JPS6020324Y2 - 物品収納ケ−ス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はへアードライヤ等の物品収納ケースに関し、
表示効果があり、物品の出入れが便利で、開いたままあ
るいは閉じたまま片手で簡単に持ち運びでき、デザイン
的にもシンプルになるようにすることを目的としている
。

この考案の一実施例を第１図ないし第４図に示す。

すなわち、この物品収納ケースは、一つの箱体を斜めに
均等分割して下ケース１と上カバー２を形成する。

下ケース１は傾斜開口に同じ傾斜をもつ嵌合つば３を形
成し、斜面側壁４に嵌合弾性を付与する割り５を設けて
いる。

嵌合つば３の下位側側面に物品表示等の表示部６となし
、上位側側面に把持孔７を形成している。

下ケース１の内部は仕切部材８を装入し、仕切部材８に
ヘアードライヤ本体９やブラシアタッチメント１０，１
０′等を装着する。

上カバー２は開口部の下位側縁部および上位側縁部で前
記把持孔７および表示部６の相当位置にそれぞれ長孔１
１，１２を形成している。

第１図は上カバー１を下ケース２に被せた状態で長孔１
２より表示部６が表われ、また第２図のように長孔１１
と把持孔７とが整合するので手を入れて持ち運びができ
る。

第３図に上カバー２を下ケース１と並べて陳列状態とし
てあり、陳列品として見栄がするとともに上カバー２内
に適宜小物を入れておくこともできる。

第４図は上カバー２の背中を下ケース１の背中に合わせ
て長孔１２と把持孔７とを整合し、この状態でも手に持
って運ぶことができる。

なお、この考案の嵌合つば４は上カバー２側に設けても
よい。

以上のよに、この考案の物品収納ケースは、箱体を斜め
に均等分割して上カバーと下ケースを形成し、その一方
に嵌合つばを形成してつばの下位側に表示部、上位側に
把持孔を形成し、また他方の開口縁の下位側および上位
側に長孔を形成したため、展示効果があり、物品の出入
れが便利であり、開きまたは閉じ状態で運搬でき、カバ
ー側に小物を収納でき、デザイン的にもすぐれる等の効
果を遠戚できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例の斜視図、第２図はその裏
側からみた斜視図、第３図はカバーを開いた状態の斜視
図、第４図はカバーを背中合せにした状態の斜視図であ
る。 １・・・・・・下ケース、２・・・・・・上カバー ３
・・・・・・嵌合つば、６・・・・・・表示部、 ・・・・・・長孔。 ７・・・・・・把持孔、 １゜ ２

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 箱体を斜めに均等分割して傾斜開口を有する下ケースお
   よび上カバーを形成するとともにそのいずれか一方に同
   傾斜の端面をもつ嵌合つばを形成した本体と、この本体
   の前記嵌合つばの下位側側面に施された表示部と、前記
   嵌合つばの上位側側面に形成された把持孔と、前記本体
   の前記嵌合つばのない方の開口縁部の上位側および下位
   側にそれぞれ形成されて前記表示部および把持孔に対向
   する長孔とを備えた物品収納ケース。