JPS60196310A - タイヤ加硫機における金型クランプ装置 - Google Patents

タイヤ加硫機における金型クランプ装置

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JPS60196310A
JPS60196310A JP59053075A JP5307584A JPS60196310A JP S60196310 A JPS60196310 A JP S60196310A JP 59053075 A JP59053075 A JP 59053075A JP 5307584 A JP5307584 A JP 5307584A JP S60196310 A JPS60196310 A JP S60196310A
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正信 車地
Shikao Misumi
三角 鹿男
Yasuhiko Fujieda
靖彦 藤枝
Masahide Kanzawa
神沢 正秀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タイヤ加硫機における金型クランプ手段とし
て、その機構と操作とのより簡単化を企図し、併せて迅
速容易なりランプが能率的に得られるようにしたものに
関する。
相互に開閉自在な上下金型、更には上下金型を囲むドー
ムおよびシェービング用中心機構を備えたタイヤ加硫機
により、スチームその他の加熱圧媒を併用してグリーン
タイヤのシェービング並びに加硫形成を行うに当り、上
下金型はそのシェービング並びに加硫成型に当り、中心
機構におけるブラダを介して供給される加圧圧媒に抗し
て、緊密かつ強固なりランプ固定と結合が必要とされる
のであり、このため従来は下型は加硫機ベース上に断熱
材および下部プラテン(熱源内蔵)を介して、金型外周
縁がボルト締結手段によって固定されるのであり、また
上型はトッププラテン側に保持される上部プラテン(熱
源内蔵)に同じくボルト締結手段によって固定されるこ
とは周知の通りである。しかしながらこのボルト締結手
段では、金型の着脱交換作業に時間を要するとともに、
通常金型が面熱いうちにその交換作業を行うので、熱間
作業となってきわめて作業性が悪いし、その大型ボルト
の締結は相当な重労働化し、加硫サイクルの長大化、生
産性の低下につながるのであり、特に金型外周をドーム
で被覆するタイプのものでは、金型外周におけるスペー
スはきわめて制約されるので、かかるボルト締結手段の
設置並びに操作は更に困難化されるのでなる。このよう
な手動によるクランプ手段に代わるものとして、本出願
人は先に特開昭57−167237号において見られる
ような自動クランプ化手段を提案したものである。
該手段は特に上下金型の内、下型を自動的にクランプ可
能としたものであり、その概要は下型の外周部に複数の
係合部を設け、これと対応するドーム外部のベッドに前
記係合部と係脱自在な保合部を有するクランブロンドを
、軸方向に昇降する昇降駆動体(流体シリンダ)と軸回
りに回動する旋回駆動体(流体シリンダ)を用い、クラ
ンプロッドを旋回駆動体によって正逆回動させることに
より、係合部相互の係合、離脱を行って係脱姿勢と非係
合姿勢に分け、また昇降駆動体によってクランブロンド
を昇降させることにより、下型を加硫機ベース側に押付
けてクランプさせるようにしたものである。この自動ク
ランプ手段においては、その下型の係合部が下型外周縁
に切欠として形成されること、また昇降用と旋回用のた
めに2基の流体圧シリンダが必要とされるのであり、金
型周縁に複数の係合切欠や凹孔等の構造を有することは
、強度上の点で問題があり、また2基の流体圧シリンダ
を1本のクランプロッド毎に必要とすることは、構造の
複雑化と装置の大型化、そのメンテナンスが容易でない
とともに、流体圧シリンダにおける流体圧が抜けた場合
そのクランプが直ちに弛む点、これにより下型に浮動を
生じる点において問題があり、金型周辺乃至加硫機下方
の限局された狭いスペース内での組込み設計に困難を生
じるのであり、2基のシリンダをタイミングよく操作す
る点においても容易でない等の問題点が尚残るのである
本発明は上記のような自動クランプ手段における技術上
の問題点を解決し、クランブロンド方式による自動クラ
ンプに当り、1本のクランブロンドにおける回転による
係合、離脱、摺動による金型クランプを1基の流体圧シ
リンダによって同時に遂行できるようにし、かつ上下両
金型の何れに対してもかかるクランプを容易に施行でき
るようにしたものであり、従ってその特徴とする処は、
相互に開閉自在な上下金型または上下金型と該金型を囲
むドームを備えたタイヤ加硫機において、金型にクラン
プロッドの係脱用凹孔が列設され、前記金型の重合設置
されるプラテンの支持固定部材に、その一端に前記係脱
用凹孔と係脱自在に係合される保合頭部を備えるととも
に、一部に回動用係合部並びに金型引付は用保合部を並
設したクランブロンドが軸方向摺動自在兼軸回り回動自
在にかつ前記係脱用凹孔と対応状に列設され、同じくプ
ラテンの支持固定部材に前記クランブロンドの回動用係
合部並びに金型引付は用係合部と進退自在に係脱する各
駆動部を一体に具備した進退駆動体が設けられた点にあ
り、更にまたその特徴とする処は、上記構成に加えるに
前記クランブロンドの垂直昇降体が併設された点にある
以下図示の実施例に基いて本発明を詳述すると、第1.
2.3図において例示したものは、本発明による金型ク
ランプ装置を適用してタイヤ加硫機1例として、上下金
型が垂直昇降によって開閉され、またクランプリングに
よるブリーチロツク方式のものを示しているが、本発明
装置は加硫機型式によって制限を受けるものでな(、ド
ームの有無を問わず、上下金型が相互に開閉方式である
とともに、その上下金型がそれぞれ加熱源を内蔵した上
下プラテンにそれぞれ取付けられるものならば全てに適
用できることはいうまでもない。
加硫機フレーム1におけるベース2上に下部プラテン(
加熱源内蔵)3が断熱材4を介して固定状に保持される
のであり、5はクランプリングを示している。既知のよ
うにこの下部プラテン3上に下部金型6がクレンやフォ
ークリフト等の搬入部月によって搬入セットされること
になるが、図例ではキャリッジ7によって搬入されるも
のを例示している。即ちキャリッジ7はベース2側にプ
レス軸心と同心に設置された中心機構8と干渉しないよ
うに切欠されるとともに、下部金型6を支承し、キャリ
ッジ7に設けた車輪9によって、加硫機外からベース2
上に挿入されるガイドレール10ニ従ってプラテン3上
に搬入されるのであり、第2図示のようにクランプリン
グ5上に設けたストソバ11にキャリッジ7の一端が衝
止されることによって、金型6が疋しくプラテン3と位
置決めされるようにする。このさいクランプリング5は
既知のように金型締付力発生時に動く構造となっている
ので、ガイドレール1oおよび下部金型6の重量による
位置低下を防ぐため、クランプリング5の下にはベース
2側から立設したサポート12を接支させる。従ってこ
の図例の場合、金型6の搬入セットに当っては、先ずガ
イドレール1oを機外より所定位置に挿入し、予じめ金
型6を載置したキャリッジ7を手動その他によってレー
ルlo上に移動させ、キャリッジ7の進入前端がストッ
パ11にih止することにより、金型6はキャリッジ7
を介して下部プラテン3上に正しく重合状に搬入される
ことになるが、搬入後は前記キャリッジ7を後退させて
、金型6の直接プラテン3上に位置決めされた姿勢下に
重合載置させ、しがる後金型6をプラテン3に対して型
締め、クランプする必要が生しる。ここで本発明は、本
発明クランプ装置の主要構成部材である金型6の例えば
底面に形成した係脱用凹孔13と、ベース2側に設けら
れかつ前記凹孔13と係脱自在なりランプロック14の
両者を用いるのである。即ち前記凹孔13とクランプロ
ッド14とは、第3図で明かなように、係脱用凹孔13
は金型6の底面にプレス中心を囲んで4個(数は自由で
ある)の凹孔13が対称位置に列設され、これに対応し
て4本のクランプロッド14がベース2側に、ベース2
、断熱材4、プラテン3を貫通して、軸方向に摺動自在
兼軸回りに回動自在に挿設されるのであり、また各クラ
ンプロッド14の下端にはロッドの昇降駆動体としての
駆動シリンダ15のピストンロッド15aが連結部16
を介して連結されるのである。
次に第4.5.6.7.8図に亘って、前記係脱用凹孔
13とクランプロッド14を始めとする本発明クランプ
装置の詳細について説示する。金型6の底面に下方から
上方に向って盲孔状に凹設される係脱用凹孔13は、第
4.5.7図に示すように底面に開口する側に狭い幅員
の通過溝13aが形成され、その上位に広い幅員の係止
溝13bが上下2段に形成されたものであり、これに対
しクランプロッド14の上端にはT形の頭部14aが形
成されるのであり、該頭部14aは通過溝13aの幅員
と同等以下の幅員であるとともに、係止溝13bに渡架
状に係止される長さを持つものであり、従って第7図に
示すように、頭部14aが通過溝13aと平行な姿勢の
もとにロッド14を介して上昇する時、頭部14aは通
過溝13aを支障なく通過して上位の係止溝13b内に
挿入し、更にこの係止溝13b内で90度回動すること
によって係止溝13bと係合し、ロッド14と金型6と
が一体化されるのであり、また係止溝13b内に頭部1
4aが挿入した状態でかつ頭部14aが溝13bの頂面
に接支した状態で、ロッド14を昇降させれば、金型6
が同行昇降自在の運動を行うことが可能であり、該ロッ
ド14が連結部16を介して駆動シリンダ15のピスト
ン口・ノド15aと連結されていることにより、ロッド
14は垂直昇降自在とされる。従って先に第1.2.3
図において述べたキャリッジ7によって金型6をプラテ
ン3上に搬入セットし、キャリッジ7のみを後退させて
金型6をプラテン3上に直接重合載置するに当り、第4
図に示すように最下降位置にあってその頭部14aがプ
ラテン3の上面において係脱用凹孔13と接して設げら
れた収容孔3a内に収容されているクランプロッド14
を、駆動シリンダ15、ピストンロッド15aによって
上昇させ(このさい頭部14aは通過溝13aと平行な
姿勢である)、係止溝13b内に通過溝13aを通過し
て進入させ、第4.5図のように頭部14aを係止溝1
3bの頂面に接支させて押上げることにより、金型6は
キャリッジ7上に上昇(3〜5龍程度)し、キャリッジ
7より浮かせられる。これによりキャリッジ7を機外に
退避させて後、クランプロッド14を駆動シリンダ15
、ピストンロッド15aによって下降させることによっ
て、金型6はプラテン3の上面に直接重合載置されるこ
とになる。このさい第1図に示すように、プラテン3側
にレジスタリング17がある型式のものでは、金型6を
下降させてプラテン3と接触させた時、金型6の底面に
おけるプレス中心と同心の位置合せ凹孔6aと合致させ
るようにすることもできる。
本発明においては、第4.5図に示すように、駆動シリ
ンダ15をベース2側に固定設置するための取付フレー
ム18内において、連結部16の上位におけるクランプ
ロッド14の軸周にピニオン19を固設し、連結部16
にはテーパ溝部20を形成するので□ある。前記ピニオ
ン19はクランプロッド14をその軸回りに90度回動
させるためのものであり、またテーパ溝部20は金型6
をプラテン3側に引付けるるための、即ち型締クラップ
するためのものであり、これら両部材の駆動を行う手段
として、図例では進退駆動体として第4.6図に例示す
るような駆動シリンダ21を用いる。該シリンダ21の
ピストンロッド21aの前端には取付用プレート22が
設けられ、該プレート22の上位には第4.5.6図に
示すように、その先端に前記ロッド14のピニオン19
と噛合するラック23を形成したラックバー24が、ロ
ッド14とば直交状に設げられるのであり、またプレー
ト22の下位にはラックバ−24と平行しかつロッド1
4の連結部16に形成したテーパ溝部20と係合してこ
れを抑圧するテーパ突部25を備えたテーババー26が
設けられるのである。このさいラックバ−24は第5.
6図示のようにピニオン19とラック23が噛合するた
め、1本のバー24で足りるが、テーパバー26は同じ
く第5.6図に示すように、連結部16におけるテーパ
溝部20が連結部16の軸周を挟んで左右一対のように
形成されるため、2本のバー26・26が同じレベルで
平行に、即ち二叉状に受けられ、これはテーパ溝部20
・20とテーバ突部25・25のテーバ斜面係合による
楔作用的な抑圧係合をより強固とするためである。また
前記バー24・26・26は何れも直進進退を確実とす
るため、フレーム18側のガイド溝18aを案内として
摺動されるのである。尚図例で駆動シリンダ21のピス
トンロッド21a上には弾支バネ27が付加されたもの
を示している。第4.5図において28はプラテン3内
を摺動するクランプロッド14を被包する断熱材である
上記第4図乃至第8図に亘って示した本発明クランプ装
置実施例によれば、下部金型6の下部プラテン3に対す
る型締クランプは以下のようにして行われることになる
。即ち先に述べたように、クランプシリンダ15によっ
てクランプロッド14を上昇させ、その頭部14aが金
型6の係脱用凹孔13の係止113bに進入して、溝頂
面に接支した状態で金型6を押上げた後、キャリッジ7
を進退させ、クランプロブト14を下降させて金型6を
プラテン3上に直接重合載置させた状態では、頭部14
aは尚係止溝13bの溝頂面に接支した姿勢であり、こ
の状態でロッド14に対し、その側方位置に配置した駆
動シリンダ21のピストンロッドを、第4.6図におい
て図向って右方から左方に向って前進させれば、ピスト
ンロッド21a と一体のラックバ−24、テーパバー
26は共に同行前進するが、ランクバー24におけるラ
ック23は、第6図で明かなように、テーパバー26の
テーパ突部25より先行位置にありかつロッド14のピ
ニオン19と噛合して前進することにより、先ずロッド
14はその軸回りに回動され1、ロッド14の頭部14
aは係止溝13b内で90度回動して溝14bと係合状
態となる。即ち第8図はそのラック23によるビニオン
19の回動状態を示し−でいる。かくしてピストンロソ
ド21aが引続き前進すれば、ラックパー24のラック
23に続いて後行するテーパバー26のテーパ突部25
が連結部16におけるテーパ溝部20上に進入して、そ
のテーパ斜面の係合進行により、駆動シリンダ21にお
ける流体圧による推力が拡大された力のもとに、該テー
パ溝部20、テーパ突部25の抑圧とともにロッド14
を下方に引き下げ、ここに金型6とプラテン3との型締
クランプによる一体化が得られるのである。
このさい前記テーパ溝部20はロッド14の90度回動
によって、第6図の位置から第8図の位置となって、テ
ーパ突部25・25の一対が支障なく係合進入し、確実
強力にワンド14側を下方に引下げることになる。また
このテーパ角度を小さくすることにより、即ちtanα
〈μ(テーパ溝部20とテーパ突部25の摩擦係数)の
関係として置けば、仮りに駆動シリンダ21例の流体圧
が抜けてゼロとなる状態が生じても、クランプロッド1
4自体の弾性変形によって金型6のクランプ力は保持で
きるのであり、即ちセルフブロッキング効果が得られる
。図例のように弾支バネ27を付加して置けば、そのセ
ルフブロッキングは更に確実化できる。型締クランプの
解除に当っては、駆動シリンダ21のピストンロッド2
1aを後退させることによって得られる。本発明の金型
クランプ装置によれば、唯一の駆動シリンダ21によっ
て作動されるラックパー24およびテーパバー26、ク
ランプロッド14に設けたピストン19およびテーパ溝
部20と、金型6の底面に形成した係脱用凹孔と130
ソド14の係合頭部14aによる一連の組合せにより、
金型6のプラテン3に対する型締クランプが、きわめて
確実容易かつ迅速に自動的に得られる点で利点大である
。このさい金型6における底面における係脱用凹孔13
の位置を、金型サイズの大小にかかわらず、プレス中心
より一定の位置に穿設するようにして置けば、どのよう
なサイズの金型に対しても適用でき、金型交換等に当っ
てもきわめて有利である。従来の型締クランプ装置では
、先に引用した先行技術を含め、何れもプラテンの外側
面に締結用の溝、切欠を加工し、これをボルトその他の
手段で締付けるものが多く、タイヤ加硫機のプラテンは
何れも熱源内蔵のため、かかるプラテン°の外周に大き
な溝や切欠を設けることは、熱放散が大きくなるととも
に弾度的にも弱点化する。これに対し本発明のように金
型底面に係脱用凹孔13を設けることは従来の欠点をな
くすことができ、更に1基の駆動シリンダ21のみで型
締クランプが得られるので、2基のシリンダを用いてか
かるクランブロンドの回動や昇降を行うものに比し、そ
の構造、装置のコンパクト化、メンテナンスの容易、加
硫機に対する組込みの容易の点において優れることにな
るのである。
上記実施例では、その金型6の搬入セントに当り、キャ
リッジ7を用いるため、型締クランプ用の駆動シリンダ
21の他に、ロンド昇降用の駆動シリンダ15を必要と
したが、キャリッジ7を用いない搬入セント型式、ある
いはキャリッジ7を用いても別の手段でその退避が得ら
れるものでは、クランプロッド14による下部金型6の
プラテン3上における昇降動作は不要で、このような場
合は単に駆動シリンダ21のみで足り、またクランプロ
ッド14の90度回動と引き下げに当り、第4図乃至第
8図に示した手段の他に、その作動機構は自由に設計変
更が可能であり、その変形実施例の1つを、第9、l0
111.12図に亘って説示する。即ちクランプロッド
14の下端はベース2側に付設した取付フレーム29の
受座30に弾支バネ31を介して軸方向に摺動自在兼軸
回りに回動自在に保持され、ロッド14は図示省略しで
あるが、ベース2断熱材4、プラテン3を貫通し、下部
金型6の底面に設けた係脱用凹孔13に頭部14aが9
0度回動によって係脱自在とされることは同様であるが
、このロッド14の下端側に設けたディスク32の上面
に、ロッド軸周を挟んでテーパ部33・33が形成され
、該ディスク32の上位においてロッド軸周より、前記
テーパ部33・33と同方向にカム34が突出形成され
、またディスク32の回動自在において同じくロッド軸
周より、前記カム34と90度方向を相違して別にカム
35が突出形成される。これに対し駆動シリンダ21の
ピストンロッド21aの前端には、前記カム34と同レ
ベルでかつ中央に前記カム34が摺動可能に係合される
係合切欠36aを備えた略U形の回動兼引下げバー36
が取付けられ、該バー36の底面後部には前記ディスク
32の上面に形成した一対のテーパ部33・33と対応
するテーパ部37・37が形成される、更にロッド21
aの前端には、前記回動兼引下げバー36よりも下位に
おいて該バー36と平行し、かつバー36よりも巨大な
略し形の復帰バー38を、前記ディスク32の下位にお
いてロッド軸周に設けたカム35と同レベルに取付けら
れるのであり、該復帰バー38のし膨頭部38aにはカ
ム35の係合切欠38bが形成されるのである。この機
構によれば、第9.10図はクランプロッド14は解放
状態であり、ロッド14の頭部14aは金型6の底面に
設は係脱用凹部13とは平行状態に入り込んだ姿勢とな
り、駆動シリンダ21のピストンロッド21aは後退位
置にあって、上位の回動兼引下げバー36はカム34よ
すf&退し、また復帰バー38はそのL膨頭部38の係
合切欠38bがカム35と係合した解放状態に保持され
ている。金型6のクランプを行うには、図示状態から駆
動シリンダ21のピストンロッド21aを図向って右方
より左方に前進させることにより、下位の復帰バー38
は最先に移動してその係合しているL膨頭部38aがカ
ム35より遠去かり、クランプロッド14を自由とする
。次いで回動兼引下げバー36のカム34と対面してい
る一方の前端36bがカム34に衝当して、カム34を
反時計方向に回動させ、カム34が90度回動するとと
もに該カム34はU形のバー36における係合切欠36
a内に係合し、それ以上の回動は停止され、クランプロ
ッド14はこのカム34の動きと同行して90度回動し
、頭部14aが図示省略しであるが、金型6の係脱用凹
孔13と交叉状に係合して金型6と一体化し、更にバー
36が前進してその底面のテーパ部37が90度回動し
たカム34の回動自在にあって同じり90度回動したデ
ィスク32のテーパ部33上に進入係合して押下するこ
とにより、クランプロッド14ば下方に引下げられ、駆
動シリンダ21の流体圧による推力下に、プラテン3側
に型締めクランプささるのである。金型6の解放にさい
しては、駆動シリンダ21のピストンロッド2Iaを後
退させることにより、先ず回動兼引下げバー36が最先
に後退し、係合切欠36a内にあるカム34並びにそ下
位のディスク32からの退避することによって、テーパ
部33・37は離れ、次いで下位の復帰バー38が同行
後退し、係合頭部38aにおける前端38cが90度回
動じて、第9図のカム34の位置に居るカム35を押動
してこれを回動することにより、クランプロッド14は
時計方向に90度回動され、90度回動とともにカム3
5、バー38は再び第9図位置に戻り、ロッド14の頭
部14aを再び金型6の係脱用凹孔13と平行姿勢とな
って、カム部6は解放される。この構造によればラック
ピニオン機構に比し、よりその機構内容は簡単化され、
作動も単純化される利点があり、またセルフロッキング
は弾支バネ31と相まって先の実施例と同様に有効であ
る。この実施例で明かなようにクランブロンド14の9
0度回動と引下げのだめの運動機構は自由に設計できる
上記各実施例は何れも下部金型6に対しての適用実施例
であるが、本発明はこれを下部金型6と対をなす上部金
型に対しても全く同様に適用できる特徴がある。即ち第
1.2図において示すように、下部金型6に対して開閉
自在に接合される上部金型40は、周知のように加硫機
フレーム1に垂直昇降自在あるいは回動昇降自在に装設
されるトッププラテン41内に配設される上部プラテン
42の下面にボルト締結によって施着されるのであり、
本発明は金型底面に設ける係脱用凹孔13と、これに係
脱自在なりランブロンド14による構成のため、そのま
まきわめて容易に実施でき、その1例を第13.14図
において説示する。
第13.14図においては、先に第1図乃至第8図に亘
って示した実施例を転用した場合を示し、同一符号は同
一部材を示し、はとんどそのまま転用できるため、若干
の相違点についてのみ説明すると、トッププラテン41
のヘース44に断熱材43を介して設置される上部プラ
テン42において、図示のように第4図において示した
取付フレーム18(その内部構造を含む)を、連結金具
45を用いてトッププラテン41におけるベース44外
に突出状に設け、該金具45内にクランプロッド14を
通してプラテン41の下面から頭部14aが席に突出状
に貫通挿設するのである。このロッド14のガイドを兼
ねた連結金具45を用いる理由は、周知のように上部金
型40側においては、モールド高さ調整装置46によっ
て、上部金型40の高さが変化し、このため係合頭部1
4aによる係合位置が変化するので、モールドの高さの
如何にかかわらず、上部金型40を上部プラテン42側
に取付けできるようにするためである。この上部金型4
0の型締クランプに当っては、下部金型6を下部プラテ
ン3上に取付けた後、第1.2図に示すように、トップ
プラテン41を締め、モールド高さ調整装置46によっ
て上部プラテン42を上部金型40の上面(底面)に接
合し、ラックバー24、テーパバー26を備えた駆動シ
リンダ21を作動して、クランプロッド14の90度同
回動係脱用凹孔13との係合、ロッド14の上部引上げ
によって、上部金型40を上部プラテン42の下面に型
締め、クランプすることが可能である。このさいクラン
プロッド14の頭部14aを上部プラテン42の下面内
に収容する必要のため、駆動シリンダ15を併用するこ
ともでき、また第9図乃至第12図に示した実施例も同
様に用いることができる。
本発明の金型クランプ装置によれば、タイヤ加硫機にお
ける上下金型を、上下プラテンに対し型締クラップする
に当り、従来手段に比し、その自動化、更には自動化に
当っての必要機構を著しく簡単化し、かつ緊密強固な型
締クランプが得られる点においてきわめて有利である。
即ち本発明では上下金型に係脱用凹孔13の複数個をプ
レス中心を囲んで配設し、これに対し加硫機ベース等の
プラテンの固定保持部材側に、該凹孔13と対応する複
数本のクランプロッド14を配し、1本のロンド当り、
1基の駆動シリンダ21によって、該ロッド14を90
度同回動せることによって凹孔13と自動係脱させ、係
合とともにクランプロッド14をプラテン側に引付ける
ようにしたので、従来のように金型外周、プラテン外周
に複雑な構造や機構を設置する必要なく、加硫機のベッ
ド下面あるいはトッププラテン上面等のスペースを利用
してコンパクトに、かつ金型、プラテンの構造強度を弱
化するおそれなく、クランプ、解放をきわめて容易に行
えるのであり、しかも機構が簡単であるため、その保守
点検等のメンテナンスも著しく容易化され、回動と引寄
せによるのみであるから迅速かつ省力化され、熱間作業
も安全に行え、生産性の向上と加硫サイクルの短縮化に
寄与できるのであり、駆動シリンダにおける流体圧抜け
に対するセルフブロッキングが可能であるため、安全性
の点でも優れ、新しい金型クランプ装置として利用価値
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明クランプ装置を用いたタイヤ加硫機1例
の要部縦断正面図、第2図は同側面図、第3図は同平面
図、第4図は同クランプ装置実施例の縦断正面図、第5
図は同側断面図、第6図は同回動並びクランプ要部の横
断平面図、第7図は同係脱用凹孔平面図、第8図は同回
動並びクランプ機構の運動状態図、第9図は同クランプ
装置変形実施例の平面図、第10図は同側断面図、第1
1図は第10図B−B線断面図、第12図は同C−C線
断面図、第13図は上部金型における本発明装置実施例
の要部縦断正面図、第14図は同側断面図である。 1・・・加硫機フレーム、2・・・ベース、3・・・下
部プラテン、4・・・lfi熱材、5・・・クランプリ
ング、6・・・下部金型、13・・・係脱用凹孔、14
・・・クランブロンド、14a・・・係合頭部、15・
21・・・駆動シリンダ、19・・・ビニオン、23・
・・ランク、24・・・ラックパー、20・・・テーパ
溝部、25・・・テーパ突部、26・・・テーパバー、
34・35・・・カム、36・・・回動兼引下げバー、
2B・・・復帰バー、40・・・上部金型、42・・・
上部プラテン、45・・・連結金具。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、相互に開閉自在な上下金型または上下金型と咳金型
    を囲むドームを備えたタイヤ加硫機において、金型にク
    ランブロンドの係脱用凹孔が列設され、前記金型の重合
    設置されるプラテンの支持固定部材に、その一端に前記
    係脱用凹孔と係脱自在に係合される保合頭部を備えると
    ともに、一部に回動用係合部並びに金型引付は用係合部
    を並設したクランブロンドが軸方向摺動自在兼軸回り回
    動自在にかつ前記係脱用凹孔と対応状に列設され、同じ
    くプラテンの支持固定部材に前記クランプロッドの回動
    用係合部並びに金型引付は用保合部と進退自在に係脱す
    る各駆動部を一体に具備した進退駆動体が設けられたこ
    とを特徴とするタイヤ加硫機における金型クランプ装置
    。 2、相互に開閉自在な上下金型または上下金型と該金型
    を囲むドームを備えたタイヤ加硫機において、金型にク
    ランブロンドの係脱用凹孔が列設され、前記金型の重合
    設置されるプラテンの支持固定部材に、その一端に前記
    係脱用凹孔と係脱自在に係合される保合頭部を備えると
    ともに、一部に回動用係合部並びに金型引付は用係合部
    を並設したクランプロッドが軸方向摺動自在兼軸回り回
    動自在にかつ前記係脱用凹孔と対応状に列設され、同じ
    くプラテンの支持固定部材に前記クランプロッドの回動
    用係合部材並びに金型引付は用牽制保合部と進退自在に
    係脱する各駆動部を一体に具備した進退駆動体および前
    記クランブロンドの垂直昇降駆動体が設けられたことを
    特徴とするタイヤ加硫機における金型クランプ装置。
JP59053075A 1984-03-19 1984-03-19 タイヤ加硫機における金型クランプ装置 Granted JPS60196310A (ja)

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JPH0249606B2 JPH0249606B2 (ja) 1990-10-30

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