JPS60232248A - 水素化触媒 - Google Patents
水素化触媒Info
- Publication number
- JPS60232248A JPS60232248A JP8614584A JP8614584A JPS60232248A JP S60232248 A JPS60232248 A JP S60232248A JP 8614584 A JP8614584 A JP 8614584A JP 8614584 A JP8614584 A JP 8614584A JP S60232248 A JPS60232248 A JP S60232248A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- zeolite
- oil
- titanium oxide
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Catalysts (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は水素化触媒に関し、特に重質油の水素化精製に
用いる触媒に関する。
用いる触媒に関する。
(従来の技術)
従来、原油を蒸留した後の残渣やタールサンド油、石炭
液化油などの重質油は、いおりや窒素の化合物を多量に
含むため、燃料とすると、いおうの酸化物や窒素の酸化
物を大気圧放出することになり好ましくない。
液化油などの重質油は、いおりや窒素の化合物を多量に
含むため、燃料とすると、いおうの酸化物や窒素の酸化
物を大気圧放出することになり好ましくない。
そのため、水素化処理を行ない脱硫脱窒素を計ると同時
に軽質油の生産が行なわれ℃いる。
に軽質油の生産が行なわれ℃いる。
この水素化処理プロセスに適用される一般的な触媒は、
アルミナな担体とし、これに活性金属を担持している。
アルミナな担体とし、これに活性金属を担持している。
この水素化プロセスは、触媒の存在下において、炭化水
素類の分解、いおう化合物の硫化水EX (Ht8 )
+窒素化合物のアンモニア(NHs )への反応を行
なわせるものであるが、触媒の活性の寿命、選択性が鍵
となつ℃いる。従って、その特性を制御する方法とし℃
、細孔容積や細孔分布の検討が一般に行なわれている。
素類の分解、いおう化合物の硫化水EX (Ht8 )
+窒素化合物のアンモニア(NHs )への反応を行
なわせるものであるが、触媒の活性の寿命、選択性が鍵
となつ℃いる。従って、その特性を制御する方法とし℃
、細孔容積や細孔分布の検討が一般に行なわれている。
石油の代替エネルギー開発の一環として、石炭、オイル
シェール、タールサンド等未利用資源の活用が検討され
ている。これらから得られる重質油は原油と比較して窒
素分が多く、水素化触媒に悪い影響を与える。
シェール、タールサンド等未利用資源の活用が検討され
ている。これらから得られる重質油は原油と比較して窒
素分が多く、水素化触媒に悪い影響を与える。
他方、従来からのγ−アルミナを担体とし、ニッケル、
モリブデンなどの活性金属の成分を担持して、石油系の
水素化処理プロセス用に適用されている触媒は、上記の
重質油には充分な性能を示すものが見出され℃いない。
モリブデンなどの活性金属の成分を担持して、石油系の
水素化処理プロセス用に適用されている触媒は、上記の
重質油には充分な性能を示すものが見出され℃いない。
(発明が解決しようとする問題点)
上記した重質油中に含有される窒素化合物は、主として
ピリジンの如き塩基性化合物や、ピロールの如き酸性物
質など種々な形態で存在する。
ピリジンの如き塩基性化合物や、ピロールの如き酸性物
質など種々な形態で存在する。
これらの物質は水素化反応プロセスに於て、触媒のM付
点上にて分解し生成したアンモニア(NH3)が強くそ
の酸性点上に残留して触媒性能の低下をきたすことが実
用上の昧題である。
点上にて分解し生成したアンモニア(NH3)が強くそ
の酸性点上に残留して触媒性能の低下をきたすことが実
用上の昧題である。
(問題点を解決するための手段)
本発明者等は、上述したNH,の触媒上での吸着作用に
着目して、触媒の内部に触媒活性点の示す酸強度より、
さらに強い酸性物質であるシリカ・アルミナ系のゼオラ
イトを包含させたチタニア担体な用いた触媒を開発した
ものである。
着目して、触媒の内部に触媒活性点の示す酸強度より、
さらに強い酸性物質であるシリカ・アルミナ系のゼオラ
イトを包含させたチタニア担体な用いた触媒を開発した
ものである。
すなわち本発明は、ゼオライトを核として、その周囲を
酸化チタンをもって被覆したものを担体とすることを特
徴とする水素化触媒に関する0 本発明において、ゼオライトに対する酸化チタンの被覆
量は、例えば11III+1径のゼオライト球に対し、
触媒成分(Ni○、Coo、Mo○3+WO3等の1種
以上)を担持した酸化チタン重量型量係(被覆厚さ1.
1 、 )〜400重量%(被覆厚さ17 am )が
好ましい。30重量%未満であると触媒成分が有効に作
用せず、400重量係を超えるとゼオライトの強酸点か
有効に作用しなくなるからである。
酸化チタンをもって被覆したものを担体とすることを特
徴とする水素化触媒に関する0 本発明において、ゼオライトに対する酸化チタンの被覆
量は、例えば11III+1径のゼオライト球に対し、
触媒成分(Ni○、Coo、Mo○3+WO3等の1種
以上)を担持した酸化チタン重量型量係(被覆厚さ1.
1 、 )〜400重量%(被覆厚さ17 am )が
好ましい。30重量%未満であると触媒成分が有効に作
用せず、400重量係を超えるとゼオライトの強酸点か
有効に作用しなくなるからである。
なお、上記触媒成分の酸化チタンへの相持型は、触媒成
分の種類によって異なり、例えばNip、 C!ooで
は酸化チタンに対し25〜6.5重量%、MoO8,W
O,では酸化チタンに対し12〜24重量%とすること
が好ましい。
分の種類によって異なり、例えばNip、 C!ooで
は酸化チタンに対し25〜6.5重量%、MoO8,W
O,では酸化チタンに対し12〜24重量%とすること
が好ましい。
本発明に係る水素化触媒は、実施例に示すように、予め
調製した酸化チタン担体に触媒成分を担持させた触媒粉
末をもって、予め造粒したゼオライト球を包含し、球に
造粒する等の方法で調製される。
調製した酸化チタン担体に触媒成分を担持させた触媒粉
末をもって、予め造粒したゼオライト球を包含し、球に
造粒する等の方法で調製される。
(作用)
本発明触媒の機能は、従来のγ−A 120.を担体と
する触媒に比較して、担体成分であるチタニアがより強
い酸性物質であるが、さらにゼオライトの強敵点による
水素化反応により生成するNH3の活性点からの脱離で
ある。未だ理論的説明はできないが、重質油の水素化反
応で生成するNH,の量は、オイル中に残存する窒素の
量から計算する理論的NH,への転化率と一致しない現
象がある。
する触媒に比較して、担体成分であるチタニアがより強
い酸性物質であるが、さらにゼオライトの強敵点による
水素化反応により生成するNH3の活性点からの脱離で
ある。未だ理論的説明はできないが、重質油の水素化反
応で生成するNH,の量は、オイル中に残存する窒素の
量から計算する理論的NH,への転化率と一致しない現
象がある。
R1ノち、水素化後のオイル中に残留する未反応窒素分
からのNH,発生量(理論値〕より、実際に生成するN
H,が約50チ少なく、本発明の触媒は重質油中の窒素
化合物なNH3に100チ転化するのでなく、5ots
N2に転化する傾向をもつものと考えられる特徴がある
。
からのNH,発生量(理論値〕より、実際に生成するN
H,が約50チ少なく、本発明の触媒は重質油中の窒素
化合物なNH3に100チ転化するのでなく、5ots
N2に転化する傾向をもつものと考えられる特徴がある
。
(実施例)
本発明の水素化触媒の特徴を実施例、比較例により詳細
に説明する。
に説明する。
実施例
H型としたゼオライト−Yをシリカゾルにて1鵡径の球
に造粒した。あらかじめ調製しであるアナターゼ型チタ
ニア(Ti02)’N体にNi0(酸化チタンに対し5
wt% )とMoO3(酸化チタンに対し16 vr
t% )を担持した触媒粉末をもって、上記ゼオライト
球を包含させるようにtsmm球に、1.1■球に、1
.7fi球にそれぞれ造粒した。これらをそれぞれ触媒
A、B、Cという。
に造粒した。あらかじめ調製しであるアナターゼ型チタ
ニア(Ti02)’N体にNi0(酸化チタンに対し5
wt% )とMoO3(酸化チタンに対し16 vr
t% )を担持した触媒粉末をもって、上記ゼオライト
球を包含させるようにtsmm球に、1.1■球に、1
.7fi球にそれぞれ造粒した。これらをそれぞれ触媒
A、B、Cという。
これらの触媒A−Cをもって表−1の条件下で表−2K
Il料油として示す物性のシエールオイルの水素化反応
を実施した結果、表−2に示す水添油が得られた。
Il料油として示す物性のシエールオイルの水素化反応
を実施した結果、表−2に示す水添油が得られた。
表−1
表−2
表−2から明らかなように、燃料とした際に公害問題と
なるS、Nはほぼ完全に除去されており、充分な性能が
あることがわかる。
なるS、Nはほぼ完全に除去されており、充分な性能が
あることがわかる。
この試験の連続150時間の経時変化を第1図に示した
。どの触媒を用いた時も、初期活性は従来型より低いが
経時変化に対しては活性低下はほとんど見られなかった
。
。どの触媒を用いた時も、初期活性は従来型より低いが
経時変化に対しては活性低下はほとんど見られなかった
。
比較例
通常使用されているγ−Al、03にN10(5wt%
、ITMob3(16wt4 )が担持されている従来
型の触媒によるシエール・オイルの水嵩化反応を実施し
た。その結果、初期性能は表−2の水添油と全く同一製
品を供する性能を示した。しかし、150時間の連続試
験に於いては第1図に示す如く、性能低下が認められ、
実用上問題がある。
、ITMob3(16wt4 )が担持されている従来
型の触媒によるシエール・オイルの水嵩化反応を実施し
た。その結果、初期性能は表−2の水添油と全く同一製
品を供する性能を示した。しかし、150時間の連続試
験に於いては第1図に示す如く、性能低下が認められ、
実用上問題がある。
これは先に述べた如く、従来品は触媒の活性点に生成し
たNHsが吸着され、脱着しないことが原因していると
云われている。
たNHsが吸着され、脱着しないことが原因していると
云われている。
本発明の触媒については、強い酸性度のあるゼオライト
を内部に存在させたので、活性点上で生成するNH3は
そちらに移動することにより、活性点の再生を容易にし
、さらには窒素化合物の分解反応を促進するものと考え
る。
を内部に存在させたので、活性点上で生成するNH3は
そちらに移動することにより、活性点の再生を容易にし
、さらには窒素化合物の分解反応を促進するものと考え
る。
(効果)
以上述べた如く、本発明は強い酸性度をもつゼオライト
と、チタニア担体との二重構造をもつため、従来にない
新規な重質油水素化分解、特に脱窒素を行なう優れた触
媒を提供するものである。
と、チタニア担体との二重構造をもつため、従来にない
新規な重質油水素化分解、特に脱窒素を行なう優れた触
媒を提供するものである。
第1図は本発明触媒の優れた特徴を示すための従来品と
の対比を示す図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
の対比を示す図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- ゼオライトを核とし又、その周囲を酸化チタンをもって
被覆したものを担体とすることを特徴とする水素化触媒
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8614584A JPS60232248A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | 水素化触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8614584A JPS60232248A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | 水素化触媒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232248A true JPS60232248A (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=13878562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8614584A Pending JPS60232248A (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | 水素化触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60232248A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6291593A (ja) * | 1985-10-10 | 1987-04-27 | シエル・インタ−ナシヨネイル・リサ−チ・マ−チヤツピイ・ベ−・ウイ | 炭化水素油の転化方法 |
US5047378A (en) * | 1988-10-18 | 1991-09-10 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Exhaust gas-purifying catalyst and process for purifying exhaust gases |
US5064792A (en) * | 1989-02-27 | 1991-11-12 | Eka Nobel Ab | Catalyst for the reduction of nitrogen oxides, a method for its preparation and the use thereof |
CN100352896C (zh) * | 2005-10-19 | 2007-12-05 | 长春惠工催化剂有限责任公司 | 柴油临氢降凝催化剂及其制备方法 |
-
1984
- 1984-05-01 JP JP8614584A patent/JPS60232248A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6291593A (ja) * | 1985-10-10 | 1987-04-27 | シエル・インタ−ナシヨネイル・リサ−チ・マ−チヤツピイ・ベ−・ウイ | 炭化水素油の転化方法 |
US5047378A (en) * | 1988-10-18 | 1991-09-10 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Exhaust gas-purifying catalyst and process for purifying exhaust gases |
US5064792A (en) * | 1989-02-27 | 1991-11-12 | Eka Nobel Ab | Catalyst for the reduction of nitrogen oxides, a method for its preparation and the use thereof |
CN100352896C (zh) * | 2005-10-19 | 2007-12-05 | 长春惠工催化剂有限责任公司 | 柴油临氢降凝催化剂及其制备方法 |
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