JPS60214739A - クリオプレシピテート分離装置 - Google Patents
クリオプレシピテート分離装置Info
- Publication number
- JPS60214739A JPS60214739A JP59069531A JP6953184A JPS60214739A JP S60214739 A JPS60214739 A JP S60214739A JP 59069531 A JP59069531 A JP 59069531A JP 6953184 A JP6953184 A JP 6953184A JP S60214739 A JPS60214739 A JP S60214739A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は出血傾向のある血友病患者の処置に使用される
大量の血液凝固第■因子を含有するクリオプレシピテー
トの分離システムに関するものであり、具体的には該ク
リオプレシピテートを多量に含有する血漿、すなわち富
クリオプレシピテート血漿(以下富CPFTPと略称す
る)を全血から分離された血漿より分離するシステムに
関するものである。
大量の血液凝固第■因子を含有するクリオプレシピテー
トの分離システムに関するものであり、具体的には該ク
リオプレシピテートを多量に含有する血漿、すなわち富
クリオプレシピテート血漿(以下富CPFTPと略称す
る)を全血から分離された血漿より分離するシステムに
関するものである。
〈従来技術〉
従来の富CPFTPの血漿からの゛分離は供血者から採
取した1回当り200耐の全血を遠心分離し、得られた
血漿の2人分を一20℃〜−40°Cにて凍結保存した
ものを4〜6℃に解凍し、遠心分別によって液状血漿中
の沈澱としてのクリオプレシピテートを約20耐の富C
PFTPとして採取するというバッチ方式によって行わ
れていたから、高い分離能率が得られず、近年の富CP
FTPの需要増大に応える高能率く目的〉 本発明は上記に鑑み、高能率の連続的な富CPFTP分
離システムの提供を目的とするものである。
取した1回当り200耐の全血を遠心分離し、得られた
血漿の2人分を一20℃〜−40°Cにて凍結保存した
ものを4〜6℃に解凍し、遠心分別によって液状血漿中
の沈澱としてのクリオプレシピテートを約20耐の富C
PFTPとして採取するというバッチ方式によって行わ
れていたから、高い分離能率が得られず、近年の富CP
FTPの需要増大に応える高能率く目的〉 本発明は上記に鑑み、高能率の連続的な富CPFTP分
離システムの提供を目的とするものである。
〈実施例〉
本発明は6℃ないし一10℃の温度において、0、1な
いし1.0ミクロンの最大ポアサイズをもつ膜を経由す
る連続的血漿濾過が行われて、富CPFTPおよびP液
としての乏CPFTPとに分離され、該富CPFTPが
6℃以下に保存された容器に収容されることを特徴とす
るものであって、従来の遠心法による分別の代りに膜−
過によって高能率の分離を可能とするものである。
いし1.0ミクロンの最大ポアサイズをもつ膜を経由す
る連続的血漿濾過が行われて、富CPFTPおよびP液
としての乏CPFTPとに分離され、該富CPFTPが
6℃以下に保存された容器に収容されることを特徴とす
るものであって、従来の遠心法による分別の代りに膜−
過によって高能率の分離を可能とするものである。
本発明者等は鋭意研究の結果、富および乏CPFTPの
高能率の分離には、大量の血液凝固第■因子を含有する
クリオプレシピテートが液状血漿中で析出する6℃ない
し−lO℃に右いて膜濾過することが最善であり、膜と
して最大ポアサイズが最大0,1ないし1.Oミクロン
であることが最適であって、該ポアサイズが1.0ミク
ロン以上であるとクリオプレシピテートのろ液側への移
行が過大となり、0.1ミクロン以下の場合は濾過効率
の著しい低下のあることを見出した。
高能率の分離には、大量の血液凝固第■因子を含有する
クリオプレシピテートが液状血漿中で析出する6℃ない
し−lO℃に右いて膜濾過することが最善であり、膜と
して最大ポアサイズが最大0,1ないし1.Oミクロン
であることが最適であって、該ポアサイズが1.0ミク
ロン以上であるとクリオプレシピテートのろ液側への移
行が過大となり、0.1ミクロン以下の場合は濾過効率
の著しい低下のあることを見出した。
次に本発明の実施例について先ず第1図を参照して説明
する。図面は第1の実施例の流路系を示すものであって
、lは濾過器、2は血漿供給ライン、3は富CPPTP
輸送ライン、4は炉液血漿排出ライン、5は血漿ポンプ
、6は冷却器、7は富CPPTP容器、8はF液血漿容
器であり、単数あるいは複数の好ましくは取扱の容易な
プラスチックバッグ形式のあらかじめ分離された血漿を
収容した血漿容器11は血漿供給ライン2に連通して該
ラインに配置された血漿ポンプ5の運転によって平膜を
収容した平板形であってもよいが、好ましくは多数の中
空糸膜を収容した形式のコンパクトな濾過器lに漿供給
ライン2に至るラインにクランプ12を配置し、空にな
った血漿容器11を順次充填流の血漿容器と交換して連
続的な血漿供給を可能とすることができる。
する。図面は第1の実施例の流路系を示すものであって
、lは濾過器、2は血漿供給ライン、3は富CPPTP
輸送ライン、4は炉液血漿排出ライン、5は血漿ポンプ
、6は冷却器、7は富CPPTP容器、8はF液血漿容
器であり、単数あるいは複数の好ましくは取扱の容易な
プラスチックバッグ形式のあらかじめ分離された血漿を
収容した血漿容器11は血漿供給ライン2に連通して該
ラインに配置された血漿ポンプ5の運転によって平膜を
収容した平板形であってもよいが、好ましくは多数の中
空糸膜を収容した形式のコンパクトな濾過器lに漿供給
ライン2に至るラインにクランプ12を配置し、空にな
った血漿容器11を順次充填流の血漿容器と交換して連
続的な血漿供給を可能とすることができる。
濾過器1に供給される血漿は血漿供給ライン2に配置さ
れた冷却器6によって冷却され6°C〜−10’cの温
度に詔いて濾過器1によって富オヨび乏CPFTP#c
v3別サレ、富CPFTPは輸送ライン3を経て好まし
くは取扱容易なプラスチックバッグ形式の富CPFTP
容器7に収容され、ろ液血漿は排出ライン4を経て好ま
しくは前記容器と同形式のF液血漿容器8に流入し再利
用のために保存される。
れた冷却器6によって冷却され6°C〜−10’cの温
度に詔いて濾過器1によって富オヨび乏CPFTP#c
v3別サレ、富CPFTPは輸送ライン3を経て好まし
くは取扱容易なプラスチックバッグ形式の富CPFTP
容器7に収容され、ろ液血漿は排出ライン4を経て好ま
しくは前記容器と同形式のF液血漿容器8に流入し再利
用のために保存される。
上記において濾過時の温度はクリオプレシピテート形成
のため6°Cないし一1O℃でなければならず、また分
離された富CPFTPは分解防止のため6℃以下でなけ
ればならないから、少なくとも図示の鎖線で包囲した関
係部分を電子式冷却装置または電気冷蔵庫等の冷却室内
に+M61J−h !!1.%lJ&XVmM零M!’
ijFカノプの冷却器6を使用することなく、該冷却室
内の血漿輸送ラインの一部をコイル状として冷却器6の
代用とすることもできる。
のため6°Cないし一1O℃でなければならず、また分
離された富CPFTPは分解防止のため6℃以下でなけ
ればならないから、少なくとも図示の鎖線で包囲した関
係部分を電子式冷却装置または電気冷蔵庫等の冷却室内
に+M61J−h !!1.%lJ&XVmM零M!’
ijFカノプの冷却器6を使用することなく、該冷却室
内の血漿輸送ラインの一部をコイル状として冷却器6の
代用とすることもできる。
また富CPPTP輸送ライン3に設けられた調圧弁9は
該ラインの流路断面積を変更することによって濾過器1
内の濾過圧を調節するためのものであって濾過圧を高く
設定すると富CPPTP中のクリオプレシピテート含有
量が増加し、低くするとその逆となる。
該ラインの流路断面積を変更することによって濾過器1
内の濾過圧を調節するためのものであって濾過圧を高く
設定すると富CPPTP中のクリオプレシピテート含有
量が増加し、低くするとその逆となる。
本実施例において濾過器1として内径270ミクロン、
肉厚80ミクロン、最大ポアサイズ0.4ミクロン、有
効膜面積0.25 iのセルローストリアセテート中空
糸を収容したものを使用し、保存血漿を20 rttl
Z分の流量で濾過器1に供給したとき濾過圧に応じて2
ないし8 ml1分の富CPFTPを連続的に得ること
ができ、最大流量の8 m17分で得られた富CPFT
P、すなわち相対的にクリオプレシピテート含有量の小
なものであっても充分に有効であり、かつ患者への輸注
時の年理食塩液による稀釈の省略が可能であり、連続運
転が可能であった。
肉厚80ミクロン、最大ポアサイズ0.4ミクロン、有
効膜面積0.25 iのセルローストリアセテート中空
糸を収容したものを使用し、保存血漿を20 rttl
Z分の流量で濾過器1に供給したとき濾過圧に応じて2
ないし8 ml1分の富CPFTPを連続的に得ること
ができ、最大流量の8 m17分で得られた富CPFT
P、すなわち相対的にクリオプレシピテート含有量の小
なものであっても充分に有効であり、かつ患者への輸注
時の年理食塩液による稀釈の省略が可能であり、連続運
転が可能であった。
第2図は別の実施例の流路系を示すものであって、容器
内に収容された採血直後の新鮮面または保存血から富C
PFTPを分離することを目的とするものであり、濾過
圧調節手段として前記実施例の調圧弁9の代りにろ液血
漿排出ライン4にろ液ポンプ10を配置したものであっ
て、該ポンプの回転数に応じたP液血漿流量に調節する
ことによって所要濃度の富CPFTPを得るものであっ
て、本実施例に限定されず、他の実施例にも適用しうる
ものである。
内に収容された採血直後の新鮮面または保存血から富C
PFTPを分離することを目的とするものであり、濾過
圧調節手段として前記実施例の調圧弁9の代りにろ液血
漿排出ライン4にろ液ポンプ10を配置したものであっ
て、該ポンプの回転数に応じたP液血漿流量に調節する
ことによって所要濃度の富CPFTPを得るものであっ
て、本実施例に限定されず、他の実施例にも適用しうる
ものである。
図において好ましくは血液バッグ形式の容器21に収容
された血液は血液ポンプ22の運転により模型血漿分離
器23に圧送され、血球成分は該分離器の膜を通過せず
に赤血球濃厚液として容器24に流入して保存され、P
液成分としての血漿は膜を通過して血漿供給ライン2に
流入し、前記実施例と同様にして富CPFTPが分離さ
れ、血液中の大部分のフィブリノーゲンの血漿中への移
行が模型血漿分離器23によって阻止されるので、沖過
器l内の膜の目詰まりが解消して、長時間運転が可能で
あり、かつフィブリノーゲン含有量のきわめて微小な高
品質の富CPFTPを得ることができる。
された血液は血液ポンプ22の運転により模型血漿分離
器23に圧送され、血球成分は該分離器の膜を通過せず
に赤血球濃厚液として容器24に流入して保存され、P
液成分としての血漿は膜を通過して血漿供給ライン2に
流入し、前記実施例と同様にして富CPFTPが分離さ
れ、血液中の大部分のフィブリノーゲンの血漿中への移
行が模型血漿分離器23によって阻止されるので、沖過
器l内の膜の目詰まりが解消して、長時間運転が可能で
あり、かつフィブリノーゲン含有量のきわめて微小な高
品質の富CPFTPを得ることができる。
本実施例において、模型血漿分離器として内径270ミ
クロン、肉厚80ミクロン、最大ポアサイズ0.3ミク
ロン、有効膜面積0.5rr?のセルローストリアセテ
ート中空糸を収容したもの、および濾過器として有効膜
面積が0.5−であることを除いて第1の実施例と同じ
ものを使用したとき、血液流量100 m17分の下で
40 ml1分の流量の血漿が得られ、濾過圧に応じて
6ないし12tnl/分の流量で臨床的に有効な富CP
FTPを得ることができた。
クロン、肉厚80ミクロン、最大ポアサイズ0.3ミク
ロン、有効膜面積0.5rr?のセルローストリアセテ
ート中空糸を収容したもの、および濾過器として有効膜
面積が0.5−であることを除いて第1の実施例と同じ
ものを使用したとき、血液流量100 m17分の下で
40 ml1分の流量の血漿が得られ、濾過圧に応じて
6ないし12tnl/分の流量で臨床的に有効な富CP
FTPを得ることができた。
第3図は第3の実施例の流路系を示すものであって富C
PFTPの分離システムは濾過圧調節のための調圧弁9
を使用した第1の実施例と同じであるが、調圧弁9の代
りにP液ポンプ10を使用した第2の実施例と同一とす
ることもでき、本実施例は供血者の血管から採血しなが
ら血漿分離を行い、得られた血漿から富および乏CPF
TPを連続的に分離するとともに、血漿分離器によって
血漿から分離された血球成分に必要に応じて失われた血
漿補充のための補液を加えて連続的に供血者の血管に返
送することによる供血者の負担の軽減可能なシステムの
提供を目的とするものである。
PFTPの分離システムは濾過圧調節のための調圧弁9
を使用した第1の実施例と同じであるが、調圧弁9の代
りにP液ポンプ10を使用した第2の実施例と同一とす
ることもでき、本実施例は供血者の血管から採血しなが
ら血漿分離を行い、得られた血漿から富および乏CPF
TPを連続的に分離するとともに、血漿分離器によって
血漿から分離された血球成分に必要に応じて失われた血
漿補充のための補液を加えて連続的に供血者の血管に返
送することによる供血者の負担の軽減可能なシステムの
提供を目的とするものである。
供血者31からの血液は模型血漿分離器32に血液ポン
プ33によって圧送されるが、抗凝血化のため途中でA
CD液等の抗凝血剤34が抗凝血剤ポンプ35の運転に
よって添加され、模型血漿分離器32によってP液とし
て分離された血漿は血漿供給ライン2に流入し、前の実
施例と同様にして富および乏CPFTPに分離採取され
る。
プ33によって圧送されるが、抗凝血化のため途中でA
CD液等の抗凝血剤34が抗凝血剤ポンプ35の運転に
よって添加され、模型血漿分離器32によってP液とし
て分離された血漿は血漿供給ライン2に流入し、前の実
施例と同様にして富および乏CPFTPに分離採取され
る。
模型血漿分離器32によって血漿から分離された血球成
分はそのまま供血者に返送されるか、あるいは必要に応
じて失われた血漿の一部あるいは全部を補充するため、
生理食塩液等の補液36が補液ポンプ37の運転によっ
て血球成分に添加され供給者の負担が軽減されるととも
に第2の実施例と同様にフィブリノーゲン含有量の微少
な高品質のCPFTPを分離することができる。
分はそのまま供血者に返送されるか、あるいは必要に応
じて失われた血漿の一部あるいは全部を補充するため、
生理食塩液等の補液36が補液ポンプ37の運転によっ
て血球成分に添加され供給者の負担が軽減されるととも
に第2の実施例と同様にフィブリノーゲン含有量の微少
な高品質のCPFTPを分離することができる。
本実施例において有効面積が0.25F7m’であるこ
とを除いて第2の実施例と同じ模型血漿分離器および第
1の実施例に示された有効膜面積0.25−の濾過器を
使用し、血流量45原〃分においてACD液を5ゴ/分
の流量で添加して膜室分離器にポンプ輸送したとき、該
分離器において血漿から分離された血球成分を多量に含
有する赤血球濃厚液は流量30tgt/分で供血者に返
送され、p液としての血漿は20 ml7分の流量で濾
過器に供給され、2〜8耐/分の流量で有効な富CPF
TPが採取されるとともに12〜18m//分の流量の
血漿を連続的に得ることができた。
とを除いて第2の実施例と同じ模型血漿分離器および第
1の実施例に示された有効膜面積0.25−の濾過器を
使用し、血流量45原〃分においてACD液を5ゴ/分
の流量で添加して膜室分離器にポンプ輸送したとき、該
分離器において血漿から分離された血球成分を多量に含
有する赤血球濃厚液は流量30tgt/分で供血者に返
送され、p液としての血漿は20 ml7分の流量で濾
過器に供給され、2〜8耐/分の流量で有効な富CPF
TPが採取されるとともに12〜18m//分の流量の
血漿を連続的に得ることができた。
また供血者に返送される赤血球濃厚液に6 ml1分の
流量で生理食塩液を供給したとき、供血者の体液バラン
スの維持が改善されてさらに長時間の連続運転が可能で
あり、濾過器によって炉別された血漿を図中の点線で示
すラインを経て模型血漿分離器からの赤血球濃厚液に添
加したとき、供血者から失われる体液量が大巾に軽減さ
れてさらに長時間の連続的な富CPFTPの分離を行う
ことができた。
流量で生理食塩液を供給したとき、供血者の体液バラン
スの維持が改善されてさらに長時間の連続運転が可能で
あり、濾過器によって炉別された血漿を図中の点線で示
すラインを経て模型血漿分離器からの赤血球濃厚液に添
加したとき、供血者から失われる体液量が大巾に軽減さ
れてさらに長時間の連続的な富CPFTPの分離を行う
ことができた。
〈効果〉
本発明は低温において連続的な血漿の膜濾過が行われて
、富および乏CPFTPに分離され該富CPFTPが低
温保存されることを特徴とするものであるから富CPF
TPの分離能率に優れ、とくに第3の実施例に示したよ
うに供血者からの血液を膜分離して得られた血漿を本発
明に適用するとき、従来のごとき血漿保存の工程を省略
することができて能率的であり、またフィブリノーゲン
含有量の微少な高品質の富CPFTPを分離することが
でき、さらに膜分離によって血漿から分離された赤血球
濃厚液が直接供血者に連続的に返送されるので供血者に
与える負担を極端に軽減することができる。
、富および乏CPFTPに分離され該富CPFTPが低
温保存されることを特徴とするものであるから富CPF
TPの分離能率に優れ、とくに第3の実施例に示したよ
うに供血者からの血液を膜分離して得られた血漿を本発
明に適用するとき、従来のごとき血漿保存の工程を省略
することができて能率的であり、またフィブリノーゲン
含有量の微少な高品質の富CPFTPを分離することが
でき、さらに膜分離によって血漿から分離された赤血球
濃厚液が直接供血者に連続的に返送されるので供血者に
与える負担を極端に軽減することができる。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図ない
し第3図はそれぞれ別の実施例の流路系を示すものであ
って、■は濾過器、2は血漿供給ライン、3は富CPP
TP輸送ライン、5は血漿ポンプ、7は富クリオプレシ
ピテート血漿容器、9は調圧弁、■0はp液ポンプ、2
3および32はそれぞれ模型血漿分離器である。 特許出願人 株式会社 ニッシ ョ −
し第3図はそれぞれ別の実施例の流路系を示すものであ
って、■は濾過器、2は血漿供給ライン、3は富CPP
TP輸送ライン、5は血漿ポンプ、7は富クリオプレシ
ピテート血漿容器、9は調圧弁、■0はp液ポンプ、2
3および32はそれぞれ模型血漿分離器である。 特許出願人 株式会社 ニッシ ョ −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 6℃ないし一10℃の温度に詔いて、0.111
イL 1.0ミクロンの最大ポアサイズをもつ膜を経由
する連続的血漿濾過が行われて、富クリオプレシピテー
ト血漿およびF液としての乏クリオプレシピテート血漿
とに分離され、該富クリオプレシピテート血漿が6℃以
下に維持された容器に収容されることを特徴とするクリ
、オプレシピテート分離システム。 ■ 膜が中空糸タイプの一過器に収容された多数の中空
糸であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
クリオプレシピテート分離システム。 ■ 連続的血漿濾過が、血漿源から冷却器および中空糸
タイプの濾過器を経て富クリオプレシピテート容器に至
るラインの該濾過器よりも上流に配置されたポンプの作
動によって行われ、濾過圧が調節可能であることを特徴
とする特許請求の範囲第2項記載のクリオプレシピテー
ト分離システム。 ■ 濾過圧の調節が濾過器の中空糸外と連通して乏クリ
オプレシピテートを排出するラインに設けられた吸引ポ
ンプであることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
のクリオプレシピテート分離システム。 ■ 濾過圧の調節が濾過器の中空糸内と連通して富クリ
オプレシピテート容器に至るラインに設けられた調圧弁
であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のク
リオプレシピテート分離システム。 ■ 血漿が供血者から連続的に採取され、所要量の抗凝
血剤の添加された血液の膜濾過によって得られたもので
あって、血漿から分離された赤血球濃厚液が供血者に連
続的に返送されることを特徴とする特許請求の範囲第1
項ないし第5項記載のクリオプレシピテート分離システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59069531A JPS60214739A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | クリオプレシピテート分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59069531A JPS60214739A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | クリオプレシピテート分離装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63320126A Division JPH0277265A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | クリオプレシピテート分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60214739A true JPS60214739A (ja) | 1985-10-28 |
JPH0359707B2 JPH0359707B2 (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=13405395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59069531A Granted JPS60214739A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | クリオプレシピテート分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60214739A (ja) |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP59069531A patent/JPS60214739A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359707B2 (ja) | 1991-09-11 |
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