JPS60263665A - ブラシロ−ルの圧下度自動調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＬｌＬへ札ＬＩＬ 本発明は金馬ストリップ等の研磨加工や洗浄処理の使用
に供せられるブラシロールの圧下度自動調整装置に関す
る。

本明細書において本発明に関し“ブラシロール”なる語
は、特許請求の範囲の項の記載を含め、バフロールを包
含する広義の意味で使用されている。

従　来　技　術 ブラシロールは成る圧下度の下でブラッシング作動させ
る必要があり、ブラシロールの圧下度にブラシロール駆
動モーターの電流値が比例する。

従来、ブラシロールの圧下度を調整するには、オペレー
ターがブラシロール駆動モーターの電流計を目で見なが
ら、該モーターの電流値が定められた標準圧下電流値と
なるよう、ブラシロールの押下げ度合いを手動、即ちハ
ンドルを手で回す、ボルトをスパナにより回す、圧下装
置のスイッチを手で入れるといった操作の下に加減する
方法に依存されており、調整が手動操作で面倒なうえ、
不正確でもある。

発　明　の　目　的 そこで本発明はブラシロールの圧下制御を自動化しよう
というものである。

明　の　構　成 本発明のブラシロールの圧下塵自動調整装置は、ブラシ
ロールの圧下塵を調整するためにこれを上下動させるモ
ーターをブラッシング装置に装備し、該モーターに前記
ブラシロールを下動させるよう該モーターを制御する第
１のスイッチと、ブラシロールを上動させるよう該モー
ターを制御する第２のスイッチとを設け、上記ブラシロ
ールを回転させるモーターの消費電流により作動されて
ブラシロールの圧下塵の下限を規制する第１のメーター
リレーと、圧下塵の上限を規制する第２のメーターリレ
ーを併設し、該第１のメーターリレーを上記第１のスイ
ッチに、第２のメーターリレーを第２のスイッチにそれ
ぞれ電気的に接続したことを特徴・とじている。

衷−」Ｌ一旦− 以下、本発明の実施例を図面について説明する。

図で（１）がブラシロール、（２）がその駆動モーター
を示し、ブラシロール（１）にはこれを上下動させる可
逆転モーター（３）を装備し、ブラシロール駆動モータ
ー（２）にはその送電回路に下記メーターリレー（１０
）（１２）のための変流器（４）を挿入する。（５）は
ブラシロール（１）のロールチョックで、該ロールチョ
ック（５）は上下動用送りねじ（６）を有し、該送りね
じ（６）に上記可逆転モーター（３）を伝導機構（ア）
を介して連結する。

モーター（３）にはこれをブラシロール（１）が下動す
るよう正回転に制御する第１のスイッチ、及びブラシロ
ール（１）が上動するよう逆回転に制御する第２のスイ
ッチを設ける。これには符号（８）、（９）を附して指
示した電磁スイッチを適用すればよい。変流器（４）に
はブラシロール（１）の圧下度下限規制用の第１のメー
ターリレー（１０）をコンバーター（１１）を介して電
気的に接続すると共に、ブラシロール（１）の圧下度上
限規制用の第２のメーターリレー（１２）をコンバータ
ー（１３）を介して電気的に連結する。

第１のメーターリレー（１０）は第１の電磁スイッチ（
８）のためのリレーコイル（１４）と直列をなすメータ
ーリレー接点（１５）を、第２のメーターリレー（１２
）は第２の電磁スイッチ（９）のためのリレーコイル（
１６）と直列をなすメーターリレー接点（１７）をそれ
ぞれ備えた制御回路構成とする。

第２図で記号（Ｒ）、（Ｓ）、（Ｔ）はモーター（２）
、（３）の回路の各相を示し、第３図の制御回路の同じ
相記号のものが第２図と対応関係にある。

上列構成の本発明装置において、ブラシロール（１）の
圧下塵を規制するには、下記の要領で目的を達成する。

第１のメーターリレー（１０）の指針を所定の圧下塵下
限設定値に対応する電流値の位置に、第２のメーターリ
レー（１２）の指針を所定の圧下塵上限設定値に対応す
る電流値の位置にそれぞれセットする。斯くて、ブラシ
ロールの圧下塵自動調整に必要とする準備操作は完了す
る。

即ち、この状態下でブラシロール（１）をモーター（２
）により駆動すると、モーター（２）のモーター電流回
路中の変流器（４）からの電流がコンバーター（１１）
、（１３）を通じ第１．２のメーターリレー（１０）、
（１２）に流れ、従ってモーター（２）の電流値が圧下
塵上限設定値より小であれば、第１のメーターリレー（
１０）の接点（１５）が閉じて、それにより第１の電磁
スイッチ（８）が作動し、モーター（３）が正回転して
、ブラシロール（１）を圧下塵下限設定値に対応する位
置まで下動させて行き、逆に圧下塵下限設定値より大な
るときは、第２のメーターリレー（１２）の接点（１７
）が閉じて、第２の電磁スイッチ（９）が働き、モータ
ー（３）が逆回転して、圧下塵上限設定値に対応する位
置までブラシロール（１）を上動させて行く。圧下塵の
下限、上限設定の中間ではモーター（３）は停止状態に
あり、ブラシロール（１）はそのときの圧下塵を保持す
る。前爪上限・下限の差を小さく、セットす、る程、コ
ントロール精度は高くなる。

発　明　の　効　果 このように本発明によれば第１．２のメーターリレーを
設定圧下電流値に当初、セットするだけで、後は自動的
にブラシロールの圧下量を所定の度合いとなるよう自動
制御し得るようにしたので、運転中、ブラッシングの厚
みの変化等に対する圧下度調整は自動化され、かつ圧下
量調整の制御ミスがない。

ブラシロールによるブラッシングの場合、ブラシロール
駆動モーターの圧下量設定電流値の５％程度の誤差は実
用上、問題とならず、この点本発明に係る圧下量制御に
よれば、圧下量設定電流値を中心として、プラス、マイ
ナスト２％程度の誤差にて制御できる安価なメーターリ
レ一方式で上記圧下度調整の自動化が達成され、有用性
が大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜面図、第２図は同実
施例における電気系回路図、第３図はブラシロール上下
動用のモーターの制御回路図である。 （１）はブラシロール （２）はブラシロール駆動用のモーター（３）はブラシ
ロール上下動用のモーター（４）は変流器 （５）はロールチョック （６）は送りねじ （７）は伝動機備 （８）は第１のスイッチ （９）は第２のスイッチ （１０）は第１のメーターリレー （１２）は第２のメーターリレー （１１）、（１３）はコンバーター （１４）、（１６）はリレーコイル （１５）、（１７）はメーターリレー接点（以　上） 第１図 第２図 第　３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　ブラシロールの圧下度を調整するためにこれを上下
   動させるモーターをブラッシング装置に装備し、該モー
   ターに前記ブラシロールを下動させるよう該モーターを
   制御する第１のスイッチと、ブラシロールを上動させる
   よう該モーターを制御する第２のスイッチとを設け、上
   記ブラシロールを回転させるモーターの消費電流により
   作動されてブラシロールの圧下度の下限を規制する第１
   のメーターリレーと、圧下度の上限を規制する第２のメ
   ーターリレーを併設し、該第１のメーターリレーを上記
   第１のスイッチに、第２のメーターリレーを第２のスイ
   ッチにそれぞれ電気的に接続したことを特徴とするブラ
   シロールの圧下度自動調整装置。