JPS6023706Y2 - 液面計調整用治具 - Google Patents

液面計調整用治具

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JPS6023706Y2
JPS6023706Y2 JP10990679U JP10990679U JPS6023706Y2 JP S6023706 Y2 JPS6023706 Y2 JP S6023706Y2 JP 10990679 U JP10990679 U JP 10990679U JP 10990679 U JP10990679 U JP 10990679U JP S6023706 Y2 JPS6023706 Y2 JP S6023706Y2
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JP
Japan
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level gauge
liquid level
tank
flange
bolt
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Expired
Application number
JP10990679U
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English (en)
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JPS5627623U (ja
Inventor
岩雄 長谷川
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液化石油ガス(LPG)などの貯蔵タンクの液
面計の作動不完全なときに、液面計を正常作動状態にも
どすに必要な治具を提供するにある。
通常LPGの貯槽には反射式液面計、地上タンクに対し
ては液位の差圧測定による液面計を使用するが、地下タ
ンクにはそれらが適用されていない。
本考案はガソリンスタンプなどに使用するLPGタンク
に適用するものであって、フロート式液面計用に使用さ
れる。
液面計を監視し乍ら液体を補給、又は排出する場合に液
面計の針が動かなくなったときに正常に作動するように
なおす必要がある。
その場合にタンク内に圧力がかつており、タンク内の液
を全部排出してもタンク内に人がはいれるようにするに
はN2ガスによるパージ、空気置換作業など非常な手間
を要するものである。
タンク内に人がはいって点検修理しても、故障個所はフ
ロート支持棒が温度計などに引掛かっていたりする場合
が大部分で、これらの故障は液面計の検出部を動かして
やることによって解消することができるものである。
本考案は上記に鑑みなされたもので液面計を動かして液
面計の作動を正常にもどすために考案された治具である
本考案を説明するために先づ、液面計自体の構造を説明
する。
第1図は地下タンクの一例で、1がタンクで地上はGL
にて表示した線であり、地下室2内に耐圧タンク1を据
えつける。
タンク1には上面にドーム3があり、このドーム蓋4上
に液面指示計6のほか図示していないが温度指示計など
のゲージおよび給排管などを取付けるものである。
6′は液面指示計をタンク側壁にとった場合である。
5はフロートレバー7により支持せられ、フロート5の
位置をレバー7の傾斜角度によって検出するものである
第2図に示すものは液面計全体で液面をタンク1内に設
けたフロート5て検出し、液面変化をレバー7の回転運
動に変え、傘歯車装置8で鉛直軸の回転運動とし、鉛直
軸頂部のマグネット板9を回転させる。
圧力部との仕切板10は排磁性のオーステナイト鋼で、
仕切板10を隔てて外部のマグネット板11を回転させ
、このマグネット板11に固着した指示計6の針を移動
せしめるものである。
ドーム蓋4にはフランジ12をボルト138本で取付け
るものである。
本考案を示す第3図は上記フロート式液面計の作動が不
完全になったときに使用するもので、ドーム蓋4上に取
付けた液面計のフランジ12の外周を覆う大きさの胴体
14であって下端にはパツキン17を、上端にはフラン
ジ15を有し、盲フランジ16をボルト18により固着
する。
胴体14内にはこの胴体をドーム蓋4に固定するための
植込ボルト19を支持する支持材20が胴体14内にあ
り、盲フランジ16には液面計の取付ボルト27を取外
すための袋ナツト付ボルト21、液面計を吊り上げるた
めの吊上棒22および胴体14内の圧力を逃がすための
弁23を有するものである。
次に、本考案の実施例の作用について説明する。
液面計の指示計6の指針の振れがとまったような場合に
使用する。
タンク1内の残り液量が少なくなった状態ではタンク内
圧力は10kg/cJ以下になるから、こういう状態の
時を選定して次の作業を行う。
先づ液面指示計6をビス25をゆるめて取り外す。
次に液面計フランジ12の植込ボルト138本のうち、
等ピッチに1本おきの4本を六角ボルト27に取替える
残り4本の植込ボルトを順次取外し、胴体14をタンク
のドーム蓋4の上にセットし、4本の新しい植込ボルト
19を支持材20を介してドーム蓋4にねじ込み、胴体
14とドーム蓋4をパツキン17によって耐圧気密性を
保持させる。
次に液面計指示計6を取外したあとの本体に吊上用アダ
プター24をビス25によってとりつけ吊上棒22をセ
ットし盲フランジ16に固着している袋ナツト付ボルト
21を六角ボルトにはまり込むようにセットし盲フラン
ジ16とフランジ15とをボルト18により締結し、胴
体14内の耐圧気密を保持させる。
袋ナツト付ボルト21および吊上棒22の盲フランジ1
6貫通部にはグランドパツキンを使用し、それぞれグラ
ンド押えにより圧力シールを保たせる。
次に4本の六角ボルト27を袋ナツト付ボルト21にて
順次ゆるめて液面計を上下方向に移動自由とし吊上棒2
2の把輪26によって液面計全体を吊り上げる。
液面計の故障はフロート5又はレバー7が天井又は床に
つかえたり温度計とか給排油管のタンク内配管に触れた
りして動かなくなるケースが殆どであるので、液面計全
体を10〜20mm以下に移動することによって故障が
解除される。
2〜3回このような上下動を繰り返し、あとは4本の六
角ボルト27を元の状態に締め付ける。
締め付けが完了すれば弁23を開けて胴体14内の圧力
を逃し、圧力洩れのないことを確認してから、この胴体
を取外し液面計を復旧せしめるものである。
なお、第1図6に示す如く鉛直力向に液面計を取付ける
以外に仮想線6′で示す如く水平方向に液面計を取付け
る場合も本考案の範囲に含まれる。
以上の説明が明らかなように、この考案の液面計調整用
治具は下側にパツキンを有し、上側にフランジを有する
胴体と、該フランジにボルトによって固着する盲フラン
ジとより構威し、上記胴体をタンクに固定するための植
込ボルト用支持材を胴体内に有すると共に、上記盲フラ
ンジには液面計の取付ボルトをゆるめるための袋ナツト
付ボルト、液面計を吊り上げるための吊上棒および、胴
体内の圧力を逃がすための弁を有することを特徴とする
ものであるので、液面計の故障時に殊に可動部分が干渉
し動かなくなった場合などにタンク内のLPGを放出せ
ず、加圧状態でフロートとかレバーを補修調整すること
ができるものである。
LPGの如き可燃性地下タンクでは液面管理上フロート
式液面計が必要な計器であるが、タンクの径が大きくな
るにつれてフロートの回転アームが長くなり、アームの
歪等が生じ易く、液面計取付時および使用中にタンク内
部に装備されている付属物等と干渉し、またはフロート
がタンク底板に喰い込み、フロートが動かなくなるケー
スがある。
従来この場合にはタンク内に入り、調整し、フロートの
動きを正常になるように補修すれば確実であるが、LP
Gの放出、更に内部点検のためのN2ガスによるパージ
および完全に空気を置換する必要がある、など保安上、
充分な注意を要すると共に、補修時間は勿論補修経費の
点でも大掛りであり、又タンクを大気開放によって発錆
し易くなるなどの従来の欠点を本考案によって一挙に解
決するものであり、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は地下タンクの設置状況を示すタンクの側断面図
、第2図はフロート式液面計の側断面図、第3図は本考
案の治具の一例を示す側断面図である。 ・・タンク、4・・ドーム蓋、5・・フロー6.6′・
・液面指示計、7・・レバー、・傘歯車、12・・液面
計取付フランジ、1・胴体、15・・フランジ、16・
・盲フランジ、19・・取付ボルト、20・・支持材、
21・・袋ナツト付ボルト、22・・吊上棒、23・・
弁、24・・吊上用アダプター 25・・ビス、26・
・把輪、27・・六角ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液面計を調整するための治具であって、下側にパツキン
    を有し上側にフランジを有する胴体と、該フランジにボ
    ルトによって固着する盲フランジとより構成腰タンクに
    固定するための植込ボルトを支持する支持材を胴体内に
    有すると共に、上記盲フランジには液面計の取付ボルト
    をゆるめるための袋ナツト付ボルト、液面計全体を吊り
    上げるための吊上棒および、胴体内のガス漏れを検出す
    る弁を有することを特徴とする液面計調整用治具。
JP10990679U 1979-08-08 1979-08-08 液面計調整用治具 Expired JPS6023706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10990679U JPS6023706Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 液面計調整用治具

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JP10990679U JPS6023706Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 液面計調整用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5627623U JPS5627623U (ja) 1981-03-14
JPS6023706Y2 true JPS6023706Y2 (ja) 1985-07-15

Family

ID=29342473

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JP10990679U Expired JPS6023706Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 液面計調整用治具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202007006846U1 (de) 2007-05-10 2007-11-15 Flüssiggas-Anlagen GmbH Anzeiger - Großgerät für Behälter

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JPS5627623U (ja) 1981-03-14

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