JPS6026165B2 - 海上土木工事における船台の向き・位置決め方法及びその位置決め用装置 - Google Patents

海上土木工事における船台の向き・位置決め方法及びその位置決め用装置

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JPS6026165B2
JPS6026165B2 JP13643177A JP13643177A JPS6026165B2 JP S6026165 B2 JPS6026165 B2 JP S6026165B2 JP 13643177 A JP13643177 A JP 13643177A JP 13643177 A JP13643177 A JP 13643177A JP S6026165 B2 JPS6026165 B2 JP S6026165B2
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JP
Japan
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ship
light wave
distance
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laser
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JP13643177A
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JPS5469470A (en
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満雄 三浦
弘道 山田
実 落合
公男 菊池
基之 佐多
稔 川原田
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、海上等で定位暦を確保しながら各種の土木工
事を行う船台の位置決め方法とその位置決め装置に関す
るものである。
近年、臨界地域の軟弱な基礎地盤を各良する目的で、海
底面下の軟弱士に硬化材を注入して混練処理し、硬化さ
れた連続壁体を作る土木工事が実施されつつある。
この工事において、連続壁体に連続性をもたせるには混
線処理材を架菱した船台の位置を正確に決める必要があ
る。
従来、この船台の位置決めには、作業区域辺に基準台を
設置し、この基準台より巻尺やトランジット又はジヤイ
ロコンパス、磁石等によって距離と方向を測定し、これ
らの測定結果を無線によって船台の操舵員に連絡する方
法がとられていた。
しかし、かかる方法によれば、巻尺使用の時は張力、温
度による補正を行う必要があり、又海上での測定距離範
囲が50〜60のと短かく限度があり、更にトランシッ
トをのぞく測定員が必ず基準台上に必要であると共に測
定結果はトランシットをのぞいた人以外には確認できな
い。更に又基準台より船台への無線連絡が必要であった
り、又各機器は個々に用いられるから、測定に必要な機
器・要員共に相当数要すると共に時間も長くかかる等の
問題点があった。そこで本発明は、上述従来の実情に鑑
み検討の結果なされたものであって、その目的とすると
ころは、簡単な作業で高精度・迅速にしかも一人で行う
ことができる船台の位置決め方法とこれに用いる位置決
め装置を提供しようとするものである。
即ち、第1図において、船台1は、例えば海底の軟弱地
盤を硬化改良する浸練処理機を架装してあって海上に位
置決め後、図示しないアンカヮィャーによって固定され
るものであるが、それに際し本発明が用いる光波距離計
3とは、第3図に示すように、船台1の脚台10上等に
、前後、左右方向及び上下方向へ調整移動を可能にして
設置されており、そしてそのかたわらには、光波距離計
3をのぞきながら操作できるスターボタン11及びセッ
トボタン11′を備えたコントロールボックス12が設
置され、又光波距離計3の上面には光波距離計3に投射
される光9″の量を検知する光量メーター3が設置され
ている。
そして光波距離計3、コントロールボックス12及び光
量メー夕13はディスタンスメータ14に接続され、該
ディスタンスメーター4は電源ボックス15に接続され
ている。
そして更にディスタンス〆−夕14は、デジタルプリン
タ16及びデジタル表示装置17に接続させておいても
よい。而して、光波距離計3から投射した光9′は光波
反射板4で反射され、この反射光9″が光波距離計3に
入り、これにより基準位置aから船台1までの距離そが
ディスタンスメータ14で計算される。
又上記のようにすると、デジタルプリンター6により記
録表示されると共にデジタル表示される。この光波距離
計3は、市販のものが使用されるからその詳細について
は省略する。
船台1に装着される本発明の位置決め装置Aは、第2図
に示す如く、上記光波距離計3としーザー発光器5から
構成されるもので、光波距離計3に跨設された取付け架
台18によりし−ザー発光器5は回転中心が一致するよ
う回転軸19で軸支されて一体化されて成る。
更に詳しくは、光波距離計3の発信筒20の上面に回転
中心をマ−クしておき、その上に透視可能な穴を台座に
設けた上記取付け架台18を介してレーザー発光器5を
敷直し、レーザー発光器5の求心望遠鏡によって前記の
マークをにらむように形成されており、かくして光波距
離計3としーザー発光器5の回転中心を一致させておき
、この位置から、レーザー発光器5の振角の目盛の基線
を光波距離計3の発信光軸9に一致させておくことによ
り、光波距離計3としーザー発光器5の相対偏位角ぴを
測定可能になつている。而して、上記装置Aは上記脚台
1川こ回転軸21により水平状態のままで回転するよう
に取付けられる。
上託しーザー発光器5から投射したレーザー光を受ける
レーザー受光板7は、船台1の中心線d上に上記装置A
と共に距離そ1をもって離間対向させて船台1上に且つ
上記中心線と直角配置されている。
又、船台1には、上記光波距離計3及びレ−ザー発光器
5の他にジャィロコンパス2が設置されるもので、この
ジャィロコンパス2は市販のものが用いられる(図では
装置Aの垂線上に配した)。
この原理は、適当な方法で重力によるモーメントがジャ
ィロスコープに鰍らくようにし、それによって回転軸が
地球上の一定方法、例えば北を向くような性質をもたせ
たものである。
即ち基本的構造は第3図が示すように、回転軸瓜をもっ
て回転子Gはケースeの中に入っており、ケースeは通
常水平である軸0〜のまわりに回転でき、軸○yは鉛直
環Vに連なり、鉛直環は鉛直軸Zで支えられており、y
方向のモーメントを加えて回転軸を水平から傾けようと
する軸は、Xy面内で回転を起して地表面上での北方向
を中心とする歳差運動が得られる。
これが、ジャィロコンパスの指北原理である。
又y方向のモーメントの加え方は二・三の異なる方法が
あるが、原理的にケースeの下につけたおもりmと同等
の作用をもっている。而して船台の位置決めは次のよう
な手順によって行われる。
第1図において今、船台1の装置A、ジャィロコンパス
2の位置が陸地における基準位置aに対してb″点にあ
る場合を考えると、先ず、ジャィロコンパス2により船
台1を所定方向N‘こ修正する。
次に光波距離計3の測量値そを計画値夕2 になる半径
そ2の円周軌跡上の位置点b′まで方向を一定に定めた
ままで移動する(該基準位置aに光波反射板4が配置。
)。このようにして船台が点b′において船台の中心線
dを所定方向Nに向けて設定されたならば、光波距離計
3の光藤aに対し、レーザー発光器5の光鞠6を180
o振った方向にレーザー光を発光する。然るに、レーザ
ー発光器5としーザ−受光板7までの距離はぐ,であり
、b′から計画位置bに船台1を移動する為の直角横方
向の移動量xは、次式から求められる。
×:ノ葦手害毒十ノ参事≦葦′2このようにして移動量
xを求めた後は、その分だけジャィロコンパス2による
方向Nと、光波距離計3による上記距離そを計画値a,
b川方向と、夕2 に一致させながら船台1を移動させ
てレーザー受光板7の読み値を計画値x2′に一致させ
れば、計画位置bへ位置決めされたことになるのである
以上説明したように本発明によれば、ジャィロコンパス
2により船台1の方向を定め、光波距離計3により、基
準位置aからの船台1の距離夕を測定し、更に光波距離
計3と同軸上のレーザー発光器5により船台中心からの
変位差を測定して横方向の移動量&,均′を算出するも
のであって、上記各測定及び方向決定共に船台1上で行
うことができる為、上記簡単な作業によって迅速に船台
1の位置決めを一人で行うことができて船台位置決めの
省力化を計り得るだけでなく、光波距離計3としーザー
発光器5を一体化して成る装置Aの使用によって、個々
の機器で個々に測定するものに比べて高精度なデータが
短時間で得られ、又上記装置Aとしーザー受光板7との
距離れ をできるだけ大きくとることにより、更に正確
な位置決めが可能となり、更に又上記装置Aの使用によ
って測定に必要な船台スペースを少なくすることができ
る等の優れた実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る方法の具体例を示した全体の平
面図。 第2図A,B,Cは「本発明に係る位置決め装置を示し
た平面図と正面図と側面図。第3図は、同方向における
基準位置から船台までの距離を測定する説明図である。
符号の説明 1・・・・・・船台、2……ジャィロコン
パス、3・・・…光波距離計、4…・・・光波反射、5
…・・・レーザー発光器、6・・・…レーザー光軸、9
・・・・・・光波距離計からの光軸、x・・・・・・横
方向の移動量、梅,均′・・…・変位差、A・…・・位
置決め装置、a・・・…基準位置。 /ガ/麹 ノガそ鮒 ガJ麹

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先ず、船台上のジヤイロコンパスにより船台の向き
    を所定方向Nに修正維持しつつ、次に同じく船台上に取
    付けの互いにその回転中心を一致させたところの光波距
    離計とレーザー発光器の該光波距離計を隆地の基準位置
    aに配置の光波反射板に向けて働らかせて測距して計画
    距離l_2の半径円周軌跡上に船台を移動させてこれを
    維持しつつ、さらに当該光波距離計の光軸に対しレーザ
    ー発光器の光軸を180°振つて、船台の中心線d上に
    距離l_1をもつて直角配置のレーザー受光板に投射し
    、そのレーザー光計画投射位置よりの変位差X_2,X
    _2′を求め、その位置から計画位置までの直角横方向
    の移動量Xを次式X=(X_2×l_2)/(√(l_
    1^2+X_2^2))+(X_2′×l_2)/(√
    (l_1^2+X_2′^2))より求め、レーザー受
    光板7の読値が計画値X2′に一致するまで移動してな
    ることを特徴とする海上土木工事における船台の向き・
    位置決め方法。 2 船台から、基準位置の光波反射板に光を投射し、そ
    の光を反射させて基準位置から船台までの距離を測定す
    る光波距離計と、上記光波距離計から任意の距離を保つ
    て船台上に設置されるレーザー受光板にレーザー光線を
    発光して同板で受光させるレーザー受光器とを、それか
    ら夫々発光される光の軸心の相対偏位角を測定可能に同
    軸的に且つ回動自在に軸支して一体化して成ることを特
    徴とする海上土木工事における船台の向き・位置決め用
    装置。
JP13643177A 1977-11-14 1977-11-14 海上土木工事における船台の向き・位置決め方法及びその位置決め用装置 Expired JPS6026165B2 (ja)

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JP13643177A JPS6026165B2 (ja) 1977-11-14 1977-11-14 海上土木工事における船台の向き・位置決め方法及びその位置決め用装置

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JPS5469470A JPS5469470A (en) 1979-06-04
JPS6026165B2 true JPS6026165B2 (ja) 1985-06-22

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JP13643177A Expired JPS6026165B2 (ja) 1977-11-14 1977-11-14 海上土木工事における船台の向き・位置決め方法及びその位置決め用装置

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JPH0262910A (ja) * 1988-08-29 1990-03-02 Kokudo Sogo Kensetsu Kk 船台位置決め方法

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JPS5469470A (en) 1979-06-04

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