JPS60224687A - 2−メチレン−1,3−ジオキソカン - Google Patents
2−メチレン−1,3−ジオキソカンInfo
- Publication number
- JPS60224687A JPS60224687A JP7999484A JP7999484A JPS60224687A JP S60224687 A JPS60224687 A JP S60224687A JP 7999484 A JP7999484 A JP 7999484A JP 7999484 A JP7999484 A JP 7999484A JP S60224687 A JPS60224687 A JP S60224687A
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- JP
- Japan
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- methylene
- dioxocane
- formula
- alkoxide
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- Pending
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
される2−メチレン−1,3−ジオキソカンに関する。
nは2.3又は4である)で表される環状ケトンアセタ
ールで表される化合物が知られている[Journal
of Polymer 5cience :Polym
er Chemistry Edition。
ールで表される化合物が知られている[Journal
of Polymer 5cience :Polym
er Chemistry Edition。
VOI、 20.3021−3030 (19B2)
]。
]。
]2−メチレンー1,3−ジオキソカは重合させると次
の反応式によってホモポリマーとなる。
の反応式によってホモポリマーとなる。
又、スチレンと共重合させると次の反応式によってコポ
リマーが得られる。
リマーが得られる。
一般にエステル結合を含有するポリマーは、アルカリで
加水分解しやすく耐アルカリ性が小さいが、上記コポリ
マーは耐アルカリ性が非常に大きい。
加水分解しやすく耐アルカリ性が小さいが、上記コポリ
マーは耐アルカリ性が非常に大きい。
又、一般にビニルモノマーに2−メチレン−1゜3−ジ
オキシカンを混入してコポリマーとすることによりビニ
ル系ポリマーの性質を種々改善できる。
オキシカンを混入してコポリマーとすることによりビニ
ル系ポリマーの性質を種々改善できる。
又、メチルメタクリレート、アクリル酸エステルと共重
合させることにより耐熱性を向上させることができる。
合させることにより耐熱性を向上させることができる。
2−メチレン−1,3−ジオキシカンは次の工程により
得ることができる。
得ることができる。
)10−(CL)s−0■+ Cl1−CIl、CH(
OBt)2又はCI CH,CHO工程1゜ 1.5−ヘンタンジオールとクロロアセタール又はクロ
ロアセトアルデヒドとを触媒の存在下、反応させて2−
クロロメチル−1,3−ジオキソカンを製造する。
OBt)2又はCI CH,CHO工程1゜ 1.5−ヘンタンジオールとクロロアセタール又はクロ
ロアセトアルデヒドとを触媒の存在下、反応させて2−
クロロメチル−1,3−ジオキソカンを製造する。
触媒としては、有機酸、例えばp−)ルエンスルホン酸
等、酸性イオン交換樹脂を使用する。触媒量は出発化合
物に対し、0.1−1モル%位が適当である。
等、酸性イオン交換樹脂を使用する。触媒量は出発化合
物に対し、0.1−1モル%位が適当である。
両出発化合物の使用量は等モルが最適である。
溶媒は通常不要であるが、クロロベンゼン、ジクロロベ
ンゼン、トルエン、キシレンのヨウナ不活性な高沸点芳
香族系のものを用いてもよい。
ンゼン、トルエン、キシレンのヨウナ不活性な高沸点芳
香族系のものを用いてもよい。
反応温度・時間は脱アルコール又は脱水する温度で、理
論上留出する時間であればよいが、通常110〜120
℃で3〜5時間が適当である。
論上留出する時間であればよいが、通常110〜120
℃で3〜5時間が適当である。
工程2゜
2−クロロメチル−1,3−ジオキシカンをアルコール
中のナトリウムアルコキシド又はカリウムアルコキシド
中に保持することにより、2−メチレン−1,3−ジオ
キシカンを製造する。アルコール又はアルコキシド形成
のもととなるアルコールとしてはメタノール、エタノー
ル、n−プロパツール、i−プロパツール、n−ブタノ
ール、1−ブタノール等の低級アルカノールが用いられ
る。
中のナトリウムアルコキシド又はカリウムアルコキシド
中に保持することにより、2−メチレン−1,3−ジオ
キシカンを製造する。アルコール又はアルコキシド形成
のもととなるアルコールとしてはメタノール、エタノー
ル、n−プロパツール、i−プロパツール、n−ブタノ
ール、1−ブタノール等の低級アルカノールが用いられ
る。
アルコキシドの使用量は出発化合物に対し2倍モル以上
が適当である。反応形式としてはアルコキシド中への出
発化合物を滴下したり、一度に混合して緩やかに還流し
てもよい。
が適当である。反応形式としてはアルコキシド中への出
発化合物を滴下したり、一度に混合して緩やかに還流し
てもよい。
反応は通常使用アルコールの還流温度で行う。
収率を上げるため還流時間は4時間以上が好ましい。
工程1,2の目的化合物の単離精製は精留塔をつけて減
圧蒸留するのが適当である。
圧蒸留するのが適当である。
次に本発明の実施例、参考例を示す。
実施例1゜
温度計、コンデンサーを備えた1 00mlフラスコに
クロロアセタール61.04g(0,4モル)。
クロロアセタール61.04g(0,4モル)。
1.5−ベンタンジオール41.66g(0,4モル)
。
。
触媒としてDowex HCR−W20.4gを入れ、
90〜120℃で加熱攪拌した。大体理論量のエタノー
ルが得られたところで反応を終了し、残渣を減圧蒸留し
た。沸点65〜67℃/ 2mmHgにおいて2−クロ
ロメチル−1,3−ジオキソカン36.9g(収率56
%)を得た。
90〜120℃で加熱攪拌した。大体理論量のエタノー
ルが得られたところで反応を終了し、残渣を減圧蒸留し
た。沸点65〜67℃/ 2mmHgにおいて2−クロ
ロメチル−1,3−ジオキソカン36.9g(収率56
%)を得た。
I R(neat ) : 2930. 2860 (
−CH=−)、1120゜1060 (−0−C−0−
)、 760 (C−Cjり cr’’H−NMR(6
0Mflz、 CDCj!、)δ:1.5−2.1 (
6H。
−CH=−)、1120゜1060 (−0−C−0−
)、 760 (C−Cjり cr’’H−NMR(6
0Mflz、 CDCj!、)δ:1.5−2.1 (
6H。
broad、 0−CHz−(Cps)+−)、 3.
4−3.6 (2B、 d。
4−3.6 (2B、 d。
CjICl−−)、 3.6−4.2 (4H,m、
0−C11a−)。
0−C11a−)。
4.7−4.9 (III、t、 −〇Cl0−)次に
300mlフラスコに約60m1のt−ブタノールを入
れ、これに10.6g(0,27モル)のカリウムを少
量ずつ投入し完全に溶解した。これを80℃に保ち36
g(0,22モル)の2−クロロメチル−1,3−ジオ
キシカンを滴下し、滴下終了後的90℃で11時間還流
する。室温に冷却後石油エーテルを加え沈殿を濾過しさ
らにエーテルで洗浄する。濾液にベンゼンを加え溶媒を
共沸させて除去し、残渣を減圧蒸留した。さらにNa片
を加え再蒸留して2−メチレン−1,3−ジオキソカフ
22.6g(収率80%)を碍た。
300mlフラスコに約60m1のt−ブタノールを入
れ、これに10.6g(0,27モル)のカリウムを少
量ずつ投入し完全に溶解した。これを80℃に保ち36
g(0,22モル)の2−クロロメチル−1,3−ジオ
キシカンを滴下し、滴下終了後的90℃で11時間還流
する。室温に冷却後石油エーテルを加え沈殿を濾過しさ
らにエーテルで洗浄する。濾液にベンゼンを加え溶媒を
共沸させて除去し、残渣を減圧蒸留した。さらにNa片
を加え再蒸留して2−メチレン−1,3−ジオキソカフ
22.6g(収率80%)を碍た。
沸点=67〜68℃/ 0.08mmHgI R(ne
at) :2930.2860 (−CI(a−)、
1670 (C=C)。
at) :2930.2860 (−CI(a−)、
1670 (C=C)。
1235 (C=C−0)、 1040.1090 (
0−C−0)cr’’ H−N M R(60MHz、
CDCl s)δ: 1.6−1゜9 (6H。
0−C−0)cr’’ H−N M R(60MHz、
CDCl s)δ: 1.6−1゜9 (6H。
broad、ローCH−−(CL)−−)、3.53
(2)1. s、C1)=)。
(2)1. s、C1)=)。
3.9−4.2 (4H,m、 −0−C1=)参考例
2−メチレン−1,3−ジオキソカフ5.18(0,0
4モル)及びこれに対し2モル%のジーtert−ブチ
ルバーオキシドを重合管に入れ、脱気、窒素置換を3回
くり返した。減圧下で封管し、120℃で20時間放置
して室温に冷却後メチレンクロライドに溶解させた。溶
液をヘプタン中に滴下してゴム状の生成物として2−メ
チレン−1,3−ジオキシカンのホモポリマー2.3g
(収率45%)を得た。
4モル)及びこれに対し2モル%のジーtert−ブチ
ルバーオキシドを重合管に入れ、脱気、窒素置換を3回
くり返した。減圧下で封管し、120℃で20時間放置
して室温に冷却後メチレンクロライドに溶解させた。溶
液をヘプタン中に滴下してゴム状の生成物として2−メ
チレン−1,3−ジオキシカンのホモポリマー2.3g
(収率45%)を得た。
I R(neat) :2930.2860 (−C)
l−−)、 1740 (C=0)。
l−−)、 1740 (C=0)。
1160 (C−0) cs−’
’H−NMR(60MHz、 COCl、)δ: 1.
1−1.85 (8H。
1−1.85 (8H。
broad t、 CLCOa)、 4.08 (2H
,broad t、 C(LCJb)”C−NMR(C
DCj!、)δ: 24.8.25.6.28.4゜2
8、?、 34.2 (一旦H,CO,qHシH3旦H
,C,)1.−)、 64.2(CO鵡L)、 173
.6 (一旦0.−)分子量: 8500 特許出願人(代表出願人)
,broad t、 C(LCJb)”C−NMR(C
DCj!、)δ: 24.8.25.6.28.4゜2
8、?、 34.2 (一旦H,CO,qHシH3旦H
,C,)1.−)、 64.2(CO鵡L)、 173
.6 (一旦0.−)分子量: 8500 特許出願人(代表出願人)
Claims (1)
- 2−メチレン−1,3−ジオキソカン
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7999484A JPS60224687A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 2−メチレン−1,3−ジオキソカン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7999484A JPS60224687A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 2−メチレン−1,3−ジオキソカン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60224687A true JPS60224687A (ja) | 1985-11-09 |
Family
ID=13705852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7999484A Pending JPS60224687A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 2−メチレン−1,3−ジオキソカン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60224687A (ja) |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP7999484A patent/JPS60224687A/ja active Pending
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