JPS6020467Y2

JPS6020467Y2 - 脱ふ穀粒選別機における均分供給装置

Info

Publication number: JPS6020467Y2
Application number: JP9109580U
Authority: JP
Inventors: 愛次郎金子; 正二手塚
Original assignee: 金子農機株式会社
Priority date: 1980-06-29
Filing date: 1980-06-29
Publication date: 1985-06-19
Also published as: JPS5717782U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は脱秤風選された穀粒を水平回転する複数段から
なる選別板の供給側へ均等量宛正確に供給して玄米と玄
米と籾との混合米および籾との三者に分離選別すること
ができる脱秤穀粒選別機における均分供給装置に関する
。

立体的に重設した複数段からなる選別板の揺動作用で供
給された大容量の脱秤穀粒を能率的に玄米と玄米と籾と
の混合米と籾との三者に選別する穀粒選別機にあっては
、脱秤穀粒が均等８宛各段の選別板に供給されないと正
確な分離選別作業が遠戚できないことは良く知られてお
り、これが均分供給を図るため今迄に数多くの提案がな
されている。

然かしながら従前の均分供給装置にあっても脱秤穀粒を
均等量宛正確に分割しながら各段の選別板へ供給される
ことができず、必らず供給量に相違を来たし、その結果
、選別作業がどうしても不正確となり能率的な選別がで
きない。

本考案は前記に鑑み、内部を仕切壁と底部とにより選別
板の段数と同数の均分量供給室に仕切った上面を開放し
た有底状の均分供給容器を最上段の選別板供給側に一体
的に装着して、複数段からなる選別板と均分供給容器と
をともにクランク軸で水平回転せしめ、もって固定化さ
れた供給ホッパーより同一回転軌跡を描きながら回転す
るそれぞれの均分供給装置へ均等量宛正確に供給せしめ
ると共に分離されたそれぞれの脱秤穀粒は供給路を経て
各段の選別板の供給側へ供給させて正確な選別作業をよ
り能率的に遠戚できる脱秤穀粒選別機における均分供給
装置を提供しようとしたものであって、以下に本考案装
置の構成を添附図面に示された好適な一実施例について
説明する。

図面において、１．１’、１″・・・・・・は供給側ａ
より排出側すに向は下向きに傾斜させた複数枚の選別板
であって、該複数枚の選別板１．１’、１″・・・・・
・は立体的に順次重設せしめると共に各選別板１．１’
、１″・・・・・・・・・の排出側すには内部を仕切壁
３．４で仕切って、玄米排出路５、玄米と籾との混合米
排出路６、および籾排出路７とした排出樋２が設けられ
ている。

そして最上段の選別板１の供給側ａには脱秤穀粒の均等
量に均分して各選別板１．１’、１″・・・・・・・・
・の供給側ａへ供給するための均分供給容器８が一体的
に装着され、これら複数段からなる選別板１．１’、１
″・・・・・・・・・および均分供給容器８は軸受部材
９に直立状に軸架され乍ら回転するクランク軸１０でと
もに水平回転されるようになっている。

上記の均分供給容器８は上面を開放した有底の箱体から
なり、その内部は仕切壁１１ａ、１１ｂ、ｌｌｃ・・・
・・・・・・底部とにより選別板１．１’。

１″・・・・・・の段数と同数の均分量供給室１２ａ、
１２ｂ、１２ｃに仕切られている。

そしてそれぞれに仕切られた均分量供給室１２ａ、１２
ｂ、１２Ｃ・・・・・・・・・の底部は供給路１３ａｔ
１３ｂｔ１３ｃ・・・・・・・・・を経て各段
の選別板１．１’、１″・・・・・・の供給側ａと接続
せしめである。

１４は脱秤穀粒を均等８宛それぞれの均分量供給室１２
ａ、１２ｂ。

１２ｃ・・・・・・・・・内へ供給するための固定式の
供給ホッパーであり、その落下口１５はクランク軸１０
で水平回転される均分供給容器８の回転軌跡α上に位置
させである。

なお１６はクランク軸１０に付設されたバランス用の重
錘である。

次に本考案の作用を説明する。

今、脱秤風選された穀粒を供給ホッパー１４へ連続して
供給せしめると同時にクランク軸１０により複数段の選
別板１．１’、１’−・・・・・および均分供給容器８
をともに水平回転軌跡αに沿い水平回転させる。

さすれば均分供給容器８内を仕切壁１１ａ、ｌｌｂ、ｌ
ｌｃ・・・・・・・・・と底部とにより選別板１．１’
、１″・・・・・・・・・の段数と同数に仕切られた各
均分量供給室１２ａ、１２ｂ、１２ｃ・・・・・・・・
・内には均等量の脱秤穀粒が正確に均分されながら供給
された後それぞれの穀粒を供給路１３ａ、１３ｂ、１３
ｃ・・・・・・・・・を経て各段の選別板１．１’。

１″・・・・・・の供給側ａへ連続に然かも均等８宛供
給せしめる。

従って各段の選別板１．１’、１″・・・・・・・・・
の供給側ａに供給たれた脱秤穀粒は水平回転作動による
揺動作用を受けながら排出側すは流動移行される間に玄
米層、玄米と籾との混合米層および籾層の３層に分離選
別され、次々と玄米排出路５、混合米排出路６および籾
排出路７内に落人して選別されるものである。

要するに本考案は、立体的に順次重設した複数段からな
る選別板１．１’、１″・・・・・・・・・の最上段供
給側ａに上面を開放した有底の均分供給容器８を一体的
に装着して複数段の選別板１．１’、１″・・・・・・
・・・および均分供給容器８をクランク軸１０で水平回
転させ、上記均分供給容器８内は仕切壁１１ａｔｌ
ｌｂ、ｌｌｃ・・・・・・・・・と底部とにより選別板
１．１’、１″・・・・・・・・・の段数と同数の均分
量供給室１２ａ、１２ｂ、１２ｃ・・・・・・・・・に
仕切り、しかもそれぞれの均分量供給室１２ａ、１２ｂ
、１２ｃ・・・・・・・・・の底部は選別板１．１’、
１″・・・・・・・・・の供給側ａにのぞませると共に
均分供給容器８の回転軌跡α上には供給ホッパー１４を
配設したから、脱秤風選された穀粒を供給ホッパー１４
を介し複数段からなる選別板１．１’、１’−・・・・
・・・・とともに一定の水平回転軌跡αを描きながら水
平回転される均分供給容器８の各均分量供給室１２ａ、
１２ｂ、１２ｃ・・・・・・・・・内へ連続して均等供
給し、これら脱秤穀粒を正確に然かも均等８宛均分して
各段の選別板１．１’、１″・・・・・・・・・に均等
に供給せしめて水平回転作動による揺動でもって、選別
板１゜１′、１″・・・・・・・・・上を供給側ａより
排出側すに向は流動移行させる間に玄米と玄米と籾との
混合米および籾との三者に選別することができる許りか
、複数段からなる選別板１．１’、１″・・・・・・・
・・および均分供給容器８はともに水平回転されるので
振動が非常に少なく静かな状態のもとて選別作業を能率
的に遠戚できる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案装置の一実施例を示すものであって、第１
図は全体の斜視図、第２図は均分供給容器の拡大平面図
、第３図は第２図Ａ−Ａ線矢視方向の断面図、第４図は
第３図Ｂ−Ｂ線矢視方向の断面図である。１．１’、１″・・・・・・複数段からなる選別板、８
・・・・・・均分供給容器、１０・・・・・・クランク
軸、１１ａ。１１ｂ、１１ｃ＝仕切壁、１２ａ、１２ｂ、１
２Ｃａｓｓｕｍｅ均分量供給室、１３ａｔ１３ｂ
＊１３ｃ・・・・・・供給路、１４・・・・・・供
給ホッパーａ・・・・・・選別板の供給側、α・・・
・・・水平回転軌跡。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

立体的に順次重設した複数段からなる選別板の最上段供
給側に上面を開放した有底の均分供給容器を一体的に装
着して複数段の選別板および均分供給容器をクランク軸
で水平回転させ、上記均分供給容器内は仕切壁と底部と
により選別板の段数と同数の均分量供給室に仕切り、し
かもそれぞれに仕切られた均分量供給室の底部は供給路
を経て各段における選別板の供給側にのぞませると共に
、均分供給容器の水平回転軌跡上には供給ホッパーを配
設したことを特徴とする脱秤穀粒選別機における均分供
給装置。