JPS60210018A - 薄膜圧電振動子 - Google Patents

薄膜圧電振動子

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JPS60210018A
JPS60210018A JP6629484A JP6629484A JPS60210018A JP S60210018 A JPS60210018 A JP S60210018A JP 6629484 A JP6629484 A JP 6629484A JP 6629484 A JP6629484 A JP 6629484A JP S60210018 A JPS60210018 A JP S60210018A
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thin film
film
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piezoelectric
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Yoichi Miyasaka
洋一 宮坂
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NEC Corp
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NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/17Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator
    • H03H9/171Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator implemented with thin-film techniques, i.e. of the film bulk acoustic resonator [FBAR] type
    • H03H9/172Means for mounting on a substrate, i.e. means constituting the material interface confining the waves to a volume
    • H03H9/174Membranes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水発明は圧電性薄膜を用いたVHF、 UHF用高周波
圧電振動子に関し、特にシリコン薄膜と圧電、性薄膜と
を主振動部材とする複合構造の振動部位を有する薄膜圧
電撮動子に関するものである。
(従来技術とその問題点) 近来、50MH′を以上の高周波領域においてバルク波
厚み振動の基本振動或いは低次の高調波振動が利用でき
る圧電振動子が提案された。たとえは、ケー・エム・ラ
ーキン、ジェイ・ニス・ワオン(K、M、Lakin+
J、S、Wang)にエリ、アプライド・フィツクス・
レターズ(Applied PhysicsLette
rs) 1981年2月1日号(Vol 、38 、N
n 3 )125ページから127ページに、[Aco
ustic BulkWave Composite 
Re5onators Jと題して発表された一文にお
いては第1図に示した如き構造のものが示されている。
この第1図に示す圧電振動子は、表面が(100)面で
あるようなシリコン基板11の表面に拡散或いはエピタ
キシャル成是シこよってボロンを7 X 10”crf
L−”以上の濃度にドープしたシリコン薄膜12を形成
した後、エチレンジアミン、ピーカテコール及び水から
なるエツチング液(以下EDP液という)によって基板
11に空孔10を形成し、さらにシリコン薄膜12の上
に圧部゛性薄膜13、下部電極14を形成し、またシリ
コン薄膜12の他面に下部電極15を形成することによ
って製造される。上記論文においては酸化亜鉛(ZnO
)からなる圧電性薄膜が1μm1シリコン薄膜が6μm
の場合に共振点435MH%におけるクォリティ・ファ
クタ(以下Qという)として3000という値か示され
ている。
しかしながら、シリコン薄膜上に形成されたZnO薄膜
はC軸配向した多結晶膜であり、その音響的損失はシリ
コンに比較して大きい。上記論文において3000とい
う比較的大きなQが得られているのはシリコン薄膜に比
べてZnOの厚さが1/6と小さいためである。たとえ
ば、ティー・ダブリュー・グラドコフスキー(T 、W
、 Grudkowski )らにエリアブライド・フ
ィジクス・レクーズ(Appli−ed Physic
s Letters )1980年12月1日号(Vo
l 、 37 +1tL11 ) 993ページから9
95ページに「Fundamental −mode 
VHF/UHF m1niature aco−ugt
ic resonatora and filters
 on 5ilicon Jと題して発表された論文に
おいては、 ZnOか2.1μm1シリコンが4.4μ
mの場合、500M)IににおいてQが1200であっ
たと示されている。この場合シリコンに対するZnOの
厚さ比は0.48であり、ラーキンらの場合に比べてZ
nOの占める割合が大きいため、ZnOの音響的損失に
よってQが小さくなっている。
上記のように、従来シリコンの上に形成されていた圧電
性薄膜は多結晶膜であるため音響的損失が大きく、シリ
コン薄膜に対する圧、電性薄膜の厚さ比が大きくなると
、小さなQ値しか得られないという欠点があった。振動
子の電気機械結合係数はシリコン薄膜に対する圧電性薄
膜の厚さ比が小さXなるにしたがって急激に減少するか
ら、実用的な見地からはシリコン薄膜に対する圧電性薄
膜の厚さ比が十分大きく、かつQ値の大きい振動子が必
要である。
(発明の目的) 本発明の目的は、このような従来の欠点を除去せしめて
、電気機械結合係数が大きく、かつQ値の大きい薄膜圧
電振動子を提供することにある。
(発明の構成) 本発明によれば、ボロンを高濃度にドープしたシリコン
単結晶からなる薄膜部材と、その上に形成された酸化物
単結晶薄膜と、さらに酸化物単結晶薄膜の上に形成され
た圧電性単結晶薄膜と電極とから構成される振動部位を
有し、該振動部位の周縁部かシリコン基板によって支持
さ171c構遵に特徴とする薄膜圧電振動子が得られる
本発明は上述の構成をとることにより従来技術の問題点
を解決した。
次に本発明の詳細な説明する。
第2図に本発明による薄膜圧電振動子の構造の一例を示
す。まず面方位が(100)のシリコン基板11の表面
に拡散〆或いはエピタキシャル成長によってボロンを7
 X 10”cIrL−”以上の濃度にドープしたシリ
コン薄膜12を形成した後、この上にスピネル、マグネ
シア、サファイアなどの酸化物単結晶薄膜16をエピタ
キシャル成長させる。薄膜の成長方法としてはCVD法
が適当であるが、MO−CVD法、分子線エピタキシー
法などによっても成長させることができる。次にEDP
液によってシリコン基板11のエツチングを行なって空
孔12を形成する。次に酸化物単結晶薄膜16の上に圧
電性薄膜13をエピタキシャル成長させる。圧電性薄膜
としては酸化亜鉛(ZnO)或いは屋化アルミニウム(
AIN )が適当であり、成長方法としては低温化の観
点からスパッタ法が適当であるが、CVD法、MO−C
VD法、イオンブレーティング法などによっても成長さ
せることができる。圧電性薄膜13の表面及びシリコン
薄膜12の下面には電極14.15 を形成する。従来
、シリコン基板の上にはC軸配向した多結晶の圧電性薄
膜しか成長できなかったが、本発明においては、シリコ
ン上にまず酸化物単結晶薄膜をエピタキシャル成長させ
、この上に圧電性薄膜を成長させることにより、単結晶
の圧電性薄膜を形成することができ、この点が本発明の
大きな特徴である。単結晶の圧電、性薄膜は従来の多結
晶膜に比べて音響的損失が極めて小さく、シたがって本
発明の振動子では、シリコン薄膜に対する圧電性薄膜の
厚さ比が大きい場合においても、十分大きなQ値が得ら
れる。
(実施例) 以下本発明の実施例について詳細に説明する。
(実施例1.) 表面が(100)面であるようなシリコン基板の表面に
CVD法でボロンを7X10”儂−3以上の濃度にドー
プした厚さ3μmのシリコン薄膜をエピタキシャル成長
させた。この上にCVD法で厚さ0.2μmのマグイシ
ア・スピネル(MgO・A l z Os )をエピタ
キシャル成長させた後、窒化シリコン(St、N4)膜
をエツチング・マスクとしてシリコン基板の裏面からE
DP液によってエツチングを行ない、空孔を形成した。
次にマグネシア・スピネル単結晶膜の上に厚さ4μmの
ZnOをRFマグネトロン・スパッタ法を用いて基板温
度500℃でエピタキシャル成長させた。X線回折及び
電子線回折にエリ、 ZnO膜は単結晶膜であることが
確認された。ZnO単結晶膜の表面及びシリコン薄膜の
下面に蒸着法によってアルミニウムの電極を形成して第
2図の構造の薄膜圧電振動子を作成した。
(実施例2.) 圧電性薄膜としてAINをマグネシア・スピネル単結晶
膜の上にエピタキシャル成長させ、実施例1とまったく
同様に薄膜圧電動子を作成した。実施例1と同様にAI
N膜は単結晶膜であることが確認された。
以上の他に酸化物単結晶薄膜としてマグネシア(MgO
入サフサファイアL20s)をシリコン薄膜上にエピタ
キシャル成長させ、この上にZnO或いはAINをエピ
タキシャル成長させた薄膜圧電振動子も実施例1と同様
の方法で作成した。
従来の薄膜圧電振動子、すなわちシリコン薄膜上にZn
O或いはAINの多結晶膜を形成したものと、本発明の
前記実施例の薄膜圧電振動子について、共振点における
Q値を測定して比較した。シリコン薄膜と圧電性薄膜の
厚さは実施例に示しだとおり3μツ及び4μmである。
共振周波数はZnOを用いたものでは約500MH2%
AINを用いたものでは約400MH2であった。測定
の結果、従来の撮動子では800、本発明の振動子では
3000というQ値が得られた。
(発明の効果) 以上詳細に述べた通り、本発明によれば電気機械結合係
数が大きく、かつ従来に比べ圧電、性薄膜の膜厚をシリ
コン薄膜の膜厚に対して相対的に厚くしてもQ ll(
fの大きい薄膜圧電振動子がイUられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の薄膜圧電振動子の概略図、第2図は本発
明の一実施例を示す薄膜圧電振動子の概略図である。 図においてlOは空孔、11はシリコン基板、12はシ
リコン薄膜、13は圧電性薄膜、14.15は電極、1
6は酸化物単結晶薄膜をそれぞれ示す。 オ 1 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボロンを高濃度にドープしたシリコン単結晶から
    なる薄膜部材と該薄膜部材の上に形成された酸化物単結
    晶薄膜と、該酸化物単結晶薄膜の上に形成された圧電性
    単結晶薄膜と電極とから構成される振動部位を有し、該
    振動部位の周縁部がシリコン基板によって支持された構
    造を特徴とする薄膜圧電振動子。
  2. (2)シリコン単結晶からなる薄膜部材の上に形成され
    た酸化物単結晶薄膜はスピネル、マグネシア、サファイ
    アのうちの1以上の材料からなる単結晶薄膜である特許
    請求の範囲第1項記載の薄膜圧電撮動子。
  3. (3)酸化物単結晶薄膜の上に形成された圧電性単結晶
    薄膜は酸化亜鉛、窒化アルミニウムのいずれかの材料か
    らなる単結晶薄膜である特許請求の純
JP6629484A 1984-04-03 1984-04-03 薄膜圧電振動子 Granted JPS60210018A (ja)

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