JPS60248506A - 摩耗防止用ラツギング体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、摩耗防止用ラツギング体に関する。

従来、ラッギング体として、ゴム板に、セラミック片を
張設したものは多数あるが（実公昭５６−１５８４１０
、実公昭５６−５２１７４、実公昭５７−６１０５３等
）、ゴム板をプーリー等に張設した場合に、弯曲面に沿
ってゴム板が弯曲し、セラミック片同志の間に間隙が形
成されて、その問ト搬送粉粉−悴が介入−してセラミッ
ク片の剥離現象を生起していた。

この発明では、ゴム板中に互いに一定の間隙を保持して
セラミック片を埋設し、しかも、ゴム板とセラミック片
周面とを接着剤にて接着すべく構成することにより、た
とえば弯曲率の大きいプーリーのベルト等にゴム板を張
設した場合、セラミック片の間のゴム素材が伸長してセ
ラミック片が剥離しないようにした摩耗防止用ラツギン
グ体を提供せんとするものである。

この発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、（△）
はゴム板であり、一定の伸縮機能を有した所定厚みに形
成されている。

ゴム板＜Ａ）の中には、方形板状のセラミック片（１）
を多数、互いに一定間隙（Ｓ）を保持して埋設されてい
る。

セラミック片（１）の埋設形態は、第４図に示すように
ゴム板（△）中に完全に埋設して、セラミック片（１）
上表面にまでゴム板が被覆されている状態とする場合や
、第２図に示すように、セラミック）１（１）の上表面
がゴム板（Ａ）の上表面とほぼ面一状態で露出している
もの等がある。

しかも、ゴム板（Ａ）に埋設したセラミック片（１）周
面のゴム板当接面には、接着剤（２）を１介設して強力
な接着が行われている。

セラミック片（１）は、セラミック質からなる質が緻密
で表面の平滑な耐水性の方形板状の小形板状表張り材を
、１０ミクロン程度の酸化アルミナ等のセラミックの微
粉約８０〜９０重量％に、二酸化硅素を主剤とする結合
剤約２０〜１０重量％を加え焼成して構成したものであ
る。

このようにして構成したセラミック片（１）を埋設した
ゴム板（Ａ）を、たとえばプーリーやベルト（Ｂ）等に
多数張設して使用すると、弯曲時にゴム板（Ａ）が折曲
しても各セラミック片（１）間に介在したゴム板（Ａ）
のゴム素材は、伸長して、セラミック片〈１）の側面に
接着剤〈２）を介して接着したゴム素材はセラミック片
と剥離することなく、ゴム板の弯曲にともない弯曲分だ
け伸長して、あくまでセラミック片（１）はゴム板（Ａ
）に完全に接着埋設された状態となっているものである
。

また、第４図に示す埋設状態においては、使用中にセラ
ミック片（１）の上面に被覆したゴム素材が徐々にとれ
てセラミック片（１）の上表面が露出するものであるが
、セラミック片（１）の埋設時の姿勢がある程度傾いて
も、上表面を被覆したゴム素材によって、全体的に均一
な平坦面になり、たとえ使用中に上表面のゴム素材が摩
耗剥離してもセラミック片（１）の上表面と同一レベル
を保持しておくことができる。

なお、ゴム板〈△）はウレタンゴム、ウレタン樹脂、そ
の他天然ゴム等、その材質は問わない。

なお、本発明のラッギング材は、プーリー、ベルト、シ
ュート等、その使用用途は限定されない。

この発明は上記のように構成されており、ゴム板が弯曲
時に伸長してもセラミック片間に介在したゴム素材が伸
長するのみであり、各セラミック片間に介在したゴム素
材と各セラミック片とばあくまて一体に接着されており
、セラミック片が剥離するＪ３それが全（ないものであ
り、従来のラッキング４Ａに比し、耐用期間を大幅に向
上でき、とくにセラミック片の剥離現象を全く防止でき
る効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明ラッギング材の正面図第２図は、第１
図Ｉ−Ｉ線の断面図 第３図は、第２図における使用状態の作動説明図 第４図は、他の実施例を示づ一断面図 （△）：ゴム板 （１）：セラミック片 （２）；接着剤

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）　ゴム板（Ａ）中に互いに一定間隙を保持して所定
   形状のセラミック片（１）を埋設し、同セラミック片（
   １）の周面とゴム板（Ａ）との当接部分に接着剤（２）
   を介在せしめてなる摩耗防止用ラツギング体。