JPS602550Y2 - 飲食品用冷却具 - Google Patents
飲食品用冷却具Info
- Publication number
- JPS602550Y2 JPS602550Y2 JP18370378U JP18370378U JPS602550Y2 JP S602550 Y2 JPS602550 Y2 JP S602550Y2 JP 18370378 U JP18370378 U JP 18370378U JP 18370378 U JP18370378 U JP 18370378U JP S602550 Y2 JPS602550 Y2 JP S602550Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- food
- beverages
- heat absorbing
- refrigeration element
- Prior art date
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱電冷凍素子によるペルチェ効果を利用した
飲食品用冷却具に関する。
飲食品用冷却具に関する。
一般に飲食品の冷却は、冷蔵庫を用いたり、飲食品を収
容した容器に氷を投入して行なっているが、冷蔵庫によ
り冷却した飲食品を食卓に供する場合、折曲冷却した飲
食品でも、時間経過と共に加温されてしまう問題があり
、また氷による冷却は、氷の溶解により飲食品の風味が
低下するし、また長時間に亘る冷却は行なえない問題が
ある。
容した容器に氷を投入して行なっているが、冷蔵庫によ
り冷却した飲食品を食卓に供する場合、折曲冷却した飲
食品でも、時間経過と共に加温されてしまう問題があり
、また氷による冷却は、氷の溶解により飲食品の風味が
低下するし、また長時間に亘る冷却は行なえない問題が
ある。
本考案は、以上の如く食卓に供される飲食品を、長時間
に亘って保冷できる冷却具を提供しようとするもので、
熱電冷凍素子の放熱側に伝熱軸と該伝熱軸から放射状に
延びる放熱フィンとからなる放熱体を設けると共に、前
記熱電冷凍素子の吸熱側に飲食品に直接接触して該飲食
品を冷却する吸熱体を着脱自由に取付けたことを特徴と
するものである。
に亘って保冷できる冷却具を提供しようとするもので、
熱電冷凍素子の放熱側に伝熱軸と該伝熱軸から放射状に
延びる放熱フィンとからなる放熱体を設けると共に、前
記熱電冷凍素子の吸熱側に飲食品に直接接触して該飲食
品を冷却する吸熱体を着脱自由に取付けたことを特徴と
するものである。
即ち本考案は、熱電冷凍素子によるペルチェ効果を利用
し、食卓に供される飲食品を直接冷却できるようにした
もので、ジュース、ウィスキーなどの飲料をコツプに入
れたまま冷却したり豆腐や素麺などの食品を載置したり
収容したりする容器を吸熱体として、前記各食品を直接
冷却したりできるようにしたものである。
し、食卓に供される飲食品を直接冷却できるようにした
もので、ジュース、ウィスキーなどの飲料をコツプに入
れたまま冷却したり豆腐や素麺などの食品を載置したり
収容したりする容器を吸熱体として、前記各食品を直接
冷却したりできるようにしたものである。
以下本考案冷却具の実施例を図面に基づいて説明する。
第１，２図に示したものは飲食用冷却具で、１は熱電冷
凍素子、２はこの冷凍素子１の放熱側の上方に設ける放
熱体であって中央に銅、アルミニウム、ＳＵＳ等の熱良
導体からなる伝熱軸２ａを有し、該伝熱軸２ａには放射
状に延びる同じく熱良導体からなる放熱フィン２ｂが設
けられている。
凍素子、２はこの冷凍素子１の放熱側の上方に設ける放
熱体であって中央に銅、アルミニウム、ＳＵＳ等の熱良
導体からなる伝熱軸２ａを有し、該伝熱軸２ａには放射
状に延びる同じく熱良導体からなる放熱フィン２ｂが設
けられている。
また３は、前記冷凍素子１の吸熱側に取付ける吸熱体で
あって、この吸熱体は、飲料用コツプＣに投入可能な縦
長状を呈しており、外周には放射状に延びる吸熱フィン
３ａをもっており、この吸熱体３の上部には、前記コツ
プＣの上端部に係合するホルダー４をもっている。
あって、この吸熱体は、飲料用コツプＣに投入可能な縦
長状を呈しており、外周には放射状に延びる吸熱フィン
３ａをもっており、この吸熱体３の上部には、前記コツ
プＣの上端部に係合するホルダー４をもっている。
前記冷凍素子１はペルチェ効果を有する半導体から威り
、交流電源に接続する直交流変換器５から直流電線１０
を直接接続している。
、交流電源に接続する直交流変換器５から直流電線１０
を直接接続している。
又第２図において６は、放熱フィン２ｂの外周に設けら
れたダクトであって、このダクト２Ｃを設けることによ
り、放熱フィン２ｂ周囲の空気は所謂煙突効果により自
然対流が促進せられる。
れたダクトであって、このダクト２Ｃを設けることによ
り、放熱フィン２ｂ周囲の空気は所謂煙突効果により自
然対流が促進せられる。
以上の構成において、前記吸熱体３は、前記冷凍素子１
に対し着脱自由に取付けるように構成されており、第４
図及び第５図に示した別の吸熱体３１．３１０を取換え
て用いることができる。
に対し着脱自由に取付けるように構成されており、第４
図及び第５図に示した別の吸熱体３１．３１０を取換え
て用いることができる。
着脱自由にするための構成は、第３図のごとく前記冷凍
素子１に内ねじをもった雌ねじ体７を固定すると共に前
記吸熱体３に前記内ねじに螺合する雄ねじ体８を突設し
、これらねじ体７，８の螺合により行なうか、又はその
他クランプを用いたり、チャックを用いたりするのであ
る。
素子１に内ねじをもった雌ねじ体７を固定すると共に前
記吸熱体３に前記内ねじに螺合する雄ねじ体８を突設し
、これらねじ体７，８の螺合により行なうか、又はその
他クランプを用いたり、チャックを用いたりするのであ
る。
しかして以上の如く構成した冷却具を用いるには、前記
コツプＣに、ジュース、ウィスキー或いは水などの飲料
水を入れた後、前記コツプＣに前記吸熱体３を投入する
ことにより用いるもので、前記コツプ３内の飲料水は吸
熱体３に直接接触し風味を変化させることなく冷却させ
られる。
コツプＣに、ジュース、ウィスキー或いは水などの飲料
水を入れた後、前記コツプＣに前記吸熱体３を投入する
ことにより用いるもので、前記コツプ３内の飲料水は吸
熱体３に直接接触し風味を変化させることなく冷却させ
られる。
又、第４，５図に示した吸熱体３１，３１０は、食品を
冷却するためのもので、吸熱体自体が食品を載置できる
偏平状としたり、椀状としたものである。
冷却するためのもので、吸熱体自体が食品を載置できる
偏平状としたり、椀状としたものである。
詳記すると第４図に示したものは、豆腐を冷却するもの
で、吸熱体３１を偏平状として、前記豆腐を載置できる
ようにすると共に、その吸熱体３１には、その−側に外
周を熱絶縁材３２で被覆した伝熱体３３を立設し、この
伝熱体３３の上部に、前記ねじ体７に螺合するねじ体８
を設けたものであり、また第５図に示したものは、素麺
などの麺類や、罐詰の果物等の食品を冷却するもので、
吸熱体３１０を椀状として、内部に前記食品を収容でき
る形状とし、その中央部に、外周を熱絶縁材３１１で被
覆した伝熱体３１２を立設し、この伝熱体３１２の上部
に、前記ねじ体７に螺合するねじ体８を設けたものであ
る。
で、吸熱体３１を偏平状として、前記豆腐を載置できる
ようにすると共に、その吸熱体３１には、その−側に外
周を熱絶縁材３２で被覆した伝熱体３３を立設し、この
伝熱体３３の上部に、前記ねじ体７に螺合するねじ体８
を設けたものであり、また第５図に示したものは、素麺
などの麺類や、罐詰の果物等の食品を冷却するもので、
吸熱体３１０を椀状として、内部に前記食品を収容でき
る形状とし、その中央部に、外周を熱絶縁材３１１で被
覆した伝熱体３１２を立設し、この伝熱体３１２の上部
に、前記ねじ体７に螺合するねじ体８を設けたものであ
る。
しかしてこれら吸熱体３，３１，３１０を用途に応じて
前記放熱体２と前記冷凍素子１との本体部分に取付けれ
ば一つの本体部分を多種用途に利用できる。
前記放熱体２と前記冷凍素子１との本体部分に取付けれ
ば一つの本体部分を多種用途に利用できる。
尚前記吸熱体３，３１，３１０は、アルミニウム又はス
テンレスを用いて形成するのであるが、椀状とした前記
吸熱体３１０と、陶器製から成る椀状の容器に組込むご
とくしてもよい。
テンレスを用いて形成するのであるが、椀状とした前記
吸熱体３１０と、陶器製から成る椀状の容器に組込むご
とくしてもよい。
この場合前記吸熱体３１０を網状にすることも可能であ
る。
る。
以上の如く本考案は、熱電冷凍素子によるペルチェ効果
を利用したものであるから、小型にでき食卓に供される
飲食品を手軽に冷却させられるのであり、又食卓におい
て冷却できるから、食事時に保冷しながら飲食ができし
かも氷を用いる場合に比較して飲食品の風味を損なうこ
とはないし、長時間に亘って保冷できるのである。
を利用したものであるから、小型にでき食卓に供される
飲食品を手軽に冷却させられるのであり、又食卓におい
て冷却できるから、食事時に保冷しながら飲食ができし
かも氷を用いる場合に比較して飲食品の風味を損なうこ
とはないし、長時間に亘って保冷できるのである。
特に放熱体を伝熱軸と該伝熱軸から放射状に延びる放熱
フィンとで形成したので熱電冷凍素子の放熱側からの放
熱を効率よく行なうことができ、又吸熱体を熱電冷凍素
子の吸熱側に着脱自由に設けたので、種々の吸熱体を取
換えることができ一つの放熱体で多用途の飲食品冷却が
可能となるものである。
フィンとで形成したので熱電冷凍素子の放熱側からの放
熱を効率よく行なうことができ、又吸熱体を熱電冷凍素
子の吸熱側に着脱自由に設けたので、種々の吸熱体を取
換えることができ一つの放熱体で多用途の飲食品冷却が
可能となるものである。
また駆動源を用いながら騒音の問題はないし、また低圧
の直流電源で冷却できながら安全性も高いのである。
の直流電源で冷却できながら安全性も高いのである。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は、別
の実施例を示す斜視図、第３図は、吸熱体の着脱構造の
一例を示す断面図、第４図及び第５図は、吸熱体の別の
実施例を示す斜視図である。 １・・・・・・熱電冷凍素子、２・・・・・・放熱体、
３，３１．３１０・・・・・・吸熱体、７，８・・・・
・・ねじ体、３２．３１１・・・・・・熱絶縁材、３３
，３１２・・・・・・伝熱材。
の実施例を示す斜視図、第３図は、吸熱体の着脱構造の
一例を示す断面図、第４図及び第５図は、吸熱体の別の
実施例を示す斜視図である。 １・・・・・・熱電冷凍素子、２・・・・・・放熱体、
３，３１．３１０・・・・・・吸熱体、７，８・・・・
・・ねじ体、３２．３１１・・・・・・熱絶縁材、３３
，３１２・・・・・・伝熱材。
Claims (4)
- （１）熱電冷凍素子の放熱側に伝熱軸と該伝熱軸から放
射状に延びる放熱フィンとからなる放熱体を設けると共
に、前記熱電冷凍素子の吸熱側に飲食品に直接接触して
該飲食品を冷却する吸熱体を着脱自由に取付けたことを
特徴とする飲食品用冷却具。 - （２）吸熱体が、縦長であり、該吸熱体の長さに方向−
側には、熱電冷凍素子の吸熱側への取付手段を備えてい
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載
の飲食品用冷却具。 - （３）吸熱体が偏平版状であって、該吸熱体には、外周
を熱絶縁材で被覆した伝達体が立設されていて、この伝
熱体に、熱電冷凍素子の吸熱側への取付手段を備えてい
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載
の飲食品用冷却具。 - （４）吸熱体が椀状であって、該吸熱体の中央部には、
外周を熱絶縁材で被覆した伝熱体が立設されていて、こ
の伝熱体に熱電冷凍素子の吸熱側への取付手段を備えて
いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記
載の飲食品用冷却具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18370378U JPS602550Y2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 | 飲食品用冷却具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18370378U JPS602550Y2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 | 飲食品用冷却具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55100957U JPS55100957U (ja) | 1980-07-14 |
| JPS602550Y2 true JPS602550Y2 (ja) | 1985-01-24 |
Family
ID=29195386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18370378U Expired JPS602550Y2 (ja) | 1978-12-30 | 1978-12-30 | 飲食品用冷却具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602550Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0315982Y2 (ja) * | 1981-02-27 | 1991-04-05 | ||
| JPH0228843Y2 (ja) * | 1985-03-22 | 1990-08-02 |
-
1978
- 1978-12-30 JP JP18370378U patent/JPS602550Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55100957U (ja) | 1980-07-14 |
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