JPS60208228A - 微粒子面で形成した活水面体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は物体の表面に耐着した水滴を物体表面から除
去する特性を帯た面を形成するに関する。

従来は防水加工とか活水加工とか防水剤塗布法等の方法
があったが、いずれも薬品処理によるもので、これらの
使用に供される物体は布状のものに限定されるか、物体
表面にスプレー等により油は膜を塗’ｌ’ｔｉする方法
であるため、活用範囲が少なく薬剤の効果の及ぶ期間に
限界があり、更に食品関係には利用できない等の欠陥が
あった。

この発明は、水滴が物体表面に耐着することを防げる特
性を物理的に、不特定の物体表面に形成加工するもので
あり前述の欠陥を解消させるものである。

水滴には、それ自体が水滴の中心にむかって固まるうと
する特性である表面張力により球形になろうとする働き
がある。従って水滴がｅ＋磨された鉄板の如き水平状態
の平滑面上におかれた場合、水滴は表面張力により体積
に比例してかたまり、平滑面上に第４図の如く半ｍ円形
にもりあがるように耐着するが、この水滴の耐層してい
る而を縮少させてゆくと、つまり水滴の体積より耐着面
を小さくすると水滴は表面張力により半惰円形から球形
になる。このことから水滴の籏触面を、平版な状態から
球形におきかえた場合、球形の大きさが水滴の体積より
も小さいと、水滴の接触面積は小きくなるから水滴は球
形になる１、水滴の表面張力の働らきにより水滴の外郭
接部に第５図に示す如く弧度が生じ水滴に回転運動が働
らく、１この原理から、不特定の物体表面全体に１００
ミクロンに満たない半球形の微粒を第１図の如く密接さ
せた面に噴霧器で霧をふきつけると、半球形をした微粒
状の球面に水滴となって耐層するが水滴は同時に球形に
なり、隣接する水滴が表面張力により相互に吸引しあい
、やがて多数の水滴がひとつになって膨張し、水滴はあ
たかも水銀の如く球形をなし、水滴の大きさに相応して
重力が生じ、その結果水滴に廻転運動が働らき流体とな
る。

この微粒子面で形成した活水面体は水滴を除く作用が働
らくだけでなく、湿潤性の固体、例えば粘土状のものと
か、みそのようなものを微粒子面：このせるか若くはつ
りんだ場合、微粒子面に耐着することなく微粒子面で形
成した活水面体から完全に剥離することができる効果も
得られる。

尚この微粒子面で形成する活水面体をフィルム状にして
もよく、捷だ不特定の固体の表面に形成してもよく活用
範囲は極めて広く応用される。

尚微粒子の大きさを異にして活水面体を形成することも
できる。微粒子の大きさを混合して密接させた場合にお
いても同様の結果が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は微粒子面を密接させた拡大正面図の一部分 第２図は第１図の断面図 第６図は微粒子の大きさを混合密接させた一例の拡大正
面図 第４図は平滑面上の水滴の状態を示す拡大断面図 第５図は微粒子面一トの水滴の状態を示す拡大断面図 １・・・微粒子　２・・・物体表層部　５・・・水滴特
許出願人　吉　村　叩　利 １ヌ１　面 第２図 算３図 図　曲 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　物体の表面に半球状の凸面体を密接させ、た微粒子
   面で形成した活水面体。