JPS6027012Y2 - クリアホルダ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はクリアホルダーの改良に関するものである。

この考案の目的は仕切紙の見出し片を袋状本体から出没
自在にして見出し片の切損を防止し、かつ事務処理にお
ける作業能力を向上し得るようにしたことにある。

しかしてこの考案は透明合成樹脂シートで形成した袋状
本体１内に仕切紙２を挿入し、該仕切紙２に突設した見
出し片３を袋状本体１より外方に突出させたものにおい
て、前記袋状本体１を構成する後側板１′の一側に折曲
片４を連設し、該折曲片４を前側板１′の外側面に重さ
せるとともにその端縁４′を前側板１″に接着して前側
板１″と折曲片４間に空隙部５を形成し、又前記仕切紙
２の一側に折返し片６を連設し、該折返し片６を前記空
隙部５内挿入して仕切紙２を袋状本体１内に上下摺動自
在に固定し、さらに前記前側板１″と折曲片４の上端に
は前記見出し片３が袋状本体１より突出した位置で仕切
紙２を安定させる係止部７を設けて成るクリアホルダー
の構造を要旨とするものである。

尚添付図面第１図乃至第４図に示す実施例における係止
部７は前側板１″の上端に設た突片を前記空隙部５内に
折曲して形成したものであり、又第５図に示す実施例に
おいては前側板１″折返し片６の上端を互いに接着させ
ることにより係止部７を形成したものである。

この考案は叙上のような構成であるから、袋状本体１内
に仕切紙２は上下摺動自在に固定され、仕切紙２を引出
すと見出し片３が袋状本体１から突出した位置て係止部
７に当接して仕切紙２は安定する。

従って収容した書類が使用中の場合は見出し片３を袋状
本体１から突出させて置くことにより事務処理中である
ことが一目瞭然であり事務処理上非常に便利である。

しかも事務処理が終了したら仕切紙２を押下けて見出し
片３を袋状本体１内に引込めることにより見出し片３は
褒状本体１に保護され切損および汚損する虞れがなく耐
用期間を著しく増進し得る等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案に係るクリアホルダーの実施例を示した
もので、第１図は正面図、第２図は見出し片を突出させ
た状態の正面図、第３図は第１図Ｉ−Ｉ線における一部
の拡大断面図、第４図は第１図■−■線における一部の
拡大断面図、第５図は別の実施例を示す一部の拡大縦断
面図である。 １・・・・・・袋状本体、１′・・・・・・後側板、１
″・・・・・・前側板、２・・・・・・仕切紙、３・・
・・・・見出し片、４・・・・・・折曲片、４′・・・
・・・端縁、５・・・・・・空隙部、６・・曲折返し片
、７・・・・・・係止部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 透明合成樹脂シートで形成した袋状本体１内に仕切紙２
   を挿入腰該仕切紙２に突設した見出し片３を袋状本体１
   より外方に突出させるものにおいて、前記袋状本体１を
   構成する後側板１′の一側に折曲片４を連設し、該折曲
   片４を前側板１″の外側面に重合させるとともにその端
   縁４′を前側板１″に接着して前側板１″と折曲片４間
   に空隙部５を形成腰又前記仕切紙２の一側に折返し片６
   連設し、該折返し片６を前記空隙部５内に挿入して仕切
   紙２を袋状本体１内に上下摺動自在に固定し、さらに前
   記前側板１″と折曲片４の上端には前記見出し片３が袋
   状本体１より突出した位置で仕切紙２を安定させる係止
   部７を設けて成るクリアホルダー。