JPS60228128A - 熱可塑性樹脂フイルム - Google Patents

熱可塑性樹脂フイルム

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Publication number
JPS60228128A
JPS60228128A JP8286884A JP8286884A JPS60228128A JP S60228128 A JPS60228128 A JP S60228128A JP 8286884 A JP8286884 A JP 8286884A JP 8286884 A JP8286884 A JP 8286884A JP S60228128 A JPS60228128 A JP S60228128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
thermoplastic resin
roll
coating
resin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8286884A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Noda
能田 豁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP8286884A priority Critical patent/JPS60228128A/ja
Publication of JPS60228128A publication Critical patent/JPS60228128A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は熱可塑性樹脂フィルムに関し、更に詳しくはコ
ーティング、メタライズ加工等の如き後加工の加工性に
すぐれた熱可塑性樹脂フィルムに関する。 従来技術 熱可塑性樹脂よりなるフィルムは広い用途に用いられて
いる。その際用途に応じた後加工をフィルムに施すこと
が通常なされている。 例えば、磁気テープ用フィルムには磁性塗料の塗布、磁
性金属の蒸着もしくはスパッタリング等の後加工を、ま
た金銀糸用フィルムにはメタライズ加工等の後加工を施
して目的製品を製造している。 しかし、従来のフィルムには、ががる後加工工程におい
て、下記+11 、121の欠点の生じることがしばし
ば指摘されている。 ill シフティング: フィルムが工程走行中に走行方向の直角方向に変動する
現象、換言すれば蛇行する現象であり、シフティングが
生じると部分的未加工部分の発生(例えば塗布液の液切
れなど)、搬送ロールの汚損1巻取り不良等の問題が生
じ、歩留り、設備稼動率の低下をきたすことがあった。
【牙 塗布9M着斑等の加工jI: 長尺フィルムは通常ロール状に巻取られた形態にて保管
されることが多く、このためフィルムは端面より吸湿す
ることKなり、両側端部は中央部に比し長さ方向に吸湿
膨張することがある。また長尺フィルムは通常蜆利な刃
物によって幅方向に連続的に切断されてロール状に巻取
られるが、この切断で切断面の盛り上り(以下、)・イ
エツジと呼称する)を生じることがある。それ故ロール
にお(・ては、上述の吸湿膨張及び)−イエツジのいず
れか一方または双方の作用によってフィルムの両側端部
は中央部に比し長さ方向に伸長することKなり、加工工
程に繰り出された時には、この両lll1端部は「ワカ
メ状」になることがある。このような状態で加工処理を
受けた場合は、塗布斑や蒸着班などの加工斑となる。 発明の目的 本発明の目的は、上述の欠点のない熱可塑性樹脂フィル
ムを提供すること忙ある。更に本発明の目的は加工工程
においてシフティングを生ぜず、かつ「ワカメ状」をも
解消した熱可塑性樹脂フィルムを提供することにある。 発明の構成φ効果 本発明のかかる目的は、熱可塑性樹脂よりなる長尺フィ
ルムであって、その両側端部を長さ方向に0.001〜
0.5チ加熱収縮せしめてなることを特徴とする熱可塑
性樹脂フィルムによって達成される。 本発明における加熱収縮の処理は、フィルム製造の巻取
り工程以前の工程で実施することもでき、また加工工程
に於て巻取りフィルムを繰り出し後でかつ加工前に実施
することもできる。殊にシフティング防止を目的とする
場合には前者の方が適している。「ワカメ状j対策忙は
徒者の方が適している。 加熱処理は、長尺フィルムを走行させ、その両側端部を
加熱域に導いて実施する。その際処理条件は非加熱処理
部分すなわちフィルムの中央部分よりも加熱処理部分(
すなわち両側端部分)が長さ方向に0.001〜0.5
%、好ましくは0.01〜0.15 %収縮せしめ5る
条件であれば任意である。フィルム両側端部の収縮を長
さ方向に0.0011未満とすると本発明の目的を達成
し得す、また0、5%を越えるとフィルムが袋状になり
加工工程でかえって塗り斑、蒸着斑を生じるようになり
、好ましくない。 この加熱処理につい【、更に図面を用いて説明する。第
1図、第2図は、加熱処理の1つの方法を模式的に示す
図である。第1図は断面状態の図であり、フィルムlは
紙面に対し直角方向に走行する。第2図は平面図であり
、フィルム1は矢印方向に走行する。両図においてlは
走行フィルムであり、2は赤外線加熱ヒーターであり、
3はそのカバーである。第1図、第2図に示す方法は、
フィルムを非接触で加熱する方法であり、赤外線加熱ヒ
ーターは他の手段例えば加熱気体に置き換えてもよい。 第3図、第4図は加熱処理の他の方法を模式的に示す図
である。第3図は側面図であり、第4図は平面図である
。フィルム】は第4図における矢印方向に走行し、4は
加熱ローラーである。この方法においては走行フィルム
lの両側端部が加熱ローラー4によって加熱され、収縮
する。 フィルム両側端部の収縮値は、下記の方法によってめる
ことができる。 長尺フィルムから長さ方向に1〜2ffiのサンプルを
切出す。このサンプルは第5図、第6図に示すように両
端部が加熱収縮処理されたものである。第5図、第6図
において斜線部分は加熱処理を施したところを示してい
る。 このサンプルに、第5図忙おいて墨線a、b。 C及びdで示すような切口を4ケ所入れる。 この切口は長さ方向に対し直角になるよ51Cする、そ
の後ab間及びcd間の長さを精測する2次いで、第6
図に示すように、加熱処理境界面において墨Ma及びC
を起点として紋サンプルの他端まで切り込みを入れる。 この切り込みによって墨線C及びdに於ては加熱処理の
有無による長さの差が顕在化して墨線のズレを生じる。 このズレの長さを顕微鏡下で精測し、それぞれab間の
長及びcd間の長との割合を算出することKよって収縮
値を知ることができる。 フィルム両側端部の収縮割合の最適値は、樹脂の種類、
フィルムの厚み9幅、平面性の程度、及び加工工程にお
けるフィルム走行速度、ロールの平行度等によって異な
るが、トライアンドエラーによって容易に設定すること
ができる。この設定値をフイノペムに付与するには、フ
ィルム両側端部の加熱処理の温度及び時間を選定するこ
とにより達成し得る。 また加熱処理を行う幅は、条件によって若干変化するが
、一般的には幅片で5〜50鱈が適当である。 本発明における熱可塑性樹脂によりなるフィルムは、熱
可塑性樹脂を従来から蓄積された製膜方法によって製膜
されたものでよ(、殊に少くとも一軸方向に延伸配向さ
れたものが望ましい。熱可塑性樹脂としては結晶性の熱
可塑性樹脂例えば芳香族ポリエステル、ポリオレフィン
等が好ましい。フィルムの厚みは、用途に応じた厚みを
とることができ、通常4〜350〃である。 本発明の熱可塑性樹脂フィルムはその両側端部が加熱収
縮されているから、厚み斑、平面性、搬送ロールの平行
度等に若干の問題があってもこれらの顕在化を防止し、
かつ安定した走行性、すぐれた塗布、蒸着性を奏する。 従って、本発明の熱可塑性樹脂フィルムによれば、薬液
の塗布、金属の蒸着等の如き加工性が高(、高い歩留り
、稿動率を得ることができる。このフィルムは磁気テー
プ、写真フィルム、金銀糸、包装用フィルム等をはじめ
、穐々の用途に用いることができる。 実 施 例 以下、実施例を掲げて本発明を更に説明する。 実施例1及び比較例1 厚さ100μ、巾1mのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムを巻取りの直前に第1゜2図の示した方法で両端
それぞれ10mの巾のみを加熱処理した。処理時間は0
.6秒とし、処理出口でのフィルム表面温度は110℃
であり、収縮差は0,03%であった。 線処理を実施したフィルムをコーテイング機に速度10
0I?I/分で走行せしめたところ、特定のロール上で
の横方向へのフィルム変動中は2謔であった。 一方、該処理を実施しなかったフィルムを上記と同じコ
ーテイング機に同条件で走行せしめたところ、120m
mの変動中が認められた。即ち、シフティングの度合は
60倍あった。 比較例2 厚さ15μ、巾0.5m、長さsooomのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムを紙コアに巻き取りロールと
した。該フィルム切口には1〜2μのハイエツジが認め
られた。核ロールを1ケ月放置後、メタライズ機にかけ
るべく、繰り出したところ、フィルム両端部にほぼ5c
IIIピツチで長さ3crIIの「ワカメ状」があった
。これを蒸着処理したところ、両端には濃厚なメタライ
ズ斑が認められた。 実施例2 比較例2における1ケ月放置後のμmルを用〜\、繰り
出したフィルムを蒸着直前に第3゜4図に示すような加
熱ロール上を通過させた。 このロールの表面温度は200℃、ロール幅長は3cR
で最初のロールから最終のp−ルまでの間の通過時間は
0.2秒であった。収縮差は0.2−であった。これを
比較例2と同じメタライズ機kかけたところ、蒸着斑は
認められなかった。 実施例3及び比較例3,4 厚さ25μ、巾700簡の包装用ポリプロピレンフィル
ムを購入してペタ印刷機Kかけたところ、繰り出しロー
ル上でのシフティングを生じ、その変動中は10011
11あり、収縮差はo、o o o s%であった(比
較例3)。 そこで、#ロール上に両端部それぞれ20鰭の巾のみに
、100℃の熱風を吹きつけたところ収縮差はo、o 
o s *となり、シフティング変動中は5靜以下とな
った。さらK 150℃の熱風を吹きつけて収縮差を0
.6チとしたところ、シフティング変動中は3w以下と
なったが、ベタ印刷の包理を生じ実用に供することがで
きなかった(比較例4)。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は非接触方式の加熱処理方法を模式的に
示す図であり、第1図は断面図、第2図は平面図である
。 $3図、第4図は接触方式の加熱処理方法を模式的に示
す図であり、IF5図は側面図、第4図は平面図である
。第5図、第6図はフィルム両側端部の収縮割合を測定
する手段を説明する図である。 1:フイルム、 2:赤外線ヒーター。 4:加熱ローラー 特許出願人 帝人株式会社2.。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 熱可塑性樹脂よりなる長尺フィルムであって、そ
    の両側端部を長さ方向に0.001〜O,S @加熱収
    縮せしめてなることを特徴とする熱可塑性樹脂フィルム
    。 2 熱可塑性樹脂が結晶性の熱可塑性樹脂であることを
    特徴とする特許績求の範囲第1項記載のフィルム。
JP8286884A 1984-04-26 1984-04-26 熱可塑性樹脂フイルム Pending JPS60228128A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8286884A JPS60228128A (ja) 1984-04-26 1984-04-26 熱可塑性樹脂フイルム

Applications Claiming Priority (1)

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JP8286884A JPS60228128A (ja) 1984-04-26 1984-04-26 熱可塑性樹脂フイルム

Publications (1)

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JPS60228128A true JPS60228128A (ja) 1985-11-13

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ID=13786288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8286884A Pending JPS60228128A (ja) 1984-04-26 1984-04-26 熱可塑性樹脂フイルム

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JP (1) JPS60228128A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0350877A2 (en) * 1988-07-13 1990-01-17 Hitachi Maxell Ltd. Flexible magnetic disc
JP2008238499A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Sekisui Chem Co Ltd 引抜延伸熱可塑性樹脂シートの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55142620A (en) * 1979-04-23 1980-11-07 Unitika Ltd Method of improving slack produced in packing film having hygroscopicity

Patent Citations (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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