JPS60243465A - 車両用冷房装置 - Google Patents

車両用冷房装置

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Publication number
JPS60243465A
JPS60243465A JP9951584A JP9951584A JPS60243465A JP S60243465 A JPS60243465 A JP S60243465A JP 9951584 A JP9951584 A JP 9951584A JP 9951584 A JP9951584 A JP 9951584A JP S60243465 A JPS60243465 A JP S60243465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
liquid tank
compressor
temperature
refrigeration cycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP9951584A
Other languages
English (en)
Inventor
藤村 至
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9951584A priority Critical patent/JPS60243465A/ja
Publication of JPS60243465A publication Critical patent/JPS60243465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍サイクル起動時の冷却効率を向上させる
ことが可能な車両用冷房装置に関する。
従来技術 従来の車両用冷房装置としては、第1図に示したものが
ある(昭和58年5月31日(社〕自動車技術会発行「
自動車工学便覧」第7偏1−123負ン。すなわち冷凍
サイクル1には、コンプレッサ2.コンデンサ 6.リ
キッドタンク4.膨張弁5.エバポレータ6等が順次設
けられている。
前記コンプレッサ2は、図外のエンジンによす駆動され
冷凍サイクル1内に封入されている冷媒を断熱圧縮する
。これによって高温高圧のガス状となった冷媒は、コン
デンサ6に送られる。該コンデンサ6では、冷媒は凝縮
され、液冷媒となって、リキッドタンク4に貯留される
。該リキッドタンク4内の液冷媒は、膨張弁5を通過す
ることにより、断熱膨張され圧力と温度が下がり、気液
混合状態テエハホレータ6内に入る。そして該エバポレ
ータ6内で外部より熱を吸収して完全に気化し、等温膨
張を続け、該エバポレータ6の表面を通流し、車室内に
供給される空気の冷却作用を営む。
これにより過熱蒸気となった冷媒は、コンプレッサ2内
に入り、再度断熱圧縮されるのである。
しかしながらこのような従来の車両用冷房装置にあって
は、冷凍サイクル1を一定時間稼動させた後に停止させ
ると、低圧側であるエバポレータ6とコンプレッサ2間
は低温状態となることからサイクル停止前に得られた液
冷媒は、低温状態にあるエバポレータ6とコンプレッサ
2間に集中して残留する。このため高圧側であるコンデ
ンサ6と膨張弁5間には、ガス状の冷媒のみが残留し、
コンプレッサ停止前に得られた液化冷媒を再起動直後の
冷房に有効利用することができない。したがって再起動
時に迅速な急冷効果を得ることができず、又液化冷媒が
残留するコンプレッサ2に液圧縮が生じ、コンプレッサ
2の耐久性が著しく損なわれることも懸念されるもので
あった。
発明の目的 本発明は、かかる従来の車両用冷房装置の実情に鑑みて
なされたものであり、サイクル停止前に得られた液化冷
媒をリキ・ソドタンク内に収容することによって、再起
動時にこの液化冷媒を有効利用して迅速な急冷を可能に
するとともにコンプレッサの液圧縮をも解消した車両用
空気調和装置を提供することを目的とするものである。
発明の構成 前記目的を達成するために本考案にあっては、冷媒を断
熱圧縮するコンプレッサと、圧縮された冷媒を凝縮する
コンデンサと、凝縮された液化冷媒を貯留するリキッド
タンクと、この液冷媒を減圧する膨張弁と、減圧された
冷媒を蒸発させるエバポレータとからなる冷凍サイクル
を用いた冷房装置において、前記リキッドタンクには、
冷凍サイクル停止中のリキッドタンク内の冷媒温度を前
記コンプレ・ソザ、エバポレータ内の冷媒温度より低温
に維持する冷却手段を設け、サイクル停止前に得られた
液化冷媒をリキッドタンク内に収容するようにしである
実施例 以下本発明の一実施例について、前述の従来装置と同一
部材に同一符号を付して図面に従って説明する。すなわ
ち本実施例に係る車両用空気調和装置は、第2図に示し
た冷凍サイクル1全具備している1、該冷凍サイクル1
には、前述した諸機能ヲ有スるコンプレッサ2.コンデ
ンサ6、リキッドタンク4.膨張弁5.エバポレータ6
が順次設けられている。前記リキッドタンク4は、第3
図に示したように円筒状であって前記コンデンサ6に連
通ずる導入パイプ7aと膨張弁5に連通ずる導出パイプ
7bが設けられている。又リキッドタンク4の外周面に
は、ペルチェ効果を利用した冷却手段たる熱電冷却素子
8が冷却面8aをタンク周面4aに密着させて貼設され
ている。熱電冷却素子8は、外周部に発熱面8bを壱し
、該光熱面8bKは放熱器9が取り付けられている。さ
らにリキッドタンク4の底部4bには、該リキッドタン
ク4内の冷媒温度を検出するための第1のサーミスタ1
0が設けられている。一方前記エバボレータ6.コニ/
プレソサ2内には内部の冷媒温度を検出するための第2
.第3のサーミスタlL12が配設されている。該第1
.第2のサーミスタ11゜12はともに前記第1のサー
ミスタ9と同一の特性を備えている。他方この冷凍サイ
クル1が搭載されている自動車16のルーフパネル14
表面には、太陽電池15が設けられている。該太陽電池
15によって得られた電源は、コントローラ16を介し
てMiJ記熱電却素子8に供給されるようになっている
。前記コントローラ16は第4図に示した回路を有して
いる。すなわち前記第1のサーミスタ10には抵抗17
.18が直列に設けられており、又第2.第3のサーミ
スタ11.12に抵抗17が直列に設けられている。こ
の抵抗17゜18は図示した点A、B、Cに、各サーミ
スタ10゜11.12が検出した冷媒温度に対応する電
圧全発生するための分圧抵抗である。したがって点Aに
おける電圧は、第5図に破線で示したように、各サーミ
スタ10,11.12が等抵抗状態では、抵抗18の分
だけ、点B、Cの電圧(実線で図示)よりも高くなる。
さらに前記点A、Bの出力側にはコンパレータ19が設
けられており、叉点A。
Cの出力側1には、コンパレータ20が設けられている
。この両コンパレータ19.20は温度換算でΔTHヒ
ヌテリンスを備えており(第6図)、コンパレータ19
,20によって点Aに対する点B。
Cの電圧の比較、換惰すればリキ・ラドタンク4内ノ温
度とエバポレータ6及びコンプレ・フサ2内の温度との
比較を行なっている3、第6図は、コンノくレータ19
の出力特性を示すもので、図中T1.はりキッドタンク
4内の温度、TEはエノ(ボレータロ内の温度、ΔTs
は前記抵抗18の分圧抵抗値によって設定されたオフセ
ット温度である。しかしてコンパレータ19は、Tt、
がTE−Δ’rsより高くなると出力がONとなり、T
LがTE−ΔTs−ΔTHよりも低くなるとOFFとな
る特性を備えている。又コンパレータ20の特性も同様
であって、TE ’fcコンプレブサ2内の温度TcK
置換した出力特性を有する。なおΔTs、11’l’H
は、共に2〜3℃程度が適当である。かかるコンパレー
タ19.20の出力側には、さらにOR回路21が設け
られている。
該OR回路21は、ドライブトランジスタ22に接続さ
れており、該ドライブトランジスタ22は前記熱電冷却
素子8の負極側に設けられ、接地されている。
なお、前記太陽電池15とコントローラ16間ニハ、前
記コンプレ9サ2のON、OFFに連動する図示しない
ヌイソチ機構が設けられている。したがって第4図に示
した回路には、冷凍サイクル1の停止時のみ太陽電池1
5から電源電流が供給されるようになっている。
以上の構成に係る本実施例において、冷凍サイクル1を
稼動させると、コンプレッサ2は冷媒ヲ断熱圧縮し、圧
縮された冷媒はコンデンサ6で凝縮され、液冷媒がリキ
ッドタンク4内に貯留される。この液冷媒は、膨張弁5
によって減圧され、エバポレータ6内で蒸発し、該エバ
ポレータ6ft通過する空気を冷却する。冷却された空
気は、自動車16の車室内に吹出され、冷房に供される
のである。
次に乗員が空気調和装置のスイッチをOFFにし、ある
いは車室内の温度制御に伴って冷凍サイクル1が停止し
た場合について考擦する。すなわチ冷凍サイクル1が停
止すると、コンプレッサ2の停止前に得られた液冷媒は
、冷凍サイクル1内の適宜の部位に残留する。一方コン
プレッサ2の停止と同時に、前述したスイッチ機構によ
り、太となる。よって車両停止状態であってもコントロ
ーラ16は、太陽電池15がら電力を供給されて作動す
る。これによりサーミヌタ10.11.12は導通状態
となり、点A、B、Cよりコンパレータ19.20に電
圧が供給される。該コンパレータ19,20は、それぞ
れ点Aに対する点B、Cの電圧の比較、換言すればリキ
ッドタンク4内の温度TLとエバポレータ6内の温度T
B及びコンプレッサ2内の温度Tcの比較を行なう。そ
してコンパレータ19,20は前述のようにTLがTE
−Δ’rs−Δガ+ ’rc−ΔTS−ΔTH工り低く
ならない限りON状態全継続することから、リキッドタ
ンク6内の温度がエバポレータ6あるいはコンプレッサ
2の温度よりもさらに2〜3℃低くならない限り、熱電
冷却素子に電流が供給される。したがってリキッドタン
ク4内は、熱電冷却素子のベルチェ効果によりエバポレ
ータ6内およびコンプレッサ2より低温に維持される。
すると冷凍サイクル1内に残留している液状冷媒は、そ
の物性からこの冷凍サイクル1内において最も低温であ
るリキ・ソドタンク4に集中し、該リキッドタンク4内
に貯留される。
そしてこの様な状態でコンプレッサ2’17ONにし、
冷凍サイクル1を再起動させると、リキッドタンク4内
の液化冷媒は、直ちに膨張弁5に送られ、エバポレータ
6へも充分冷媒が供給される。
よって冷凍サイクル1の高低圧は、速みやかに形成され
サイクル停止前に得られた残留冷媒を有効利用して、定
當運転状態を得ることができる。したがってサイクル起
動直後において、既効的な急冷効果金得ることができる
のである。又サイクル停止時にコンプレッサ2内に残留
していた液冷媒は、前述のようにリキッドタンク4内に
収容されることから、コンプレッサ2に液圧縮が生ずる
ことはなく、該コンプレッサ2の耐久性を向上させるこ
とができる。
なお前記実施例においては、太陽電池15と、熱電冷却
素子8の耐久性を考慮し、リキッドタンク4會冷却する
必要がない場合には、画素子を使用しない回路構成とし
たが、画素子を直結して常時リキッドタンク4の冷却を
行なうようにしても、同様の作用効果を得れることは勿
論である。
発明の詳細 な説明したように本発明は、冷凍サイクル停上申におい
て、リキッドタンク内の冷媒温度を、エバポレータ及び
コンプレブサ内の冷媒温度より低温に維持するようにし
たことから、冷凍サイクル停止前に得られた液化冷媒音
リキ・ソドタンク内に集中させることができる。よって
冷凍サイクル停止前に得られた液化冷媒を起動直後から
有効利用して、冷凍ライフル内に高低正金迅速に形成し
、起動直後の急冷特性の向上を図ることができる。
又サイクル停止111にコングレツサ内に残留した液化
冷媒は、リキッドタンク内に集中することによって除去
されることから、起動時にコンプレツサに液圧縮が生ず
ることを解消し、耐久性の向上をも図ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の車両用空気調和装置の冷凍サイクルを
示す概念図、第2図は、本発明の一実施例を示す概念図
、第3図は同実施例に係るリキッドタンクの断面図、第
4図は同実施例に係るコントローラの回路図、第5図は
同実施例の温度検出特性図、第6図は同実施例に係るコ
ンパレータの特性図である。 1・・・冷凍サイクル、2・・・コンプレツサ、6・・
・コンデンサ、4・・・リキッドタンク、5・・・膨張
弁、6・・・エバポレータ、8・・・熱電冷却素子(冷
却手段)、15・・・太陽電池、16・・・コントロー
ラ。 外2名 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 冷媒を断熱圧縮するコンプレッサと、圧縮された冷
    媒を凝縮するコンデンサと、凝縮された液冷媒を貯留す
    るリキッドタンクと、この液冷媒を減圧する膨張弁と、
    減圧された冷媒を蒸発させるエバポレータとからなる冷
    凍サイクルを用いた冷房装置において、前記リキッドタ
    ンクには、冷凍サイクル停止中のリキッドタンク内の冷
    媒温度を前記エバポレータ及びコンプレッサ内の冷媒温
    度より低温に維持する冷却手段を設けたことを特徴とす
    る車両用冷房装置。 2、特許請求の範囲第1項の記載において、冷却手段と
    して車体表面に取り付けられた太陽電池を駆動源とする
    熱電冷却素子ラリキッドタンクに配設したことを特徴と
    する車両用冷房装置。
JP9951584A 1984-05-17 1984-05-17 車両用冷房装置 Pending JPS60243465A (ja)

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JP9951584A JPS60243465A (ja) 1984-05-17 1984-05-17 車両用冷房装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9951584A JPS60243465A (ja) 1984-05-17 1984-05-17 車両用冷房装置

Publications (1)

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JPS60243465A true JPS60243465A (ja) 1985-12-03

Family

ID=14249385

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9951584A Pending JPS60243465A (ja) 1984-05-17 1984-05-17 車両用冷房装置

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JP (1) JPS60243465A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021081153A (ja) * 2019-11-22 2021-05-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷凍サイクル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021081153A (ja) * 2019-11-22 2021-05-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷凍サイクル装置

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