JPS6020095Y2 - 眼鏡のつる装置 - Google Patents

眼鏡のつる装置

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JPS6020095Y2
JPS6020095Y2 JP5880980U JP5880980U JPS6020095Y2 JP S6020095 Y2 JPS6020095 Y2 JP S6020095Y2 JP 5880980 U JP5880980 U JP 5880980U JP 5880980 U JP5880980 U JP 5880980U JP S6020095 Y2 JPS6020095 Y2 JP S6020095Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
sliding plate
length
inner frame
eyeglass
Prior art date
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Expired
Application number
JP5880980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56159312U (ja
Inventor
正美 内田
鎮彦 谷川
裕政 石渡
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP5880980U priority Critical patent/JPS6020095Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は眼鏡のつる装置に関するものである。
眼鏡を適正にかけるためには眼鏡のつるの長さを個人差
に合わせて調節することが必要である。
たとえば、つるの長さが短か過ぎると鼻骨および耳の付
根に痛みを憶え、一方長過ぎると鼻骨よりずれ下がりや
すいという不都合を生じる。
とくにマイクロホン等の電子部品を組込んだ眼鏡型電子
機器装置、たとえば眼鏡型補聴器にあって頭骨を通して
音伝達するものでは振動接触体を頭骨の所定の位置に正
確に接触させる必要があり、したがって眼鏡のつるの長
さを正確に調整させる必要がある。
このため従来、眼鏡型補聴器でつぎのようなつるの長さ
調整方法が提案されているが、いずれも生産面、使用面
または意匠の面で欠点がある。
すなわち、 (1)何種類かの長さのつるを標準品として準備してお
き使用者が適当なものを選定する方法。
この欠点は生産上小刻みに何種類も準備することは困難
であるため通常数種類程度しか準備されておらず、適正
調整が不可能なことである。
(2)つるとレンズ枠を接続する蝶番を、つるに連続的
に設けたねじ大の任意の位置で固定して長さを調整する
方法。
この欠点は蝶番を固定する位置によってつるの蝶番側先
端を切断する必要があるため美観を損い、先端に保護部
材等が必要なことである。
(3) つるを本体部と長さ調整部に分割し、長さ調
整部に設けた突起を本体部に嵌合挿入してつるを構成す
るもので、何種類かの長さ調整部を準備して長さ調整部
の選定によってつるの長さを調整する方法。
この欠点は挿入部分が弱く抜けやすいこと、および長さ
調整部を何種類も準備する必要があることである。
(4)ビスと長孔とにより長さ調整できるようにした方
法(たとえば実公昭第69−3529吋)、この欠点は
、使用に伴ってビスが自然に緩み、長さが変化すること
である。
したがって、この考案の目的は、美観を損わず簡単、確
実かつ強固に無段階の長さ調整ができる眼鏡のつる装置
を提供することである。
この考案の一実施例の眼鏡型補聴器を第1図ないし第9
図に示す。
すなわち、図および符号を追って説明するとつぎのとお
りである。
第1図およいで、1は本体フレームで、マイクロホンお
よび振動子等の電子部品が内蔵されている。
2は本体フレーム1の端部に設けられて振動子の音声振
動を頭の骨組織に伝達する接触体、3はフレームで本体
フレーム1とねじ(後述)で固定されている。
4は眼鏡のレンズおよび枠で蝶番5を介してフレーム3
と接続される。
第2図ないし第6図はフレーム3の構造を示すもので、
6は主にフレーム3の外装の役目をする外側フレームで
短手方向の端部を折り曲げて第4図のように溝7を形威
し、また補強および外観向上を兼ねた凸部8を中央部長
手方向に形威している。
9は本体的役をなす内側フレームで強度をもち第5図の
ように短手方向につば10を形威し、外側フレーム6の
溝7に第3図矢印11の方向より挿入固着して本体フレ
ームを構成する構造になっている。
この内側フレーム9の一端は外側フレーム6から離れる
方向に隆出し、その内面にねじ穴を有する金具12を当
てて、外面に蝶番5を当て、ねじ13で両者を連結しね
じ締めすることにより蝶番5を内側フレーム9に固定し
ている。
また、内側フレーム9の略中央部に長孔14,15を形
威し、さらに長孔14,15を有する表面とつば10と
の間の段16により第4図に示すようにすきま17を形
威し、かつ段16はその相互間隔をつば10の側が若干
広くなるようにテーパ形成されている。
第6図において、18.19はナツトで長尺形状の摺動
板30の両端部21にそれぞれ固着されており、摺動板
20の両端部21はその中央部分より幅を広く形成して
いる。
このナツト18,19の取付ピッチは内側フレーム9の
長孔14,15のピッチと一致しており、摺動板20は
前記外側フレーム6と内側フレーム9との間のすきま1
7に摺動自在に嵌められてナツト18,19を長孔14
,15に通している。
この場合、摺動板20の両端部21により内側フレーム
9のテーパ状の段16の広い側、つまりつば10の側で
自由に摺動し、段16の狭い側の内寸法は、摺動板20
の両端部21の幅より小さくなっている。
このように構成された外側フレーム6と、内側フレーム
9と、ナツト18.19を有した摺動板20の組立は、
ナツト18.19を有した摺動板20を内側フレーム9
の内面のテーパ状の段16にナツト18.19が長孔1
4,15を通るように組合せ、この組合せた内側フレー
ム9を第3図矢印11の方向から外側フレーム6の溝7
につば10を嵌合させて外側フレーム6の端部22まで
挿入し、溝7を形成する折返し片をかしめ等で固着して
一体となしフレーム3を構成している。
第7図ないし第9図は本体フレーム1とフレーム3とを
結合した状態で、23は本体フレーム1に内蔵されて音
声による空気振動を電気信号に変換するマイクロホン、
24は音量を調整するボリューム、25は電源の開閉を
行なうスイッチ、26は増幅回路を構成するICおよび
抵抗等のチップ27を取付けた回路基板、28は電源と
なる電池、29は増幅回路からの電気信号を音声振動に
変換し接触体2を介して頭の骨組織に伝達する振動子で
あり、これらの電子部品間はそれぞれリード線(図示せ
ず)で接続されている。
さらに、30.31はねじで本体フレーム1にねじ先端
を通し、ナツト18.19にねじ込むことにより本体フ
レーム1とフレーム3とを結合し、つるを構成するもの
である。
すなわち、ねじ30は前記ナツト18に、ねじ31はナ
ツト19にそれぞれ本体フレーム1を介してねじ込めら
れ、第9図に示すように、ねじ30を締めることにより
ナツト18,19および摺動板20の両端部21が本体
フレーム1側に引張られ内側フレーム9のテーパ状の段
16の狭い側に押付けられる一方、本体フレーム1のボ
スの底面32が内側フレーム9の表面に接触し、この規
制により段16におけるくさび効果によって強固に固定
され本体フレーム1とフレーム3とを確実に固定する。
つるの長さ調整においては、ねじ30,31を緩めるこ
とにより、長孔14,15の長さの範囲で摺動板をスラ
イドできるので、つるの長さを無段階に調整することが
可能となるものである。
第10図は変形例であって、内側フレーム9の長さを外
側フレーム6の半分程度として長孔15を除去し、また
摺動板20を長孔14に相当する部分に対応させ、一方
外側フレーム6の溝7に別の摺動板34をスライド嵌合
し、この摺動板34にナツト33を固着し、前記ナツト
19に対応させている。
この場合、本体フレーム1の移動範囲は長孔14に依存
し、また固定は摺動板20に依存し、摺動板20は追従
するのみである。
なお、本実施例では眼鏡のつるに補聴部品を内蔵した眼
鏡型補聴器の例で説明したが、他の電子機器装置、例え
ばラジオ等を眼鏡のつるに内蔵した装置にも応用するこ
とができるものである。
このように構成したため、長孔の長さ範囲でつるの長さ
をねじ調整により連続調整することができ、眼鏡の使い
心地を向上するとともに信号の伝達性を向上でき、また
従来と比べて生産面でも有益である。
また、長孔14,15による無段階調整であるがねじを
締めた時のくさび効果によって確実かつ強固な固定がで
きる。
さらに、フレームに金属を使用しているので眼鏡のつる
として充分な強度を確保できるものであり、自由な着色
・塗装あるいは成形も可能で、長さ調整によって外観を
損うことがなく意匠デザインの面からも効果があるもの
である。
以上のように、この考案の眼鏡のつる装置は、筒状に形
成されその一側がテーパ段により陸生形成されるととも
にこのテーパ段を介して形成された側面に長孔を形成し
た第1のフレームと、この第1のフレームの前記テーパ
段の内側で長手方向にスライド自在に配置された摺動板
と、前記長孔を通して前記摺動板にねじ締めすることに
より前記摺動板とテーパ段を係合するとともに前記第1
のフレームに取付られた第2のフレームと、前記第1の
フレームまたは第2フレームのいずれか一方の端部に設
けられたレンズ枠接続部とを備えたため、つるの長さを
無段階に連続調整することができ、しかもテーパ段と摺
動板とが長孔を介してのねじ締めにより係合するので、
ねじ締めがゆるむことなく強固にしかも簡単かつ確実に
固定できまた外観を損なわないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の眼鏡型補聴器の平面図、
第2図はそのフレームの平断面図、第3図はその正面図
、第4図は第2図IV−IV線断面図、第5図は内側フ
レームの一部省略斜視図、第6図は摺動板の斜視図、第
7図はつるの概略構成を示す平面図、第8図は同正面図
、第9図は同要部の断面図、第10図は変形例の正面図
である。 1・・・・・・本体フレーム(第2のフレーム)、3・
・・・・・フレーム(第1のフレーム)、4・・・・・
・レンズ枠、6・・・・・・外側フレーム、7・・・・
・・溝、9・・・・・・内側フレーム、16・・・・・
・テーパ段、20・・・・・・摺動板。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)筒状に形成されその一側面がテーパ段により陸生
    形成されるとともにこのテーパ段を介して形成された側
    面に長孔を形成した第1のフレームと、この第1のフレ
    ームの前記テーパ段の内側で長手方向にスライド自在に
    配設された摺動板と、前記長孔を通して前記摺動板にね
    じ締めすることにより前記摺動板とテーパ段を係合する
    とともに前記第1のフレームに取付られた第2のフレー
    ムと、前記第1のフレームまたは第2フレームのいずれ
    か一方の端部に設けられたレンズ枠接続部とを備えた眼
    鏡のつる装置。
  2. (2)前記第1のフレームは、両側縁を折り返して溝を
    形成した外側フレームと、前記溝に長手方向から嵌合す
    る内側フレームで形成され、前記長孔は内側フレームに
    形成されている実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の眼鏡めつる装置。
  3. (3)前記内側フレーは前記外側フレームより短く形成
    され、前記外側フレームに別の摺動板がスライド自在に
    付加されて前記第2のフレームに連結されている実用新
    案登録請求の範囲第(2)項記載の眼鏡のつる装置。
  4. (4)前記レンズ枠接続部は前記第1のフレームに設け
    られ、前記第2のフレームは補聴等の電子機器が内蔵さ
    れている実用新案登録請求の範囲第(1)項または第(
    3)項記載の眼鏡のつる装置。
JP5880980U 1980-04-28 1980-04-28 眼鏡のつる装置 Expired JPS6020095Y2 (ja)

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JP5880980U JPS6020095Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28 眼鏡のつる装置

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Publication Number Publication Date
JPS56159312U JPS56159312U (ja) 1981-11-27
JPS6020095Y2 true JPS6020095Y2 (ja) 1985-06-17

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