JPS6022308B2 - 追尾レ−ダ方式 - Google Patents

追尾レ−ダ方式

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JPS6022308B2
JPS6022308B2 JP8703176A JP8703176A JPS6022308B2 JP S6022308 B2 JPS6022308 B2 JP S6022308B2 JP 8703176 A JP8703176 A JP 8703176A JP 8703176 A JP8703176 A JP 8703176A JP S6022308 B2 JPS6022308 B2 JP S6022308B2
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JP
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target
tracking
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嘉一 佐藤
信一 伊藤
康宏 年綱
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/02Systems using reflection of radio waves, e.g. primary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/50Systems of measurement based on relative movement of target
    • G01S13/52Discriminating between fixed and moving objects or between objects moving at different speeds

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、近接位置にある複数個の移動目標物体を区
別して追尾できるとともに、これら移動体が相互間にあ
るいは基準方向についてなす角度を追尾に伴なつて測定
できる追尾レーダに関する。
一般に、.レーダは、目標物体の位置情報および速度情
報を与える。
レーダに対する目標物体の位置はしーダからの距離、レ
ーダから見た方位角および仰角で一義的に定まる。一方
、一つのレーダが複数の目標物体を区別して認識する能
力すなわち分解館は、位置情報だけに基づく場合には、
レーダの空間的分解セルの大きさにより定まる。空間的
分解セルは、送信パルス幅対応のレジ方向距離すなわち
レンジセルと、レーダが識別できる最小の方位角および
仰角すなわち角度分解セルとで定義される。角度分解セ
ルは、アンテナ指向特性パターンの主ロープの実効ひろ
がり角で定まり、その値は大型アンテナによる振幅モノ
パルスレ−ダでも常0.5度以上である。理論的にはア
ンテナをさらに大型化することによってこのひろがり角
を4・さくできるが、アンテナの大型化は製造コストの
上昇を招くばかりでなく、実用性を害なう。したがって
、ごく普通に使われている追尾レーダ用アンテナの実効
ひろがり角は1度である。このような特性のアンテナを
送信パルス幅1マイクロ秒の追尾用振幅モノパルスレー
ダに用いた場合は「距離30肋における分解セルは、方
位角および仰角方向各526肌、レンジ方向150肌の
円錐状空間となる。このように分鱗セルはかなり大きい
空間に広がるので、この1つの分解セル内に複数の目標
物体が同時に存在する場合が生じ、単一分解セル内のこ
れら複数目標物体を個々に識別して追尾する必要がいよ
いよ生ずる。従来の追尾レーダは位置情報だけに基づき
複数の目標物体を識別していた。
したがってt上述のような単一分解セル内の複数の目標
物体の追尾の場合は、それら目標物体からの反射成分の
合成値を単一の目標物体からの反射電波とみなして追尾
することになり、一つの所望の目標物体を選択して追尾
することはできなかった。それだけでなく、追尾中の目
標物体と同じ分解セル内に他の目標物体が進入した場合
は、追尾は両方の目標物体の中間について行なわれるこ
ととなり、所望の目標物体に対する追尾が不正確となり
、その進入目標物体が分解セルから外れる時点ではそれ
以後の追尾対象が所望の目標物体からその進入目標物体
に切り換えられてしまう場合がある。したがって本発明
の目的は、単一の分解セル内に存在する複数個の目標物
体を互いに区別して検出し、所望の目標物体に対する追
尾を他の目標物体の存在に影響されることなく行なうこ
とのできるレーダを提供することである。
本発明によるレーダは、目標物体の位置情報だけでなく
その速度情報をも利用することにより「同一分解セル内
の複数個の目標物体を互いに区別して検出し追尾できる
ように構成されている。
目標物体の追尾は目標物体の角度情報だけに応答して行
なうこともできるが、同一角度セル内の複数の目標物体
を区別して追尾するには目標物体を速度ごとに分離する
必要がある。本発明による追尾レーダは、目標物体の角
度情報をとり出すためのアンテナ系と、このアンテナ系
の出力信号を受け前記角度情報を保持したまま各自標物
体のドップラ周波数を検出する手段と、前記角度情報を
前記ドップラ周波数ごとに検出する手段とからなる。以
下図面を参照してこの発明を詳細に説明する。「第1図
は、この発明を適用した一次元振幅モノパルス追尾レー
ダの実施例の系統図であって、11および12はアンテ
ナ素子(両素子は同位相の蟹波を受信するように配置さ
れている)、13はアンテナ素子11および12の出力
を組み合わせて振幅モノパルス和差パターンを形成する
ためのモノパルス・コンパレータ、17は送受切襖器、
16は送信機、20は送信周波数と中間周波数との差の
周波数の局部発振を生ずる局部発振器、21および22
は高周波信号を中間周波信号へ変換するためのミキサー
、31および32は中間周波増幅器、40は同期検波の
ための基準位相信号を発生する基準発振器、41および
42はモノパルス和と差各中間周波信号の振幅・位相情
報を抽出するための同期検波器、51および52は同期
検波器の出力信号を各自標のドップラ周波数の差異に基
づいて各自標毎に分離するドツプラ信号処理器、60は
和と差各系統のドップラ信号処理器51および52の出
力を用いて追尾角度誤差信号および角度信号を発生する
角度信号発生器、7川まこの追尾角度誤差信号に基づい
てアンテナ駆動信号を発生するサーボ制御器、71はア
ンテナ機械軸を所定の方向に回転するアンテナ駆動器、
80はアンテナ機械触角度表示デジタル信号を生ずる角
度検出器である。
モノパルスコンパレータ13の和信号出力端子131か
らドツプ信号処理器51までの上段の系統を和チャンネ
ル、モノパルスコンパレー夕13の差信号出力端子13
2からドップラ信号処理器52までの下段の系統を差チ
ャンネルという。第1図の構成の振幅モノパルス追尾レ
ーダ・システムに於て、今2つの目標AおよびBが同一
分解セル内に存在した場合を考える。
第2図は受信アンテナ・パターンと2目標の受信強度を
示す図で、20川まアンテナ素子11および12とモノ
バルス。コンパレータ13との組み合せによって形成さ
れた振幅モノパルス和パターンを、201は同差パター
ンを示す。この和差各パターンにより検知されたA目標
の信号振幅をそれぞれZ^,△^とし、B目標の信号振
幅をそれぞれZ8,△Bとする。目標A及びBのアンテ
ナ・ボアサイトからの偏角をそれぞれ8^,OBとする
と、振幅モノパルス方式の一般的性質によりkをアンテ
ナパターンから決まる定数として帖k・会 8B=k・蔓 の関係が成立する。
従って、2目標からの反射信号が(2^、△^)と(Z
B、△B)の絹に分離されれば、目標AとBの偏角が計
算できることになる。この場合受信々号の中の各移動目
標に対応るドップラ角周波数および位相は和信号と差信
号との両者において同一であるので、これらをA目標に
ついてそれぞれの^〔radian/sec〕、◇^〔
radian〕とし、B目標についてはそれぞれのB〔
radian/sec〕、マB(radian〕とする
。さらに、レーダ送信角周波数をの〔radian/s
ec〕とすると、モノパルス・コンパレータ13の和チ
ャンネル端子131に出力される受信々号はZ^cos
{(の十の^)t○^} 十2BCOS{(の十のB)t+ぐB} {
1,であり、差チャンネル端子132に出力される受信
々号は、△^COS{(の十の^)t+で^} 十△Bc。
s{(の十のB)t+?B} (2)である
。この和差各信号はミキサー21および22をそれぞれ
経て、中心角周波数のoの中間周波信号へ変換され、そ
れぞれ次のように表わされる。(以後、信号振幅につい
ては和差チャンネル間の相対値のみを問題とするので、
振幅及び位相を表わす記号は前式と同一のものを用いる
)Z^cos{(w。
十の^)t+○^}十2BCOS{(山。
十のB)t+で8}△^COS{(の。
十の^)t+?^}十△BcOS{(の。
十のB)t+やB} 【31この和差各信号は
、中間周波増幅器31および32によりそれぞれ増幅さ
れた後、同期検波器41および42によってそれぞれ同
期検波され、次式で表わされる信号に変換される。(同
期検波器41および42出力は和信号と差信号との相対
位相を表わせば足りるから、基準信号発生器40は送信
機16とも同期作動を必要としない。)Z^COS(の
^t+ぐ^)十28Cos(のBt+OB)
【4}△^COS(仇^t十。
^)十△BCOS(の8t+ぐB)これら和、差信号を
周波数差に基づいてそれぞれ2信号に分離するドツプラ
信号処理器51,52の各々は、例えば第3図で構成さ
れる。
第3図に於て、ドップラ信号処理器51は中心角周波数
〔ねdian/sec〕がそれぞれの,、の2 、…・
・・の1・・・・・・のnであるn個の帯城通過フィル
夕511,512・・・…51j・・・・・・51nを
並列接続したフィル夕・バンクである。第4図は上記n
個のフィル夕それぞれの帯減速過特性を示す図で、51
1Fはフィル夕511の帯城通過特性を、512日まフ
ィル夕512の同特性を示し、51岬まで同様である。
このように構成したドップラ信号処理器51,52へ、
同期検波器41,42の出力信号(式■)を加えると、
まずn個のフィル夕によって和信号は2目標に対応する
2つのドップラ周波数信号2^COS(の^t+少^)
、 28cos(のBt+JB) ■に分離
され、差信号も同様に、△^cos(の^t十ぐ^)、 △BCOS(のBt+◇B) ■に分離さ
れる。
角度信号発生器6川ま第7図に示すように構成されるが
、以下ドツプラ信号処理器51の出力の内、和差チャン
ネル間の対応する周波数のiの信号Sicos(のit
+Ji)、△lcos(wit十◇i)を例に取って説
明する。
まず、この2信号間の位相差(この場合の位相差はZi
と△iの符号だけで決定される)を位相検出器603i
で検出し、正負の符号だけを表わす信号Sをバッファー
606に導びく。又、同時に、和差各チャンネルに於け
る入力信号を各包絡線検波器601iおよび602iで
それぞれ検波してl2il、l△ilを表わす信号を得
て、これらをアナログノデジタルコンバータ604i,
605iへそれぞれ導びく。バッファ606は、上記3
種の信号をデジタ、ルコンピュータ607の入力信号と
して適合するように信号配列して出力する。コンピュー
タ607はl2il、l△ilおよび符号を表わす信号
Sを用いて、△i/2iに相当する値を計算する。中心
角周波数のiの帯城通過フィル夕を通過したドツプラ周
波数信号はこのように処理される。他のドップラ周波数
信号も対応する包絡線検波器および位相検出器へそれぞ
れ加えられ、同様に信号処理される。したがって、前述
の2目標A、Bについてのドップラ周波数信号(式{5
’および‘6ーで現わされる)もやはりドップラ周波数
の^,仇8に対応する回路で信号処理を受け、コンピュ
ータ607で△^/2^、△B/2Bがまず計算これ、
次いで偏角への換算定数kを乗じてa^及び88がそれ
ぞれ計算される。これらの値は、目標A、Bのアンテナ
指向軸からねの偏角すなわち角度誤差信号をそれぞれ現
わすからこれらのうちいづれか一方を選択してアンテナ
追尾誤差信号としてアンテナ駆動系のサーボ制御器70
へ帰還し、角度誤差信号が0となるようアンテナ駆動器
71′を駆動することによりその選択目標を追尾するこ
とができる。この追尾目標の選択は、予め定めた優先追
尾基準に従いコンピュータ607が選択した角度誤差信
号を端子609から出力することにより行なう。例えば
、当初目標Aを追尾していたとき目標Bが同一の空間的
分解セル内に入ったならば当初の追尾目標Aを引き続き
迫尾すべ〈優先基準が定めてある場合、角度誤差K(△
^/2^)が端子609からサーボ制御器70へ供給さ
れる。この優先基準はコンピュ−タプログラムまたは外
部操作卓からコンピュ−夕607へ与える指令により任
意に設定し得る。また、目標Bについての角度誤差信号
K(△B/28)は端子610から表示装置(図示せず
)へ送出されアンテナ・ボアサィトからの偏向信号とし
て表示される。目標Aの角度も、角度検出器80からの
デジタルアンテナ角度信号を端子801から表示装置へ
送ることにより表示できる。また、目標Bの角度は入力
端子608へ受けたアンテナ角度信号と上記目標Bの偏
角信号△8/Z8とをコンピュータ607で加算するこ
とにより算出し、これを表示器へ送って表示することも
できる。このようにして、目標Aについては、ボアサィ
ト追尾(アンテナ指向藤を目標に指向する追尾)を、ま
た目標Bについてはオフ・ボアサィト追尾(目標はアン
テナ・ボアサィトからずれているが、目標の角度情報を
継続的に表示すること)をそれぞれ行うことができる。
次に第5図を参照して位相モノパルスレーダへ適用した
本発明実施例を説明する。
位相モノパルスレーダであるから、アンテナ素子11お
よび12は空間的位置を異にする。アンテナ素子11お
よび12をパラボラアンテナでそれぞれ構成した場合、
これら2つのアンテナ素子は中心位置をパラボラ反射鏡
の直径だけ隔てて、かつそれらのボアサイトを互いに平
行にして配置される。モノパルスコンパレータを備えな
い点で相異するほか、本実施例は第1図に示した第1の
実施例とほぼ同様の構成を有する。以後、ミキサー21
からドップラ信号処理器51までの上段の信号処理系統
を第1の系統、同機にミキサ22からドップラ信号処理
器52までの系統を第2の系統と称する。第6図は、ア
ンテナパターンと2目標の受信強度を示す図であり、図
中の250はアンテナ素子11(または12)の素子ア
ンテナ・パターンを示しており、8^,OBの方向に2
目標A、Bが存在して、その受信強度がE^,EBであ
ることを示している。送信角周波数をの(radian
/sec〕、ドップラ角間波数を目標Aについての^〔
radian/sec〕、目標BについてのB〔rad
ian/sec〕、目標からの反射波の2アンテナ素子
中間点への到達位相を目標A、Bについて、それぞれめ
^〔radian〕、OB(radian〕とする。
また、反射波入射方向に対するアンテナ素子の相対位置
差より生ずる位相差を、第1のアンテナ素子11につい
て目標A、Bに対しそれぞれ6^〔鼠dian〕6B〔
radian〕、第2のアンテナ素子12についてそれ
ぞれ−6^〔radian〕、一68〔的dian〕と
する。この時、2つのアンテナ素子間の距離をdとする
と、6^,68は次式で与えられる。圭三≦憲三三……
)【7’ 但し0^,88はアンテナ・ポアサィトからの目標A、
Bの偏角を、入^および^Bは受信波の波長をそれぞれ
示し2汀C ^^:−−−入B:よ空き(C;光途 の十の^ である。
このとき、アンテナ素子11,12からの受信信号は、
E^COS〔(山十の^)t+?^十6^〕十EBc。
s〔(山十のB)t+JB+68〕 (8)E^CO
S〔(の十の^)t+ぐ^−6^〕十EBC。s〔(仇
十のB)t+OB−6B〕であり、中間周波数増幅器3
1および32の出力は、それぞれE^cos〔(■。
十の^)t+J^+6^〕十EBCOS〔(■。十のB
)t十◇B+68〕 (9)E^COS〔(■。十の^
)t十◇^−6^〕十EBc。s〔(■。十のB)t+
○8−88〕となる。この信号が同期検波器41および
42で同期検波されると各系の信号はE^COS(の^
t+や^十6^) 十EBcOS(のBt+◇B十68) (lo)
E^COS(の^t+◇^一6^)十EBcOS(山B
t十OB一aB) となる。
この信号は前実施例と同様ドップラ信号処理器51およ
び52において、EACOS(山At+?^十6^)、 EBcOS(のBt+OB+6B) (12)
EAcos(のAt+ぐ^−6^)、EBCOS(仇B
t+◇B一6B) なる各自標ごとのドップラ角周波数信号に分離され角度
信号発生器65へ加えられる。
式(12)をベクトル表示すると、登亭三章孝三=きミ
ミミ宣言≦柊員=葦昌三}(13)と現わされる。
第8図に示す角度信号発生器65は、前記第1の実施例
における角度信号発生器60中の包絡線検波器601i
および602iを除去したことと、正逆の極性検出だけ
で足りる位相検出器603iに代えて任意位相差を検出
し得る位相検波器653iを採用したことの他は第7図
の角度信号発生器60と同様の構成を有する。
したがって、ドップラ角周波数の^,也Bにそれぞれ対
応する2つの位相検波器からAJg〔E^ej(◇^十
6^)〕 −〜g〔E^ei(◇^‐6^)〕=26^ (,4
)A止g〔EBej(OB+6B)〕−〜g〔EBej
(ぐB‐6B)〕=288なる位相差信号が出力される
式(14)右辺は式【7)から26^偽8羊8^ )(
,5) 268=そ三maB22英daB と表わされる(ただし、^は送信波長)ので、これらは
目標AおよびBの偏角にそれぞれ対応する。
したがって、コンピュータ607がいずれか一つの信号
を選択して端子609に出力することにより任意の目標
をボアサィト追尾し得ることおよび他方の目標物体をオ
フ・ボアサィト追尾し得ることは前記第1の実施例と同
様である。′上記2つの実施例においては、同一の空間
分解セル内にはAおよびBの2つの目標物体だけが存在
する場合につき述べたが、さらに多数の目標物体があっ
てもそれらのドップラ周波数がドップラ信号処理器51
の周波数分解熊以上互いに隔っているかぎり個別的に追
尾できる。一例として、送信周波数的Hz、各フィル夕
の帯域100HZの追尾レーダを考えると、半径方向速
度において互いに11物′日以上の速度差を持つ複数の
目標物体を分離して追尾することができる。この場合、
最大3マッハまでの速度を持つ目標を正しく分離するた
めにはドップラ処理器51および52の帯域通過フィル
夕数nはそれぞれ約340となり、各フィル夕の中心周
波数は100HZおきとなる。これら実施例における目
標物体追尾は、送信電波を連続波(CW)にした場合も
パルス状にした場合も達成できる。
パルス電波を用いれば、目標物体の距離情報が簡単に得
られるから、レンジ方向の追尾も可能である。第1図、
第5図に示した実施例では、1次元角度方向のみの追尾
を考えたが、2次元角度内の追尾を行なうためには、例
えば、前例のアンテナ系に直交する面内にもアンテナ系
を構成し、1次元角度内追尾時と同様のことを行えば良
い。
また、前実施例ではドツプラ信号処理器51および52
として、第3図の系統図のものを考えたが、これの代り
に高速フーリエ交換(FFT)などを用いる離散的なド
ップラ信号処理器を用いても良い。
また、前実施例では2つの目標物体のうち1つを機械的
ビーム走査によってボアサィト追尾を行ない、他の1目
標はオフボアサィト追尾を行なったが、機械的走査の代
りに電子的ビーム走査など高速走査手段を採用し、時分
割で複数各自標方向ヘビーム走査を行えば、全ての目標
についてボアサイト追尾を又はボアサィト追尾とオフボ
アサイト追尾の組み合せ追尾を行なうことも可能となる
機械的走査と電子的走査の併用方式についても同様に可
能である。さらに、モノパルス・ビーム形成の代りに、
コニカル・ビーム走査方式やシークェソシャル・ビーム
走査方式など目標物体の偏角情報を含む受信信号を生じ
るレーダ方式に置換しても、複数目標追尾は同様に可能
である。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の複数目標追尾レーダ方式の一実施例
を示す系統図、第2図はこの系のアンテナ系により形成
されるアンテナ指向性パターンと受信々号強度を示す図
、第3図はドップラ信号処理器の一実施例を示す系統図
、第4図は第3図に示した系の帯城通過特性、第5図は
この発明の他の実施例を示す系統図、第6図はこの系の
アンテナにより形成されるアンテナ指向性パターンと受
信信号強度とを示す図で、第7図および第8図は角度信
号発生器の一実施例を示す図である。 第1図および第5図に於て、11および12はアンテナ
素子、13はモノパルス・コンパレータ、17は送受切
換器、16は送信機、20は局部発振器、21および2
2はミキサー、31および32は中間周波増幅器、40
は基準発振器、41および42は同期検波器、51およ
び52はドップラ信号処理器、60および65は角度信
号発生器、7川まサ−ボ制御器、71はアンテナ駆動器
、80は角度検出器であり、第2図に於て、20川まモ
ノパルス和パターン、201は差パターンであり、第3
図に於て、511〜51nは帯城通過フィル夕であり、
第4図に於て、511F〜51nFはこれらフィル夕の
帯域通過特性であり、第6図に於て、2501ま第5図
の系のアンテナ素子パターンである。第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第5図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 捜索空間に存在する目標物体の方位角および仰角を
    それぞれ検出できるように高い指向性を有するとともに
    その主ビーム内に存在する目標物体の偏角情報を出力す
    ることができるアンテナと、 このアンテナ指向性中心
    軸の向きを表わす信号を生ずる軸方向表示信号発生手段
    と、 前記アンテナを通じてマイクロ波を連続的あるい
    は断続的に前記捜索空間に発射するとともに前記目標物
    体からの反射波を受信する送受信機と、 その受信信号
    から互いに相異なる相対速度をもち互いに近接した方位
    角および仰角方向に存在する2つ以上の目標物体の相対
    速度を表わす情報をそれぞれの目的物体に対応した相対
    速度成分に区分するドツプラ信号処理器と、 このドツ
    プラ信号処理器からの出力信号を入力信号とし前記2つ
    以上の目標物体のそれぞれと前記アンテナとを結ぶ線が
    前記アンテナ指向性中心軸となす偏角を表わす偏角信号
    を発生する角度信号発生器と、 この角度信号発生器で
    得られた前記2つ以上の目標物体の偏角信号に基づいて
    1つの追尾方向角度を設定する手段とを設え、この追尾
    方向角度と前記軸方向角度との差が零になる方向に前記
    アンテナビームの指向方向を変えて所定方向にアンテナ
    ビームを追尾する追尾レーダ方式。
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