JPS6026042Y2 - 捲糸機のテンシヨン装置 - Google Patents
捲糸機のテンシヨン装置Info
- Publication number
- JPS6026042Y2 JPS6026042Y2 JP16034581U JP16034581U JPS6026042Y2 JP S6026042 Y2 JPS6026042 Y2 JP S6026042Y2 JP 16034581 U JP16034581 U JP 16034581U JP 16034581 U JP16034581 U JP 16034581U JP S6026042 Y2 JPS6026042 Y2 JP S6026042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- cheese
- thread
- cradle
- yarn guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
糸はボビンから捲きほごされ、ロートコーナーローラと
クレードルとよりなる捲取機構によってチーズの形に捲
取られる捲糸機において、クレードルによって支承され
ているチーズは常にロートコーナーローラ面に所望の圧
力に圧接されながら捲取りが行なわれる場合であっても
糸張力が適度にコントロールされることが望ましい。
クレードルとよりなる捲取機構によってチーズの形に捲
取られる捲糸機において、クレードルによって支承され
ているチーズは常にロートコーナーローラ面に所望の圧
力に圧接されながら捲取りが行なわれる場合であっても
糸張力が適度にコントロールされることが望ましい。
捲取られる糸の糸張力を適度にコントロールすれば、所
定長さ、所定重さの製品チーズをいづれもはS゛同一直
径およびほべ゛同一のチーズの固さに仕上げることがで
きる。
定長さ、所定重さの製品チーズをいづれもはS゛同一直
径およびほべ゛同一のチーズの固さに仕上げることがで
きる。
た捲始時には捲取られる糸の糸張力を比較的大にコント
ロールしてチーズの中心部を比較的固く捲き、捲終時に
は糸張力を比較的小にコントロールしてチーズの周囲部
は比較的やわらかく捲くようにすれば、チーズの周囲部
に捲かれた糸の締め付けによって中心部の糸が外側には
み出したり、あるいは中心部が圧縮されてその側面に菊
型のひだができたりすることがなく、常に正しい側面の
チーズが得られ、後工程においてチーズの形がくづれる
ことか少ない。
ロールしてチーズの中心部を比較的固く捲き、捲終時に
は糸張力を比較的小にコントロールしてチーズの周囲部
は比較的やわらかく捲くようにすれば、チーズの周囲部
に捲かれた糸の締め付けによって中心部の糸が外側には
み出したり、あるいは中心部が圧縮されてその側面に菊
型のひだができたりすることがなく、常に正しい側面の
チーズが得られ、後工程においてチーズの形がくづれる
ことか少ない。
本考案は、捲糸機に取付けるテンション装置であって、
捲始時は捲取られる糸の糸張力は比較的大きく、捲終時
には糸張力が比較的小になるように糸張力が自動的にコ
ントロールされるテンション装置に関する。
捲始時は捲取られる糸の糸張力は比較的大きく、捲終時
には糸張力が比較的小になるように糸張力が自動的にコ
ントロールされるテンション装置に関する。
本考案の捲糸機のテンション装置を、その実施例を示し
た第1図、第2図によって説明する。
た第1図、第2図によって説明する。
ボビン1は捲糸機の下部に垂直に取付けられ、該ボビン
から捲きほぐされた糸2は該捲糸機の上部の捲取機構に
よって上方へ引上げられる。
から捲きほぐされた糸2は該捲糸機の上部の捲取機構に
よって上方へ引上げられる。
その糸道にそれぞれ従来公知構造のテンションワッシャ
ー2個3.4を設け、これら2個のテンションワッシャ
ー3,4の中間に糸の走行方向に対しそれと直角の方向
に位置を摺動させることができるようにしてヤーンガイ
ド5を設ける。
ー2個3.4を設け、これら2個のテンションワッシャ
ー3,4の中間に糸の走行方向に対しそれと直角の方向
に位置を摺動させることができるようにしてヤーンガイ
ド5を設ける。
従って糸はテンションワッシャー3,4とその中間に設
&jたヤーンガイド5を通る間に屈曲される。
&jたヤーンガイド5を通る間に屈曲される。
第1図において糸道のヤーンガイド5の前後部分が点線
で示されているのはチーズの径が小である捲始め状態で
あって屈曲角度α1は大であり、一点鎖線で示されてい
るのはチーズの径が大である液絡り状態であって屈曲角
度α2は小である糸屈曲状態が示されている。
で示されているのはチーズの径が小である捲始め状態で
あって屈曲角度α1は大であり、一点鎖線で示されてい
るのはチーズの径が大である液絡り状態であって屈曲角
度α2は小である糸屈曲状態が示されている。
捲糸機の上部に設ける従来公知構造の捲取機構は、回転
軸6に固定し従って高速で回転される表面に溝を設けた
ロートコーナーローラ7と、固定軸8に軸受9によって
回動可能に支持されたクレードル10とによって構成さ
れている。
軸6に固定し従って高速で回転される表面に溝を設けた
ロートコーナーローラ7と、固定軸8に軸受9によって
回動可能に支持されたクレードル10とによって構成さ
れている。
該クレードルは管を回転可能に支持腰該管の糸が捲付け
られてチーズ11が作られるのであるが、従来公知の加
圧機構が設けられていてチーズ11はその表面がロート
コーナーローラ7面に適当な圧力で圧接されるようにな
っており、従ってチーズ11ははS゛ロートコーナーロ
ーラフ表面速度と等5い表面速度で回転されボビン1か
ら引上げられた糸2は、該ロートコーナーローラの溝に
よってしラパースされなからロートコーナーローラの表
面速度でチーズ1の周囲に捲取られて円筒形チーズ11
に捲き上げられる。
られてチーズ11が作られるのであるが、従来公知の加
圧機構が設けられていてチーズ11はその表面がロート
コーナーローラ7面に適当な圧力で圧接されるようにな
っており、従ってチーズ11ははS゛ロートコーナーロ
ーラフ表面速度と等5い表面速度で回転されボビン1か
ら引上げられた糸2は、該ロートコーナーローラの溝に
よってしラパースされなからロートコーナーローラの表
面速度でチーズ1の周囲に捲取られて円筒形チーズ11
に捲き上げられる。
該クレードル10を軸受9より下方に延長させてレバー
12を設ける。
12を設ける。
該レバー12は第2図に示すごとく、自動的にチーズの
捲始時においては点線で示す位置であり、捲線時におい
ては実線で示す位置になる。
捲始時においては点線で示す位置であり、捲線時におい
ては実線で示す位置になる。
前記ヤーンガイド5は糸の走行方向に対しそれと直角方
向である長溝13を有するヤーンガイド支持体14によ
って支持され、該長溝に沿って摺動可能である。
向である長溝13を有するヤーンガイド支持体14によ
って支持され、該長溝に沿って摺動可能である。
レバー12の先端に一端を固定させて糸15を設け、該
糸15はガイド16,17を経てその他端はヤーンガイ
ド5の根本に取付けられている。
糸15はガイド16,17を経てその他端はヤーンガイ
ド5の根本に取付けられている。
また支持体14にスプリング18の一端を固定して設け
、その他端はヤーンガイド5に取付けられている。
、その他端はヤーンガイド5に取付けられている。
従ってヤーンガイド5は第1図に示すごとく該スプリン
グ18によって長溝13に沿って常に右側に引張られる
が、同時に糸15によって左側にスプリング力に抗して
引張られる。
グ18によって長溝13に沿って常に右側に引張られる
が、同時に糸15によって左側にスプリング力に抗して
引張られる。
従ってヤーンガイド5の位置は、第1図に示すごとく、
チーズの捲始時においては自動的に点線で示す位置であ
り、捲線時においては自動的に実線で示す位置になる。
チーズの捲始時においては自動的に点線で示す位置であ
り、捲線時においては自動的に実線で示す位置になる。
すなわちチーズ11の直径が小である捲始時においては
該上下のテンションワッシャー3,4とヤーンガイド5
によって作られる屈曲された糸道の屈曲角α1は犬とな
り、従って自動的に走行糸に比較的大きな総合糸張力が
与えられる構造になっている。
該上下のテンションワッシャー3,4とヤーンガイド5
によって作られる屈曲された糸道の屈曲角α1は犬とな
り、従って自動的に走行糸に比較的大きな総合糸張力が
与えられる構造になっている。
またチーズ11の直径が大である捲線時になれば該上下
のテンションワッシャー3,4とヤーンガイド5によっ
て作られる屈曲された糸道の屈曲角α2は小となり、従
って自動的に走行糸にかけられる総合糸張力は比較的小
になる構造になでいる。
のテンションワッシャー3,4とヤーンガイド5によっ
て作られる屈曲された糸道の屈曲角α2は小となり、従
って自動的に走行糸にかけられる総合糸張力は比較的小
になる構造になでいる。
本考案の捲糸機のテンション装置について捲取られる糸
の張力を測定位置19において従来公知の糸の張力計を
用いて測定をした一具体例について述べれば、捲始時の
糸張力は37g重であり、捲線時の糸張力は28g重で
あり、かようにしてチーズの中心部は比較的固くまかれ
、チーズの周囲部は比較的やわらかく捲かれ、チーズ側
面は正しい平面になり、中軸部における糸のはみだしや
周囲の締付けによる菊形の発生は認められず、すべての
チーズははS゛同一直径で常に形のよい側面を有するチ
ーズを得ることができた。
の張力を測定位置19において従来公知の糸の張力計を
用いて測定をした一具体例について述べれば、捲始時の
糸張力は37g重であり、捲線時の糸張力は28g重で
あり、かようにしてチーズの中心部は比較的固くまかれ
、チーズの周囲部は比較的やわらかく捲かれ、チーズ側
面は正しい平面になり、中軸部における糸のはみだしや
周囲の締付けによる菊形の発生は認められず、すべての
チーズははS゛同一直径で常に形のよい側面を有するチ
ーズを得ることができた。
第1図、第2図はいづれも本考案に係るテンション装置
をつけた捲糸機を示し、第1図は正面図、第2図は側断
面図である。 1はボビン、2は糸、3は下テンションワッシャー、4
は上テンションワッシャー、5はヤーンガイド、6は回
転軸、7はロートコーナーローラ、8は固定軸、9は軸
受、10はクレードル、11はチーズ、12はレバー、
13は長溝、14はヤーンガイド支持体、15は糸、1
6.17はガイド、18はスプリング、19は糸の総合
張力の測定位置、α、は捲始時の糸の屈曲角、α2は捲
線時の糸の屈曲角。
をつけた捲糸機を示し、第1図は正面図、第2図は側断
面図である。 1はボビン、2は糸、3は下テンションワッシャー、4
は上テンションワッシャー、5はヤーンガイド、6は回
転軸、7はロートコーナーローラ、8は固定軸、9は軸
受、10はクレードル、11はチーズ、12はレバー、
13は長溝、14はヤーンガイド支持体、15は糸、1
6.17はガイド、18はスプリング、19は糸の総合
張力の測定位置、α、は捲始時の糸の屈曲角、α2は捲
線時の糸の屈曲角。
Claims (1)
- 糸はボビン1から捲きほぐされてロートコーナローラ7
と固定軸8に軸受9によって回動可能に支持したクレー
ドル10とによって構威し該クレードル10上部におい
てチーズ11の形に糸を捲取る構造の捲取機において、
糸道にいづれも適当所定圧で糸を圧接する下テンション
ワッシャー3と上テンションワッシャー4を設け、両テ
ンションワッシャー3,4間に糸道と直交させた長溝1
3を有するヤーンガイド支持体14を設は該長溝13内
で摺動可能に支持してヤーンガイド支持体14内にスプ
リング18を装着し、クレードル10を軸受9より下方
に延長させてレバー12を設け、該レバー12の先端に
一端を固定させて糸15を設け、該糸15に係合する1
個または数個のガイド16,17・・・・・・を設け、
該糸15の他端はヤーンガイド5に固定させ、クレード
ル10内のチーズ11の径が変化すると軸受9を中心に
してレバー12が回動して糸15の移動によってヤーン
ガイド5は長溝13内をスプリング18の抗張力に抗し
て摺動され、従って下テンションワッシャー3、ヤーン
ガイド5、上テンションワッシャー4を通ってチーズに
捲取られる糸はチーズの径が小であるときは下テンショ
ンワッシャー3とヤーンガイド5と上テンションワッシ
ャー4によって作られる屈曲角度が大であり、チーズの
径が大きくなれば上記屈曲角度はだんだん小さくなるよ
うに配設した構造の捲糸機のテンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16034581U JPS6026042Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 捲糸機のテンシヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16034581U JPS6026042Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 捲糸機のテンシヨン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5867847U JPS5867847U (ja) | 1983-05-09 |
JPS6026042Y2 true JPS6026042Y2 (ja) | 1985-08-05 |
Family
ID=29952757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16034581U Expired JPS6026042Y2 (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 捲糸機のテンシヨン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026042Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP16034581U patent/JPS6026042Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5867847U (ja) | 1983-05-09 |
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