JPS6024420Y2 - 撤水器 - Google Patents
撤水器Info
- Publication number
- JPS6024420Y2 JPS6024420Y2 JP1976117559U JP11755976U JPS6024420Y2 JP S6024420 Y2 JPS6024420 Y2 JP S6024420Y2 JP 1976117559 U JP1976117559 U JP 1976117559U JP 11755976 U JP11755976 U JP 11755976U JP S6024420 Y2 JPS6024420 Y2 JP S6024420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- main body
- nozzle
- watering
- main nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は農業、林産業に使用される連続自動廻動式撒水
器の改良に係り、その目的とするところは撒水方向の廻
動と同時に、噴水ノズルの噴水仰角を自動的に変化させ
ることにより撒水均等係数を向上せしめる撒水器を提供
するにある。
器の改良に係り、その目的とするところは撒水方向の廻
動と同時に、噴水ノズルの噴水仰角を自動的に変化させ
ることにより撒水均等係数を向上せしめる撒水器を提供
するにある。
従来のこの種反動回動式撒水器は撒水用の主ノズルと廻
転動力用の副ノズルとよりなり、主ノズルにより噴水距
離範囲の撒水がなされ、−刃側ノズルによって反動羽根
に向って噴射をなしこれを回動せしめると同時に、反動
羽根との衝突による破砕によって生ずる水滴の分散と、
反動羽根の回動間隔運動の通常ノズル噴水とによる合成
撒水が繰返される。
転動力用の副ノズルとよりなり、主ノズルにより噴水距
離範囲の撒水がなされ、−刃側ノズルによって反動羽根
に向って噴射をなしこれを回動せしめると同時に、反動
羽根との衝突による破砕によって生ずる水滴の分散と、
反動羽根の回動間隔運動の通常ノズル噴水とによる合成
撒水が繰返される。
しかしこれ等撒水時においては主ノズルの仰角が固定さ
れているので撒水方向範囲が限られることになるので均
等撒水を得ることが困難となる。
れているので撒水方向範囲が限られることになるので均
等撒水を得ることが困難となる。
従ってこの様な撒水器の撒水半径での配置による重ね撒
水を行ったときはドーナツ現象或は部分的過度撒水時の
不均等撒水となることはさけられない。
水を行ったときはドーナツ現象或は部分的過度撒水時の
不均等撒水となることはさけられない。
本考案は上記問題点を解決せるもので次に実施例を示す
図面につきその構成作用並びに効果を詳細に説明する。
図面につきその構成作用並びに効果を詳細に説明する。
1は本体でその下方に連続する廻動主軸2は取付固定基
部3に遊嵌する。
部3に遊嵌する。
4は主ノズルである。5は副ノズルで反動羽根6に向っ
て噴水をなし、反撥反動用バネ7との共同作動で本体1
への反復打撃力によって連続回転撒水をなす。
て噴水をなし、反撥反動用バネ7との共同作動で本体1
への反復打撃力によって連続回転撒水をなす。
以上のことは従来公知の撒水器と同様であるが、本考案
における8は波形板で上面に半円形溝9を放射方向に穿
設し、固定基部3上方の支持筒3′の外側面に嵌着固定
される。
における8は波形板で上面に半円形溝9を放射方向に穿
設し、固定基部3上方の支持筒3′の外側面に嵌着固定
される。
10は主ノズル4の仰角可変用桿で中央部は、本体1の
主ノズル4側枝管1′の端部下方に軸芯11にて枢着す
る。
主ノズル4側枝管1′の端部下方に軸芯11にて枢着す
る。
可変用桿10の左方は本体1の側面を迂回して更に下方
に曲折した曲桿12となり下端に上記波形板8上面の半
円形溝9に嵌合する半球状突起13を突設する。
に曲折した曲桿12となり下端に上記波形板8上面の半
円形溝9に嵌合する半球状突起13を突設する。
14は振動枠で上方は主ノズル基部側面にピン15にて
枢着し、下方は可変用桿10の上端にピン15′にて回
動自在に連結する。
枢着し、下方は可変用桿10の上端にピン15′にて回
動自在に連結する。
16はラバー又はプラスチック等の軟質材よりなる可撓
管で主ノズル4の下端と本体1の枝管1′上端とを連結
通管する。
管で主ノズル4の下端と本体1の枝管1′上端とを連結
通管する。
本考案は上記の如き構成であるから、主ノズル4が高仰
角度の上限噴水状態αであったものが副ノズル5の反動
羽根6への噴射ならびに反動用バネ7の作動の打撃によ
る本体1の回動につれ曲桿12の下端突起13が半円形
溝9より離脱して波形板8の上面に乗り上げることによ
り可変用桿10が軸芯11のまわりに回動して、振動枠
14の下降と共に主ノズル4管を下方に引き下げ、可撓
管16が彎曲しつつ主ノズル4は噴水しながら低伸角度
の下限噴水状態βとなる。
角度の上限噴水状態αであったものが副ノズル5の反動
羽根6への噴射ならびに反動用バネ7の作動の打撃によ
る本体1の回動につれ曲桿12の下端突起13が半円形
溝9より離脱して波形板8の上面に乗り上げることによ
り可変用桿10が軸芯11のまわりに回動して、振動枠
14の下降と共に主ノズル4管を下方に引き下げ、可撓
管16が彎曲しつつ主ノズル4は噴水しながら低伸角度
の下限噴水状態βとなる。
更に廻動による突起13の半円形溝9への落込みにより
主ノズル1が高仰角度となる。
主ノズル1が高仰角度となる。
かくして主ノズルは上限α、下限βの噴水状態内におい
て連続的に移行しながら噴水を続け、更に副ノズルによ
る破砕噴水並びに通常噴水との合成撒水により撒水均等
係数の高度な撒水が得られることになる。
て連続的に移行しながら噴水を続け、更に副ノズルによ
る破砕噴水並びに通常噴水との合成撒水により撒水均等
係数の高度な撒水が得られることになる。
果樹園に於て薬液を撒布するとき葉に当った水滴が乱反
射して二次三次付着を行うことは従来のスプリンクラ−
で実証済であり、果樹等の葉に当る水滴進入角度は一般
に15°〜22°の範囲が効果的である。
射して二次三次付着を行うことは従来のスプリンクラ−
で実証済であり、果樹等の葉に当る水滴進入角度は一般
に15°〜22°の範囲が効果的である。
従って上限α、下限βをこれ等の角度範囲内で定め主ノ
ズルの噴射角を上下させて撒水を行うときは理想的に薬
液散布効果率をアップすることができる。
ズルの噴射角を上下させて撒水を行うときは理想的に薬
液散布効果率をアップすることができる。
第3図においてA図は、本考案による単−撒水器の撒水
強度(撒水器)を表わしたものである。
強度(撒水器)を表わしたものである。
即ちaは高仰角時の上限噴水状態αにおける撒水器、b
は低仰角時の下限噴水状態βにおける撒水器、Cはこれ
等の平均撒水強度を示したものであり、これより本考案
における合成撒水により撒水均等係数の向上を知ること
ができる。
は低仰角時の下限噴水状態βにおける撒水器、Cはこれ
等の平均撒水強度を示したものであり、これより本考案
における合成撒水により撒水均等係数の向上を知ること
ができる。
B図は、A図における平均撒水深を有する撒水器を撒水
半径間隔で重ね撒水を行ったときの合戊撒水深を表わし
たもので、即ち49口は各の撒水器、ハは合戊撒水深を
表す。
半径間隔で重ね撒水を行ったときの合戊撒水深を表わし
たもので、即ち49口は各の撒水器、ハは合戊撒水深を
表す。
従ってこの合威撒水深へが平均的に水平状態となり均等
撒水が行なわれていることを示す。
撒水が行なわれていることを示す。
0図、D図は従来の撒水器の撒水半径間隔での重ね撒水
を行ったときの合威撒水深を表わす。
を行ったときの合威撒水深を表わす。
即ち0図は高仰角時、D図は低仰角時の場合の単−撒水
器は撒水法イ9口および合威撒水深へを示す。
器は撒水法イ9口および合威撒水深へを示す。
従って従来の撒水器の撒水半径間隔での重ね撒水にいて
はその合戊撒水深は0図のホの如く過度撒水深、D図へ
のドーナツ現象等合或撒水深の極度の不均等現象が生ず
る。
はその合戊撒水深は0図のホの如く過度撒水深、D図へ
のドーナツ現象等合或撒水深の極度の不均等現象が生ず
る。
上記の如く本考案撒水器での主ノズル4の上下首振り運
動は丁度水道ホースでの撒水時にホース口を上下に振り
つつ撒水するが如き状態で遠近交叉して撒水するので地
表に到達した状態を知る撒水均等係数を著しくアップす
ることができ、これ等の撒水器財の配列による合威撒水
深は第3図B図の如く平均的な撒水量(降水量)を得る
ことができる斯の如く本考案撒水器の実用的な効果多大
である。
動は丁度水道ホースでの撒水時にホース口を上下に振り
つつ撒水するが如き状態で遠近交叉して撒水するので地
表に到達した状態を知る撒水均等係数を著しくアップす
ることができ、これ等の撒水器財の配列による合威撒水
深は第3図B図の如く平均的な撒水量(降水量)を得る
ことができる斯の如く本考案撒水器の実用的な効果多大
である。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はその平面図、第
2図は正面図、第3図は撒水距離と撒水器との関係を示
す線図であり、Aは本考案の単一撒水における低仰角時
、高仰角時およびその平均値を示し、Bは本考案撒水器
による重ね撒水を行ったときの合戊撒水深を示し、C,
Dは各従来の撒水器による重ね撒水を行ったときの合威
撒水深を示す。 1は本体、1′は枝管、2は回動主軸、3は固定基部、
3′は支持筒、4は主ノズル、5は副ノズル、6は反動
羽根、7は反撥反動用バネ、8は波形板、9は半円形溝
、10は可変用桿、11は軸芯、12は曲桿、13は突
起、14は振動枠、15.15’はピン、16は可撓管
。
2図は正面図、第3図は撒水距離と撒水器との関係を示
す線図であり、Aは本考案の単一撒水における低仰角時
、高仰角時およびその平均値を示し、Bは本考案撒水器
による重ね撒水を行ったときの合戊撒水深を示し、C,
Dは各従来の撒水器による重ね撒水を行ったときの合威
撒水深を示す。 1は本体、1′は枝管、2は回動主軸、3は固定基部、
3′は支持筒、4は主ノズル、5は副ノズル、6は反動
羽根、7は反撥反動用バネ、8は波形板、9は半円形溝
、10は可変用桿、11は軸芯、12は曲桿、13は突
起、14は振動枠、15.15’はピン、16は可撓管
。
Claims (1)
- 反撥反動回転式撒水器において、固定基部3の支持筒3
′の外側に、上面に溝9を穿設せる波形板8を固定し、
下端に上記溝9に嵌合する突起13を突設せる曲桿12
を備えた可変用桿10の中央部を、固定基部3に対して
回動自在な本体1の枝管1′の下部に枢着し、下端を可
変用桿10の上端に回動自在に連結し、主ノズル4と本
体1の枝管1′とを可撓管16で連結通管し、本体1の
回動と共に主ノズル4の仰角を変化させるようにした事
を特徴とする撒水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976117559U JPS6024420Y2 (ja) | 1976-08-31 | 1976-08-31 | 撤水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976117559U JPS6024420Y2 (ja) | 1976-08-31 | 1976-08-31 | 撤水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5334006U JPS5334006U (ja) | 1978-03-25 |
JPS6024420Y2 true JPS6024420Y2 (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=28727133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976117559U Expired JPS6024420Y2 (ja) | 1976-08-31 | 1976-08-31 | 撤水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024420Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8777521B2 (en) | 2009-04-10 | 2014-07-15 | Nippon Steel Engineering Co., Ltd. | Steel pipe pile and method of installing the steel pipe pile |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100845077B1 (ko) | 2007-02-26 | 2008-07-09 | 김종군 | 스프링 쿨러 |
JP2010058016A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Furukawa Engineering & Construction Inc | スプリンクラー |
-
1976
- 1976-08-31 JP JP1976117559U patent/JPS6024420Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8777521B2 (en) | 2009-04-10 | 2014-07-15 | Nippon Steel Engineering Co., Ltd. | Steel pipe pile and method of installing the steel pipe pile |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5334006U (ja) | 1978-03-25 |
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