JPS60208674A - 閉圧調整式止弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、手動止弁等を用いた系統設備内の異常昇圧を
防止することを目的とした閉止調整式止弁に関するもの
である。

従来、手動止弁には、第１１ｉＪ（ａ）、（ｂｌのサン
ダース弁の場合のように、弁のステム１、外側ネジ１ａ
１内側ネジｌｂ、ダイヤフラム２、コンプレッサ３、弁
ボテ−４、ボンネット５、ストッパ６、ナツト７、ボル
ト８、接続ねじ９、コンプレッサＦ゛ ブツシュ１０、止めねじ１１．ハンドル１２、スラスト
玉軸受１３等からなっており、ハンドル１２を回転操作
することにより、ステム１の外側ネジ１ａが弁ボデー４
固定のボンネット５の内側ネジ１ｂに対して回転するた
めにステム１が上下し、これに連結しているダイヤフラ
ム２によって弁ボデー４の流路を開閉するものがある。

ここで弁ポデー４とボンネット５はボテ−４上部のナツ
ト７、ボルト８によシ固定式ネ、ダイヤフラム２とステ
ムｉｔ連結をせるために接続ねじ９および止めねじ１１
付のコンプレッサブツシュ１０が設けられており、弁閉
塞時、ダイヤフラム２がたわむことがなく一定の形にな
るようにコンプレッサ３が取付けられ、ステム１の回転
によりコンプレッサ３、接続ねじ９が回転しないように
これらの間にスラスト玉軸受１３が設置されている。

また、手動止弁には第２図のベローズ式玉形弁の場合の
ように、弁内流体が舟外部へ漏洩するのを完全に防ぐた
めにベローズホルダー５とデイスり１６との間にベロー
ズ１７を設置している。さらに、ボンネット５と弁ポデ
ー４との間にガスケット１８付のベローズホルダ１５を
挾み固定し、ボンネット５とステムｌとの間にグランド
パツキン１９、グランドブツシュ２０、グランドプレー
ト２１を設け、ピン付のグランドボルト２２、ナツト２
３によってグランドパツキン１９を押えて固定しており
、万一ベローズ１７からの弁流体の漏洩か生じた場合も
このグランドパツキン１９にて弁列部への漏洩を抑える
ことができる・ｂ５（なっている。１．。

ここでボンネット５はヨーク２４と固定された構造とな
っておシ、上記グランドパツキン１９とベローズ１７と
が捩れて機能が喪失することのないようにステム１の回
転を止めるため、ハンドル１２と連続した内側ネジｌｂ
付のスリーブ２５を設けている。

なお、第１図ｔａｌ、（ｂ）で示したダイヤフラム２お
よび第２図で示したディスク１６がハンドル１２の締め
すぎにより変形しないように弁全閉時のステム１の下が
シ位置を設定するためにナツト構造のストッパ６′ｆｔ
設けることがある。

しかして、上述したような構造の手動止弁を第３図に示
すような系統設備に使用する場合がある。

すなわち、養糸手動止弁３０ａ、３０ｂＶＣは閉管３１
及び系統設備３２が設備され、配管３１部を加熱装置３
３にて昇温させるよう配設された設備の場合である。

したがって、上述した設備において配管３１の管内液を
加熱装置３３によシ昇温させる場合、手１躬 動止弁３０　ａ、３０　ｂが全糊状懸下の条件では、は
ぼ完全にシールされているので、配管３１の管内液の膨
張により管内圧力が上昇する。すなわち閉塞さｔｌ、ｆ
ｃ系統設備３２を含む管内液の温度上昇が大きくなり、
例えは、閉塞管内液が水の場合でも、計算上１０℃の温
度上昇で約４０１の圧力上昇となる等、管内液の膨張容
量が大きくなり、通當時運転圧力によシ、異常に昇圧す
ることがある。

上述した異常昇圧を防止するためには、閉塞管３Ｉの内
液の温度を加熱装置３３によシ上げるときは必ず手動止
弁３０＆又は３０ｂを微開としてこの管内液を逃がす必
要がちシ、か□なり面倒な操作となる。又、逃がし弁等
の設備を設ける場合には、系統設備が複雑になシ、配置
上のインパクトも太きく、シかも逃がし先のラインも必
要になる等の難点がある。

また、これらの手動止弁では温度変化によるシートの変
形の影響を受けることが少なくなく、例えは、全閉状態
のまま大きな温度変化かある場合弁ストッパ６があって
も弁シート周囲が変形して、それに加えられた応力に耐
え得るだけの抵抗力がないとディスク１６と弁ポデーシ
ート１６’又は、ダイヤフラム２が損傷する可能性があ
る。

本発明は、上述した事情に鑑みて々されたもので、閉塞
された設備にて使用する手動止弁、またはシート面を保
護する必要のある手動止弁において、手動止弁のステム
とディスクまｆｃハダイヤフラムとの間にスプリングを
設置するとともに、弁開時にディスクまたはコンプレッ
サ全ステムとともに移動させることができる構造とする
ことにより、止弁の機能を満足させ、かつ系統設備内の
管内液の異常昇圧を防止する機能を具備した手動止弁に
より、系統内圧力を適切に維持させてなるものであり、
閉塞ライン内の液を任意の圧力以上の一条件で閉塞して
いないラインに逃−丁ことができる間圧調整式止弁を提
供するものである。

以下、本発明による実施例を第４図ないし第６図１に基
づいて詳細に説明する。

第４図ないし第５図は、本発明による一実施例であり、
第１図（ａｌ、（ｂ）に示したダイヤフラムによるサン
ダース弁の場合の改良を示す要部の断面図、第６図は本
発明による他の実施例であり、第３図に示したベローズ
式玉形弁の場合の改良を示す要部の断面図である。図に
おいて、従来構造と対応する同−箇所及び部品には同一
符号を付して説明する。

まず、第４図ないし第５図に示すように、ダイヤフラム
によるサンダース弁の場合には、ステムｌとコン７−レ
ツサ３との間に、スプリング５０＝ｉ介在させたコンプ
レッサ・ステム連結箱５１が設けられている。ステムｌ
の前記コンプレッサ・ステム連結箱５１の挿入部にはス
テムと一体のステムリング５２が形成されており、一方
、コンプレッサ・ステム連結箱５１の上端部にはステム
側に向かって内方に延びる鍔５１ａが形Ｉ！ｉはれ、上
記弁ステムｌを弁開側に移動させると前記ステムリング
５２が前記鍔５１ａに当接係合し、ダイヤフラム２、コ
ンプレッサ・ステム連結箱５１とステム１とが一体とな
って上方に動く。また、弁閉側にステム１を移動させる
場合は、スプリング５０を押圧することができるように
弁全開状態でのステムリンク５２の下部には、スプリン
グ５ｏの圧縮変化ｔを吸収できるだけの隙間ΔＨがコン
プレッサ・ステム連結箱５１の内面に形成されている。

なお、弁ストッパ６またけ、ネジ機構にょクステムｌの
設定高さを変えることにょシ、第５図Ｔｂｌに示される
ようにステムリンク５２の下部に若干の隙間Δｈが残さ
れてスプリング５ｏの応力を調整することができるよう
になっておシ、ストッパ６は弁閉圧脚整用として使用さ
れる。

また、第６図に示すようにベローズ式玉形弁の場合には
、ステムｌと玉形弁ディスク１６との関係は第４図ない
し第５図のサンダース弁におけるステムとコンプレッサ
・ステム連結箱と同様の構成となっており、弁ステムｌ
を弁面側に移動させるとステムリング５２がディスク１
６の上端に形成された鍔１６ａに当接係合し、ディスク
１６は弁ステム１と共に上方に引き上げられる。弁閉側
に弁ステム１を移動させる場合、弁全開状態でのステム
リング５２下部のスフリンク５ｏの圧縮変化量を吸収で
きるだけの隙間Δｈがディスク１６ノ内面ｉｃ形成され
るよう従来付設式れているストッパ６　（第２図参照）
により弁ステム移動の下限位置が設定される。

つぎに、土述したように指度された閉出調整式止弁を使
用した系統設備による弁作動について説明する。

まず、弁を全閉とする場合、弁ステムｌが閉側に移動し
ていくが、弁閉圧調整用ストッパ６により、適切なスフ
−リンク５０の圧縮状態にて、ダイヤフラム２又はディ
スク１６のシート面が弁ボデー４に密着し、弁閉となる
ように調整することができる。

そこで、スプリング５０の作用によシ、シート面には無
駄な力が加わらず、シート面材料の保護が確保される。

また、弁ボデー４の流体内の圧力がスフリンク５０の力
より大きくなった場合は、コンプレッサ・ステム連結箱
５１又はディスク１６か上昇して圧力の低い弁内流体側
へ逃がすことができるとともに、弁内流体の圧力が下が
った後は、スプリング５０の圧縮力よジ小さくな多、再
びシート面が密着して弁閉状態が保持される。

以上詳細に説明したように、本発明による閉出調整式止
弁によれは、簡単な構造であシ、弁閉圧調整用ストッパ
によりスプリングの応力調整が可能となり、弁の閉状態
でのダイヤフラム又はディスクのシート面圧力の調整設
定が可能となる。

また、弁開状態のステムリングの下部空間の高さΔＨは
、弁内液を高圧側から低圧側へ逃がす際のシート面の飯
大隙間幅にほぼ等しく設Ｗするこ弁 とができるとともに、ベローズ式玉形解のような手動弁
の場合におけるシート面圧力は、スプリングにより適切
に設ｗ芒れでいるので、弁内温度変什が生じてもシート
面に無駄な応力が加わることがない等、ダイヤフラム又
はディスクのシート面材料を保論じ、寿命が延長芒れる
。

さらに、本発明による系統設備によｔｒ／ｉ、手動止弁
の高圧側の圧力を低圧９ｉ１　Ｋ逃がすことにより系内
設備内を適切な圧力に自動調整できるので、異常昇圧を
防止して充分安全な運転か維持される等の効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｔ、ｌｂ）は、従来の手動止弁におけるダイ
ヤフラム式サンダース弁の弁開状態および弁閉状態を示
す片断面による正面図、第２図は従来の手動止弁におけ
るベローズ式玉形弁の閉状態を示す断面図、第３図は手
動止弁を用いた系統設備の説開園、第４図は本発明によ
る一実施例であるサンダース弁の要部を示す断面図、第
５図は第４図の要部を示す拡大断面図ズ、第５図（（転
）は弁開状態を第５図（ｂ）は弁閉状態を示す図、第６
図は本発明による他の実施例でベローズ式玉形弁の要部
金示す断面図である。 ｌ・・・弁ステム、２・・・ダイヤフラム、３・・・コ
ンプレッサ、４・・・弁ボデー、５・・・ボンネット、
６・・・ストッパ、１２・・・ハンドル、１６・・・デ
ィスク、５０・・・スフＩＪング、５１・・・コンプレ
ッサ・ステム連結箱、５１ａ、１６ａ・・イＪ１５２・
・・ステムリンク 特許　出　願　人　三菱原子カニ業株式会社代理人　弁
理士　佐　藤　英　昭 一十　／　（ （ａ） （め ＜（１） ｊρ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. サンダース弁又はベローズ式玉形弁等の止弁において、
   前記止弁は弁ステムの先端部に外周に張シ出し−たステ
   ムリンクに係合するダイヤスラムを取付けたコンプレッ
   サと弁ステムを連結するコンプレッサ・ステム連結箱又
   はディスクを備えており、かつ、前記係合したコンプレ
   ッサ・ステム連結箱又はディスク内の前記弁ステム先端
   にスプリングを配設したことを特徴とする閉止調整式止
   弁。