JPS60207628A

JPS60207628A - 電気掃除機

Info

Publication number: JPS60207628A
Application number: JP6096684A
Authority: JP
Inventors: 良平吉田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-03-30
Filing date: 1984-03-30
Publication date: 1985-10-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は集塵フィルター兼収塵容器として袋を使用した
電気掃除機に関するものである。

従来例の構成とその問題点第１図は従来のこの種電気掃除機の概略構造を示すもの
である。この種電気掃除機は、電動送風機１を内蔵する
掃除機本体部２と、集塵フィルター兼収塵容器としての
紙袋３を内蔵するダストボックス部４とからなっている
。

床面から電動送風機１の吸気により空気と共に吸い込ま
れた塵埃は、床ノズル（図示せず）、延長管（図示せず
）、ホース（図示せず）を通り、ダストボックス部４の
ホース接続口５から紙袋３内に入る。吸い込まれた空気
中の塵埃は、ここでこの紙袋３によりろ過捕集される。

そして、塵埃の除去された清浄な空気のみが、ダストボ
ックス部４と掃除機本体部２との間の連絡路６を通って
電動送風機１に至り、排気ロアから掃除機本体部２の外
へと排出される。

また、ダストボックス部４及び掃除機本体部２には、掃
除機使用時の走行性を良くするためのキャスター８及び
ローラー９が取り付りられており、ダストボックス部４
の前部上方には持ち運び用の把手１０が設けられている
。さらに、ホース接続口５と紙袋３との間にはエアータ
イト用のパツキン１１が、電動送風機１の排気側には防
音材１２が設（プられている。

さて、紙袋３によるフィルターも、厚手のろ紙を折りた
たんで使用するタイプのフィルターと同じく、使用して
いるうちに空気中の塵埃の中の微細塵によりイの内表面
を覆われ、その通気性が著しく低下してくる。そのため
従来の紙袋使用の電気掃除機は、紙袋３の′内表面にイ
」着した微細塵を払い落としてその通気性を回復させ、
フィルターとしての紙袋３の性能をより長く保つために
除塵装置１３を設【ノていた。

除塵装置１３は第２図に示すように押釦１４、圧縮コイ
ルスプリング１５及び振動板１６よりなっており、押釦
１４を押すと、押釦１４の先端が振動板１６に当たり、
振動板１６の凸部が反転し、その時に衝撃が発生し、そ
の衝撃が紙袋３に伝わり、その振動で紙袋３の内面に付
着した微細塵を払い落とすようになっている。

押釦１４は押力を除くと、ダストボックス部４の壁部１
７と押釦１４の間に圧入されたコイルスプリング１５に
より押し戻され原状へ復帰する。それと共に振動板１６
の凸部も原状へ復帰する。

然し、この従来の除塵方式では紙袋に微振動を与えるだ
けであり、十分な除塵効果は得られなかった。従って、
紙袋の通気性の回復も悪く、紙袋のフィルターとしての
寿命ｂ１この従来の除塵装置が右るものと無いものと比
較して著しい向−トは得られなかった。つまり、この除
塵装置をつけるのに要したコスト分だ（プの除塵効果が
得られたとは言い難かった。

発明の目的本発明はこのような従来の欠点を解消し、簡単な機構で
集塵フィルター兼収塵容器としての袋を全体的に大きく
変形させ、袋の内表面の微細塵埃の除去をより効果的に
づることを目的とづる。

発明の構成本発明においては、ダストボックス内の負圧を利用し、
ダストボックス内の袋が膨らんだ状態で、排気を急にダ
ストボックス内に流入させ、袋の内外に急激な圧力差を
与えることにより袋を変形させ、袋の内表面の微細塵の
除去を確実になすものである。

実施例の説明以下その実施例を添イ」図面ととムに説明（る。

第３図及び第４図はキャスター形電気掃除機にお（プる
実施例の概略構造図である。３１は電動送風１１３２を
内蔵した掃除機本体部、３３は集塵フィルター兼収塵容
器としての布袋または紙袋３４を内蔵したダストボッ゛
−クス部である。被掃除面より空気とともに吸引された
塵埃は、床ノズル（図示せず）、延長管（図示せず）、
ホース（図示せず）を通り、紙袋３４内へ吸い込まれる
。そして、この紙袋３４で塵埃がろ過捕集され、塵埃の
除かれた清浄空気のみがダストボックス部３３と掃除機
本体部３１との間の連絡路を通って電動送風機３２に至
り、さらに排気口３５から掃除機本体部３１の外へ排出
される。

掃除中の機体の走行は、キレスター３６及びローラー３
７により行ない、持ら運びには把手３８を用いる。また
、ホース接続口３９と紙袋３４とのエアータイトはゴム
等の軟らかい材質で形成したパツキン４０によってなし
である。

通常の使用状態では、紙袋３４の材質による通気圧損に
よって発生する紙袋３４内外の圧力差により紙袋３４は
ダストボックス部３３の内部いっばいに拡かっている。

そして、この紙袋３４の周面全体がフィルターとなっＣ
おり、この面で吸い込んだ空気中の塵埃がろ過捕集され
る。塵埃の中には大きく分けて粗塵、繊Ｈｌｌ、微細塵
があり、この中の微細塵が紙袋３４内面に付着りると紙
袋３４は目詰りを起こし、その通気性は著しく低下する
。従って、この微細塵の付着量があるレベルに達すると
、何らかの方法によりこの微細塵を取り除く必要がある
。

本発明による電気掃除機は、第３図に示づようにダス１
へボックス部３３と掃除機本体部３１との間の隔壁に排
気をダストボックス部３２内へ逆流させるための排気取
入口４１を設けてあり、この排気取入口４１はスライド
式の蓋４２で開閉自在となっている。

第３図に示すように蓋４２で排気取入口４１を閉鎖状態
にしておくと、紙袋３４がダストボックス部３３内に十
分に拡がって最大のろ過面積を得るようになっている。

そして、ある程度塵埃を捕集づるどその中の微細塵で紙
袋３４の内面が目詰りをおこ４．。

この状態の時、蓋４２をスライドさせ、刊気取入■」４
１を開放状態にりると、白抜き矢印のように排気がυ１
気取入口４１からダストボックス３３内に瞬間的に流入
し、紙袋３４の内外で大きな圧力差を生じるのでその圧
力により紙袋３４は押し潰される（第４図参照）。イし
°〔、この時の紙袋３４メ変形により、紙袋３４の内表
面に何着した微細塵が除去される。

この除塵作用は従来の電気掃除機のように振動板を用い
て紙袋へ微振動を与えて除塵する方法に比べ、より効果
的であり且つ完全である。しかも、紙袋内表面の微細塵
の除去ばかりでなく、他の粗塵、繊維塵を圧縮すること
により、紙袋３４内容積をより有効に活用できるように
し、実用内容積を増加させるという二重の効果も得られ
る。

紙袋３４の圧縮変形により紙袋３４内の塵埃がホース側
へ逆流しないように、ホース接続口３９に逆止弁を設り
ることか好ましい。また蓋４２の構造としてはスライド
式の他に、回動式、ばね利用の弁方式等が考えられる。

ばね利用の弁方式の場合、はね定数、ばね荷重を調整す
ることにより、紙袋に一定量の圧損が生ずると弁が自動
的に作動し、紙袋を変形させ塵落しを行なわせることも
可能である。

発明の効果上記の実施例からも明らかなように、本発明による電気
掃除機は塵埃フィルター兼収塵容器の紙袋を内蔵するダ
ストボックスもしくはダストボックス部と、電動送風機
を内蔵する掃除機本体部もしくは掃除機本体部との間の
隔壁に、ダストボックスもしくはダストボックス部へ排
気を逆流させるための排気取入口を設けるという簡単な
機構で、紙袋内表面に付着して目詰りをＪ５こづ微細塵
を効果的に除くとともに、紙袋内の粗塵、繊維塵を圧縮
して紙袋の実用内容積を増加させるという非常に有用な
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の紙袋を作った電気掃除機の概略構造図
、第２図はその除塵装置の概略図、第３図及び第４図は
本発明の一実施例である電気掃除機の概略構造図であっ
て、各々排気取入口の閉状態、開状態で示しである。３１・・・掃除機本体部　３２・・・電動送風機　３３
・・・ダストボックス部　３４・・・紙袋　３５・・・
排気口　３９・・・ホース接続口　４１・・・排気取入
口　４２・・・蓋特許出願人　松下電器産業株式会社第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

電動送風機を内蔵づる掃除機本体部と、集塵フィルター
兼収塵容器としての袋を内蔵するダストボックス部とを
有し、該掃除機本体部と該ダストボックス部との間に、
電動送風機の排気を該掃除機本体部から該ダス１へボッ
クス部へ逆流させる開閉自在の通気路を設りたことを特
徴とする電気掃除機。