ X となる。
− X ・sjnθ δMaX−2・ X となる。
なお本発明は曲記寅流側に示したもののみに限定される
ものではなく、例えばシェル駆動方式としてプラネタリ
−ドライブ方式等を採用してもよいこと、カレンダロー
ルの他に種々のロールとして実施できること、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え実施で
きること等は勿論である。
ものではなく、例えばシェル駆動方式としてプラネタリ
−ドライブ方式等を採用してもよいこと、カレンダロー
ルの他に種々のロールとして実施できること、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え実施で
きること等は勿論である。
本発明によれば前記したように偏心軸と偏心スリーブと
の開方向のイウ置開係を変化させるこによりシェルの撓
み量を調節する方式であるから、クラウンカーブを無段
階且つ正確に制御でき製品に対し幅方向に均一なニップ
圧を与えることか1丁能となり、製品の耳部に大きなニ
ップ11が作用するようなことをなくせる、という優れ
た効果を奏し得る。
の開方向のイウ置開係を変化させるこによりシェルの撓
み量を調節する方式であるから、クラウンカーブを無段
階且つ正確に制御でき製品に対し幅方向に均一なニップ
圧を与えることか1丁能となり、製品の耳部に大きなニ
ップ11が作用するようなことをなくせる、という優れ
た効果を奏し得る。
第1図は本発明のクラウン制御ロールの内部を示す断面
図、第2図は第1図の■−■方向から見たロール内部構
造の説明用断面図、第3図は第1図の[1l−1方向か
ら見たロール内部構造の説明用断面図、第4図は本発明
の全体の構造を示す断面図、第5図〜第7図は本発明に
おけるクラウン制御要領を示す説明図、第8図は本発明
における理論説明図である。 1・・・軸、2・・・シェル、3.10・・・軸受、4
a・・・偏心部、7・・・偏心リング、8・・・連結部
材、9・・・偏心スリーブ、16・・・従動歯車、17
・・・駆動歯車、 18.19・・・アクチュエータ。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社
図、第2図は第1図の■−■方向から見たロール内部構
造の説明用断面図、第3図は第1図の[1l−1方向か
ら見たロール内部構造の説明用断面図、第4図は本発明
の全体の構造を示す断面図、第5図〜第7図は本発明に
おけるクラウン制御要領を示す説明図、第8図は本発明
における理論説明図である。 1・・・軸、2・・・シェル、3.10・・・軸受、4
a・・・偏心部、7・・・偏心リング、8・・・連結部
材、9・・・偏心スリーブ、16・・・従動歯車、17
・・・駆動歯車、 18.19・・・アクチュエータ。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社
Claims (1)
- 1)シェルの内■ミニ貫挿した回転自在な軸をクラウン
カーブに合せて段階的に偏心させ、各偏心部に偏心リン
グを回転自在に嵌合し、各偏心リングとシェルとの間に
軸受を介装すると共に、隣り合う偏心リングを半径方向
には互に自由に変位可能に連結し、軸と偏心リングとの
周方向のイ装置関係を変化させることによりシェルの撓
み量を調節するようにしたことを特徴とするクラウン制
御ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10741783A JPS602796A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | クラウン制御ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10741783A JPS602796A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | クラウン制御ロ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS602796A true JPS602796A (ja) | 1985-01-09 |
JPH034677B2 JPH034677B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=14458617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10741783A Granted JPS602796A (ja) | 1983-06-15 | 1983-06-15 | クラウン制御ロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602796A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62285082A (ja) * | 1986-05-21 | 1987-12-10 | シ−メンス、アクチエンゲゼルシヤフト | 弱磁場測定装置用squid磁力計 |
JPH02126173A (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-15 | Shimadzu Corp | Squid素子 |
-
1983
- 1983-06-15 JP JP10741783A patent/JPS602796A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62285082A (ja) * | 1986-05-21 | 1987-12-10 | シ−メンス、アクチエンゲゼルシヤフト | 弱磁場測定装置用squid磁力計 |
JPH02126173A (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-15 | Shimadzu Corp | Squid素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH034677B2 (ja) | 1991-01-23 |
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