JPS6027409Y2 - 天体学習装置 - Google Patents

天体学習装置

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Publication number
JPS6027409Y2
JPS6027409Y2 JP1977138696U JP13869677U JPS6027409Y2 JP S6027409 Y2 JPS6027409 Y2 JP S6027409Y2 JP 1977138696 U JP1977138696 U JP 1977138696U JP 13869677 U JP13869677 U JP 13869677U JP S6027409 Y2 JPS6027409 Y2 JP S6027409Y2
Authority
JP
Japan
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celestial sphere
celestial
chamber
plate
board
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977138696U
Other languages
English (en)
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JPS5466956U (ja
Inventor
二郎 有田
Original Assignee
有田 佐知子
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Publication date
Application filed by 有田 佐知子 filed Critical 有田 佐知子
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Publication of JPS5466956U publication Critical patent/JPS5466956U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として小学校から高等学校程度の天体学習課
程において天体を立体的かつ動態的に観察できるように
した天体学習装置に関する。
一般に天体を立体的かつ動態的に観察できるようにした
装置は、とかく構造が複雑で大がかりなものとなり、高
価となるばかりか操作も難しくなり、小学校から高等学
校程度の天体学習課程用の装置としては不向きなもので
あった。
そこで本考案は、天球体に星座を表わすとともに、その
星座の各恒星の位置にその光度に応じた大きさの透孔を
穿設して恒星を表わし、上記透孔を通過する光によって
凹面鏡上に映る恒星および同じく凹面鏡上に映る上記星
座を覗きみることにより天体を立体的かつ動態的に観察
でき、しかも小型で構造も簡単であり容易に操作できる
とともに、天体学習に関する資料板、テキスト、模型等
を格納でき、しかも上記資料板の記載内容を透光に透か
して明瞭に表示することもできて、学習意欲を高め学習
効果の向上を図り得る天体学習装置を提供するものであ
る。
以下には図示の実施例について説明する。
1はキャスター1′を備えた合板で、その上に上中下の
3室R1〜R3に仕切った箱体2を回転自在に載置して
いる。
そして、上記上室R1には、正面に覗窓3を形成しそれ
に対向して凹面鏡4を内装するとともに、暗室に形成し
た中室R2には照明手段5を設置し、それら両室R1,
R2を仕切るべく横架した仕切板10に装架した天球体
6に表わした星座および恒星等を上記凹面鏡に映し出す
ことによってで天体を観察する天体観察装置aが構成さ
れている。
また、下段の室R3は天体学習に関する各種の模型を格
納する戸棚になっているとともに、上記箱体2の左右両
側には、天体学習に関する資料を透光性のプラスチック
板に表示した資料板7の格納部すおよび教科書等の載置
板8を設けるとともに、箱体2の後側には照明手段9を
備え、上記資料板7の記載内容に透光にすかして表示で
きる掲示部Cを設けている。
しかして前記観察装置aは室R1とR2の仕切板10に
形成の円孔の上縁に環状目盛板11を固定し、下縁に環
状の盲板12を着脱自在に装着し、天球体6の周囲に形
成した係止鍔13を上記環状目盛板11に乗載してこの
天球体6を回動自在に装架している。
天球体6は薄い透光性のプラスチック酸で、内面は夜空
の色と同様に着色され天の川の位置に相当する部分のみ
色を薄くきてわずかに照明手段5の光が透過するように
し、さらに各恒星位置に相当する部分にその光度に応じ
て大きさの相違する透孔14を設け、かつその恒星によ
る星座15を表わしている。
そして、係止鍔13には黄道日付目盛16が表わしてあ
り、天球体6を回動して黄道日付目盛16の任意の月日
の目盛を、環状目盛板11の南方位表示17との対向位
置を午前零時とした時刻表示目盛18の任意の時間の目
盛に合せることによって、その日時における天球体の位
置関係が定まるとともに盲板1.2の下胴端縁が北緯X
度、東経y度の所定地点の地平線を示すようになってい
る。
また、天球体の内側には黄道北極位置を支点にして視軌
道上に移動する太陽球19が設けられている。
そして、照明手段5を点灯するとその光が盲板12の下
周端縁内にある透孔14および天の川の部分を透過して
凹面鏡4に映し出され、覗窓から所定の地点における任
意の日時における天体の様子を実際の夜空を見るように
して観察できるようになっている。
(第1,2図)。次に前記格納部すは箱体2の側板2′
とその外側に取り付けたフレーム20の内側との間に、
資料板7を抜き差し自在に格納できるように構成されて
いるとともに、フレーム20には、太陽系の図形等を表
わしたパネル21を摺動自在に嵌合している。
また、上記パネル21と格納部すとの間には載置板8が
設けられていて、それは、中央部分を上下二つに折り畳
み可能に螺着して上端をフレーム20の上側の横桟に枢
着し、下端をフレーム20の中央の横桟に掛は止めてく
字状に折曲した使用状態(第3図)に保持できるように
しである。
(第3,4図)。
そして、上記載置板8を不使用時には二つに折り畳んで
パネル21と格納部すとの間に収容しておき、使用に際
しては、第3図に示すようにこのパネル21を下側に移
動して使用状態にセットしテキスト等を載置しておくこ
とができるものである。
さらに、前記掲示部Cは、箱体2の後板2″とその外側
に取り付けた透光板22との間に照明手段9,9を設置
し、上下2段に設けられていて格納部すから取り出した
資料板7を掛は止めることにより照明手段9の光が透光
板22および資料板7を透過して記載内容が明示される
ようになっている。
また、前記戸棚は、下室R3の一側開口に開き戸23を
設け、内部を棚板24で上下2段に仕切られていて天体
学習に関する模型、テキスト等を収納できるようになっ
ている。
しかして、前記天体観察装置aにより天体観察を行うに
は、各地点に対応して複数個用意した盲板12のうち所
望のものを選択して装着腰天球体6を回動して所望の月
の日時にセットして照明手段5を点灯し、覗窓3から覗
かせることにより凹面鏡4に映し出された星座15とそ
の恒星に相当する透孔14等により、生徒に実際の夜空
を見るようにして天体の観察を行わせることができる。
また、生徒に覗きながら天球体6を回動させることによ
り天体の移り変りを動態的に理解させることもできるも
のである。
さらに、上記天体観察と同時にあるいは別に、所望の資
料板7を掲示部Cにセットし、照明手段9を点灯してそ
の資料板7の記載内容を透光に透かして明示しつつ所要
の解説等を行い、また模型等を箱体2の天体2″′上に
載置して展示しながら解説することもできるとともに、
解説に必要なテキスト等は載置板8に乗せておくことが
できる。
そして、上記掲示部Cは箱体2を所望の位置にキャスタ
ー1′により移動するか箱体2を回転させることにより
所望の向きに変えることもできる。
以上述べたところから明らかなように本考案天体学習装
置によれば、比較的小型で場所をとらず、構成も簡単で
操作も容易であり、小学校から高等学校程度の学習課程
で生徒にも充分に操作でき、しかも天体学習に関する資
料板、テキステト、模型等を格納でき、かつその資料板
を掲示部にセットし照明手段の透光によりその記載内容
を透かして明瞭に表示したり、テキスト等を載置板に乗
せておくことができるばかりか、箱体をキャスターによ
り移動するか、合板に対して箱体を回転させることによ
り所望の向きに変えられるので解説を行なうのに便利で
ある。
また、上記載置板を不使用時には二つ折り畳んでパネル
と格納部との間に収容しておけるので、かさばらず、か
つパネルの表示等の邪魔にならない。
さらに、天球体を所望の月の日時にセットして覗窓から
、凹面鏡に映し出された星座とその恒星に相当する透孔
等を覗き見ることによって、生徒に実際の夜空を見るよ
うにして天体の観察を行わせることができ、かつ天球体
を回動させることにより天体の移り変わりを動態的に理
解させることもできるので、学習意欲を高め、学習効果
の向上を図ることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図
は第1図I−I線断面図、第3,4図は載置板を開いた
状態と折り畳んだ状態を示す断面図、第5図は掲示部の
一部を示した斜視図である。 1′・・・・・・キャスター、1・・・・・・台板、R
□〜R3・・・・・・上、中、下室、2・・・・・・箱
体、7・・・・・・資料板、b・・・・・・格納部、8
・・・・・・載置板、C・・・・・・掲示部、4・・・
・・・凹面鏡、3・・・・・・覗窓、10・・・・・・
仕切板、6・・・・・・天球体、12・・・・・・盲板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャスターを備えた合板上に上中下の3室に区画した箱
    体を回転自在に載置し、その箱体の左右両側には天体学
    習用資料を透光性板に表示した資料板の格納部およびそ
    の外側にパネルを表示するフレームを設けるとともに、
    教科書等の載置板を中央部分を上下二つに折り畳み可能
    に螺着して上端を上記フレームの上側に枢着し下端をフ
    レームに掛は止めてく字状に折曲した使用状態に保持で
    き、不使用時には二つの折り畳み上記パネルと格納部と
    の間に収容できるようにして設け、また後側には上記資
    料板の記載を照明手段の透光により透かして表示できる
    掲示部を設けるとともに、上記上室内に凹面鏡を所要の
    角度で下向きにして内装し、かつその凹面鏡に対向する
    上室の一側に覗窓を形成し、また、上記上、中室を仕切
    るべく架設した仕切板の中央に開設した円孔に、半球状
    で内面に星座を表わし、かつその星座の各恒星の位置に
    その光度に応じた大きさの透孔を穿設した天球体を回動
    自在に嵌合して上記中室に突出させるとともに、端縁が
    上記天球体に対し所定地点の地平線を示す所定の形状に
    した盲板を天球体の外面に密接させて上記仕切板に着脱
    自在に装着し、さらに前記下室の上記天球体の下方に照
    射手段を設置するとともに、前記下室を模型等を格納す
    る戸棚にしてなることを特徴とする天体学習装置。
JP1977138696U 1977-10-18 1977-10-18 天体学習装置 Expired JPS6027409Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977138696U JPS6027409Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 天体学習装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1977138696U JPS6027409Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 天体学習装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5466956U JPS5466956U (ja) 1979-05-12
JPS6027409Y2 true JPS6027409Y2 (ja) 1985-08-19

Family

ID=29112112

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JP1977138696U Expired JPS6027409Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 天体学習装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986006531A1 (en) * 1985-04-30 1986-11-06 Kabushikikaisha Sunpak Star chart device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014935A (ja) * 1973-06-11 1975-02-17
JPS5251225A (en) * 1976-05-19 1977-04-25 Arita Jirou Celestial body studying box

Patent Citations (2)

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JPS5014935A (ja) * 1973-06-11 1975-02-17
JPS5251225A (en) * 1976-05-19 1977-04-25 Arita Jirou Celestial body studying box

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