JPS60262009A - 移動体方位検出装置 - Google Patents

移動体方位検出装置

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JPS60262009A
JPS60262009A JP59118023A JP11802384A JPS60262009A JP S60262009 A JPS60262009 A JP S60262009A JP 59118023 A JP59118023 A JP 59118023A JP 11802384 A JP11802384 A JP 11802384A JP S60262009 A JPS60262009 A JP S60262009A
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JP59118023A
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Kunio Fujiwara
藤原 邦雄
Yoshikazu Kawashima
川嶋 良和
Tomoyuki Kanda
智幸 神田
Hiroyuki Sasai
浩之 笹井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発週の技術分野〕 この発明は、例えば無軌道を走行する移動体において、
走行中の移動体が自身の方位姿勢を自立的に認識するた
めの方位検出装置に関するものである。
(従来技術〕 一般に、地上援助設備を必要としない自立的な移動体方
位検出装置としては、高速回転体のジャイロ慣性を利用
した機械式ジャイロを用いたものが多用されている。
しかしながら機械式ジャイロは、高速回転体を必要とす
ることから、構造が複雑で高価であり、精度維持のため
の定期的保守を必要とする等産業 用の過酷な使用条件
下では使い難い面があった。
そこで従来、これに代わるものとしてガスレートセンサ
の使用が提案されている(例えば「計測と制御J Vo
l、 21. No、 7 (昭和57年7月) 、 
P725〜750)。
ガスレートセンサは機械式レートジャイロと同しく、移
動体の回転角速度を検出する慣性センサの一種である。
まずこの動作原理を第5図によって説明する。ガスレー
トセンサは、原理的には、圧電ポンプによって励振され
ノズル(1)によって定速層流とされたガス流(2)と
、これによって冷却され抵抗値が変化するセンナワイヤ
(3a)、 (3b)とより構成される。ガス流(2)
は外部から角速度ωの回転が加わると、コリオリカを受
けて、第5図のように中央位置(6)からYだけ偏向す
る。ガス流(2)の速度をv1ノズル(2)からセンサ
ワイヤ(3a)、 (3b)までの距離をLとすると、
この偏り量Yは、2 Y 二 −ω となシ、入力角速度ωに比例した量となる。この偏りに
よってセンサワイヤ(3a)、 (3b)へのガス流(
2)のあたり方が変わり抵抗バランスが失なわれ、偏向
量Yがセンサワイヤ(3a)、 (3b)と抵抗(4)
、(6)によって構成されるブリッジ回路により電圧V
。とじて検出される。
動作原理から分かるように、ガスレートセンサは、高速
回転体を必要としないことから構造が単純となり、長寿
命耐衝撃性、無保守性、低価格などの利点がめる。
しかし動作原理から分かるように、本センサはセンサワ
イヤ(3a)、 (3b)の温度による抵抗値変化を利
用して、検出を行なうため、その特性が外気温に影響さ
れるという欠点を持つ。具体的には、第6図に示すよう
に無人力時の出力オフセット電圧が零でなく、また温度
、時間により変動すること、また電圧値と入力角速度の
変換係数であるスケールファクタが第7図のように温度
により変動するなどの問題点がある。
従来、この温度変動の対策としては、第8図に示すよう
なものがあった。これはガスレートセンサ(γンに直接
ヒータ(8)を巻きつけ、外気温度を一定に保つ構造と
したものである。この構造は、ヒータを加熱するため多
くの電力を必要とし、バッテリー駆動の無人車のように
、エネルギー源の限られた用途には適切でない。また、
ヒータの予熱時間即ち温度が安定になるまで、一定のウ
オームア″′時rz d(必要1あ67ど0欠点7“あ
O*(、。
〔発明の一概要〕
この発明はかかる欠点を解消する目的でなされたもので
、回転角速度検出手段の周囲温度を検出する温度センサ
と、オフセット値を補正するオフセット補正手段と、ス
ケールファクタを補正するスケールファクタ補正手段と
により温度依存性の高い回転角速度検出手段の特性を補
正し、もって安価、低消費電力で外気温度に影響される
ことのない高精度の移動体方位検出装置を提案するもの
である。
〔発明の実施例〕
この発明の構成を第1図によって説明する。
この発明は、回転角速度検出手段−により得られた信号
を入力とするオフセット補正手段(支))によって角速
度信号のオフセラ)[を決定し、また温虻センサ(9)
の信号を入力とするスケールファクタ補正手段−によっ
てスケールファクタを決定し、これら両者の値を用い回
転角速度検出手段−からの入力データを方位角変換処理
手段に)によって時々刻々の方位角に変換処理し、さら
に方位角出力手段−によねその結果を出力するように構
成されている。
次に、その具体例を図面を参照して説明する0第2図は
第1゛図の構成を実現する電気接続を示すブロック図で
あり、図中(γ)は移動体の回転角速匿を検出するガス
レートセンサ、(9)はガスレートセンサ(γ)の周囲
の温度を測足する温度センサ、■は゛マイクロコンピュ
ータで、CPUα呻、メモリ臥クロック回路(噂、大力
バッファ(2)、O→、出力バッファ<m 、通信バッ
ファ(16) を有しているo’j″してガスレートセ
ンサ(7)からの信号は、A/D変換回路(1B>によ
りディジタル値に変換されて入力バッファ(抑より読込
まれ、また、温度セーンサ(9)からの信号は、A/D
変換回路(ロ)によりディジタル値に変換されて入力バ
ッファに)より読込まれるようになっている。またクロ
ック回路(至)は一定周期のクロックパルスを発生して
CPU(11)に割込みをかけ、処理プログラムは一定
周期毎に繰返し実行されるようになっている。処理プロ
グラムや途中の演算結果はメモリC11)に記憶され、
また最終演算結果は出力バッファ(旬から表示装置(ト
)に出力されるようになっている。また通信バッファ(
至)は、この方位検出装置と外部コントローラーとの間
でコマンドや処理結果の情報のやりとりを行なうように
なっている。
第3図は、ガスレートセンサ(γ)及び温度センサ(9
)部分の構成を示すもので、温度センサ(9)はガスレ
ートセンサ(γ)の外部に接着等により取付けられしか
も移動体の回転時の空気の流れや風等によってセンナ周
囲温度が変化することを防止するため上記両センサ(γ
)、(9)は断熱材−)が充填された外囲器(30)に
納められている。なお温度センサ(9)は、予めガスレ
ートセンサ(7)の内部に組込んでおいてもよい。
第4図は嬉2図に示すマイクロコンピュータ−のメモリ
(2)に記憶されている方位角検出プログラムのフロー
チャートであり、以下第4図を参照して作用を説明する
−このプログラムは、クロック回路−からのクロックパ
ルスによって割込起動され、一定時間間隔Δを毎に繰返
し実行される0したがって、ガスレートセンサ(γ)か
らの移動体回転角速度に比例した出力は、Δを時間毎の
角速度変化データg1としてステップ(21)のデータ
読込処理にて読込まれる。そしてこのデータを累積し変
換係数を乗することにより回転角が得られるわけである
が、このデータは前述したようにオフセット値を持った
値であり、正確な角度を得るためにはこのオフセット値
を除去しなければならない。 − そこでステップ−では、方位角の計測の開始を例えば外
部コントローラvI)からの指令により判断する。そし
て方位角の計測を行なわない時には、ステップ−)のオ
フセット補正処理において、以下の(1)式により無入
力時オフセット値z1を刻々計算する。
すなわち、第1時刻のオフセット値z1は、第1時以前
のN個の無人力データの平均値としてめられる0 1 また、ガスに−)センサ(7)の出力と実際の角速度と
の変換係数であるスケール7アクタは、ステップ−のス
ケールファクタ補正処理において決定される。ここでは
、ガスレートセンサ(γ)近傍に取付けられた温度セン
サ(9)からの出力Tを読込んで例えば以下の(2)式
によりスケールファクタ80Fを決定する。
8CF = a +a T+a T”−1−* e @
+1lnT” ’@ * @(21012 ここで、ao、a□、・・・、anはスケールファクタ
80Fと温度Tとを関係付ける係数であり、予め実験デ
ータから最小二乗法等を用いて決定される。
この(2)式は、回転角速度検出手段−の特性によシー
次式、二次式等を選択する。また、温度Tの範囲を区分
し一次式による折線近似を用いてもよい。
一方、ステップ−において方位角の計測を行なうと判断
した場合には、ステップに)において逐時の入力データ
g1と1サンプリング前のオフセット値zl−□とを比
較し、glとzl−□との差の絶対値が設定値りより大
きいか否かを判断し、小さければ無人力と判断しステッ
プ−のオフセット補正処理においてステップ−と同様の
オフセット補正処理を、行なって今回のオフセット値を
更新し、逆に太きければステップ■のオフセット補正処
理を行、なわない。なお、ステップに)において用いら
れる設定値しは、入力変化を無視しないよう充分小さな
値(例えば4L8B)に設定する0 このようにして得られた今回の入力データg1の方位角
度への変換処理は、ステップ(財)、 12B)におい
で行なわれる。
すなわち、ステップ(ロ)においては、今回の入力デー
タg1とオフセット値z1との差ωi=gi−2i を
真の角速度データとし、この値から例えば以下の(8)
式に示す台形積分公式により累積値81を計算する0 またステップ(ホ)においては、ステップ(財)で得ら
れた累積値81にステップ−で得られたスケールファク
タ8CFを乗じて方位角度θ1を計算するOI =8C
FX81 ・a *(4) このようにして計算処理された時々刻々の方位角度0i
は、ステップ1291において出力バッファαりから表
示装置(ホ)に表示されるとともに、通信バッファ(1
6)を介して外部コントローラ緯)K報告される〇しか
して、構造が複雑で高価な機穢式ジャイロを用いること
なく安価なガスレートセンサを用い、しかも温度補償用
のヒータを要することなく高精度の方位検出が可能とな
る。
なお、上記処理において方位角計測中のスケールファク
タは、温度変、化が緩やかであるので一定として処理し
ているが、計測が長時間になるような場合には、スケー
ルファクタ・補正処理を計測中の処理に含めることも可
能である。
また、(2)式における係数aは、別途設けた絶対方位
検出手段、例えば移動体がステーション等の停止位置で
テレビカメラ等により自身の姿勢を認識する等の手段を
併用し、そのデータを通信バッファQ6)を介して受け
て計測方位角度θ、と比較し、−(4)式を逆算して新
たなスケールファクタSCFを計算し、その時の周囲温
V=とから最小二乗法等のアルゴリズムを適用すること
によって、前もって実験しなくても自動的に決定するこ
とができる0〔発明の効果〕 以上説明したようにこの発明は、温度センサ、オフセッ
ト補正手段、スケールファクタ補正手段、および方位角
変換処理手段により回転角速度検出手段の特性を補正す
るようにしているので、保守が容易で安価ではあるが温
度依存性が強く精度が劣るとされていたガスレートセン
サを用いても、移動体の自立的な方位検出を高精度に行
なうことができる0また従来のように恒温用のヒータを
要しないので、ウオームアツプ時間を必要とせず、また
低消費電力の検出装置を実現できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成?示゛すブロック図、第2図は
その電気接続を示すブロック図、第5図はガスレ−トセ
ンサ部分の構造を示す部分前面図、第4図はメモリに記
憶されている方位検出プロゲラA (D 70−チ“−
ト・第5図はガ″′−ト″1′″′ lすの動作原理%
+す概念図、第6図及び第7図れガスレートセンサの温
度特性を示す特性線図、第8図は従来のガスレートセン
サにおける特性補正手段を示す構成図である。 (7ン・・ガスレートセンサ (9)・・温度センサ (イ)4 ’11マイクロコンピュータゆ・・回転角速
度検出手段 (喝・・オフセット補正手段 −・・スケールファクタ補正手段 □□□)・拳方位角変換処理手段 (転))・番方位角出力手段 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示すものと
する。 代理人大岩増雄 第1図 4 第3図 第4図 第5図 第6図 □時間(分) 第7N 7ト量し躍L&(”(’) 1、事件の表示 特願昭59−118023号20発明
の名称 移動体方位検出装置 3、補正をする者 −明細書の発明の詳細な説明0欄・ 6、補正の内容 明細書第3頁第4行ないし第5行のr (3a) 。 (3b)とより」という記載をr (3a) 、(3b
)とにより」と補正する。 ′ 以 上 )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガスレートセンサを用いた回転角速度検出手段と、この
    回転角速度検出手段の周囲温it検出する温度センサと
    、回転角速度検出手段の現在までの無人力データの平均
    値を演算しこれを現在の無人力時のオフセット値とする
    オフセット補正手段と、上記温度センサからの温度信号
    とスケールファク!との関係係数に基づきスケールファ
    クタを::エニ:二:二;二=:τ::、@f:f::
    ット補正手段からのオフセット値信号、及びスケールフ
    ァクタ補正手段からのスケールファクタ信号に基づき方
    位角を演算する方位角変換処理手段と、この方位角を出
    力する方位角出力手段とを具備することを特徴とする移
    動体方位検出装置。
JP59118023A 1984-06-08 1984-06-08 移動体方位検出装置 Granted JPS60262009A (ja)

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JP59118023A JPS60262009A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 移動体方位検出装置

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JP59118023A JPS60262009A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 移動体方位検出装置

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JPS60262009A true JPS60262009A (ja) 1985-12-25
JPH0315148B2 JPH0315148B2 (ja) 1991-02-28

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JP59118023A Granted JPS60262009A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 移動体方位検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03257373A (ja) * 1990-03-08 1991-11-15 Honda Motor Co Ltd 角速度検出器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03257373A (ja) * 1990-03-08 1991-11-15 Honda Motor Co Ltd 角速度検出器
JPH0830710B2 (ja) * 1990-03-08 1996-03-27 本田技研工業株式会社 角速度検出器

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JPH0315148B2 (ja) 1991-02-28

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