JPS602473B2 - 海底石油生産システムのケ−ブル切断方法 - Google Patents
海底石油生産システムのケ−ブル切断方法Info
- Publication number
- JPS602473B2 JPS602473B2 JP14530778A JP14530778A JPS602473B2 JP S602473 B2 JPS602473 B2 JP S602473B2 JP 14530778 A JP14530778 A JP 14530778A JP 14530778 A JP14530778 A JP 14530778A JP S602473 B2 JPS602473 B2 JP S602473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- cut
- signal
- oil production
- production system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は海底石油生産システムに係り、特に海上の母船
とマニホールドシステムとを結ぶ電源および信号ケーブ
ルの切断方法に関する。
とマニホールドシステムとを結ぶ電源および信号ケーブ
ルの切断方法に関する。
海底石油生産システムは、複数個の抗口よりパイプライ
ンを通して噴出石油およびガスをマニホールドシステム
すなわち海底基地に集め、マニホールドシステムよりラ
ィザーパィプを通して海面に浮ぶ貯留タンクに輸送する
。
ンを通して噴出石油およびガスをマニホールドシステム
すなわち海底基地に集め、マニホールドシステムよりラ
ィザーパィプを通して海面に浮ぶ貯留タンクに輸送する
。
マニホールドシステムは居住空間を形成しており、内部
には海上との通信に供するテレメータ、抗□の流量、圧
力、温度、弁関度などをサンプリングし、かつ操作弁を
制御するコントローラなどの機器が設置される。海上に
は貯留タンクと連結された母船があり、母船にはコント
ロールセンターをはじめ電源設備が設けられる。
には海上との通信に供するテレメータ、抗□の流量、圧
力、温度、弁関度などをサンプリングし、かつ操作弁を
制御するコントローラなどの機器が設置される。海上に
は貯留タンクと連結された母船があり、母船にはコント
ロールセンターをはじめ電源設備が設けられる。
すなわち母船からマニホールドシステムに電源を供給し
てマニホールドシステム内の機器を駆動し、その結果は
テレメータにより母船に送られる。このため母船および
マニホールドシステム間はラィザーパイプに添設した電
源および信号ケーブルにより結ばれている。かかるシス
テムにおいて、台風など気象条件が悪化すると、ラィザ
ーパィプはその切断部で切り離され、母船および貯留タ
ンクは安全な場所に避難する。
てマニホールドシステム内の機器を駆動し、その結果は
テレメータにより母船に送られる。このため母船および
マニホールドシステム間はラィザーパイプに添設した電
源および信号ケーブルにより結ばれている。かかるシス
テムにおいて、台風など気象条件が悪化すると、ラィザ
ーパィプはその切断部で切り離され、母船および貯留タ
ンクは安全な場所に避難する。
この場合、電源および信号ケーブルも上記切断部で切り
離されるが、この場合マニホールドシステムの安全が確
実に保たれなくてはならない。本発明はラィザーパィプ
切断時にマニホールドシステムの安全を確認しうるケー
ブルの切断方法を提供するものである。
離されるが、この場合マニホールドシステムの安全が確
実に保たれなくてはならない。本発明はラィザーパィプ
切断時にマニホールドシステムの安全を確認しうるケー
ブルの切断方法を提供するものである。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図において、ｌａ，ｌｂは抗口であり、ここで噴出
した石油およびガスはパイプライン２ａ，２ｂを介して
マニホールドシステム３に送られ、マニホールドシステ
ム内で１本のパイプにまとめられ、ラィザーパィプ４を
通して貯留タンク５に輸送される。貯留タンク５と母船
６とは連結′されて海上基地を形成する。ラィザーパィ
ブ４には切断部７があり、遠隔操作により鞍隣可能であ
る。マニホールドシステム内にはテレメータやコントロ
ーラなどの機器３ａが設置され、これら機器と母船６と
はラィザーパィプ４に添議された電源ケーブル８および
信号ケーブル９で結ばれている。
した石油およびガスはパイプライン２ａ，２ｂを介して
マニホールドシステム３に送られ、マニホールドシステ
ム内で１本のパイプにまとめられ、ラィザーパィプ４を
通して貯留タンク５に輸送される。貯留タンク５と母船
６とは連結′されて海上基地を形成する。ラィザーパィ
ブ４には切断部７があり、遠隔操作により鞍隣可能であ
る。マニホールドシステム内にはテレメータやコントロ
ーラなどの機器３ａが設置され、これら機器と母船６と
はラィザーパィプ４に添議された電源ケーブル８および
信号ケーブル９で結ばれている。
台風など気象条件の悪化により切断部７で海底部分と海
上部分とを切り離す場合、まず石油やガスが海中に流出
しないようにこれらの流路が互に塞がれる。
上部分とを切り離す場合、まず石油やガスが海中に流出
しないようにこれらの流路が互に塞がれる。
同時にマニホールドシステム内の機器３ａは抗□または
マニホールドシステム内の図示しない弁を閉じる。これ
らの作動が終了した後に電源ケーブル８が切り離され、
最後に信号ケーブル９が切り離される。このように電源
ケーブル８と信号ケーブル９との切断に時間差を設けた
のは、信号ケーブル９により弁の状態やマニホールドシ
ステム３内の安全を最後まで確認するためである。電源
ケーブル８が切断されれば、テレメータ等の電源がなく
なるが、短時間の電源確保はコンデンサや電池などをマ
ニホールドシステム内に設けておけば十分に可能である
。第２図は切断部７の信号ケーブル９の一実施例を示す
。
マニホールドシステム内の図示しない弁を閉じる。これ
らの作動が終了した後に電源ケーブル８が切り離され、
最後に信号ケーブル９が切り離される。このように電源
ケーブル８と信号ケーブル９との切断に時間差を設けた
のは、信号ケーブル９により弁の状態やマニホールドシ
ステム３内の安全を最後まで確認するためである。電源
ケーブル８が切断されれば、テレメータ等の電源がなく
なるが、短時間の電源確保はコンデンサや電池などをマ
ニホールドシステム内に設けておけば十分に可能である
。第２図は切断部７の信号ケーブル９の一実施例を示す
。
複数本の信号線７ａ，７ｂはコネクタ７Ｃで接酸可能で
あるが、これらを切り離すときに右側の信号線から順次
切れるようにしておく。すなわち信号に重みをもたせて
おき、先に切れるものが確実に切れたことを次に切れる
信号線の信号により確認しながら切ってゆく。このよう
にすれば信号ケーブル９の切断に際してもフヱイルセー
フの状態が保たれ、海底石油生産システムの安全停止が
可能である。以上詳述したように、本発明によれば貯留
タンクおよび母船をラィザーパィプの切断部で切り離す
に際し、マニホールドシステムおよび抗口の安全停止を
確認した上で切断できるので、不注意または事故による
海中、海上等の汚染を防止しうる利点がある。
あるが、これらを切り離すときに右側の信号線から順次
切れるようにしておく。すなわち信号に重みをもたせて
おき、先に切れるものが確実に切れたことを次に切れる
信号線の信号により確認しながら切ってゆく。このよう
にすれば信号ケーブル９の切断に際してもフヱイルセー
フの状態が保たれ、海底石油生産システムの安全停止が
可能である。以上詳述したように、本発明によれば貯留
タンクおよび母船をラィザーパィプの切断部で切り離す
に際し、マニホールドシステムおよび抗口の安全停止を
確認した上で切断できるので、不注意または事故による
海中、海上等の汚染を防止しうる利点がある。
第１図は海底石油生産システムの本発明によるケーブル
切断方法を説明するための概略図、第２図は信号ケーブ
ルの切断部の一実施例を示す構成図である。 ｌａ，ｌｂ…・・・抗口、２ａ，２ｂ・・・・・・パイ
プライン、３……マニホールドシステム、３ａ……機器
、４……ラィザーパィプ、５……貯留タンク、６……母
船、７……切断部、８・・・・・・電源ケーフル、９・
・・・・・信号ケーブル。 第２図 第１図
切断方法を説明するための概略図、第２図は信号ケーブ
ルの切断部の一実施例を示す構成図である。 ｌａ，ｌｂ…・・・抗口、２ａ，２ｂ・・・・・・パイ
プライン、３……マニホールドシステム、３ａ……機器
、４……ラィザーパィプ、５……貯留タンク、６……母
船、７……切断部、８・・・・・・電源ケーフル、９・
・・・・・信号ケーブル。 第２図 第１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 海底の抗口より噴出する石油およびガスをパイプラ
インを通して海底に建設されたマニホールドシステムに
集め、このマニホールドシステムよりライザーパイプを
通して海面に浮ぶ貯留タンクに輸送する海底石油生産シ
ステムにおいて、前記ライザーパイプに添設され海上の
母船とマニホールドシステムとを結ぶ電源および信号ケ
ーブルを有し、ライザーパイプ切断時に石油およびガス
の流路を切断した後電源ケーブルを切断し、最後に信号
ケーブルを切断することを特徴とする海底石油生産シス
テムのケーブル切断方法。 ２ 信号ケーブルに複数の信号線を有し、信号に重みを
もたせて先に切るものが確実に切れたことを次の信号で
確認しながら切断することを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の海底石油生産システムのケーブル切断方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14530778A JPS602473B2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | 海底石油生産システムのケ−ブル切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14530778A JPS602473B2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | 海底石油生産システムのケ−ブル切断方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5574305A JPS5574305A (en) | 1980-06-04 |
| JPS602473B2 true JPS602473B2 (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=15382119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14530778A Expired JPS602473B2 (ja) | 1978-11-27 | 1978-11-27 | 海底石油生産システムのケ−ブル切断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602473B2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-27 JP JP14530778A patent/JPS602473B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5574305A (en) | 1980-06-04 |
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