JPS6024532Y2 - 心無研削盤における曲率面位置調整装置 - Google Patents
心無研削盤における曲率面位置調整装置Info
- Publication number
- JPS6024532Y2 JPS6024532Y2 JP3426580U JP3426580U JPS6024532Y2 JP S6024532 Y2 JPS6024532 Y2 JP S6024532Y2 JP 3426580 U JP3426580 U JP 3426580U JP 3426580 U JP3426580 U JP 3426580U JP S6024532 Y2 JPS6024532 Y2 JP S6024532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curvature
- drum
- feed drum
- adjustment device
- position adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、砥石の砥面、ブレード、フィードドラムの
給送面の各面が曲率面で構成される心無研削盤、詳しく
は、ころがり軸受の円筒のころ、円すいころ等のクラウ
ニング加工等、ころ状部品の円周面をスルーフィード加
工で加工する心無研削盤における前記各曲率面の位置調
整装置に関する。
給送面の各面が曲率面で構成される心無研削盤、詳しく
は、ころがり軸受の円筒のころ、円すいころ等のクラウ
ニング加工等、ころ状部品の円周面をスルーフィード加
工で加工する心無研削盤における前記各曲率面の位置調
整装置に関する。
一般に心無研削盤で円筒ころ等のクラウニング加工を行
う場合は、第1図、第2図に示すように、ころ1のクラ
ウニング面(円周面)の曲率r。
う場合は、第1図、第2図に示すように、ころ1のクラ
ウニング面(円周面)の曲率r。
に合せた砥面の曲率r□を有する砥石2、給送面の曲率
r3t r4を有するブレード3及びフィードドラム4
を用いて加工を行っているが、これらの曲率面の曲率中
心が、砥石1の軸線Cに直交する同一線り上に来なけれ
ば精度のよいクラウニング面が得られない。
r3t r4を有するブレード3及びフィードドラム4
を用いて加工を行っているが、これらの曲率面の曲率中
心が、砥石1の軸線Cに直交する同一線り上に来なけれ
ば精度のよいクラウニング面が得られない。
従来はこの曲率面中心の位置合せを行うのに、フィード
ドラム4の曲率41面を基準として、ブレード3の曲率
13面は、該ブレード3の固定部に設けた長穴5に沿っ
てブレード3の位置調節を行い、砥石2の曲率41面は
、ドレス工具6をドレス用テンプレート7に形成した前
記曲率r□と同一の曲率r2をもつ案内面を倣わせるよ
うにし、かつテンプレート7はその固定部に設けた長穴
8に沿ってテンプレート7の位置調節を行い、ドレス工
具6による砥面の曲率を修正することによって行ってい
る。
ドラム4の曲率41面を基準として、ブレード3の曲率
13面は、該ブレード3の固定部に設けた長穴5に沿っ
てブレード3の位置調節を行い、砥石2の曲率41面は
、ドレス工具6をドレス用テンプレート7に形成した前
記曲率r□と同一の曲率r2をもつ案内面を倣わせるよ
うにし、かつテンプレート7はその固定部に設けた長穴
8に沿ってテンプレート7の位置調節を行い、ドレス工
具6による砥面の曲率を修正することによって行ってい
る。
フィードドラム4は、ドラム支持台9上に支持され、駆
動部10によって駆動されてブレード3上のころ1をそ
の曲率面に沿って移動させる。
動部10によって駆動されてブレード3上のころ1をそ
の曲率面に沿って移動させる。
砥石2のドレス装置は、ドレス送り台11上のドレス工
具6を、ばね12等で砥石2の砥面に向って付勢し、テ
ンプレート7の曲率12面に、倣いピン13を押しつけ
た状態で送りシリンダ14により砥石2の軸方向に移動
させて、砥面のドレスを行う。
具6を、ばね12等で砥石2の砥面に向って付勢し、テ
ンプレート7の曲率12面に、倣いピン13を押しつけ
た状態で送りシリンダ14により砥石2の軸方向に移動
させて、砥面のドレスを行う。
15はドレス送り台11を砥石2に対して軸直角方向に
送るシリンダである。
送るシリンダである。
16は砥石2の駆動部である。
以上のような従来の曲率面中心の位置合せ方法では、フ
ィードドラム4に対するブレード3及びテンプレート7
の各曲率中心の位置合せが著るしくラフであり、微調整
が行えない。
ィードドラム4に対するブレード3及びテンプレート7
の各曲率中心の位置合せが著るしくラフであり、微調整
が行えない。
すなわち精度よい位置合せがきわめて難かしく、従って
クラウニングの精度が低下する。
クラウニングの精度が低下する。
砥石の砥面の曲率中心の位置合せを、テンプレートを介
してドレスすることにより行うので、位置合せかうまく
行かない場合、何度でも砥面のドレスを行う必要があり
、砥石の損耗がはげしくきわめて不経済である。
してドレスすることにより行うので、位置合せかうまく
行かない場合、何度でも砥面のドレスを行う必要があり
、砥石の損耗がはげしくきわめて不経済である。
微調整段階では、位置合せのやり直しが多くなり、工数
及び時間の浪費がきわめて大きい。
及び時間の浪費がきわめて大きい。
等の欠点があった。
この考案は以上のような曲率面の位置合せを著るしく容
易となし、前記のような従来の欠点を解消することを目
的とするものである。
易となし、前記のような従来の欠点を解消することを目
的とするものである。
実施例について説明すれば、砥石の砥面、ブレード及び
フィードドラムの給送面の各面が、ころ等の工作物の円
周面の曲率r。
フィードドラムの給送面の各面が、ころ等の工作物の円
周面の曲率r。
に対応した曲率r1゜r3* r4により形成されてい
る心無研削盤において、ドラム支持台9に支持されるフ
ィードドラム4を、砥石2の軸方向に移動可能に構成し
、砥石砥面の曲率面を基準としてフィードドラム4の曲
率面の位置合せを行うように構成する。
る心無研削盤において、ドラム支持台9に支持されるフ
ィードドラム4を、砥石2の軸方向に移動可能に構成し
、砥石砥面の曲率面を基準としてフィードドラム4の曲
率面の位置合せを行うように構成する。
フィードドラム4の前記軸方向移動、すなわち曲率面の
位置合せ装置としては、例えば第3図に示すように、フ
ィードドラム4をドラム支持台9に支承する軸受装置1
7.18の一方17を、ドラム支持台9に軸方向に摺動
可能に設けたフランジ19内にユニット化して組込み、
該フランジ19に螺合して先端をドラム支持台9に当接
させた調整ホルト20及びフランジ19を貫挿し先端部
をドラム支持台9に螺合した調整ボルト21の2種のボ
ルトを設ける。
位置合せ装置としては、例えば第3図に示すように、フ
ィードドラム4をドラム支持台9に支承する軸受装置1
7.18の一方17を、ドラム支持台9に軸方向に摺動
可能に設けたフランジ19内にユニット化して組込み、
該フランジ19に螺合して先端をドラム支持台9に当接
させた調整ホルト20及びフランジ19を貫挿し先端部
をドラム支持台9に螺合した調整ボルト21の2種のボ
ルトを設ける。
すなわち調整ボルト20゜21によりフランジユニット
を介してフィードドラム4を軸方向に移動させ前記位置
合せを行う。
を介してフィードドラム4を軸方向に移動させ前記位置
合せを行う。
フィードドラム4とその駆動部10とを連結するカップ
リング22は、例えは爪クラッチのように、フィードド
ラム4の軸方向の動きをある程度許容する型式のものが
望ましい。
リング22は、例えは爪クラッチのように、フィードド
ラム4の軸方向の動きをある程度許容する型式のものが
望ましい。
。なおフランジ19とドラム支持台9との嵌合部は、フ
ランジ19の軸方向の動きを許容する構成であるが、フ
ィードドラム4の軸とその軸受17との嵌合をタイトに
することはいうまでもない。
ランジ19の軸方向の動きを許容する構成であるが、フ
ィードドラム4の軸とその軸受17との嵌合をタイトに
することはいうまでもない。
また他の軸受18の部分においても、ブツシュ23とド
ラム支持台9との嵌合部において、ブツシュ23の軸方
向の動きを許容するとか、或は軸受18とフィードドラ
ム軸との嵌合部において軸方向の動きを許容する等、フ
ィードドラム4の軸方向の位置合せに支障のない構造と
する。
ラム支持台9との嵌合部において、ブツシュ23の軸方
向の動きを許容するとか、或は軸受18とフィードドラ
ム軸との嵌合部において軸方向の動きを許容する等、フ
ィードドラム4の軸方向の位置合せに支障のない構造と
する。
図において24はオイルシール、25は軸受カバーであ
る。
る。
この考案は以上のような構造であって、砥石2とフィー
ドドラム4との曲率面の位置合せを、フィードドラム4
を軸方向に移動させることによって行うものであるから
、従来のように位置合せのために砥石のドレスを再三繰
り返すというような面倒が全くなく、砥石のドレス回数
が著るしく減少してその損耗が格段に減少し砥石寿命を
大巾に延長する。
ドドラム4との曲率面の位置合せを、フィードドラム4
を軸方向に移動させることによって行うものであるから
、従来のように位置合せのために砥石のドレスを再三繰
り返すというような面倒が全くなく、砥石のドレス回数
が著るしく減少してその損耗が格段に減少し砥石寿命を
大巾に延長する。
またフィードドラム4の軸方向移動、すなわち曲率面の
位置合せ作業は、フランジユニットを2種の調整ボルト
により軸方向に移動させるというきわめて簡単な構造を
もって、容易かつじん速に実施することが可能であり、
しかもその微調節が容易であって、位置合せのための工
数を大巾に減少すると共に、その精度を飛躍的に向上腰
きわめて精度のよいクラウニング加工を実施することが
できる。
位置合せ作業は、フランジユニットを2種の調整ボルト
により軸方向に移動させるというきわめて簡単な構造を
もって、容易かつじん速に実施することが可能であり、
しかもその微調節が容易であって、位置合せのための工
数を大巾に減少すると共に、その精度を飛躍的に向上腰
きわめて精度のよいクラウニング加工を実施することが
できる。
第1図は心無研削盤の構成を略示する平面図、第2図は
工作物と砥石、ブレード、フィードドラムの関係を示す
要部の平面図、第3図はこの考案の実施例の一部縦断面
図である。 1・・・・・・ころ、2・・・・・・砥石、3・・・・
・・ブレード、4・・・・・・フィードドラム、6・・
・・・・ドレス工具、7・・・・・・テンプレート、9
・・・・・・ドラム支持台、17,18・・・・・・軸
受、19・・・・・・フランジ、20,21・・・・・
・調整ボルト、22・・・・・・カップリング。
工作物と砥石、ブレード、フィードドラムの関係を示す
要部の平面図、第3図はこの考案の実施例の一部縦断面
図である。 1・・・・・・ころ、2・・・・・・砥石、3・・・・
・・ブレード、4・・・・・・フィードドラム、6・・
・・・・ドレス工具、7・・・・・・テンプレート、9
・・・・・・ドラム支持台、17,18・・・・・・軸
受、19・・・・・・フランジ、20,21・・・・・
・調整ボルト、22・・・・・・カップリング。
Claims (2)
- (1)砥石の砥面、ブレード及びフィードドラムの給送
面の各面が曲率面とされる心無研削盤において、ブレー
ドドラムを砥石の軸方向に移動可能に構成し、砥石砥面
の曲率面を基準としてフィードドラム曲率面の位置合せ
を行うことを特徴とする曲率面位置調整装置 - (2)ドラム支持台にフィードドラムを支承するフラン
ジユニットと前記ドラム支持台との間に、フィードドラ
ムを砥石の軸方向に移動させる調整装置を設けた実用新
案登録請求の範囲(1)記載の曲率面位置調整装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3426580U JPS6024532Y2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | 心無研削盤における曲率面位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3426580U JPS6024532Y2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | 心無研削盤における曲率面位置調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56137938U JPS56137938U (ja) | 1981-10-19 |
JPS6024532Y2 true JPS6024532Y2 (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=29629899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3426580U Expired JPS6024532Y2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | 心無研削盤における曲率面位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024532Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-14 JP JP3426580U patent/JPS6024532Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56137938U (ja) | 1981-10-19 |
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