JPS6022521B2 - マイクロ波帯のストリツプライン用減衰器 - Google Patents

マイクロ波帯のストリツプライン用減衰器

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JPS6022521B2
JPS6022521B2 JP54161196A JP16119679A JPS6022521B2 JP S6022521 B2 JPS6022521 B2 JP S6022521B2 JP 54161196 A JP54161196 A JP 54161196A JP 16119679 A JP16119679 A JP 16119679A JP S6022521 B2 JPS6022521 B2 JP S6022521B2
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JP
Japan
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attenuator
resistive film
electrode
pattern
microwave band
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JP54161196A
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JPS5684001A (en
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孝 乙部
博 山ノ井
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/22Attenuating devices
    • H01P1/227Strip line attenuators

Landscapes

  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマイクロ波帯の信号の伝播線路であるマイク
ロストリップラインに実装して、良好な特性を示す減衰
器を提供せんとするものである。
第1図は、減衰器の使用態様を示す図である。図におい
て、1は裏面側にアース導体が一様に被着されたアルミ
ナからなる誘電体基体、2及び3は一様な幅の導電層が
この基板1の表面側に被着されて構成されるマイクロス
トリップライン、4はこの基板の表面側から裏面側のア
ース導体に接続されるように導電層が形成されてなるア
ースパッドである。また、点線で囲んだ部分5は減衰器
の基板を示し、斜線で示す部分は減衰器6を構成する抵
抗膜パターンで、この例ではT字形パターンとされる。
このT字形のパターンの減衰器6は次のようにして作製
される。
すなわち、第2図は減衰器の作製プロセスの一例を示す
もので、先ず、同図Aで斜線で示すように、例えばニッ
ケルクロム(Ni一Cr)からなる高い抵抗を有し、抵
抗率の一様な抵抗膜7が、基板8に蒸着される。
次に、同図Bに示すように、この抵抗膜7がT字形にパ
ターンニングされる。
このT字形にパターンニングされた抵抗膜7の上に、同
図Cで斜線で示すようにホトレジストによる保護膜9が
コーティングされる。そして、この保護膜9は、同図D
に示すように、抵抗膜7のT字形パターンの各先端部が
麓呈するようにパターンニングされる。そして、このよ
うにパターンニングされたものの上に例えばニッケルか
らなる電極金属層10が黍着され、さらに、この電極金
属層10が同図Fに示すようにパターンニングされて、
3つの電極10a,10b,10cが形成される。こう
して形成された減衰器の電極10aがマイクロストリッ
プライン2に、電極10bがライン3に、亀極10cが
アースパッド4に、それぞれ各電極に半田12等が着け
られて接続されて、マイクロストリップラインに実装さ
れる。
なお、この第2図の方法では電極金属層10を抵抗膜7
に蒸着する工程があるが、この黍着は、温度が高い状態
で行うため、異種金属である電極金属(Ni)10と抵
抗膜(Ni−Cr)7間に化学変化(マィグレーション
)が生じ、ニッケルが抵抗膜であるニッケルクロムの方
へ入り込んで抵抗分布を変化させてしまう可能性があり
、減衰器としての抵抗値の制御が困難になる欠点がある
また、この第2図の方法で作製された減衰器の電極部分
の断面は第3図に示すようなものとなっており、その等
価回路は第4図に示すようなものとなる。すなわち、電
極金属層10のパターンニングをするときに、抵抗膜7
に化学変化を生じさせないようにするため保護膜9部分
をも蔽うようにしている。ところが、このようにすると
、第4図の等価回路にも示すように、抵抗膜7と電極金
属層10間に容量11を生じ、減衰器の特性して好まし
くない。これらの欠点は、次に述べるような方法により
除去できる。
すなわち、この方法は、第5図Aに示すように基板に抵
抗膜7を蒸着するのは前述の方法と同じであるが、次の
工程であるパターンニングをするときに、同図Bに示す
ように電極部分11a,11b,11cも含めてパター
ンニングする。
そして、これに同図Cに示すように保護膜9をコープイ
ングし、同図Dに示すように電極部分11a,11b,
11cを除くT字形部分のみに保護膜9が残留するよう
にパターンニングする。こうしてT字形パターンの減衰
器が形成される。
そして、抵抗膜7が露呈して形成される電極に半田等を
着けて、マイクロストリップライン等と接続する。
この場合、抵抗膜7の表面に酸化膜が生ずるときなどの
場合には、フラツクス等を使用すればよい。
この方法により形成した減衰器の電極部分の断面は第6
図に示すようになる。
つまり、半田12が抵抗膜7に着けられるだけで、電極
金属は用いないので、第2図の方法で生ずる欠点が回避
できる。なお、減衰器としての抵抗膜のパターンとして
は、第7図に示すようなものも従来用いられている。
この図で、13a,13b,13cは抵抗膜7に対し、
設けられる電極部分との接続部である。ところで、減衰
器として広い周波数帯にわたって良好な特性を得るため
には、等価回路で表わしたとき、第8図に示すように、
2つの電極間に2個の抵抗14及び15が直列に接続さ
れ、これら抵抗14及び15の接続点と、もう1つの電
極との間に抵抗16が接続されたものとなっていること
が望ましい。
つまり、リアクタンス分がなく、純粋の抵抗分のみで表
わされることが望ましい。ここで、減衰器の添字aを付
した電極に電圧を加え、他の2つの電極を接地した場合
に、前述したT字形パターンの減衰器及び第7図のパタ
ーンの減衰器の等電位線の分布を描いてみると、第10
図及び第11図に示すようになる。実際の使用状態では
、添字bを付した電極の電位も零竃位ではなく、有限な
値を持つので、事情は異なるが、添字aを付した電極か
ら添付cを付した電極へ向けての等電位線の分布は、実
際の使用状態の特徴をほぼ表わしていると考えられる。
ここで、抵抗膜7が一様な抵抗率をもっていることから
、等電位線の間隔が詰んでいる所は、電流密度が高くな
っていることを示す。すなわち、築中して電流が流れる
ということは、それだけその部分の自己インダクタンス
が増えるということを意味している。したがって、T字
形のパターンにおいては、T字の横木と縦木の交叉する
部分に余分なりアクタンス分が発生するのである。また
、第7図のパターンの場合にも同様に、電極13aの、
T字パターンでいえば横木と縦木の交叉する部分に余分
なりアクタンス分が発生する。この発明は、この点にか
んがみ、余分なりアクタンス分を持たないように抵抗膜
/ぐ夕−ンを形成した減衰器を提供せんとするものであ
る。すなわち、以上述べたことから、余分なりアクタン
ス分を持たない抵抗膜パターンは、等電位線を描いたと
き、等電位線の間隔がどこでも一様であることが必要十
分条件である。
この発明では、前述した各抵抗膜パターンではT字の横
木と縦木の交叉する部分で余分なりアクタンス分が発生
する点に着目し、第9図に示すように抵抗膜17による
パターンにT字の藤木と縦木の交叉する部分に付加部分
18,18′が設けられたパターン形状とするものであ
る。
このようにすれば、前述と同様にしてこのパターンの減
衰器の等電位線を求めてみると、第12図に示すような
ものとなり、等電位線の間隔がほぼ一様に分布するよう
になる。
したがって、T字の積木と縦木の交叉する部分に生じる
リァクタンス分は減少し、減衰器として特性の良好なも
のが得られる。なお、図で斜線を付して示す19a,1
9b,19cは第5図の方法でパターンを形成する場合
に電極となる抵抗膜部である。
ところで、この減衰器としては反射が少ないものである
ことも、良好な特性としての条件であるが、この第9図
の抵抗膜パターンは、例えば第1図のT字形抵抗膜パタ
ーンよりも、この反射が少ないという点でも優れている
ということが実験的に証明された。すなわち、減衰器を
第1図のようにマイクロストリップラインに対して接続
し、ライン2側から高周波(SHF)信号を供給した場
合に、ライン2側に戻ってくる信号分を測定してみると
、従釆のT字形のものでは第13図に示すようにリタ−
ンロスは約IWB程度であるが、この発明のものでは、
第14図図に示すようにリターンロスは約2戊旧となる
ものである。以上のようにして、この発明によれば、抵
抗膜パターンの形状を工夫することにより、良好な特性
の減衰器が実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はマイクロストリップラインに対し減衰器を接続
した状態を示す図、第2図は減衰器の作製プロセスの一
例を示す図、第3図及び第4図はその欠点を説明するた
めの図、第5図は減衰器の作製プロセスの他の例を示す
図、第6図は作製した減衰器の電極付近の断面図、第7
図は従釆の減衰器の抵抗膜パターンの一例を示す図、第
8図は減衰器の等価回路図、第9図はこの発明による減
衰器の抵抗膜パターンの一例を示す図、第10図〜第1
2図は各抵抗膜パターンの等電位線の分布状態を示す図
、第13図は従来の減衰器の反射特性を示す図、第14
図はこの発明による減衰器の反射特性を示す図である。 2及び3はマイクロストリップライン、17は抵抗膜、
18,18′は付加部分である。第1図 第3図 第4図 第6図 第2図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一様な抵抗率を有する抵抗膜がT字形で、かつ、こ
    のT字形の横木と縦木の交わる部分に付加部分が設けら
    れたパターンとされたマイクロ波帯のストリツプライン
    用減衰器。
JP54161196A 1979-12-12 1979-12-12 マイクロ波帯のストリツプライン用減衰器 Expired JPS6022521B2 (ja)

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JP54161196A JPS6022521B2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 マイクロ波帯のストリツプライン用減衰器

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JP54161196A JPS6022521B2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 マイクロ波帯のストリツプライン用減衰器

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JPS5684001A JPS5684001A (en) 1981-07-09
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ID=15730404

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JP54161196A Expired JPS6022521B2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 マイクロ波帯のストリツプライン用減衰器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4670723A (en) * 1985-03-18 1987-06-02 Tektronix, Inc. Broad band, thin film attenuator and method for construction thereof
US5986516A (en) * 1997-12-29 1999-11-16 Emc Technology Llc Chip attenuator having a capacitor therein

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50140034A (ja) * 1974-04-25 1975-11-10

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