JPS602240B2 - 帆船 - Google Patents
帆船Info
- Publication number
- JPS602240B2 JPS602240B2 JP54147767A JP14776779A JPS602240B2 JP S602240 B2 JPS602240 B2 JP S602240B2 JP 54147767 A JP54147767 A JP 54147767A JP 14776779 A JP14776779 A JP 14776779A JP S602240 B2 JPS602240 B2 JP S602240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- sail
- rotary table
- fixed
- sailing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Wind Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発鯛は、帆菱マストをその軸心廻りに回動できるよ
うに取付けた帆船に関するものである。
うに取付けた帆船に関するものである。
従来の帆船は、操帆を多数のテークル操作によって行な
うので、操帆に際して多くの人手を要した。このため、
帆船は省エネルギー的には優れていても、多数の乗組員
を必要とする難点により、現在ではしジャー用船あるい
はきわめて少数の練習船として使用されているに過ぎず
、商船として実用に供される帆船は皆無に近い。
うので、操帆に際して多くの人手を要した。このため、
帆船は省エネルギー的には優れていても、多数の乗組員
を必要とする難点により、現在ではしジャー用船あるい
はきわめて少数の練習船として使用されているに過ぎず
、商船として実用に供される帆船は皆無に近い。
しかし、もし、遼隙裸帆あるいは自動裸帆が可能となれ
ば、省エネルギー上最も有利な輸送手段となり、実用化
される。
ば、省エネルギー上最も有利な輸送手段となり、実用化
される。
タ この発明は、上述のような観劇こ塞き、遠隔裸帆あ
るいは自動裸帆を可能にした帆船を提供するもので、甲
板上に水平に設けられた回転テーブルと、前記回転テー
ブルを回転させるための駆動手段と、前記回転テーブル
上の回転中心部に垂直に固定されたマストと、前記甲板
上に固定された、前記マストの上端部を回動自在に支持
するための門形支柱と、前記マストの一方側に前記マス
トを中心として左右対称に取り付けられた帆とからなり
、前記帆はその両側端部に、帆中央部より厚い肉厚を有
する肉厚部が形成され、前記肉厚部の水平断面の外縁形
状は、先端部が円弧状にわん曲し、前記先端部から帆内
側に向うに従って緩やかに幅狭になる形状を有し、前記
駆動手段は前記回転テ−ブル内にスラストベアリングを
介して水平に固定された内歯歯車と、前記回転テーブル
に固定されたモータによって回転する、前記内歯歯車と
噛み合うピニオンとからなることに特徴を有する。
るいは自動裸帆を可能にした帆船を提供するもので、甲
板上に水平に設けられた回転テーブルと、前記回転テー
ブルを回転させるための駆動手段と、前記回転テーブル
上の回転中心部に垂直に固定されたマストと、前記甲板
上に固定された、前記マストの上端部を回動自在に支持
するための門形支柱と、前記マストの一方側に前記マス
トを中心として左右対称に取り付けられた帆とからなり
、前記帆はその両側端部に、帆中央部より厚い肉厚を有
する肉厚部が形成され、前記肉厚部の水平断面の外縁形
状は、先端部が円弧状にわん曲し、前記先端部から帆内
側に向うに従って緩やかに幅狭になる形状を有し、前記
駆動手段は前記回転テ−ブル内にスラストベアリングを
介して水平に固定された内歯歯車と、前記回転テーブル
に固定されたモータによって回転する、前記内歯歯車と
噛み合うピニオンとからなることに特徴を有する。
ついで、この発明の帆船を実施例により図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第1図は、この発明にか)る帆船の要部の一部を断面で
示したものである。
示したものである。
図面に示したように、この発明の帆船は、甲板1に立設
したマスト2を、回転テーブル3の回転中心の延長線上
にその軸心が合致するように立設し、回転テーブル3が
回転すれば、帆菱マスト2が回転テーブル3と一体的に
回転するようにしてある。前記回転テーブル3は、甲板
1上に固定した基台4上に、その回転を自在として支持
してある。
したマスト2を、回転テーブル3の回転中心の延長線上
にその軸心が合致するように立設し、回転テーブル3が
回転すれば、帆菱マスト2が回転テーブル3と一体的に
回転するようにしてある。前記回転テーブル3は、甲板
1上に固定した基台4上に、その回転を自在として支持
してある。
基台4上には大形の内歯歯車5を、回転テーフル3及び
マスト2の鞠心と一致した状態で設けてある。内歯歯車
5の外周面と回転テーブル3の周壁部33Aの内周面と
の間には、スラストベアリング6を組込んである。
マスト2の鞠心と一致した状態で設けてある。内歯歯車
5の外周面と回転テーブル3の周壁部33Aの内周面と
の間には、スラストベアリング6を組込んである。
一方、前記内歯歯車5には前記回転テーブル3上に設け
たモータ8及び減速機9の出力藤9Aを介して駆動され
るピニオン7を噛合させてある。
たモータ8及び減速機9の出力藤9Aを介して駆動され
るピニオン7を噛合させてある。
3従って、モー夕8の駆動によってピニオン7を回転す
ると、基台4上に固定した内歯歯車5内周をピニオン7
が転勤し、回転テーブル3が鞄心廻りに回転する。
ると、基台4上に固定した内歯歯車5内周をピニオン7
が転勤し、回転テーブル3が鞄心廻りに回転する。
帆装マスト2は、上端部を、門形支柱10の梁4部10
′に、ラジアルベアリング11を介して支持すると望ま
しい。
′に、ラジアルベアリング11を介して支持すると望ま
しい。
さらに、前記門形支柱1川ま、第2図に示してあるよう
に、梁部10′の左右両端と甲板1とにわたり前後左右
4本のステー12を張設することにより補強を確実にす
るとより望ましい。
に、梁部10′の左右両端と甲板1とにわたり前後左右
4本のステー12を張設することにより補強を確実にす
るとより望ましい。
また、前記門形支柱10の内中は、帆13の中よりもや
や大きく定めてある。
や大きく定めてある。
帆13は金属板、プラスチック板、または鋼枠に布張り
の剛体帆が用いられ、上下複数箇所においてアーム14
によりマスト2との結合が図られている。
の剛体帆が用いられ、上下複数箇所においてアーム14
によりマスト2との結合が図られている。
帆13は両側端部に、帆中央部より厚い肉厚を有する肉
厚部が形成されているものでなり、前記肉厚部の水平断
面の外縁形状は、先端部が円弧上にわん曲し、前記先端
部から帆内側に向うに従って緩やかに幅狭になる形状に
なっている。
厚部が形成されているものでなり、前記肉厚部の水平断
面の外縁形状は、先端部が円弧上にわん曲し、前記先端
部から帆内側に向うに従って緩やかに幅狭になる形状に
なっている。
前記肉厚部を形成することによって帆13に、より大き
な揚力を生じさせることができる。上述の構成からなる
この発明の帆船は、風向きの変化に伴なう操帆を、モー
タ8の駆動によって行なう。
な揚力を生じさせることができる。上述の構成からなる
この発明の帆船は、風向きの変化に伴なう操帆を、モー
タ8の駆動によって行なう。
モータ8の駆動は、遠隔操作は勿論、図示しない制御装
置の併用により、船の進路と風向きを検出した信号に基
づき自動操作しても良い。
置の併用により、船の進路と風向きを検出した信号に基
づき自動操作しても良い。
モータ8が起動すれば、減速機9の出力軸9Aに取付け
てあるピニオン7が回転し、このピニオン7は船体に対
して固定としてある内歯歯車5に噛合いながら転勤して
行くので、回転テーブル3が回転し、回転テーブル3と
一体のマスト2が風向に応じてて回動される。
てあるピニオン7が回転し、このピニオン7は船体に対
して固定としてある内歯歯車5に噛合いながら転勤して
行くので、回転テーブル3が回転し、回転テーブル3と
一体のマスト2が風向に応じてて回動される。
マスト2が回動すれば、マスト2に固定した帆14の向
きが変り、操帆される。
きが変り、操帆される。
なお、モー夕8を可逆モータとするか、あるいは減速機
9に逆転機構を内蔵しておき、帆13を1回転させるこ
となく、左右に自在に角度変更できるようにしておいて
も良い。
9に逆転機構を内蔵しておき、帆13を1回転させるこ
となく、左右に自在に角度変更できるようにしておいて
も良い。
この発明におけるマスト2の回転駆動は前述の実施例に
限定されず、要旨はマスト2が回転することにあるので
、公知の種々の駆動形態が用いられる。以上の説明から
明らかなように、この発明の帆船は、帆装マストの回転
を自在としているので、操帆作業が簡略化され、きわめ
て少ない乗組員による航行が可能となり、経済性を最大
限に活用できる優れた効果が得られることが明らかであ
る。
限定されず、要旨はマスト2が回転することにあるので
、公知の種々の駆動形態が用いられる。以上の説明から
明らかなように、この発明の帆船は、帆装マストの回転
を自在としているので、操帆作業が簡略化され、きわめ
て少ない乗組員による航行が可能となり、経済性を最大
限に活用できる優れた効果が得られることが明らかであ
る。
図面の簡単な説期
第1図は、この発明の帆船の実施例を、半部を縦断面で
示した背面図、第2図は、一部を欠除した第1図の平面
図である。
示した背面図、第2図は、一部を欠除した第1図の平面
図である。
図面において、, 1・・・・・・甲板、2・・・・・
・帆装マスト、3・・・・・・回転テーブル、3A・・
・・・・3の周壁部、4・…・・基台、5…・・・内歯
歯車、6・・・・・・スラストベアリング、7・・・・
・・ピニオン、8・・・・・・モー夕、9・・・・・・
減速機、9A・・・・・・9の出力軸、10・・・・・
・門形支柱、10′…・・・梁部、11……ラジアルベ
アリング、12・・・…ステー、13……帆、14……
アームo髪′図 第2図
・帆装マスト、3・・・・・・回転テーブル、3A・・
・・・・3の周壁部、4・…・・基台、5…・・・内歯
歯車、6・・・・・・スラストベアリング、7・・・・
・・ピニオン、8・・・・・・モー夕、9・・・・・・
減速機、9A・・・・・・9の出力軸、10・・・・・
・門形支柱、10′…・・・梁部、11……ラジアルベ
アリング、12・・・…ステー、13……帆、14……
アームo髪′図 第2図
Claims (1)
- 1 甲板上に水平に設けられた回転テーブルと、前記回
転テーブルを回転させるための駆動手段と、前記回転テ
ーブル上の回転中心部に垂直に固定されたマストと、前
記甲板上に固定された、前記マストの上端部を回動自在
に支持するための門形支柱と、前記マストの一方側に前
記マストを中心として左右対称に取り付けられた帆とか
らなり、前記帆はその両側端部に、帆中央部より厚い肉
厚を有する肉厚部が形成され、前記肉厚部の水平断面の
外縁形状は、先端部が円弧状にわん曲し、前記先端部か
ら帆内部に向うに従って緩やかに幅狭になる形状を有し
、前記駆動手段は前記回転テーブル内にスラストベアリ
ングを介して水平に固定された内歯歯車と、前記回転テ
ーブルに固定されたモータによって回転する、前記内歯
歯車と噛み合うピニオンとからなることを特徴とする帆
船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54147767A JPS602240B2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 帆船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54147767A JPS602240B2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 帆船 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5671691A JPS5671691A (en) | 1981-06-15 |
JPS602240B2 true JPS602240B2 (ja) | 1985-01-19 |
Family
ID=15437707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54147767A Expired JPS602240B2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 帆船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602240B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988010208A1 (en) * | 1987-06-27 | 1988-12-29 | Yukimasa Hori | Sailboat |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4910372B2 (ja) * | 2005-11-18 | 2012-04-04 | ヤマハ株式会社 | スピーカシステムおよびスピーカエンクロージャー |
WO2018138399A1 (es) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | Inversail, S.A. | Aparejo vélico rotatorio estabilizado |
-
1979
- 1979-11-16 JP JP54147767A patent/JPS602240B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988010208A1 (en) * | 1987-06-27 | 1988-12-29 | Yukimasa Hori | Sailboat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5671691A (en) | 1981-06-15 |
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