JPS60272B2 - 救命服 - Google Patents

救命服

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Publication number
JPS60272B2
JPS60272B2 JP57207983A JP20798382A JPS60272B2 JP S60272 B2 JPS60272 B2 JP S60272B2 JP 57207983 A JP57207983 A JP 57207983A JP 20798382 A JP20798382 A JP 20798382A JP S60272 B2 JPS60272 B2 JP S60272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
heat
bags
lifesaving
clothing
Prior art date
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Expired
Application number
JP57207983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59100085A (ja
Inventor
敦雄 椙本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Rubber Works Ltd
Original Assignee
Fujikura Rubber Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Rubber Works Ltd filed Critical Fujikura Rubber Works Ltd
Priority to JP57207983A priority Critical patent/JPS60272B2/ja
Publication of JPS59100085A publication Critical patent/JPS59100085A/ja
Publication of JPS60272B2 publication Critical patent/JPS60272B2/ja
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酷寒冷地に於て例えば漁業に従事中事故に遭っ
て水中に放り出され又は飛び込んだ際、安全な姿勢で救
助を侍つことのできる救命服に関する。
このような遭難事故の場合は、少くとも3び分間以上待
機するのが普通であって、その間精神的・生理的に尿意
をもよおすことがあり勝ちである。
その場合スキンダイビング用のウェツトス−ツのように
服の中に放出して服地に吸収させることはL前記酷寒冷
状況下では、人体の熱を奪うことになり危険を招くおそ
れがある。そこで本発明は、救命服を着用したままで、
排尿し、その尿の保有する熱を人体の保温に利用した後
服外に排出することによって、排尿時の震え感を緩和す
ることを特徴とする。
先ず、本発明を適用した作業着兼用の救命服の一具体例
を添付図面について説明する。
第1図に於て、1は救命服本体で、手部日・足部Fを除
いて防水性・保温性・浮力性を持った生地で、普通の作
業着を着た身体との間に充分なゆとりのある大きさに製
作する。その生地は例えば第2図に示すように内外のゴ
ム引布11,12間に浮力保温層13を介在させたもの
で、同図aは浮力保温層13としてパイル織布13aを
、同図bはスポンジ13bを用いた例、同図c,dはパ
イル織布13aとスポンジ13bとを二重に用いた例で
、cはパイル織布13aを人体側、dはスポンジ13b
を人体側に配置したものである。
又上記の内外のゴム引布11,12は例えば基布の片面
にゴム層を形成した片面ゴム引布を用い、内側のゴム引
布11は人体側を基布層とし、外側のゴム引布12は水
に当る外面をゴム層とする。
2は本体生地と同生地で顔面Gを除いて頭部全体を覆う
頭布で、本体1と首周りで一体に連結する。
3は前身頃の左右合せ部(襟)から一方の例えば右大腿
部前に伸びて設けた防水・耐寒性のフアスナで、着脱し
易いように大きく開かせる構成とする。
4はバンドである。
手日は前記の作業性を必要とするので、防水生地或はゴ
ム・合成樹脂等で手袋5を形成して本体服1の袖口に一
体に連続して設ける。
又足Fはゴム・合成樹脂等で形成した靴6をズボンの裾
口に一体に連続して設ける。その靴6の内面には例えば
本体服1と同材質の保温性を有する生地を添着し、靴底
6aは丈夫な合成樹脂・ゴム等で形成する。6bはズボ
ンの裾口と靴6との間のスパンデックス等の伸縮性つな
ぎ片である。
7a,7bは前身頃の内側で胸部の右と左に取付けた充
気バックで、例えば右の容積を大きくして伸せに水に入
っても自動的に仰向けになる反転力を持たせる。
但し左右同じ大きさとし、反転用の小充気バックを適所
に設けてもよい。8はふくれたとき後頭部を枕のように
受ける部分8cと両肩から首の両側及び更にその前方に
ふくれ出す部分8a,8bとから成る頭部保護バックで
、本体服1に一部を固着し、平時いまんでいるときは第
3図のように本体服1に沿わせスナップ釘9等で止めて
おく。
20は前身頃の適所に取付けた充気装置たとえば圧縮炭
酸ガス容器で、前記の充気バック7a,7bの1つと管
21で蓮通させ、その蓮通管21に設けたバルブを作動
素22を引くことによって蓮通させる。
或はそのバルブに水が付着することによって開通させる
。なおこの充気装置2川まこの種の救命服に用いられる
公知の各種のガス発生装置及び弁作動機構を用いること
ができる。左右のバック7a,7bはそれぞれ頭部保護
バック8と通気小孔23で蓮通させる。その通気小孔2
3には充気する方向にのみ気体の流通を許容する逆止弁
を設けることもある。81は補助送気口である。
充気バック7a,7bはふくらませたとき第4図のよう
に胸の前部で大きくふくらむ。
従って救命服は作業着(身体)に対し可成り大きい。そ
のため平時救命服がだぶついて作業に支障をきたす。そ
こで前身頃の左右両側から背中の内面に弾性バンド24
を設け、又は背中を伸縮性の生地で作ることによって平
時は引締めてそのだぶつきを防ぐ。第1,3図は平常時
を表わす。
危急時水中に飛込むと、バック7a,7b,8が第4図
のようにふくらむ。その膨張力でスナップ釦9は容易に
外れる。仮に雌せに入っても前記の反転浮力で第5図の
ように仰向けになる。なお解せのときは頭布2に形成し
た顔面周囲の庇部2aにより顔Gの前面に空間Sが形成
される。そのとき頭部はバック8によって水面L上に位
置し、前身頃胸部に大きなバック7a,7bがあるため
、上半身に大きな浮力が作用し、全身が第5図のように
水面に近く浮遊する姿勢となる。
そして最も大切な心臓はふくらんだバック7a,7bに
よって保護され、酷寒袷条件下でも心臓麻痩を起こすこ
とがない。又そのふくらみで第4,5図に示すように腹
部の前に大きな空間Aが形成されるから腹部の臓器も保
護される。第5図の浮遊姿勢になった後、手を手袋5か
ら抜き、本体服1の袖に同生地で形成した保温用手袋2
6に差し込み、その中で五指の屈伸を繰り返すことによ
って凍傷が防止される。
更に必要があれば両脇腹にポケット27,28を作り、
そのポケットに手を突込んで、ももの付け根付近に手を
当てて暖をとるようにする。
ポケットには面フアスナ等等で密封する蓋を設けて平時
は水が入らないようにする。29は作業時保温用手袋2
6がぶらついて邪魔にならないように、袖に付着させて
おくフアスナである。
なお保温用手袋26と同じ性質の保温用足袋をズボンに
取付け、足も靴6から抜いて保温用足袋の中で保温する
ように構成することもある。
本発明はこのような救命服に於て、服1内の股部la付
近に排尿装置30を設けたことを特徴とする。その排尿
装置3川ま例えば第1,6図に示すように服1内の股部
laから一方のズボンの膝付近に向って柔軟な合成樹脂
又はゴム等の排尿管31を設け、その下端31bを逆止
弁32を介して服外に閉口させる。
管31の上端31aには平時は平になっていて広げると
漏斗状になる受け33がある。その閉口緑には玉縁33
aを形成して使用中は指先で押えることにより漏斗形を
保つように構成する。管31の途中に2個位を可とする
溜袋34,35を設け、その入口より上部に逆止弁36
,37を設ける。逆止弁32,36,37は例えば第7
図のように管31の途中にキノコ形ゴム弁を取付け、流
下尿に対してはその弁の周りの薄いリップ部32a,3
6a,37aが押し開かれるが、下から水が上ればリッ
プ部32a,36a,37aが閉じるものである。
排尿の際は、手をポケット27,28に突込み、或は袖
から抜いて服1の胴内に手を入れて受け33を漏斗状に
広げて当てがう。
そのため袖の付け根をゆとりある大きさに形成し、平時
はその付け根の周囲に設けたゴムリング等でそのだぶつ
きを防ぐ。そして受け33から流下した尿は逆止弁36
を開いて上の溜袋34に溜り、一杯になると弁37を開
いて次の袋35に入る。
排尿量が2〜3個位の袋に溜るようにすれば、平均的に
3600,1000cc位で36000カロリーの熱量
があるから、暫く溜ておくことによって、作業着を通じ
て溢度の低い身体の表面を温めることができる。
又体温の放熱を少なくできるものである。冷えると溜袋
34,35を手で押し潰して逆止弁37,32を通して
水中に放出させる。1回の排尿には上記のように大きな
熱が体外に放出するからト寒いときは震えるような状態
になることは経験するところである。
まして救命服を用いるような寒冷地における危急時には
、その影響は精神的にも予想外に大きく、そのために或
は生命を落すようなことになることがある。
そこで本発明のように排尿装置を設けると、その熱量で
体の一部を暖めて震え感を緩和して安全を向上すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明救命服の正面図、第2図a〜dは救命服
の生地の断面図、第3図は救命服の一部の拡大側面図、
第4図はバックをふくらませた状態の同上図、第5図は
水面に浮遊した状態の縦断面図、第6図は排尿装置の断
面図、第T図はその一部の拡大断面図である。 1は服本体、2は頭布、5は手袋、6は靴、30は排尿
装置、31は排尿管、32,36,37は逆止弁、33
は受け、34,35は溜袋。 第3図第4図 第5図 第1図 第2図 第5図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 防水性・保温性・浮力性を有する生地で形成した略
    全身を被う作業着兼用の救命服に於て、その救命服内に
    、股部1aから一方のズボンの膝付近に向って柔軟な合
    成樹脂又はゴム等の排尿管31を設け、その下端31b
    を逆止弁32を介して服外に開口させ、管31の上端3
    1aには平時は平になっていて広げると漏斗状になる受
    け33を連結し、管31の途中に複数の溜袋34,35
    を設け、その溜袋入口より上部において管31に逆止弁
    36,37を設けた排尿装置を備えた救命服。
JP57207983A 1982-11-26 1982-11-26 救命服 Expired JPS60272B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP57207983A JPS60272B2 (ja) 1982-11-26 1982-11-26 救命服

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57207983A JPS60272B2 (ja) 1982-11-26 1982-11-26 救命服

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59100085A JPS59100085A (ja) 1984-06-09
JPS60272B2 true JPS60272B2 (ja) 1985-01-07

Family

ID=16548732

Family Applications (1)

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JP57207983A Expired JPS60272B2 (ja) 1982-11-26 1982-11-26 救命服

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60154144U (ja) * 1984-03-26 1985-10-14 富士通株式会社 プリンタ装置
JPS62181497U (ja) * 1986-05-12 1987-11-18

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JPS59100085A (ja) 1984-06-09

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