JPS602766Y2 - 果実の保護・成長促進用袋 - Google Patents

果実の保護・成長促進用袋

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Publication number
JPS602766Y2
JPS602766Y2 JP198683U JP198683U JPS602766Y2 JP S602766 Y2 JPS602766 Y2 JP S602766Y2 JP 198683 U JP198683 U JP 198683U JP 198683 U JP198683 U JP 198683U JP S602766 Y2 JPS602766 Y2 JP S602766Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fruit
knitted fabric
bag
protecting
bags
Prior art date
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Expired
Application number
JP198683U
Other languages
English (en)
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JPS58125967U (ja
Inventor
勝教 大串
勝之助 前田
登 清水
Original Assignee
東レ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東レ株式会社 filed Critical 東レ株式会社
Priority to JP198683U priority Critical patent/JPS602766Y2/ja
Publication of JPS58125967U publication Critical patent/JPS58125967U/ja
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Publication of JPS602766Y2 publication Critical patent/JPS602766Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は柑橘類、モモ、ナシ、ビワなどの果実の風雨に
よる損傷、腐敗、霜による凍結、日光照射による変退色
、害虫、害鳥による被害などを防止し、かつ果実の被包
作業が容易で熟練を要しない果実保護並びに果実の成長
促進用編地製袋に関する。
従来、果実の保護用袋として各種の考案が提案されてい
るが、これらの提案になる袋は果実を傷つけたり又は落
果せしめたりすることなく袋で被包し、袋を固定するこ
とが難しかったり、耐久性に乏しく通常高価なことが多
い。
本考案はこのような欠点がなく、シかも果実の種類に応
じて日光透過率、通気性、発水性並びに保温性などの性
能を変えることができ、袋掛けが簡単で永年使用が可能
な果実保護用袋を提供するものである。
そして果実の種類に応じてその成育を促進し、光沢など
品質のよい果実を高収率で生産できる袋を提供するにあ
る。
すなわち、本考案に係る果実保護用袋は成熟した果実の
直径の少なくともIn以上であり、最大果実の直径とほ
ぼ同一以下である巾と該果実を被包するに足る伸縮性を
有しており、日付けが40f17y1″〜250f/d
である疎水性繊維の着色筒状編地からなる果実の保護・
戒長促進用袋により遠戚される。
以下図面により本考案になる果実の保護・戊長促進用袋
について具体的に説明する。
第1図及び第セ図は、本考案の袋に用いる編地のタテ及
びヨコ断面図であり、図において1は編地、2及び3は
編地の内径(平らにしたときの幅)と長さで、それぞれ
果実の成熟時の大きさに合わせて寸法が決められる。
本考案においては編地1の幅は、成熟した果実の直径の
少なくとも1/2であり、最大果実の直径とほぼ同一以
下であることが好ましく、かつ編地は伸縮性、特に横方
向に伸縮性を有していることが望ましい。
また編地の長さ3は当該果実を被包するに十分な長さを
有しておけばよく、特に限定されないが、好ましくは連
続した長さを有する編地を作威し、この編地を果実の大
きさに応じて該果実を被包する際適宜切断して使用する
のがよい。
なお、編地はそのまま染色しないで用いる場合は勿論、
揉み染色等が施されて編地全体にしわを有する場合であ
っても、全く整形等の必要はなく、単に適宜長さに切断
するのみでよい。
また編地を構成する素材、糸使い、色(染色)などは特
に限定されず、果実の種類、被包期間、コスト等を考慮
して適宜選べばよいが編地の目付、伸縮性は光線透過率
、通風性、フィツト性など果実の保護成長促進に影響を
及ぼすので本考案においては少なくとも4091d、好
ましくは60〜250f/lrdの日付を有し、編地の
横方向の最大伸長率で5%以上、好ましくは10〜40
%の伸縮性を有することが望ましい。
すなわち日付が4091−より小さくなると光線透過率
が大きすぎ、たとえば°“セミノール゛′なと果実の光
沢が商品価値に大きく影響する果実にあっては光沢のよ
い果実がえられ難くなるし、風雨時果実が風雨に直接さ
らされる箇所が多くなり品質を悪くすることが多く好ま
しくない。
また本考案になる筒状編地は該編地を構成する繊維が疎
水性であることが必要で、疎水性でないときは編地が濡
れたとき乾燥速度が遅く、果実を高湿度の直射日光下に
さらすことになり品質を著しく低下させ、場合によって
は果実を腐敗させることになり好ましくない。
疎水性繊維としてはポリオレフィン、ナイロン、ポリエ
ステル、ポリアクリル、ビニロン、アセテートなどの各
種化学繊維のほか綿、レーヨンなどの親水性繊維に充水
加工を施したものなどがある。
もちろん前記化学繊維製編地に充水加工(たとえばシリ
コーン処理)を施し発水性を強化してもよい。
次に本考案になる編地には第3図に示すように編地の上
、下開口部のいずれか一方又は両方に弾性糸条(たとえ
ばポリウレタン系繊維、ゴム入り糸)を組み込むか又は
ゴム編みなどの編成技術を用いて閉塞する構造にするこ
とができる。
すなわ。ち第3図は本考案になる果実保護用袋の他の1
例を示すタテ断面図であって1は編地、4は開口部、5
は果実被包部分、6は閉塞部である。
図から判るように第3図においては袋の中央部の果実被
包部分5に対して袋の上下開口部4近傍は弾性づ糸条の
挿入又はゴム編みによって閉塞されている。
第1〜3図に示すような編地からなる果実・保護成長促
進用袋の示す効果をそれぞれ第4図及び第5図により説
明する。
すなわち、第4図及び第5図は本考案になる果実保護用
袋を用いて果実を被包した場合の1例を示すヨコ断面図
であり図においてそれぞれ1は編地、4は編地の開口部
、Aは果実である。
第4図は第1図に示した本考案になる果実保護用袋で果
実を被包した場合の1例を示し、図から判るように袋は
その上端を結束しなくてもその伸縮性によって果実を完
全に被包することができるので果実への袋掛は作業が著
しく簡単であり、しかも軽量で柔らかい編地であるから
果実を傷つけることがない。
また袋の長さを十分大きくすることにより開口部4から
の光、風雨の浸入を十分に抑制することができる。
また第5図においては袋の開口部は弾性糸条の挿入又は
ゴム編みなどにより閉塞されており、図に示すごとく袋
の装着はより完全であるほか、開口部からの害虫、光や
風雨の浸入をほぼ完全に防止することができるメリット
がある。
以上述べたように本考案になる果実の保護・成長促進用
袋は従来の袋のように取付は後輪ゴムやひも或いはホッ
チキスなどで袋を固定する必要がなく、果実への取付け
、取りはずしが簡単なほか、耐久性にすぐれており、キ
ズのない光沢のよい品質良好な果実を高能率で生産する
ことができる。
さらに日付けを少なくとも40f/7<とじ、かつ袋を
染色することによって光線透過率や保温性あるいは虫お
どしをコントロールできるので凍害・鳥・虫害その他の
自然災害から果実を保護し成長の促進を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に用いる筒状編地の1例を示
すタテ及びヨコ断面図、第3図は同じく他の態様を示す
タテ断面図、第4図及び第5図はそれぞれ上記筒状編地
を用いて果実を被包した状態の1例を示すヨコ断面図で
ある。 1:編地、4:開口部、5:果実被包部分、6:閉塞部
、A:果実。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成熟した果実の直径の少なくともIn以上であり、最大
    果実゛の直径とほぼ同一以下である巾と該果実を被包す
    るに足る伸縮性を有しており、日付けが40g1rIl
    〜250FI/la”である疎水性繊維の着色筒状編地
    からなる果実の保護・威長促進用袋。
JP198683U 1983-01-11 1983-01-11 果実の保護・成長促進用袋 Expired JPS602766Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP198683U JPS602766Y2 (ja) 1983-01-11 1983-01-11 果実の保護・成長促進用袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP198683U JPS602766Y2 (ja) 1983-01-11 1983-01-11 果実の保護・成長促進用袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58125967U JPS58125967U (ja) 1983-08-26
JPS602766Y2 true JPS602766Y2 (ja) 1985-01-25

Family

ID=30014976

Family Applications (1)

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JP198683U Expired JPS602766Y2 (ja) 1983-01-11 1983-01-11 果実の保護・成長促進用袋

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Publication number Publication date
JPS58125967U (ja) 1983-08-26

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