JPS60260444A - ガラスのイオン交換処理方法 - Google Patents

ガラスのイオン交換処理方法

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JPS60260444A
JPS60260444A JP11433584A JP11433584A JPS60260444A JP S60260444 A JPS60260444 A JP S60260444A JP 11433584 A JP11433584 A JP 11433584A JP 11433584 A JP11433584 A JP 11433584A JP S60260444 A JPS60260444 A JP S60260444A
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JP
Japan
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glass
molten salt
ion exchange
exchange treatment
glass rod
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Application number
JP11433584A
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English (en)
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JPH052616B2 (ja
Inventor
Nobuo Shibayama
柴山 信男
Akira Akazawa
赤沢 旭
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 本発明は、細長いガラスロッドを溶融塩と接触させてガ
ラス中のイオンと塩中のイオンの交換を行なわせるイオ
ン交換処理方法の改良に関する。
〈従来技術の説明〉 屈折率が中心から周辺に向けて連続的に変化している自
己集束性レンズを製造する方法として、′r l + 
c s + Ll等の屈折率増加に寄与する陽イオンを
含むガラスロッド母材をに、Na等の屈折率減少に寄与
する陽イオンを含む硝酸塩等の溶融塩と接触させること
によりガラス中の上記イオンと塩中の上記イオンとを交
換させ、上記イオンの濃度分布によって屈折率が中心軸
上で最大で周辺に向けてバラポリツクに漸減する分布を
ガラスロッド内に形成する方法が知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のイオン交換処理を行なう場合、最も単純には −
−゛−溶融塩浴中にレンズ母材の長尺のガラスロッドを
垂直に浸漬して静置する方法がある。
しかしながら上記方法では一度に多くのロッドを処理す
ると溶融塩中に陽イオンの濃度ムラが発生し、これによ
ってレンズ母材ロッドの長さ方向でイオン拡散速度にバ
ラツキを生じて、ロツ1°を多数に切断して製造される
各レンズ間で光学性能に大きなバラツキを生じることに
なる。
一方、溶融塩中に強制攪拌装置を浸漬設置してラドにし
ばしば反り等の変形を生じるという新人−な問題が発生
した。 − このガラスロッド変形の原因について検i?1シた結果
、溶融塩の強制攪拌によって溶融場内の各所にランダム
な方向に向う流れが発生し、一方イオン交換を迅速に行
なう必要上、イオン交換処理i’AA IQを高く保持
する必要があり、このため上記の溶融塩の流れの乱れに
よってガラスロッドの各所に加わる相反する負荷で特に
ロッドの下刃において像形することが判明した。
本発明は上記の知見に基づいて完成したものである。
〈発明の目的〉 本発明の主な目的は、ガラスロッドの長さ方向で高度に
均一なイオン交換を実現するとともに、ガラスロッドの
変形を防止したイオン交換処理法を提供することにある
〈発明の概要〉 上記の目的を達成する本発明は、細長いガラスロッドを
溶融塩浴中に浸漬してガラス中のイオンと塩中のイオン
とを交換させるガラスのイオン交換処理方法において、
イオン交換処理の間継続して前記溶融塩にガラスロッド
のほぼ全長にわたり長さ方向に沿う層流状態の流れを与
えることを要旨としている。
上記の溶融塩の層流をガラスロッド近傍部に生成させ、
往つ効率的に大量処理する方法としては、大型の溶融塩
浴槽中に、レンズ母材ガラスロッドよりも長尺の円筒隔
壁を立姿勢で浸漬配置し、各隔壁内にレンズ母材ガラス
ロッドを昂り下げ浸漬し、塩浴槽内に設けた強制攪拌装
置により上記各整流隔壁の一端側から流入して他端側か
ら流出する循環流を溶融塩浴内に生成させる方法が好適
である。また、浸漬するガラスロッドは固定保持4るよ
りも、自由垂下状態で支持する方が溶融塩流れに対する
平行度がより良好になるので望ましい8゜〈発明の作用
効果〉 本発明によればガラスロッドと接触する溶融塩がガラス
ロッドの全長にわかりロッドと平行に層流状態で流動し
ているので、従来のようにrツノl゛の径方向に大きな
負荷が加わることかなく、1−たがって従来と同様の高
温度のもとてイオン交換処理を行なっても変形の発生を
防止することができる。さらに、ガラスロッド全長にわ
たー、てガラス表面に常に一様なイオン濃度および湿度
の溶融塩が接触するため、ロッドの長さ方向におけるイ
オン交換条件が均一に保たれ全長にわたって均一な光学
性能を持つレンズ母材を得ることができる3゜〈実施例
〉 以下本発明を図面に示した実施例について詳細に説明す
る。
オ1図は本発明方法を実施する装置の一例を示す断面図
であって、/は溶融塩浴槽で円筒状を成しており、内部
には硝酸カリウム等の溶融塩2が満たされていて外周を
囲んで設けられたヒーター3で一定温度に保持されてい
る。
この溶融塩2中に二重円筒状のガイド隔壁tが浸漬設置
しである。そして、このガイド隔壁ダの内筒jの中心を
通して槽外から回転シャツ)Jが通っており、このシャ
ツ)Jの下端に攪拌羽根7が設けられている。シャフト
には内筒lに固定された回転軸受rに支持されており、
シャフト乙の上端に取りつけられたプーリワを伝動ベル
トIOを介して駆動装置1/で回転することにより攪拌
羽根7が回転して溶融塩を攪拌混合する。
また、ガイド隔壁の外筒12の底部/jAはジョウゴ型
にすぼまっていて、その下端は上記攪拌羽根7の外周近
くに臨んでいる。
そして上記ガイド隔壁の内外筒よ、72間に形成される
環状空間部に第2図(平面図)および第3図(正面図)
に示す整流具/3が設置されている。
この整流具13は、全長にわたり内径が均一で、且つ長
さがレンズ母材ロッドよりも長い耐蝕金属製の円筒状隔
壁(整流シリンダ)、lの多数を一定間隔をおいて円周
上に配置し、これら整流シリンダ/l・・・・を環状の
フランジ/Sで結合した構造となっている。
この整流具/3のフランジlSをガイド隔壁tの上端に
載せることにより、各整流シリンダ/lI・・はガイド
隔壁lの内外筒!;、/2間環状空開環状空間部中に垂
直に浸漬設置される。
l≦はレンズ母材となるガラスロッドであり、このガラ
スロッド/乙の一定数を一単位として各単位ガラスロッ
ド群を上記の各整流シリンダ上端・・内に自由垂下状態
で吊り下げ支持する。
具体的にはオ弘図に拡大して示すようにガラスロッド/
6の上端を溶融して径の大な球形頭部/4Aを形成して
おき、円盤状の薄い多孔板からなるロッド支持具/7に
等間隔で設けられた径がガラスロッド径よりも大でロッ
ド頭部/lAよりは小さい孔/、7人にローラド16を
通し、頭部l乙Aで多孔板に係止させ、このようにして
多数のガラスロッドl乙を吊り下げたロッド支持具17
を整流シリンダ/4’の上端に部分的に設けた切り欠き
を利用して上記ロッド頭部/乙Aがシリンダ上端よりも
下になる位置で支持させる。
具体的な数値例を示すと、外径が/、 /mmφで/、
 2!;Omm の長さのガラスロッド/6を数十率な
いし数百本1つの整流シリンダ/4’内に入れ、整流シ
リンダ/4’の内径は一例として70mmないし?jm
mとし、その長さは約/、 3!;Ommとする。
上記の装置において中央の攪拌羽根7を回転させると下
方に押し下げられた溶融塩は塩浴槽底壁に壁の外筒/2
側壁との間に形成される環状の流路/Iを通って上昇し
、整流シリンダ/IIの上端開口から流入してシリンダ
/4(内を均一な層流状態でガラスロッド16に沿って
流下し、各整流シリンダ/&の下端開口から出た溶融塩
は合流して攪拌羽根7に至り、ここで混合されるという
循環を繰り返す。
上記の実施例では、整流シリンダ/4’全体を溶融塩中
に浸漬して、塩浴内の循環流が上端から流入するように
しているが、この整流シリンダーqを塩浴槽/の半径方
向に多重層設けた場合は中央寄りに位置する整流シリン
ダltl内には循環溶融塩が充分に流入しないことも生
じてくる。
このようなときは、第5図に平面視で示すように各整流
シリンダ/4(の上端を溶融塩液面上に突出させ、ガイ
ド隔壁lの外筒/2と上記各整流シリンダ/9との間に
渡して設けたトラフ/qを通して流路/ざを上昇してき
た溶融塩を強制的に各整流シリンダllI内に分配流入
するようにするのが効果的である。
以上に説明した実施例では複数のシリンダ状整流隔壁1
2・・・を共通の塩浴内に浸漬して設けたが、これら隔
壁12で囲まれる溶融塩整流セクタぎ ヨンは各個別に独立外せることもできる。
ただし、実施例のようにすれば各整流隔壁内から出た溶
融塩が全体として混合された後に再分配されるので各整
流隔壁間での濃度のバラツキを可及的に小さくすること
ができる。
また、各整流隔壁の外周は熱容量の非常に大きい溶融塩
で囲まれているので、ロッドの長さ方向における温度分
布も均一になる。
本発明は自己集束性レンズの製造工程に限らず、一般に
細長いガラスロッドを溶融塩に接触させてイオン交換を
行なう工程に広く適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第7図は本発明を実施する装置の一例を示す断面図、第
2図は整流具を示す平面図、第3図は同側面図、第1図
はレンズ母材ガラスロッドの支持方法の一例を示す要部
断面図、第5図は本発明の他の実施例を示す要部平面図
である。 /・・・塩浴槽 λ・・・溶融塩 3・・・ヒータート
・・ガイド隔壁 S・・内筒 6・・回転シャフト7・
・・攪拌羽根 /コ・・・外筒 13・・・整流具/q
・・・整流隔壁 /60・・ガラスロッド17 ロッド
支持具 /9・・・トラフ第1図 1 第2図 300 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)細長いガラスロッドを溶融塩浴中に浸漬してガラス
    中のイオンと塩中のイオンとを交換させるガラスのイオ
    ン交換処理方法において、イオン交換処理の間継続して
    前記溶融塩にガラスロッドの長さ方向に沿う層流状態の
    流れを与えることを特徴とするガラスのイオン交換処理
    方法 2)特許請求範囲オ1項において、前記ガー゛ラスロッ
    ドを自由垂下状態で吊り下げ支持し、且つ前記溶融塩を
    上方から下方に向けて流すガラスのイオン交換処理方法 3)特許請求の範囲オ1項において、ガラスロッドの一
    定数を単位として単位ガラスロッド群毎に側周を全長に
    わたり隔壁で囲み、該隔壁で囲まれる領域の溶融塩に前
    記流れを与えるガラスのイオン交換処理方法 4)特許請求の範囲オ、3項において、前記隔壁で囲ま
    れる各整流セクションを共通の塩浴内で連通させ、この
    塩浴中に浸漬設置した強制攪拌装置で、混合攪拌した溶
    融塩を前記各整流セクションの一端側から送給して他端
    側から抜き出すように循環させるガラスのイオン交換処
    理方法。 5)特許請求の範囲オダ項において、隔壁を円筒状のシ
    リンダで構成したガラスのイオン交換処理方法。 6)特許請求の範囲オS項において、前記整流シリンダ
    を塩浴槽内の周辺部に配置するとともに中央深部に攪拌
    装置を配置し、これら整流シリンダ全体の側周を囲み、
    且つ下端が前記攪拌装置の近傍に臨むガイド壁を設け、
    このガイド壁と塩浴槽内壁との間に形成される環状流路
    を通し、て混合攪拌後の溶融塩を前記シリンダの上端に
    導くようにしたガラスのイオン交換処理方法。
JP11433584A 1984-06-04 1984-06-04 ガラスのイオン交換処理方法 Granted JPS60260444A (ja)

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JPS60260444A true JPS60260444A (ja) 1985-12-23
JPH052616B2 JPH052616B2 (ja) 1993-01-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0792698A3 (en) * 1996-02-29 1998-05-27 Xerox Corporation Immersion coating apparatus and process

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0792698A3 (en) * 1996-02-29 1998-05-27 Xerox Corporation Immersion coating apparatus and process

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