JPS6019952B2 - 揮発性金属加工油組成物 - Google Patents
揮発性金属加工油組成物Info
- Publication number
- JPS6019952B2 JPS6019952B2 JP18980981A JP18980981A JPS6019952B2 JP S6019952 B2 JPS6019952 B2 JP S6019952B2 JP 18980981 A JP18980981 A JP 18980981A JP 18980981 A JP18980981 A JP 18980981A JP S6019952 B2 JPS6019952 B2 JP S6019952B2
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- Japan
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- oil
- boiling point
- volatile
- oil composition
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、切削加工および一時的な潤滑などの目的に使
用し、使用後は油剤の銭簿が残らない樽発性金属加工油
組成物に関する。
用し、使用後は油剤の銭簿が残らない樽発性金属加工油
組成物に関する。
従来の金属加工油剤は、不揮発性で、したがって加工後
被加工物の洗浄を必要としていた。
被加工物の洗浄を必要としていた。
本発明は冷却作用、潤滑作用ならびに極圧作用を持たせ
た切削加工および一時的な潤滑に極めて有効な揮発性の
金属加工油組成物を提供することを目的とするものであ
り、さらには加工後は被加工物に油剤が残らず、後処理
工程の作業性の改善と洗浄工程の省略を可能にする揮発
性の金属加工油組成物を提供することを目的とするもの
である。本発明のその他の目的は、好ましい潤滑と冷却
によって摩擦低抗の減少、仕上面粗さの改善および工具
寿命の延長を計るものである。
た切削加工および一時的な潤滑に極めて有効な揮発性の
金属加工油組成物を提供することを目的とするものであ
り、さらには加工後は被加工物に油剤が残らず、後処理
工程の作業性の改善と洗浄工程の省略を可能にする揮発
性の金属加工油組成物を提供することを目的とするもの
である。本発明のその他の目的は、好ましい潤滑と冷却
によって摩擦低抗の減少、仕上面粗さの改善および工具
寿命の延長を計るものである。
この様な本発明の目的は、特定範囲の沸点を有するハロ
ゲン化炭化水素に特定範囲の沸点を有するフッ素油を配
合することにより達成される。
ゲン化炭化水素に特定範囲の沸点を有するフッ素油を配
合することにより達成される。
本発明に係る揮発性金属加工油組成物とは常態で一昼夜
放置することにより揮散し得る特性を有する組成物をい
い、斯かる組成物において用いられるハロゲン化炭化水
素は沸点が２３〜１２５℃の液体であって、主として加
工面の冷却作用を行なつｏこられハロゲン化炭化水素の
代表的なものとしてメチレンクロライド、／ｆークロル
エチレン、トリクロロモノフルオロメタン、テトラクロ
ロジフルオロエタン、トリクロロトリフルオロエタン、
テトラクロロモノフルオロエタン、トリクロロジフルオ
ロエタン、テトラクロロテトラフルオロプロパンまたは
これらの２種以上の混合物が挙げげられる。
放置することにより揮散し得る特性を有する組成物をい
い、斯かる組成物において用いられるハロゲン化炭化水
素は沸点が２３〜１２５℃の液体であって、主として加
工面の冷却作用を行なつｏこられハロゲン化炭化水素の
代表的なものとしてメチレンクロライド、／ｆークロル
エチレン、トリクロロモノフルオロメタン、テトラクロ
ロジフルオロエタン、トリクロロトリフルオロエタン、
テトラクロロモノフルオロエタン、トリクロロジフルオ
ロエタン、テトラクロロテトラフルオロプロパンまたは
これらの２種以上の混合物が挙げげられる。
ハロゲン化炭化水素のうち、少なくとも１個のフッ素を
分子中に有するものは、その低表面エネルギー性による
被加工物の加工面への浸透性がすぐれており特に望まし
い。フッ素油としては沸点が１３０〜２５０ｑｏの油状
液体でテトラフルオロエチレン、トリフルオロク００エ
チレンなどのフルオロオレフインをタクソーゲンとする
各種テロマーが例示される。
分子中に有するものは、その低表面エネルギー性による
被加工物の加工面への浸透性がすぐれており特に望まし
い。フッ素油としては沸点が１３０〜２５０ｑｏの油状
液体でテトラフルオロエチレン、トリフルオロク００エ
チレンなどのフルオロオレフインをタクソーゲンとする
各種テロマーが例示される。
なかんずくフッ素油として、一般式ＣＩｆＣＦ２ＣＦＣ
ＩチｎＣ１ 〔ｎは２〜４である〕 のクロロトリフルオロェチレンのテロマーが好適である
。
ＩチｎＣ１ 〔ｎは２〜４である〕 のクロロトリフルオロェチレンのテロマーが好適である
。
フッ素油の配合量は通常ハロゲン化炭化水素１０の鍬こ
対し５ないし５碇部が望ましく、斯かるフッ素油を配合
することにより揮発性を損なうことなく潤滑性を高め、
加工面の摩擦を低下することにより、加工性を一段と向
上させることができる。
対し５ないし５碇部が望ましく、斯かるフッ素油を配合
することにより揮発性を損なうことなく潤滑性を高め、
加工面の摩擦を低下することにより、加工性を一段と向
上させることができる。
本発明に係る上記金属加工油組成物に、公知に耐荷重添
加剤等の添加剤を配合することができ、例えば耐荷重添
加剤としては沸点２５０℃以下のリン酸ェステル類、脂
肪酸ェステル類およびアルキレングリコールェステル類
などが挙げられ、これらの代表的なものとしては、トリ
メチルホスフェート、トリエチルホスフエート、トリプ
ロピルホスフエートなどのリン酸トリェステル、ジメチ
ルハイドロジェンホスフアィトなどの亜リン酸ジヱステ
ル、カプロン酸エチル、カプリル酸エチル、カプリン酸
エチルなどの脂肪酸ェステル類、ポリエチレングリコー
ルメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ
エチルエーテルアセテートなどのアルキレングリコール
ェステル類が例示される。
加剤等の添加剤を配合することができ、例えば耐荷重添
加剤としては沸点２５０℃以下のリン酸ェステル類、脂
肪酸ェステル類およびアルキレングリコールェステル類
などが挙げられ、これらの代表的なものとしては、トリ
メチルホスフェート、トリエチルホスフエート、トリプ
ロピルホスフエートなどのリン酸トリェステル、ジメチ
ルハイドロジェンホスフアィトなどの亜リン酸ジヱステ
ル、カプロン酸エチル、カプリル酸エチル、カプリン酸
エチルなどの脂肪酸ェステル類、ポリエチレングリコー
ルメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ
エチルエーテルアセテートなどのアルキレングリコール
ェステル類が例示される。
本発明組成物はそのままの液体として用いる他エアゾー
ルとしても有利に用いることができ、その具体的な用途
としては、アルミ、ステンレス鋼の切削、プリント基板
の穴あげ、リーマ加工、タップとネジ切り加工、挿入、
酒動などを伴なう組立て時の潤滑剤等があげられる。
ルとしても有利に用いることができ、その具体的な用途
としては、アルミ、ステンレス鋼の切削、プリント基板
の穴あげ、リーマ加工、タップとネジ切り加工、挿入、
酒動などを伴なう組立て時の潤滑剤等があげられる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例１〜２および比較例１〜５
ハロゲン化炭化水素およびフッ素油を下表に示す配合比
にて加工油組成物を調製した。
にて加工油組成物を調製した。
更に比較のためハロゲン化炭化水素、基油又はフッ素油
を下表に示す如く単独又は混合して試料調製した。
を下表に示す如く単独又は混合して試料調製した。
これらの組成物試料につきフアレックス潤滑剤試験機を
用いて、荷重を一定にして一定時間テストピンの回転を
行なった後の金属テストピンの摩耗量、摩擦係数の値を
下表に示す。
用いて、荷重を一定にして一定時間テストピンの回転を
行なった後の金属テストピンの摩耗量、摩擦係数の値を
下表に示す。
尚、比較例■及び■で使用したフッ素油は、実施例■で
使用したものと同じである。試験条件 ：金属テストピ
−ス（ＦＡＬＥＸ ＴＥＳＴ ＰＩＮ及びＶＥＥ ＢＬ
ＯＣＫ）ＴＥＳＴ ＰＩＮ：（ＳＥＡ ３１３５ ＳＴ
ＥＥＬ）ＶＥＥ ＢＬＯＣＫ：（ＡＩＳＩＩ１３７ Ｓ
ＴＥＥＬ）荷重：９００とｂ摺鰯時間：５ｍｉｎ ｓ加
工油量：７ ０勿必 （ｎ＝２） （但しｎ〒３および４の混合物） 表に示す結果から明らかな如く、ハロゲン化炭化水素と
フッ素油からなる本発明加工油は、摩擦抵抗を低下させ
るので、テストピースの摩耗量を大中に減少させる。
使用したものと同じである。試験条件 ：金属テストピ
−ス（ＦＡＬＥＸ ＴＥＳＴ ＰＩＮ及びＶＥＥ ＢＬ
ＯＣＫ）ＴＥＳＴ ＰＩＮ：（ＳＥＡ ３１３５ ＳＴ
ＥＥＬ）ＶＥＥ ＢＬＯＣＫ：（ＡＩＳＩＩ１３７ Ｓ
ＴＥＥＬ）荷重：９００とｂ摺鰯時間：５ｍｉｎ ｓ加
工油量：７ ０勿必 （ｎ＝２） （但しｎ〒３および４の混合物） 表に示す結果から明らかな如く、ハロゲン化炭化水素と
フッ素油からなる本発明加工油は、摩擦抵抗を低下させ
るので、テストピースの摩耗量を大中に減少させる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 沸点２３〜１２５℃のハロゲン化炭化水素の１種ま
たは２種以上に沸点１３０〜２５０℃のフツ素油を配合
してなる揮発性金属加工油組成物。 ２ ハロゲン化炭化水素がクロロフルオロ炭化水素であ
る特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ３ クロロフルオロ炭化水素がトリクロロトリフルオロ
エタンまたはテトラクロロジフルオロエタンである特許
請求の範囲第２項記載の組成物。 ４ フツ素油がクロロトリフルオロエチレン低重合物で
ある特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ５ フツ素油が一般式 Ｃｌ−（ＣＦ＿２ＣＦＣｌ）−＿ｎＣｌ 〔式中、ｎ
は２〜４である〕 で示されるクロロトリフルオロエチレン低重合物である
特許請求の範囲第４項記載の組成物。 ６ 沸点２５０℃以下の耐荷重添加剤を添加する特許請
求の範囲第１項乃至第５項のいずれかに記載の組成物。 ７ 耐荷重添加剤がリン酸エステル類、脂肪酸エステル
類およびアルキレングリコールエステル類から選ばれた
少なくとも１種である特許請求の範囲第６項記載の組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18980981A JPS6019952B2 (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 揮発性金属加工油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18980981A JPS6019952B2 (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 揮発性金属加工油組成物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55172214A Division JPS5921917B2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 | 揮発性金属加工油組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57131293A JPS57131293A (en) | 1982-08-14 |
| JPS6019952B2 true JPS6019952B2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=16247563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18980981A Expired JPS6019952B2 (ja) | 1981-11-25 | 1981-11-25 | 揮発性金属加工油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019952B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8586514B2 (en) | 2007-01-12 | 2013-11-19 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Lubricants for use in processing of metallic material and methods for processing the metallic material using the lubricants |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL189307C (nl) * | 1982-12-02 | 1993-03-01 | Kali Chemie Ag | Werkwijze voor het verspanend, scheidend of slijpend bewerken van metalen onder toepassing van een koelsmeermiddel en koelsmeermiddel. |
| JP5777485B2 (ja) * | 2011-10-25 | 2015-09-09 | シチズンホールディングス株式会社 | 時計用ｃリング加工油組成物とその製造方法 |
-
1981
- 1981-11-25 JP JP18980981A patent/JPS6019952B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8586514B2 (en) | 2007-01-12 | 2013-11-19 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Lubricants for use in processing of metallic material and methods for processing the metallic material using the lubricants |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57131293A (en) | 1982-08-14 |
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