JPS60208502A - 歴青舗装の施工方法 - Google Patents

歴青舗装の施工方法

Info

Publication number
JPS60208502A
JPS60208502A JP6233984A JP6233984A JPS60208502A JP S60208502 A JPS60208502 A JP S60208502A JP 6233984 A JP6233984 A JP 6233984A JP 6233984 A JP6233984 A JP 6233984A JP S60208502 A JPS60208502 A JP S60208502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bituminous
mixture
heated
pavement
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6233984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0452325B2 (ja
Inventor
敬二 清水
宏行 多田
松本 嘉司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6233984A priority Critical patent/JPS60208502A/ja
Publication of JPS60208502A publication Critical patent/JPS60208502A/ja
Publication of JPH0452325B2 publication Critical patent/JPH0452325B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Road Repair (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は 、13−1胃舗装の新設や既設の歴II]′
舗装の維持修繕等に適した歴青舗装の施工方法に関する
更に詳しくは、高[^」波により発熱する材11から、
4、る骨材、フィラー(例えば金属、金属化合物ζ′4
f t・〕粉粒体、 KJaKL骨材等)を配合した歴
青混合物を、基盤上に舗設置ッ、該歴青混合物層に高周
波を印111Jして加熱し、該歴青混合物層を内部エリ
迅速に効率よく所望のr7.X度に加熱する歴青舗装の
にピに方法に関するもので、舗設された歴青混合物の物
性、耐久性等の向上するだけでなく 、J!l’混合物
の転圧を助は締固めが充分にでさる施工方法である。
歴青舗装の施工方法は、大別すると混合式1法と滲透式
1法に分けられ、混合式1法は、更に加熱混合式1法と
常温混合式1法に分けられる。加熱混合式1法は、骨材
と歴青月別をそれぞれ加熱して、羽村は十分に乾燥し、
歴青制別は液状に溶融した土で、両方を混合して加熱歴
青混合物を造り、この加熱歴青混合物を舗設現場に運搬
し、路面に所定厚に敷きならし、転圧整正して仕げるも
のである。加熱歴青混合物は、通常アスファルトプラン
ト 歴青月別が加熱されるため常温混合式1法や滲透式1法
に比べて、骨材と歴青材料の結合性が良く、混合物の均
質性が高く、歴青舗装の工法中、最も優れた歴青舗装路
面を形成できる。しかし、lII熱歴宵歴青物を、その
温1変が敷きならしに適するiWI度範囲内にある間(
・′こ敷きならし、転圧に適する温度範囲内にある間に
転1にする必要がある。’It..′.i.Ij4が低
下すると転圧しても蹄固めがきかなくな4:4 、紬固
めが十分でないとνd(1装体の安定度、耐久1i11
’;;’か低下する。交通開放後の交通荷重により、徐
々(r(締固めがすすみ圧密宴れるが、季節が冬に向う
様な場合には、この圧密か期待できない。そのため、舗
装時の締固めが十分でないと舗装体の耐久性の低下が著
しくなる。また、最近、加熱歴青混合物の耐摩耗性、耐
流動性、耐久性等を改善するために、歴青物にゴム、高
分子重合物等を加えて改質した改質歴青物を結合材とす
る加熱歴青混合物を用いた舗装が行なわれている。改質
歴青物では、高分子を含むため、もとの歴青物に比べて
粘性が大で、また弾力性が高いために、加熱歴青混合物
の温度低下により余計に締固めが不充分になる。
締固めが十分でないと、改質歴青物を用いても耐摩耗性
、耐流動性、耐久性等の向上が期待できない。加熱歴青
混合物の温度が低下した場合、ロードヒータを用いて表
面から加熱する方法もあるが、加熱歴青混合物の温度を
望ましい温度にまで上昇させるには、かなシの時間加熱
が必要で、結合材の熱劣化が著しく、折角改質歴青物を
使用する目的は達せられない。このようなときに、加熱
歴青混合物を、歴青材の熱劣化のないように短時間で望
ましい温度に加熱できれば、歴青混合物の温度低下に左
右されず、良好な条件下に転圧が実施できるので、締固
めを充分に行うことかでさ、良好な施工ができる。
このように敷きならした歴青混合物を、結合材の熱劣化
がなく、短時間に再加熱できる方法が開発されれば、舗
設作業も容易になシ、また施工の際の出来、不出来もな
くなり、歴青舗装の物性、耐久性が向上する。特に、冬
季における舗装、夜間の舗装、応急を要する維持修繕、
橋面舗装、高架道路舗装等では、このような工法の開発
は測り知れないメリットがある。
常温混合式1法は、常温で骨材、フイ2−と歴青乳剤、
カットバックアスファルト、タール等の常温で液状の歴
青材を混合して常温歴青混合物を造り、これを所要厚さ
に敷きならし、転圧して歴青舗装体を形成する工法であ
る。この工法は、常温施工で加熱を必要としない利点が
あるが、加熱混合式1法に比べて、施工後の安定化がお
そく、交通開放までに養生時間を要し、交通開放を徐々
に行う等の手段が不可欠であった。また、舗設後、安定
化するまでは、雨水の影響を受けやすく、耐′久性の点
においても加熱混合式1法に劣る欠点があった。常温歴
青混合物は、常温で製造でき、常温で施工できるので、
安全で作業性がよく、省エネルギーという特長を活かし
、加熱歴青混合物による舗装に匹敵する物性、耐久性の
ある舗装を構築することができれば、そのメリ・ノドは
大きく、このような施工方法の開発が切望されているが
、実現し離い夢と考えられていた。
また、最近、路上表層再生工法といって、既設の歴青舗
装の表層、或は表・基層を路上でロードヒータで加熱し
て切削し、切削材を再混合して敷きならし、転圧したり
、切削材に不足する結合材を補うだめの添加材、或は新
規の加熱歴青混合物、或は新規骨材等を添加して混合し
、敷きならし転圧して、歴青舗装を再生する工法が実施
されている。このときの路面加熱は、表面からロードヒ
ータ(プロパンガスや灯油を燃焼させる方法、或は、更
に赤外線を利用する方法等がある)で外部的に所望の温
度に加熱するのにかなシの時間を要し、歴青舗装の表面
や表面に近い部分では、結合材(歴青材)が炭化したり
、熱によシ著しく劣化している。また、切削材や切削材
に添加物を混合して敷きならし、ついでローラ転圧する
ときには、混合物の温度が低下するため、締固めがきか
なくなる。また、結合材の結合力が低下する。そのため
、混合物の温度を上げるのに、ロードヒータを用いる方
法もあるが、結合材の劣化を伴う。
このようなとき、歴青混合物を、結合材の熱劣化がなく
、短時間で所望の温度に加熱できれば、結合材の結合力
は十分に発揮でき、転圧もよくきいて、良好な歴青舗装
に再生できる。また、路上−路盤再生工法といって、既
設の歴青舗装をロードスタビライザで、路面から路盤の
所要の深さiでかきおこし、破砕するとともに、歴青乳
剤、或は歴青乳剤とセメントを混合して敷きならし、転
圧して、路盤を造る工法がある。このような工法におい
ても)混合後の転圧時に、混合物を所望の温度に加熱で
きれば結合材の結合ツバ耐水性は向上し、また締固めも
充分にできて、密で耐久性のすぐれた路盤を造ることが
できる。
本発明の目的は、とのよ−うな要望に応えるもので、加
熱歴青混合物、常温歴青混合物、或は路」二で造る歴青
混合物の何れの歴青混合物であっても、高周波の印加に
よシ発熱する材料からなる骨材、フィラーを配合してお
くことにより、該歴青混合物を舗設した後、高周波を印
加して歴青混合物中の骨材、フィラーを加熱し、結合材
の熱劣化がなく、安全に、短時間に歴青混合物を所要の
温度に加熱して、従来の舗装工法の欠点を改善し、施工
性が良く、そして安定度、耐久性等にすぐれた歴青舗装
を構築できる歴青舗装の施工方法を提供するものである
そして、本発明の歴青舗装の施工方法は、高周波によシ
発熱する材料からなる骨材、フィラーを配合した歴青混
合物を、基盤上に舗設し、該歴青混合物層に高周波を印
加して加熱することを特徴とする歴青舗装の施工方法に
係るものである。
本発明でいう、高周波によシ発熱する材料からなる骨材
、フィラーは、高周波の電界や磁界内におかれると発熱
する材料で、金属、金属化合物、鉱石、鉱滓等の粉粒体
、繊維、骨材等、及び黒鉛粉粒体、炭素繊維等である。
例えば、次のようなものがある。
粉末冶金用、溶射金属用、触媒用等の金属、合金、金属
化合物、金属酸化物等の粉末、塗装金属板表面のグリッ
ドブラストに使用されるグリッド(金属、合金等の粒子
)、砂鉄、鉄砂、粒状鉄、粒状アルミニウム、セラミッ
ク粉粒体、酸化鉄粉、フェライ)・粉、アルミナ生産の
際に副生ずる赤泥、金属の切削ぐず、金属線を切断した
もの、銅繊維、ステンレス繊維、その他の金属繊維、ス
テンレスや鋼の薄板、箔、その他金属の薄板、箔等を細
長く切断したもの、黒鉛、炭素繊維、エメリー、ニッケ
ルスラグ、銅スラグ、製鋼スラグ、その他の金属生産の
際に副生する鉱滓等の細骨材、粗骨材、赤鉄鉱、磁鉄鉱
、磁鉄鉱、重晶石等の鉱石を利用した重質骨材、フィラ
ー等である。
これらの金属等の骨材、フィラーは、高周波の電界、磁
界中におかれると、これらに渦電流が流れ、その抵抗発
熱によシジュール熱が発生し、発熱する。その発熱作用
は、材質によって強弱があるので、施工条件等に応じて
適宜選択して使用し、単独で用いることも併用して用い
ることもできる。
これらのうちで、特に発熱効果のよいものは、鉄、鋼、
ステンレス等の材質のものである。
高周波により発熱する材料からなる骨材、フィン−(以
下、発熱性の骨材、フィラーという)を配合した歴青混
合物は、舗装に用いられるプラント混合の加熱歴青混合
物、常温歴青混合物、路上混合の加熱歴青混合物、常温
歴青混合物を対象とする。路上混合の常温歴青混合物の
ように歴青材(例えば歴青乳剤)のほかに、セメント、
石灰を併用するものもあるが、このような混合物も含ま
れる。また、舗床に用いられる歴青混合物も含1れる。
これらの歴青混合物の骨材、フィラーの少なくとも一部
に発熱性の骨材、フィラーを使用した歴青混合物が、本
発明の施工方法に使用される。
発熱性の骨材、フィラーを配合した歴青混合物(以下、
単にrt青青金合物いう)における全体の骨材、フィラ
ーに対する発熱性の骨材、フィシ−の使用割合は、大体
2〜50重量係の範囲、通常2〜30重量係程度のもの
である。これより多くても差しつかえない。しかし、発
熱効果の点では30重准チ以下で実用上十分である。
歴青混合物の2.3の例をあげると、加熱歴青混合物で
は、加熱アスファルト混合物(各種アスファルトコンク
リート)、ブースアスファルト、ロールドアスファルト
、フオームドアスフアルドなどがある。また常温歴青混
合物では、アスファルト乳剤混合物、カットバックアス
ファルト混合物、タール混合物等がある。
これらの歴青混合物は、通常のプラント混合方式のほか
、路上混合方式で造られる。
歴青混合物の配合設計、製造方法等は、一般の歴青混合
物と同様の方法が用いられる。
歴青混合物の配合において、歴青乳剤混合物のように水
分を有するものは、高周波誘電加熱の際に、発熱効果が
大きいので、水分を添加する□、、こともできる。 %
・ ′1 本発明でいう基盤は、本発明の施工方法において歴青混
合物を舗設する施工下地であり、例えば、既設のアスフ
ァルト舗装上に歴青混合物を舗設する場合には、既設の
アスファルト舗装が基盤となる。コンクリート舗装上に
歴青混合物を舗設する場合は、コンクリート舗装が基盤
となる。路盤上に歴青混合物を舗設する場合は、路盤が
基盤となる。路上表層再生工法で、既設の歴青舗装の表
層を切削し、その切削材に路上で発熱する営利、フィラ
ーと歴青桐(例えばアスファルト乳剤)を適量添加、混
合して敷きならし、高周波を印加加熱して転圧するとき
は、その下の基層以下が基盤となる。
歴青混合物を基盤上に舗設した層(歴青混合物層)は、
基盤の上に歴青混合物を所要の厚さに敷きならし、更に
は、“敷きならしに続いて・ニラ等で転圧することに+
シ形成される。また特殊の例として、歴青混合物を予め
ブロック状、板状等に成形しておいて、これを基盤上に
敷きつめて歴青混合物層とすることもできる。
本発明で使用する高周波加熱には、誘導加熱または誘電
加熱或は両者が用いられる。高周波誘導加熱には、50
0KHz(キロヘルツ)以下の高周波を用い、高周波発
電機勢にはIMHz(メガヘルツ)以上の高周波が用い
られる。
誘導加熱の原理は、次のようである。
高周波電流を誘導コイルに通じると、その軸方向に高周
波磁界が発生ずる。その磁束が変化すると、その変化を
妨げる方向に電流を流そうとする起電力を誘起し、従っ
て、高周波磁界におかれた発熱性の骨材、フィラーに電
流が誘起し、ジュール熱が発生するので、その発熱を利
用し加熱することができる。誘導加熱の特長は、プロパ
ンガスや灯油のように燃料を燃焼させる必要がなく、火
気を使用することなく、効率よく加熱でき、安全で、ま
た、不快な臭、煙等の発生がなくクリーンでアシ、経済
的なことは勿論のことで、あるが、その加熱は歴青混合
物の内部から発熱させて温度を上昇させることが重要な
特長となっている。
本発明の施工方法において、高周波誘導加熱を用いる実
施例を図で説明する。
第1図は、本発明の施工方法において歴青混合物を舗装
した層を、高周波誘導加熱する実施例の側面図である。
図において、(1)は基盤、(2)は発熱性の営利、フ
ィラー、(3)は発熱性の骨材、フィラーを配合した歴
青混合物で基盤(1)の上面に所要の厚さに舗設されて
いる。(4)は誘導コイル(誘導子)、そして1、(5
)は高周波発電機である。
高周波電流を誘導子(4)に流がすと、磁力線が発生し
、高周波磁界を生じる。その磁束が、歴青混合物(3)
の中に無数に混合されている発熱性の営利、フィラー(
2)を通る。そして発熱性の骨材、フイラニ(2)に渦
電流が生じ、ジュール熱が発生することによって、歴青
混合物層(3)が内部より一様に加熱される。
本′発明で使用する誘導加熱の高周波の周波数は、1〜
50 K’HZ、通常5〜2O−KHZ程度のものを使
用する。この周波数は、更に高い周波数を用いることも
、低い周波数も用いることもまた異なった2種以上の周
波数を用いることもできるし、更にまた、上述した周波
数の高周波と共に、よシ高い周、 波数や、よシ低い周
波数を併用することもできる。
歴青混合物の厚さや歴青混合物中の発熱性の骨材、−フ
ィラーの質と量ならびに加熱範囲等によって、−適宜周
波数を選択することもできる。異なった周波数の併用は
、厚さのある歴青混合物層を選択的に、或はまた、材質
の異なる層からなる歴青混合物層を一様に加熱するのに
有効である。
誘導加熱装置は、高周波発電機と誘導コイル(誘導子)
と電流変成器を構成要素とし、施工に当っては、1台あ
るいは複数の台車上に搭載されている。
誘導子は、1個ないし複数個を組合せてユニットにし、
一定の面積の路面に、磁界が集中できるようにしてあり
、このユニットを多段に配列しておくことによシ、台車
をゆるやかに移動し乍ら、路面を誘導加熱できるように
しである。また、必要によシ誘導子の位置を上下出来る
ように調節し、また、出力も調節できる。被加熱体の材
料によって加熱速度は異なるが、鉄の粉粒体、鋼繊維等
を配合した加熱アスファルト混合物層(例えば密粒度ア
スファルトコンクリート)の厚さ10mでは、常温から
140〜160℃の温度に上昇させるのに、出力20K
W、20KHzの誘導加熱では、2分以内で加熱するこ
とができる。
高周波の印加は、連続的に行うことも、断続的に行うこ
ともできる。また、異なる周波数を交互に、或は同時に
、そして連続的に、或は断続的に加えることもできる。
誘電加熱は、IMH2以上の高周波を発振して、高周波
電界を歴青混合物に印加する。誘電加熱では、誘電体の
内部の双極子の回転による分子間の摩擦熱によって発熱
させて加熱するものである。
高周波発振機からの高周波電圧を高周波電極に印加する
。この高周波電極としては、平板、グリッドなど混合物
層の形態、配置に応じて適宜選定し混合物層が高周波電
界内にはいるように考慮することはもちろんであシ、ま
た電波の漏洩が内容にシールドを設けておく。
歴青混合物層に高周波電界がかけられると、歴青混合物
中の発熱性の骨材、フィラーに高周波が流れると共に、
電波は、これらによシ多重反射されて歴青混合物中を通
り、発熱性の骨相、フィラーが発熱するので、歴青混合
物を内部よシ一様に加熱することができる。また、歴青
混合物中に水分があれば、電波が水に吸収されるので、
誘電効果により急速に加熱することができる。
本発明の歴青舗装の施工方法は、基盤上に歴青混合物を
舗設し、その歴青混合物層に高周波を印加して、該歴青
混合物を内部から一様に、そして迅速に、所望の温度に
まで加熱する方法であるが、この高周波の印加による歴
青混合物の加熱と共に、通常の転圧、整正等を行って歴
青舗装を構築する。
本発明の施工方法を用い、更に転圧、整正して、歴青舗
装を構築する工程を図で説明する。第2図は、本発明の
施工方法を用い、更に転圧、整正して歴青舗装を構築す
る工程の一般的な1例を示す側面図である。
図において、(1)は基盤、(3)は歴青混合物、(6
)はダンプトラック、(7)はアスファルトフィニッシ
ャ、(8)はタイヤローラ、(9)は高周波印加装置(
高周波加熱機)、そしてaυは鉄輪ローラである。
先づ、基盤(1)を整備する。例えば、路盤では、不陸
を整正して転圧し、締固める。既設の歴青舗装体で、ポ
ットホール等があれば、従来の歴青混合物等で、ボット
ホールをうめて、転圧、整正しておく。ついで、基盤(
+1の上に、歴青乳剤等のy骨材を散布し、プライムコ
ートまたはタックコートを形成する。その散布量は、通
常の場合に準する。道路橋の床版では、通常のように、
接着用のプライムコート等を散布、または塗布により形
成する。また、床版上に防水層を設けて、歴青舗装体を
設ける場合には、接着用のプライコートの上に防水層を
設けておく。上述のプライムコート、またはタックコー
ト等は、省略することもある。
ついで、Jjjffl 宵混合物(3)をダンプトラッ
ク(6)からアスファルトフィニッシャ(7)に供給ス
る。アスファルトフィニッ7ヤ(7)は、歴青混合物(
3)を混合しつつ基盤fil上に対し所要厚さに敷きな
らず。ついで、タイヤローラ(8)で転圧して整正する
。ついで、歴青混合物層(3)の」二方から高周波加熱
機(9)で JJii冑混合物層(3)を加熱する。そ
して、歴青混合物I3)は、転圧に適した、或は所望の
温度にまで加熱され、鉄輪ローラ(則、タイヤローラ(
8)等で十分に転圧整正して歴■舗装を完成する。
」二記ニおいて、アスファルトフィニ・ンソヤ(7)ノ
代りに他の通光な敷きならし機ミックスペーパ等を用い
ることができる。小規模の面積の施工では、歴青混合物
(3)を手作業で敷きならす。歴青混合物(3)を基盤
(1)上に敷きならしたのち、ローラ等にょる転圧、整
正が実施されるが、このローラ等にょる転圧を省略する
こともある。高周波加熱機(9)は、1台だけでなく2
台以上用いることもできる。転圧は、高周波加熱に継続
して行うことも、高周波加熱と併行して行うこともでき
る。更に、高周波加熱と転圧を交互に繰返すこともでき
る。
本発明の施工方法によシ、基盤上に舗設された歴青混合
物層は、高周波の印加により、所望の温度に加熱されて
転圧されるので、歴青混合物が加熱歴青混合物であって
、気温が低く、また、基盤が冷えていて、歴青混合物の
冷却が早く、十分に締固めできない場合でも、敷きなら
しさえできれば、温度低下に左右されずに、高周波の印
加によシ、所望の温度に加熱して、望ましい条件下で、
十分に締固めることができる。
また、粘性の高い歴青物、例えば、ゴムや高分子重合物
と多量に混入した歴青物を、結合材とする加熱歴青混合
物では、温度が低下すると、高粘性と反撥弾性のために
、転圧しても、締固めが十分にできないきらいがあるが
、この方法で、再加熱して転圧することにより、十分に
締固めることができる。
常温歴青混合物(例えば、歴青乳剤混合物)においても
、歴青混合物を敷きならし、転圧して歴青混合物層を設
けたのち、その上方から高周波加熱すると歴青混合物層
を内部から一様に加熱し、水分を蒸発させ、短時間で加
熱歴青混合物と同様に加熱できるので、骨材に対する歴
青桐の結合性、歴青混合物の安定度、耐水性、耐久性が
著しく改善され、加熱歴青混合物に匹敵する歴青舗装体
を構築することができる。
ま゛た、歴青乳剤に多量のゴム、高分子ラテックス等を
混合した歴青乳剤の歴青混合物を用いれば、力i熱J基
青混合物による施工では不oJ能であった結合材に多量
のゴム、高分子を含有する歴青物による歴青舗装体の施
工も可能である等の利点がある。
本発明の施工方法は、歴青舗装の再生工法にも威力を発
揮する。
例えば、既設の歴青舗装を路上表層再生工法で再生する
場合、歴青舗装が、発熱性の骨材、フィラーを配合した
歴青混合物で舗設されておれば、本発明の施工方法によ
り、歴青材の熱劣化なく、歴青舗装を内部から所望の温
度に加熱することができる。また、既設の歴青舗装の歴
青混合物が、発熱性の骨材、フィラーを配合してなくて
も、表層を切削した切削側に、発熱性の骨材、フィラー
を混合し、必要ならば、歴青乳剤等を適量添加し、混合
して敷きならし、転圧、整正し、高周波の印加によシ加
熱し、転圧、整正して、良好な歴青舗装を構築すること
ができる。
また、本発明の施工方法を応用して、寒冷地等で冬季に
摩耗した路面や、ボットホールのある路面等を、常温、
もしくは加熱歴青混合物で舗設した後、高周波加熱して
転圧し、耐久性のすぐれた歴青舗装に再生することがで
きる。高周波加熱の方法は、応急処理にも適し、しかも
、安全で、迅速で、耐久性の歴青舗装を造ることができ
るのである。
次に、本発明の歴青舗装の施工方法の特長、作用効果等
について要約して説明する。
(11歴青舗装を構成する歴青混合物に、高周波により
発熱する材料からなる骨材、フィラーを配合した歴青混
合物を用い、歴青混合物を舗設した後、その歴青混合物
層に高周波を印加することによって、歴青混合物を内部
から一様に、そして迅速に、所望の温度に加熱するもの
である。
(2)歴青混合物は、発熱性の骨材、フィラーを配合し
ているので、高周波の印加により、効率良く、内部から
一様に、しかも迅速に加熱でき、結合材の劣化を伴わな
い。
誘導JIII熱では、高周波電流を誘導コイル(誘導子
)に流すと磁界を生じる。この磁界に発熱性を有する材
料からなる骨相、フィラー(例えば全組、金属化合物等
の骨相、フィラー)をおくと、これらに磁力線が通り、
渦電流を誘起してジュール熱が発生する。この発熱によ
り、歴青混合物は、内部より一様に急速に加熱される。
従って、エネルギーのロスも少なく、効率的である。従
来のロードヒータ、赤外線ヒータ等のバーナによる外部
からの加熱に比べ、歴青混合物の局部加熱による過熱、
歴青材の熱劣化等がおこらず、しかも均一に加熱できる
誘電加熱(マイクロ波加熱)においても、歴青混合物中
をマイクロ波が通ると、発熱性の骨相、フィラーに電流
が流れると共に、これらによシ多重反射され、発熱性の
骨材、フィラーが゛ジュール熱によシ発熱し、また誘電
体も加熱されるので、歴青混合物全体が内部よシ一様に
加熱される。歴青混合物中に水分があれば、マイクロ波
が水に吸収されるので、誘電効果によシ急速に加熱する
ことができる。
(3) 歴青混合物の舗設した層を、歴青材の熱劣化が
なく、迅速に所望の温度に加熱できるので、歴青混合物
を充分に転圧、締固めることができ、耐久性の歴青舗装
を構築することができる。
従来、加熱歴青混合物舗装では、季節が寒くなると、敷
きならした歴青混合物が急凍にijA度低下し、転圧が
茶充分となシ、夏季の施工に比べて、耐摩粍性、耐久性
の点でやや劣る順向がみられるが、このような欠点も改
善できる。
また、ゴム、高分子重合物等で改質した歴青材は、通常
の歴青材に比べて、粘性が高く、弾力性がある。この改
質歴青材を使用した加熱歴青混合物の舗設は、通常の加
熱歴青混合物よりや\高い温度で敷きならし、転圧をす
る必要がある。転圧がおくれ、温度が下ると、通常の歴
青混合物以上に締固めがきかない欠点があったが、本発
明の施工方法では、歴青混合物を敷きならし仮転圧した
後、締固めに適した温度に。
迅速に、しかも結合相の熱劣化がなく、加熱して十分に
転圧できるので、良好な施工ができる。
また、従来に比べて、ゴムや高分子重合物を多量に含む
改質アスファルトを結合相に用いた歴青混合物による舗
装も可能となる。
常温歴青混合物も、従来は、加熱J埜宵混合物に比べて
、安定化がおそ<、耐水性も劣り、施工後、交通開放1
でに養生時間ケ要し、また、111i1久性においても
劣るという欠点があったが、本発明の施工方法により、
常温歴青混合物を敷きならし、仮転圧したのち、高周波
を印加して加熱することによシ、迅速に加熱し、路上に
おいて加熱歴青混合物に変換できるため、転圧、整正後
、すぐに交通を開放することができ、加熱歴青混合物舗
装と遜色のない舗装体を摺ることができる。
(4) 高安定度、耐流動性の歴青舗装を構築できる。
金属等の号月、フィラーを適宜配合したものであるから
、高安定度の歴青舗装体を構築できる。特に、高周波加
熱して、歴青混合物層を十分に転圧できるので、安定度
が高いものが得られる。
(5)歴青舗装の再生にも有効に適用できる。
既設の歴青舗装の歴青混合物層を切削ないし破砕して混
合したものに、発熱性の骨イA、フィラーを混合するこ
とによI)(この場合不足する歴青材を補足することも
できる)、発熱性の骨相、フィラーを配合した歴青混合
物とし、これを敷きならし転圧した層に高周波を印加し
てjll(青金合物を加熱し、転圧、整正して、良好な
歴青舗装に再生することができる。
また、発熱性の骨相、フィラーを配合した歴青混合物で
歴青舗装を造っておけば、再生のために加熱を必要とす
るとき、歴青材の熱劣化なく、火気を使用せず、安全に
、そして迅速に、効率よく所望の温度に加熱することが
できる。
次に、本発明の施工方法を2.3の実施例によって説明
する。
実施例 ] 表層が密粒度アスファルトコンクリート設された歴青舗
装の上に、アスファルト乳剤PK−4のタソクコ−1・
をし、発熱性の骨相、フィラー鉄の粉肢体等を骨相、フ
ィラーの15重量係の割合で配合した加熱アスファルト
混合物(密粒度アスファルトコンクl)−1− 、最大
粒径13 18m )を、厚さ6 cInに敷きならし
、タイヤローラで転圧する。
ついで、高周波銹導加熱機を用いて、20KHzで加熱
アスファルト混合物層を短時間に、jiI(宵月の熱劣
化させることなく1−10〜150℃に加熱し、鉄輪ロ
ーラ、タイヤローラ等を用いて充分に転圧して締固め、
良好な歴青舗装を得た。
実施例 2 砕石路盤上に、最大粒径30 +nmで、η相、フィラ
ー中に鉄砂及び鉄粉20重世%を含み、カチオン系アス
ファルト乳剤MK−2を骨相、フイラ−の10重量%使
用した密粒式アスファルト乳剤混合物をパグミルで造り
、この混合物をミックスペーパーで厚さ6cmに敷きな
らし、タイヤローラ、鉄輪ローラで転圧、整正する。つ
いで、その上方から10 KHZの高周波で誘導加熱し
てタイヤローラ、鉄輪ローラで転圧、締固めて、加熱ア
スファルト混合物舗装と同様に耐水性、耐久性のアスフ
ァルト舗装を得た。
実施例 3 既設のアスファルト舗装(表層 密粒度アスファルトコ
ンクリート)の表層6 onを、路上でプレーナで切削
すると共に、その切削側をローダでミックスペーパに送
シ、ミックスペーパで切削材に対し鉄粉粒体lO重量係
及びカチオン系アスファルト乳剤MK−23重量係を添
加し、混合した後、路上に敷きならし、ついで、タイヤ
ローラ、鉄輪ローラで転圧、整正する。ついで、高周波
加熱機で該切削材混合物を舗設した層を加熱し、鉄輪ロ
ーラ、タイヤローラで充分に転圧して締固め、耐久性の
良好な歴青舗装を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の歴青舗装の施工方法において歴青混
合物層を高周波誘導加熱する実施例を示す側面図である
。 第2図は、本発明の歴青質舗装の施工方法を用いて転圧
、整正して、歴青舗装を完成する舗装工程の1例を示す
側面図である。 図において、(1)は基盤、(2)は発熱性の骨相、フ
ィラー、(3)は発熱性の骨材、フィラーを配合した歴
青混合物、(4)は誘導コイル(誘導子)、(51は高
周波発電+J、fGlはダンプトラック、(7)はアス
ファルトフィニッシャ、(8)はタイヤローラ、(9)
は高周波加熱機、そしてfillは鉄輪ロニラを示す。 特許出願人 手 続 補 正 書 1 事件の表示 昭和59年特許願第62339号 2 発明の名称 歴青舗装の施工方法 3 補正ケする者 事件との関係 特許出願人 明細書全文を、別紙の辿り補正し1ず。 明 細 1 、発明の名称 歴青舗装の施工方法 2、特許請求の範囲 高周波により発熱する材料からなる骨材、フィラーを配
合した歴青混合物ケ、基盤上に舗設し、その歴青混合物
に高周波を印加して加熱すること全特徴とする歴青舗装
の施工方法。 3、発明の詳細な説明 本発明は、歴青舗装の新設や既設の歴青舗装の維持修繕
等に適し之歴青舗装の施工方法に関する。 更に詳しくは、高置(皮により発−熱する月利からなる
骨相、フィラー(例えば金属、金属化合物等の粉粒体、
繊維等)?配合した歴青混合物を、施工基盤上に舗設し
、これに高周波?印加することにより、その歴青混合物
?内部から迅速に効率よく所望の温!Wζこ加熱し、こ
れを転圧する歴青舗装の施工方法に関するものである。 歴青舗装の施工方法は、大別すると混合式1法と滲透式
1法に分けられ、混合式1法は、更に加熱混合式1法と
常温混合式1法に分けられる。 加熱混合式1法は、骨材と歴青材料をそれぞれ加熱して
、骨材は十分に乾燥し、j歴青材料は液状に溶融した上
で、両者を混合して加熱歴青混合物を造9、これを舗設
現場に運搬′し、路面に所定厚に鈑きならし、転圧整正
して仕げるものである。 この工法は、骨材と歴青材料が加熱されるため常1晶混
合式1法や滲透式1法に比べて、骨材と歴青材料の結合
性が良く、混合物の均質性が高く、歴青舗装の工法中、
最も優れlC歴歴青装路而面形成できる。しかし、加熱
歴青混合物は、それが敷きならしに適する温度範囲内に
ある間に敷きならし、才/こ転圧に適する温度範囲内(
・ζある間に転圧する必要がある。混合物υ温度が低下
すると転圧しても稲;詔めがきかなくシ・シ、その締固
めが十分てないと舗裟体の安定度、耐久性等が低下する
。!f、た、最近、加熱1rIu ’l’l混合物の耐
摩耗性、耐流動性、耐久性等乞改−色するために、l歴
青″4#fてゴムや高分子重合物等を加えた改質歴青物
を結合イjとする加熱歴青混合物を用いた舗装が行なわ
れている。改質歴青物は、高分子物質を含むので、もと
の歴背物に比べて粘性が高く、加熱歴青混合物の温度低
下が締固めの難易に及ぼす影響は特に著しい。 締固めが十分てないと、改質歴青′4I/)f:用いた
効果が期待てきない。 基盤上に敷きならした加熱歴青混合物の温度が低下[−
た場合、ロードヒータを用いて表面から加熱する方法も
ある。が、混合物を望ましい転圧Ii!LIKに才で一
ヒ昇させるには、かなりの加熱時間が必要で、結合材の
熱劣化が著しく、改質fJf:、W物を使用した場合で
も、その目的が達せられなくなる。 このようなときに、加、襖歴古混合物金、歴青拐の熱劣
化のないように’*Ai時間で望丑しい温度に加熱でき
;JLtJ:、舗設現楊に1般人さ北た1it−にへ′
混合物のt′品度Vこ左右されず、良好な条件ドて十分
な締固めを行うことができる。すなわち、舗設作業も?
ダ易になシ、ま念施工の貿妙;j勺−fヒし、川に野舗
装のil旧久性が向上する。特に、寒冷期にお・ける舗
装、夜間の舗装、応急を要する維持修繕、橋面舗装、高
架道路舗装等では、このような工法の開発は測り知れな
いメリットがある。 つぎに、常温混合式1法は、骨材、フィラーと歴青乳剤
、カットバックアスファルト、タール等の常温で液状の
歴青材を常温で混合して常温歴青混合物を造シ、これを
所要厚さに敷きならし、転圧して歴青舗装を形成する工
法である。この工法は、加熱を必要としない利点がある
反面、加熱混合式1法に比べて、施工後の安定化がおそ
く、交□ 通開放までに養生する必要がある。また、舗
設後、安定化するまでは、雨水の影響を受けやすく、耐
久性の点においても加熱混合式1法に劣る面がある。 しかしながら常温歴青混合物は、常温で製造、施工がで
きるので、安全で取扱い性、作業性に優れ、省エネルギ
ーという特長がある。このため常温歴青混合物で加熱歴
青混合物に匹敵する物性、耐久性のおる舗装を構築する
ことができれば、そのメリットは大きく、このような施
工方法の開発が切望されている。 また、最近、路上表層再生工法といって、既設の歴青舗
装の表層、或は表・基層を路上でロードヒータで加熱し
たうえで切削し、切削材をその場で再混合して敷きなら
し、転圧したり(リフォーム、リシェイブ)、切削材に
不足する結合材を補うための添加剤、或は新規の加熱歴
青混合物、或は新規骨相等を添加して混合し、敷きなら
し転圧して(リミックス)、歴青舗装を再生する工法が
実施されている。このときの路面加熱は、表面からロー
ドヒータで外部的に加熱している。しかしこの工法は、
熱伝導の良くない歴青舗装を表面から加熱するため、舗
装の所定の厚さを、所望の温度に加熱するのにかなシの
時間を要し、舗装表面や表面に近い部分ては、熱に工っ
て結合材が炭化する等著しく劣化する。 また、切削材や切削拐に添加物を混合して敷きならし、
ついでローラ転圧するときには、混合物の温度が低下す
るため、Gii l1iJめがきかなくなる。 そのため、ロードヒータを用いて混合物の温度を上げる
方法もあるが、上述したように結合相の劣化を伴う。 このようなときに、歴青混合物を、結合材の熱劣化がな
く、短時間で所望の温度に加熱できれば、結合相の結合
力は十分に発揮でき、転圧もよくきいて、良好な歴青舗
装に再生できる。 また、路上再生路盤工法といって、既設の歴青舗装を一
一ドスタビライザで、路面から路盤の所要の深さまでか
きおこし、破砕するとともに、歴青乳剤あるいは歴青乳
剤とセメント’2混合して敷きならし、転圧して、路盤
を造る工法がある。このような工法においても、混合後
の転圧時に、混合物を所望の温度に加、熱できれば結合
材の結きツバ制水性は向上し、また締固めも充分にてき
て、密で耐久性のすぐれた路盤を造ることができる。 本発明の目的は、このような要望に応えるもので、加熱
おるいは常温の伺れの歴青混合物であっても、仁れに高
周波の印加により発熱する材料からなる骨相、フィラー
を配合しておくことにより、その歴青混合物を舗設した
後、高周波を印加して歴青混合物中の骨材、フィラーを
加熱すれば、結合材の熱劣化がなく、安全かつ、短時間
に歴青混合物を所要の温度に加熱できるので、従来の舗
装工法の欠点を改善し、耐久性にすぐれた歴青舗装が構
築できる新たな歴青舗装の施工方法を提供するものであ
る。 本発明でいう、高周波によシ発熱する祠料からなる骨相
、フィラー(以下、発熱性の骨材、フィラーという)は
、高周波の電界や磁界内におかれると発熱する材料で、
金属、金属化合物、鉱石、鉱滓等の粉粒体、繊維、骨材
等および黒鉛粉粒体、炭素繊維等である。 これらの発熱性の骨材、フィラーに、400KHz(キ
ロヘルツ)以下の高周波を印加すると、これらに渦電流
が流れて、ジュール熱が発生する。その発熱作用は、材
質によって強弱があるので、施工条件等に応じて適宜選
択して使用するが、特に発熱効果のよいものは、鉄、鋼
等の材質のものである。この発熱現象は金属の焼入れな
どに利用されているもので、誘導加熱の原理を応用する
加熱方法である。 そして、発熱性の骨材、フィン−を配合した歴青金合物
は、プラント混合または路上混合の加熱歴青混合物、常
温歴青混合物の何れの混合物をも対象となる。また、路
上混合の常温歴青混合物のように歴青材(例えば歴青乳
剤)のほかに、セメント、石灰全併用するものもあるが
、このような混合物も含まれる。 これらの歴青混合物の前側、フィラーの少なくとも一部
に発熱性の骨材、フィラーを[吏用した歴青混合物が、
本発明の施工方法に用いられる。 発熱性の骨材、フィラー金配合した歴青混合物(以下、
単に歴青混合物という)における全体の骨材、フィラー
に対する発熱性の骨相、フィシ−の使用割合は、通常2
〜30重量係程度のもので、これより多くても差しつか
えない。しかし、発熱効果の点ては30重量係以下で十
分である。 歴青混合物の配合において、歴青乳剤混合物のように水
分を有するものは、IMHz(メガールツ)以上の高周
波を印加すると誘電作用による発熱も加わり、加熱が促
進される効果がある。 本発明で使用する高周波加熱には、400KHz以下の
高周波による誘導加熱を応用するが、歴青混合物の含水
分が多いときには1.1VIHz以上の高周波、実用的
には50MI(Z以下の高周波誘電加熱’51Jf用し
て加熱を促進する。 誘導加熱の原理は、次のよってある。 高周波電流を誘導コイルに通じると、その・抽方向に高
周波磁界が発生する。その磁束が変化すると、その変化
を妨げる方向に電流k i>ijそうとする起電力を誘
起し、従って、高周波磁界におかれた発熱性の計’rA
、フィラーに電流が誘起し、ジュール熱が発生するので
、その発熱を利用し別格することができる。誘導ないし
誘電加熱は、プロパンガスや灯油のように燃f4 k燃
焼さぜる必要がなく、火気を使用することなく、効率よ
く加熱でき、安全て、また、不快な臭、煙等の発生がな
くクリーンであり、施工管理上も好都合で経済的なこと
は勿論のことである。本発明の場合、加熱は歴青混合物
内の骨材、フィラーないしは水分自体の発熱にもとづく
内部加熱てあシ、歴青混合物の内部が優先的に加熱され
る点が特に重要な特長となっている。 本発明の施工方法において、高周波加熱を用いる実施例
を図で説明する。 第1図は、本発明の施工方法において歴青混合物を舗設
した層ケ、高周波誘導加熱(捷たは高周波誘電加熱)す
る実施例の側面図である。 図において、(1)は基盤、(2)は発熱性の’R利、
フィラー、(3)は発熱性の骨材、フィラーを配合した
歴青混合物で基盤(1)の上面に所要の厚さに舗設され
ている。(4)は誘導子(または電極)、そして(5)
は高周波発電機(捷たは高周波発振機)である。 高周波電流を誘導子(4)に流すと、磁力線が発生し、
高周波磁界を生じる。その磁束が、歴H混合物(3)の
中に混合されている発熱性のti IJ、フィラー +
2) k通る。そして発熱性の前側、フィラー(2)に
渦電流が生じ、ジュール熱が発生することによって、歴
青混合物層(3)が内部より一様に加熱される。 高周波加熱装置は、高周波発電機(または高周波発振機
)と誘導子(誘導加熱の場合)捷たは電極(誘電加熱の
場合)と電流変成器を構成要素とし、施工に当っては、
1台あるいはtaの台車上に琵載されている。 誘導子または電極は、1個ないし複敬仰を組合せてユニ
ットにし、一定の路面に、磁界が集中できるようユニッ
ト’を多段に配列しておくことにより、台車を移動し乍
ら、路面を高周波加熱するようにしである。寸た、必要
により誘導子−または電極の位置を上下出来るように調
節し、また出力もii1’、1節できる。被加熱体の4
シ利によって加熱庫1反は異なるが、鉄の粉粒体、鋼繊
維等を配合した加熱アスファルト混合物層(例えば密粒
度アスファルトコンクリート 〜1.60℃の温間に上列させるのに、出力20KWの
高周波加熱では、2分以内て加毬することもijl能で
ある。 誘電加熱の場合、誘導子(4)に代えて平板やグリッド
状の電極を使用し、Jji!4 %混合物(2)が訝有
する歴青乳剤などの水分の加熱に有効であり、誘導加熱
の予備加熱として応用して効果があ゛る。もちろん含水
分の多い歴青混合物ては誘電加熱たけても施工すること
ができるが、誘導加熱と併用する方式が電力的に経済的
である。 誘導または誘電加熱という高周波加熱は、連続的に行う
方式、継続的に行う方式とがある。さらに両加熱方法を
交互に応用する方式と同時に応用する方式とがあるが、
実用的には交互方式が有効である。 本発明の施工方法を用い、更に転圧、整正して、歴青舗
装を構築する一般的な工程を図で説明する。 第2図において、(1)は基盤、(3)は発熱性の骨材
、フィラーを配合した歴青混合物、(6)はダンプトラ
ック、(7)はアスファルトフィニッシャ、(8)はタ
イヤローラ、(9)は高周波印加装置(高周波加熱機)
、そしてQlは鉄輪ローラである。 先づ、基盤fll’i整備する。例えば、路盤では、不
陸を整正して転圧し、締固める。既設の歴青舗装体で、
ポットホール等があれば、従来の歴青混合物′等でこれ
をうめて、転圧、整正しておく。ついで、基盤+11の
上に、歴青乳剤等の歴青材を散布し、プライムコートま
たはタツクローIf形成する。その散布量は、通常の場
合に準する。 ついで、歴青混合物(3)ヲダンプトラック(6)から
アスファルトフィニッシャ(7)に供給スる。アスファ
ルトフィニッシャ(7)は、歴青混合物(3)?混合し
つつ基盤fll上に対し所要厚さに敷きならす。ついで
、タイヤローラ(8)で転圧して整正する。ついで、歴
青混合物層(3)の上方から高周波加熱機(9)で、歴
青混合物層(3)全加熱する。そして、歴青混合物(3
)は、転圧に最も適した温度で鉄輪ロー20へタイヤロ
ーラ(8)等で十分に転圧整正され、歴青舗装が完成す
る。 高周波加熱機(9〕は、1台だけでなく2台以上用いる
こともできる。転圧は、高周波加熱に継続して行うこと
も、高周波加熱と併行して行うこともできる。更に、高
周波加熱と転圧を交互に繰返すこともできる。 本発明の施工方法によシ、基盤上に舗設された歴青混合
物層は、混合物が加熱歴青混合物であって、気温が低く
、また基盤が冷えていて、加熱歴青混合物の冷却が早く
、十分な締固めが困難な場合でも、敷きならしさえでき
れば、高周波の印加によシ、容易に再加熱して、望まし
い条件下で、十分に締固めることができる。 常温歴青混合物(例えば、歴青乳剤混合物)においても
、歴青混合物を敷きならし、転圧して歴青混合物層を設
けたのち、その上方から高周波加熱すると歴青混合物層
を内部から一様に加熱し、水分を蒸発させるので、骨材
に対する歴青材の結合性、歴青混合物の安定度、耐水性
、耐久性が著しく改善され、加熱歴青混合物に匹敵する
歴青舗装体を構築することができる。 また本発明は、寒冷地等で冬季に摩耗した路面や、ポッ
トホールのある路面等を、常温もしくは加熱歴青混合物
で舗設した後、高周波加熱して転圧し、耐久性のすぐれ
た歴青舗装の補修工法に応用することができる。 次に、本発明の歴青舗装の施工方法の特長、作用効果等
について要約して説明する。 (11歴青舗装を構成する歴青混合物に、高周波により
発熱する材料からなる骨相、フィラー?配合した混合物
を用い、これを施工基盤上に舗設した後、その歴青混合
物層に高周波全印加することによって、歴青混合物を内
部から一様に、そして迅速に、所望の温度に加熱するも
のである。 (2) 高周波加熱として誘導加熱を応用する場合、発
熱性を有する材料からなる骨相、フィラー自体に渦電流
が誘起されてジュール熱が発生し、また誘電加熱の場合
には、歴青混合物中の水分が発熱し、歴青混合物は内部
よシ一様に急速に加熱される。 従って、エネルギーのロスも少なく、効率的である。ロ
ードヒータ、赤外線ヒータ等のバーナによシ外部から加
熱する従来の方法に比べ、歴青混合物の局部加熱による
過熱、歴青材の熱劣化等がおこらず、しかも均一に加熱
できるという技術的にすぐれた特長をもっている。 (3)従来、加熱歴青混合物による舗装の施工では、寒
冷期には敷きならした混合物の温度が急速に低下し、転
圧が不充分となシ、夏季の施工に比べて、1(F1摩粍
性、耐久性の点でやや劣る傾向がみられるが、このよう
な欠点も改善できる。 また、ゴム、高分子重合物等で改質した歴青材は、通常
の歴青側に比べて粘性が高い。このため、これを使用し
た加熱歴青混合物の舗設は、通常の加熱歴青混合物より
や\高い温度で敷きならし、転圧をする必要がある。′
転圧がおくれて温度が下ると、通常の歴青混合物以上に
イ4′σ固めがきかない欠点があったが、本発明の施工
方法によれば、歴青混合物を敷きならし仮転圧した後、
締固めに適した温度に、迅速に、しかも結合材の熱劣化
がなく加熱して十分に転圧てきるので、良好な施工がで
きる。さらに、従来に比べて、ゴムや高分子重合物を多
量に含む改質アスファル)&結合材に用いた歴青混合物
による舗装も可能となる。 (4) 常温混合物を路上において加熱混合物に変換で
きる。 常温歴青混合物は、従来の加熱歴青混合物に比べて安定
化がおそく、耐水性も劣シ、施工後、交通開放までに養
生時間を要し、また、耐久性においても劣るという欠点
があった。 、しかしながら本発明の施工方法によシ、常温歴青混合
物を敷きならし、仮転圧したのち、高周波ケ印加して加
熱することにより、迅速にこれを加熱し、路上において
加熱歴青混合物に変換できるため、転圧整正後、すぐに
交通全開放することが可能とな9加熱歴青金合物舗装と
遜色のない舗装体を得ることができる。 f51 高安定匿、流動性の歴青舗装を構築することが
できる。 発熱性の骨材、フィラーを適宜配合した歴青混合物kX
周波加熱することに工9、混合物層を所要の温間にして
十分に転圧てきるので、安定度が高い舗装が得られる。 (6)歴青舗装の再生にも有効に適用できる。 既設の歴青舗装のj接置混合物層を切削ないし破砕して
混合したものに、発熱性の骨材、フィラーを混合するこ
とにより(この場合不足する歴青材を補足することもて
きる)、発熱性の骨材、フィラーを配合した歴青混合物
とし、これを敷きならし転圧した層に高周波を印〃1し
て歴青混合物を加熱した後、転圧整正して、良好な歴青
舗装に再生することができる。 また、発熱性の骨材、フィラーを配合した歴青混合物で
歴青舗装を造っておけば、再生のために加熱を必要とす
るとき、歴青材の熱劣化なく、火気を使用せず、安全に
、そして迅速に、効率よく所望の温度に加熱することが
できる。 4、図面の簡単な説明 第1図は、本発明の歴青舗装の施工方法において歴青混
合物層を高周波加熱する実施例を示す側面図である。 第2図は、本発明の歴青質舗装の施工方法を用いて転圧
整正して、歴青舗装を完成する舗装工程の1例を示す側
面図である。 図において、(11は基盤、(2)は発熱性の管制、フ
ィラー、(3)は発熱性の骨材、フィラーを配合した歴
青混合物、(4)は誘導子(または電極)、(5)は高
周波発電機(または高周波発信機)、(6)はダンプト
ラック、(力はアスクァルトフイニソシャ、(8)はタ
イヤローラ、(9)は高周波加熱機、そしてθ@は鉄輪
ローラを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高周波により発熱する材料からなる骨材、フィラーを配
    合し介歴青混合物を、基盤上に舗設し、該歴青混合物層
    に高周波を印加して加熱することを特徴とする歴青舗装
    の施工方法。
JP6233984A 1984-03-30 1984-03-30 歴青舗装の施工方法 Granted JPS60208502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6233984A JPS60208502A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 歴青舗装の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6233984A JPS60208502A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 歴青舗装の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60208502A true JPS60208502A (ja) 1985-10-21
JPH0452325B2 JPH0452325B2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=13197264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6233984A Granted JPS60208502A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 歴青舗装の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60208502A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059401A1 (ja) * 2004-12-03 2006-06-08 Green Arm Co., Ltd. 舗装のアスファルト混合物層を路上で連続的に再生する方法およびそのための自走車両システム
JP2008208549A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Bokuto Kasei Kogyo Kk 舗装用混合物及びその製造方法並びにその施工方法
JP2019007202A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 Jfeミネラル株式会社 路盤材及びその施工方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55104350A (en) * 1979-02-07 1980-08-09 Mitsubishi Oil Co Ltd Asphalt composition and application thereof
JPS5886202A (ja) * 1981-11-17 1983-05-23 株式会社染谷組 舗装道路の補修方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55104350A (en) * 1979-02-07 1980-08-09 Mitsubishi Oil Co Ltd Asphalt composition and application thereof
JPS5886202A (ja) * 1981-11-17 1983-05-23 株式会社染谷組 舗装道路の補修方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059401A1 (ja) * 2004-12-03 2006-06-08 Green Arm Co., Ltd. 舗装のアスファルト混合物層を路上で連続的に再生する方法およびそのための自走車両システム
US7448825B2 (en) 2004-12-03 2008-11-11 Green Arm Co., Ltd. Method for continuous on-site recycling of an asphalt mixture layer of a pavement and a motor-driven vehicle system therefor
JP2008208549A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Bokuto Kasei Kogyo Kk 舗装用混合物及びその製造方法並びにその施工方法
JP2019007202A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 Jfeミネラル株式会社 路盤材及びその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0452325B2 (ja) 1992-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11186959B2 (en) Apparatus and method for preparing asphalt and aggregate mixture
US4849020A (en) Asphalt compounds and method for asphalt reconditioning using microwave radiation
US4175885A (en) Methods for sealing and resealing concrete using microwave energy
JPS61502197A (ja) 舗装材料中でマイクロ波の集中加熱を行なう舗装方法および舗装構造
US20100047015A1 (en) Composition and process of using an asphalt emulsion to convert an unpaved surface into a paved surface
WO2010115349A1 (zh) 包含吸波材料的沥青混凝土路面及其养护方法
CN110258236A (zh) 一种高性能钢渣路面及其施工方法
CN105924038A (zh) 热阻降解尾气型沥青路面结构
CN107352850A (zh) 一种具有微波融冰除雪功能的钢渣沥青混合料
CN105064207B (zh) 一种高性能钢桥面铺装结构
CN111777360A (zh) 一种具有微波融雪功能的铁氧体沥青混合料及其制备方法和应用
US5484224A (en) Method of resurfacing an asphalt surface
JPS60208502A (ja) 歴青舗装の施工方法
JP4012038B2 (ja) アスファルト合材の敷き均し方法
JP5926563B2 (ja) ブロック舗装の施工方法
Kazmierowski et al. Ten-year performance review of in situ hot-mix recycling in Ontario
CN109797622A (zh) 一种就地热再生施工方法
JP2017101497A (ja) 路盤材及び舗装構造
JP2005015319A (ja) 常温保存可能アスファルト混合物及びその製造方法
EP0380704A1 (en) Cement/asphalt mixture and process for its production
JP2005016268A (ja) 常温保存可能再生アスファルト混合物及びその製造方法
JPH0361801B2 (ja)
CN102852064A (zh) 横向结构强度不均匀抗车辙沥青路面及其施工方法
CN116289386A (zh) 一种沥青路面坑槽病害预制沥青混凝土块快速修补方法
JPS6149447B2 (ja)