JPS6020341Y2 - 天ぷら粕すくい器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は天ぷら粕すくい器に関する。

従来天ぷら粕すくい器は柄の先端部に円形の金網を備え
たものが一般的であり、天ぷらをあげながら油の中を浮
遊する天ぷら粕をすくっていた。

この金網では網の目の大きさに限界があり、油の変質が
早く不経済であった。

又あえて長く使用すると天ぷらの仕上りが良くなかった
。

この考案では以上の欠点を取り除いた天ぷら粕すくい器
を提供する。

その構造を図面にもとづいて説明する。

はぼ同じ形をした柄３，４の付いた二つの金網（上網１
、下網２）の柄３，４の端の部分で二つの金網が重ね合
わせ可能のように連結する。

何も外力をかけない時は第１図に示すように、二つの金
網は少し離れた状態である。

二つの金網の間に濾紙６を狭んで柄３，４をつまんでや
ると柄３に設けらた止め金５が第５図に示すように柄４
をつかみ、濾紙６は上網１、下網２の間に挟み固定され
る。

この使用法は従来の天ぷら粕すくい器と同じで、天ぷら
をあげながら油の中から粕をすくい上げる。

濾紙は使用の都度新しいものと取りかえることができる
ので清潔であり、油の変質は少なく経済的で、美しく味
の良い天ぷらをあげることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの考案の天ぷら粕すくい器の上網と下網が少
し離れた状態での斜視図、第２図は平面図、第３図は正
面図、第４図は第３図のＡ−Ａ断面図、第５図は第３図
のＢ−Ｂ断面図である。 １・・・・・・上網、２・・・・・・下網、３・・・・
・・柄、４・・・・・・柄、５・・・・・・止め金、６
・・・・・・濾紙。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 連結した柄３，４の各々先端部に上網１、下網２を備え
   、その間に濾紙６を挟んだ天ぷら粕すくい器。