JPS60188429A - ポリヒドリドシランとそのパイロポリマーの製造方法 - Google Patents

ポリヒドリドシランとそのパイロポリマーの製造方法

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JPS60188429A
JPS60188429A JP60022737A JP2273785A JPS60188429A JP S60188429 A JPS60188429 A JP S60188429A JP 60022737 A JP60022737 A JP 60022737A JP 2273785 A JP2273785 A JP 2273785A JP S60188429 A JPS60188429 A JP S60188429A
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JP60022737A
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キヤサリン アン ブラウン‐ウエンスリイ
ロバート アンドリユー シンクレアー
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3M Co
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は鎖状化ケイ素の主鎖、そのある種の誘導体、そ
れらのパイロポリマーへの転化、およびそのための方法
に関する。そのパイロポリマーは、例えば研磨剤、セラ
ミック、および電気または電気光学材料として有用であ
る。
背景の技術 1 有機化合物を特徴とする特の性質は炭素原子によるばか
りでなく、むしろ炭素原子同志の結合および炭素原子と
水素原子の組合せによるのである。炭素と同じ周期表の
族に属するケイ素は炭素の結合特性の若干を共有l−1
つ類似の鎖状化構造を形成するが、ケイ素独特の性質、
すなわち、一般的により大なる化学反応性を有している
ので、近年には広範な研究の対象となってきた。
鎖状化ケイ素構造は公知であり、ウェスト(E、 Wθ
st )によって[コンプリヘンシブ・オルガノメタリ
ック−ケミストリーJ (’C’omprehensi
veOrganometallic Che+n1st
ry“)第2巻、第9.4章、3 6 5 3 8’ 
7 ’jJi (G、Wllに1nBon、F、G、A
5tone、 and ]!i、W、 Abel、 P
ergamon Press、 NewYork (1
982) )に総説が書かれている。そのような構造に
おけるケイ素−ケイ素結合は、周期表IA族またはll
A族の金属によって2つのケイ素−ハロゲン結合から形
成される場合が最も多い。一般に、例えばアルキル、ハ
ロゲン、アルコキシ、または了り−ルなどの基が主とし
て鎖状化2 ケイ素主鎖に付し・ている。
有機基置換ポリシランの分野において報告される進歩と
対照的に、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンの
ような親の炭素ポリマ〜のケイ素の類似物を合成する方
法は未だ明確になっていない。これらのポリマーはケイ
素水素化物と[、て分類されるが、本特許出願において
はポリヒドリドシランと呼ぶ。ポリヒドリドシランは一
般に雰囲気に対して反応し、やすいので、真空系および
/または調整雰囲気()−′ライボックス)技術を使用
する操作を行わずに製造および研究をすることは難しい
ケイ素主鎖に付し・た水素を含有する鎖状化ケイ素構造
の2、乙の例が知られている。例えば、米国特許第3.
146.248号は、ロケット推進剤および爆薬として
役立つある種の末端閉塞したポリシランを開示している
。開示された製造方法は少なくとも2wiのモノマーを
必要とし、その一方はケイ素原子に唯1個だけのハロゲ
ンの付着を許される。
周期表IA族またはIA族の金属のシリル誘導体は、イ
ーボーン(C,Eaborn )の「オルガノシリコン
・コンパウンド」(ゝゝOrganosiliconC
ompounds”)、第12章、357−360負、
aaaaemtc Preθe、 New York 
(1960)に記載されているように、ケイ素−ハロゲ
ン、ケイ素−アルコキシ、ケイ素−ヒドリドまたはケイ
素−ケイ素結合から生成させることができる。鎖状化ケ
イ素構造とアルカリ金属との、非局在ラジカル陰イオン
を生じる反応についてウェストは「コンプリヘンシブ・
オルガノメタリックΦケミストリー」、前出、393−
395頁に総説を書いている。
架橋化が起るポリマーの熱処理において、得られた物質
は固い不溶性の網状構造の形成のため安定化される。こ
の安定な生成物はプルツクら(s、n、 Bruck 
and p、F’、 LiaO)によってパイロPar
tA−1,8,771(1970))。
水素および/またはハロゲンおよび1〜約3個のケイ素
原子を含有する気体分子の強力な分解による元素状ケイ
素の生成は公知であり、例えば米国特許第4,363,
828号および第4.202,928号に教示されてい
る。
元素状ケイ素のポリマー前駆物質は余り知られてないが
、パーハロポリシランが前駆物質として米国特許第4,
374,182号および第4,138,509号に述べ
られている。オルガノシランポリマーの強力な分解によ
る炭化ケイ素の形成(繊維、フィルム、結合剤、ばら材
料などとして)は、例えば、米国特許第4,310,4
82号および第4.283,376号に開示されている
。米国特許第4,289,720号には、ケイ素を含む
ポリマー中に取り込まれている多価元素、例えばホウ素
、炭素、窒素、酸素および遷移金属など、は一般にその
パイロポリマー中にも存在することが開示されている。
米国特許第4,393,097号は、化学蒸着法により
生成した無定形ケイ素−窒素−炭素組成物を記載してい
る。米国特許第4,387,080号は、ケイ素、有機
ケイ素ポリマー、およびフレーク状ベータ炭化ケイ素を
含む混合物を気体のアンモニアと共に加5 熱すると、窒化ケイ素を含有する炭化ケイ素を生成する
ことを記載している。
発明の要約 要するに、本発明は9〜4000の、好ましくは12〜
4000の、そして最も好ましくは15〜4000のケ
イ素原子の鎖状化ケイ素の主鎖を有り月つケイ素原子当
りのヒドリド(水素)の平均数が0.3〜2.2である
可溶性のポリヒドリドシランを提供する。ヒドリドシラ
ンの空気、酸素、水、および特に周期表IA族およびI
A族の金属に対する高い反応性が知られているので、本
発明の方法によって得られたポリヒドリドシランが取扱
い易い物質であり、室温および室圧で固体であり且つ有
機溶媒に可溶である望ましい性質を有することは驚くべ
きことである。ポリヒドリドシランはエラストマー、フ
ィルム、繊維、被覆材として用途があり、複合材料また
は物品の形でホトレジスト、接着剤、または表面改質剤
のようなものとして有用である。
他の態様において、°これらのポリマーにおける6 Si−H結合の化学、例えば炭素−炭素多重結合をはさ
む反応、あるいはアルコール、アミン、または有機金属
試薬との反応、を利用することによって、成形用組成物
、ホトレジスト、およびセラミック材料の前駆物質のよ
うな用途を持つ改質材料または架橋化材料を提供するこ
とができる。
さらに他の態様において、周期表IA族または1[A族
金属のシリル誘導体を含むポリマーを直接に、または単
離したポリヒドリドシランを周期表IA族またはleA
族金属と処理するかいずれによっても得ることができる
。このポリマーは赤色の空気に敏感な物質で且つ有機溶
媒に可溶であり、また周期表IA族またはl[A族金属
のシリル誘導体に特有な化学を実証する。この反応性、
例えばアミン、アルコール、チオ基、あるいは炭素−ハ
ロゲン結合または遷移金属−ハロゲン結合との反応性を
利用して、例えば成形用組成物、ホトレジスト、および
セラミック材料の前駆物質として役立つ改質材料を提供
することができる。
さらに他の態様において、本発明のボリヒ151Jドシ
ランを熱処理すると、元素状ケイ素、炭化ケイ素、およ
び/または炭素(結合しているか元素の形にある)を含
有するパイロポリマーが得られ、このパイロポリマーは
高温におし・て安定な物質である。さらにまた別の態様
において、ポリヒドリドシランまたはパイロポリマーを
窪素源、例えば気体の窒素またはアンモニアと高温で反
応させると、さらに窄化ケイ素または5i−N結合を含
有する新しいパイロポリマーを生成させることができる
本発明の方法にお℃・て、少なくとも1種のヒドリドシ
ランが重合されてポリヒドリドシランを形成するが、そ
のポリヒドリドシランにおいてポリマー中の各ケイ素原
子は好ましくは多くとも1個のR基と0〜2個の水素原
子を有し且つ2または3個の他のケイ素原子と結合して
いて、各ケイ素の4つの原子価が保たれ、七つケイ素当
りの水素原子の平均数が0.3〜2.2の範囲にあるよ
うになる。Rは水素原子または25個までの炭素原子を
有する脂肪族または芳香族の基であることができる。数
種のヒドリドシランを共重合させて、得られるポリマー
中にヒドリドに加えて脂肪族、芳香族、または脂肪族と
芳香族の組合せの基を有するポリヒドリドシランを得る
ことができる。あるいはまた1種のヒドリドシランをヒ
ドリVを含まないシランと共重合させることもできる。
本発明の方法はケイ素−水素結合を含有する、有機溶媒
に可溶の鎖状化ケイ素体系を提供し、しかもそれをシラ
ンから一段の工程で製造することができる。
従来の技術においても取り扱い易いポリシランがシラン
から製造されたが、得られたポリシランはその後の工程
で導入しない限りケイ素−水素結合を含有していなかっ
た。少なくとも9個の鎖状化ケイ素原子と、ケイ素原子
当り水素原子を平均0.6〜2.2個の範囲に有する、
取扱い易いポリヒドリドシランを製造する本発明の方法
は新規であると信じられる。
本発明によって得られたポリヒドリドを熱分解すると、
1)元素状ケイ素を含むパイロポリマーで、電子工学お
よび電気光学の用途に役立ち得る9 もの、2)ケイ素および炭化ケイ素を含むパイロポリマ
ーで、電子工学、セラミック、およびその他の用途に役
立ち得るもの、および3)炭化ケイ素を含むパイロポリ
マーで、セラミックと光電池に役立ち得るものなどが得
られる。さらに、窒素の存在で熱分解すると、結果とし
て窒化ケイ素を含むパイロポリマーを生成し、これは研
磨剤およびセラミックとして使用できる。
本発明において、 「鎖状化」とは、線状、枝分れ、環状、またはそれらの
組合せであり得る、連結されたケイ素−ケイ素主鎖を意
味し1、そして各ケイ素原子の原子価は4である。
「オリゴマー」とは、2.6、または4個のモノマー単
位を含有する化合物を意味する。
[IJママ−とは、4個より多いモノマー単位を含有す
る化合物を意味する。
「フィルム形成性」とは、普通の揮発性有機溶媒、例え
ばトルエン、テトラヒドロフラン、またはジクロロメタ
ンに十分に可溶性であって、従来0 の塗布技術、例えばナイフ塗布またはバー塗布、によっ
て付着させる被覆を可能にすることを意味する。一般に
、ポリヒドリドシランの溶解度は、20℃で100yの
有機溶媒中に0.11位の低いものも役に立つが、少な
くとも1gの溶解度が好ましい。
「ケイ素ヒドリド」または「ヒドリド」とは、ケイ素原
子に直接に結合した水素原子を意味する。
「周期表IA族または[A族のシリル誘導体」とは、好
ましくは水素、脂肪族または芳香族の基、または他のケ
イ素原子から選択される3個の基に結合したケイ素原子
を含み、且つ周期表JA族またはlA族の金属とのケイ
素−金属結合を含む化合物を意味する。
「シラン」とは、式5iAIA2A3A、を有する化合
物を意味し、ここで各A1〜A4はアルキル、アルケニ
ル、アリール、ハロゲン、アルコキシ、水素またはその
他の基、例えばアミン、シアン、およびメルカプト基、
から選択することができる。
「ヒドリドシラン」とは、A1−A4のうち少なくとも
1つが水素であるシランを言う。
「ポリシラン」とは、鎖状化ケイ素主釦を含有するポリ
マーを意味し、その主鎖は仙の原子または側鎖基、側光
ば水素、ハロゲン、ケイ素、有機基(任意にヘテロ原子
を含む)、周期表)A族またはIA族の金属、または無
機あるいは有機金属基、を含み、各ケイ素は4の原子価
を保持する。
「ポリヒドリドシラン」とは、少なくとも1種のヒrリ
ドシランの重合によって得られ、ケイ素原子当りヒドリ
V原子を平均数0.3〜2,2の範囲に含む鎖状化主鎖
を有するポリマーを意味する。
「2個のケイ素原子を結ぶ単結合」とは、1本の単結合
があるポリマー主鎖の鎖状化ケイ素原子を、他の1つの
ポリマー主鎖にあるケイ素原子とをつないで、結果とし
て生成するポリマー鎖に枝分れ点、架橋、または環状構
造をもたらすことを意味する。
「実質上架橋化」とは三次元のポリマー網状構造を意味
し、その場合生成【7たポリマーはもはや可溶性でない
「可溶性」とは、ある有限量の化合物を特定の溶媒中に
溶解させて溶液を作ることができることを意味する。す
なわち、20℃で100Iの有機溶媒、例えばテトラヒ
ドロフラン、トルエン、メチレンクロリドなどに少なく
とも0.1 g、好ましくは1、Oyの、ポリヒドリド
シランを含有する溶液、あるいは分散液の場合には10
〜15ミクロンのガラス濾過器基材を通過するような分
散液を作ることである。
「取り扱い易し・」とは、研究と加工を可能にする程度
に溶解度、揮発性および/または押出適性のような性質
を有することを意味する。
「パイロポリマー」とは、ポリマーを熱処理して架橋化
を起させることにより製造された安定なポリマーを意味
する。
「鎖状の」とは、主鎖の中にあって、末端基や側鎖基中
になし・ことを意味する。
1元素状炭素」とは、炭素のいずれかの同素体の形態を
意味する。
「有機金属基」とは、炭素−金属結合を含有す6 る基を意味する。
詳細な説明 本発明は下記の式を有する反復モノマー単位から成る主
鎖を有するポリマーから成る。
上式中、 すべてのRは同一または異なり、そして1)水素、2)
1〜10個の炭素原子を有し、且つ任意に少なくとも1
個の周期表VA族または■A族原子、好ましくは酸素お
よび窒素から選択される原子を含有する線状、枝分れ、
または環状の脂肪族基(好ましくはアルキルまたはアル
ケニル基)、3)芳香族基〔好ましくはアリール、アラ
ルキル、またはアルカリール基(その場合、アリール基
は好ましくは単環の、例えばフェニル、ベンジル、トリ
ル基か、または縮合環の、例えばナフチル基である)〕
(これらの基のすべては任意に3個までの01〜CIO
の線状、枝4 分れ、または環状脂肪族基によって置換され、前記芳香
族または脂肪族の基は任意に少なくとも1個の周期表V
A族またはVIA族原子、好ましくは酸素および窒素か
ら選択される原子、を含有し、炭素原子の合計数が25
までである。)、4)2個のケイ素原子を結ぶ単結合、
5)周期表IA族またはlA族より成る群から選択され
る金属原子、および6)少なくとも1個の周期表TB〜
■B族、■族、およびランタノイドまたはアクチノイド
の元素を含む無機または有機金属基、より成る群から独
立に選択される。
前記ポリマーにおいて、ヒ)F +7ド対ケイ素の比が
0.3〜2.2の範囲にあり、そしてポリマー中のモノ
マー単位の平均数が9〜4000の範囲、好ましくは1
2〜4000、そして最も好ましくは15〜4D00の
範囲にある。
Rは1個以上のケイ素原子に対し1つ以上の結合を作る
ことのできる脂肪族または芳香族の基であり、その基は
任意にN、P、A日、Elb、Bi、0.8% Sθお
よびTeのうちの少なくとも1つの原子を含むことがで
きる。これらのへテロ原子は鎖状系の一部であるケイ素
原子に直接に結合されてもよいし、されないでもよし・
。例えば、−00H。
のようなアルコキシ基、 N (CH3)(06H50
H2)のような了り−ルアルキルアミン基、−(CH2
)2−0−CH3のようなエーテル基(鎖状の酸素)、
−8(C6H5)のようなアリールチオ基、および−P
(C2H5)2のようなアルキルホスフィノ基である。
好まし℃・R基に含まれるのは水素、メチル、エチル、
n−ブチル、メトキシ、フェニル、ペンシル、ベンジル
メチルアミノ、フェネチル、ケイ素、リチウム、ナトリ
ウム、および鉄(ジカルボニル)シクロペンタジェニル
各基である。
本発明のポリマーは、その中でモノマー単位が無作為に
配列しているので、フィルム形成性であり且つ普通の有
機溶媒に可溶性であり、鎖状化ケイ素主鎖を有し、そし
て一般にポリヒドリドシランと呼ばれる。それはまた当
技術界においてポリシリレンおよびポリシランとも呼ば
れている。ポリヒドリドシランはパイ日ポリマーの前駆
物質として有用である。ポリヒドリドシランはフィルム
として被接したり、繊維に引いたり、またばらで使用す
ることができるし、あるいは熱分解の前に結合剤として
利用することもできる。
式■のポリヒドリドシランは、式中nは9〜4000の
範囲、好ましくは12〜4000.より好ましくは15
〜2000、そして最も好ましくは20〜1000の範
囲に平均値を有し、平均分子量を350〜500.00
0の範囲に有する。
低分子量のポリヒドリドシラン、すなわち、nが9〜約
15の平均値を有するもの、は蒸気圧の高い液体である
。それらは高分子量のポリヒドリ−シランよりも空気中
で取扱うことが難しい(すなわち、酸化し易い)が、か
なりの揮発性が望ましい用途においては好まれるかも知
れない。
ヒドリドシランモノマーは単独またはオルガノシランの
存在で本発明の方法において重合して一段階でポリヒド
リドシランになる。ポリヒドリドシランは次の工程によ
って製造される。
1、一般式H(R”)SiX2を有する適当なヒドリド
シフ ランを準備する。上式中R1は前記にRとして1)〜4
)の基を定義したものと同じであるが、R基2)〜4)
から選択されるR1基は反応条件の下で反応1=ないよ
うに十分安定でなくてはならない(鎖状の酸素のみが存
在することが望ましい)。そしてヒドリドシランはケイ
素原子当り多くとも1個の脂肪族または芳香族の基を含
むことが望ましく、またXはハロゲン原子、好ましくは
塩素である。
2、前記のヒドリドシランを適当な周期表IA族(アル
カリ)またはIIA族(アルカリ土類金属または合金と
、ハロゲンの尚量当り少なくとも1当量の金属の量にお
いて、不活性雰囲気、例えばアルゴンまたは窒素中およ
び不活性希釈剤、例えばテトラヒドロフランまたはトル
エン中で、十分な時間反応させて、望みのポリヒドリド
シランを得る。
本発明によるポリヒドリドシランの製造は次の方程式(
11(IA族金属用)によって例示されるであろう。
8 上式中R↓は前記の定義通りであり、Mは周期表IA族
または■A族の金属または合金である。Xは好ましくは
塩素であるが、他のハロゲン、例えば臭素またはヨウ素
、あるいはハロゲン類の組合せであってもよい。方程式
(1)に示されるモノマー単位は反復され、無作為にい
ずれの割合に配列されてもよし・。各ポリマーには9〜
4000のモノマー単位、好ましくは12〜4000、
そし、て最も好ましくは15〜4000単位が存在する
。ケイ素−ヒy IJド結合は反応条件に対して全く不
活性ではなく、その若干は反応して5i−8i結合を形
成し、ヒドリド対ケイ素の比を0.3〜2.2の範囲に
有する。鎖状化ケイ素主鎖上のヒドリドが反応した位置
は3または4個の他のケイ素と結合したケイ素原子を含
み、その結果4の原子価が保だねそして枝分れ点、環状
構造または架橋の部分となり得る。1個のR1が脂肪族
または芳香族の基から選ばれて℃・る場合には、そのR
1−8i結合は反応条件に対し、て不活性であり、従っ
てポリマー中の各ケイ素は2または6個の他のケイ素、
1個のBlおよび0〜1個のHと結合されるであろう。
1個の′R1が水素である場合には、R’−8i結合は
もはや反応条件に対して不活性ではないので、各ケイ素
原子は今度は2.3または4個の他のケイ素原子および
2.1または0個のH原子と結合し、それによって各ケ
イ素原子につき4の原子価が保たれるようになるであろ
う。
本発明において出発原料として使用し得るヒげリドシラ
ンH(R1)stx2の例に含まれるのは、メチルジク
ロロシラン、エチルジクロロシラン、フェニルジクロロ
シラン、ジクロロシランなどである。
本発明はこれらの特定の出発原料シランに限定されるこ
とを意図するものではない。
本発明のポリマーは有機溶媒、例えばテトラヒドロフラ
ン、トルエン、メチレンクロリドなど、に可溶であり、
有機溶媒の100.!9中に少なくともり、19、好ま
しくは溶媒i oOg当り1.0 gの溶液を作る。こ
れらのポリマーの多くはさらに前記以上に可溶性であり
、有機溶媒100I当り1[]、9以上の溶液が得られ
る。このことは上記ポリマーを従来の技術における類似
の組成の物質と、後者が不溶性であるといlitで区別
する。可溶性はこれらの物質の研究および取扱いを便利
にするので、望まlい特性である。当業者は、この特性
がポリマーをフィルムおよび繊維に成形したり、均一反
応におし・て化学的に改質したり、都合よく分析り1、
あるし・は別の仕方で操作(または成形することを可能
にするということを認めるであろう。
本発明のポリヒドリドシランは白色または淡黄色であり
、そして透明、半透明または不透明であり得る。本発明
のポリヒドリドシランは置換基Pによって空気に敏感で
あったり、あるいは空気中で安定であったりすることが
ある。一般に、電子吸引性のB基は、電子供与性の基を
含む物質よりも空気安定性の大きし・物質を与える。
ヒドリドシランの共重合体を異なる種類のヒドリドシラ
ンの混合物と適当な金属との反応によって製造すること
ができる。例えば、脂肪族置換のヒドリドシランは芳香
族置換のヒドリドシランと共にナトリウムのような金属
と反応を起l−て、無作為に反復するアルキル置換ヒド
リドシラン単位と無作為に反復するアリール置換ヒドリ
ドシラン単位から成るランダム共重合体を生成すること
ができる。この反応は次の一般方程式によって例示され
よう。
上式中、R1とR2は同一でも異なってもよく、1つR
基1)、2)、3)および4)から独立に選択され、そ
してMとXもすべて前記に定義され月つ限定された通り
である。但し、BiとR2は全て同一のものではない。
方程式(2)に示されるモノマー単位は無作為に配列さ
れ、各ポリマー中に9〜4000、好ましくは12〜4
000、最も好ましくは15〜40.0’0のモノマー
単位が存在する。上記のように、5i−(]結合は反応
条件に対12て不活性ではな2 く、ポリマーは0.6〜2.2のヒドリド対ケイ素の比
を有し、各ケイ素原子につき4の原子価が保たれている
。ヒドリドシランはまたケイ素原子に水素を含まなし・
シランと同様にして共重合することもある。ヒドリドシ
ランがそれによって処理される金属は、ケイ素−ハロゲ
ン結合を還元する周期表IA族金属、例えばリチウム、
ナトリウム、カリウムまたはそれらの組合せ、あるいは
周期表■A族金属、例えばマグネシウム、であってよい
ハロゲン化物の当量当り少なくとも1当量の金属が使用
される。−78〜150℃の範囲の温度を利用すること
ができる。その他の還元用条件および技術、例えば電気
分解、もまた適当である。反応時間は、温度に応じて、
ケイ素−ハロゲン結合が反応してポリヒドリドシランを
形成するために十分なものである。
方程式(1)および(2)は例としてのみ意図されたも
のであり、本発明を特定の組合せに限定することを意図
するものではない。
本発明の反応は温和な条件(すなわち、−78〜40℃
)の下で容易に進むことができるもので、高温を使用す
る必要はない。アルカリ金属および/またはハロゲン化
ケイ素を含むすべての反応と同様に、本反応は無水の条
件下に反応性酸素不在の不活性雰囲気中、例えば窒素ま
たはアルゴン中、で実施される。
本反応は、反応物または生成物に逆の効果を及ぼさない
すべての適当な溶媒または媒体中で行なうことができ、
そして溶媒としてテトラヒドロフランが特に適当である
。その他の適当な溶媒であり且つ生成する無色または淡
色のポリヒドリドシランがその中に可溶であるものは、
1.2−ジメトキシエタン(グライム)およびトルエン
である。
ヒ)F IJドシランと前記の金属との反応の速度を増
加させるために役立つ触媒に含まれるのはナフタレンお
よびその他の多核の芳香族である。ジヒドリドシランが
使用される場合には、触媒としてナフタレンが特に望ま
しい。ナフタレンは極く抑制された条件(すなわち、−
78〜−40℃)の下に反応の進行を可能になし、その
条件では多数の架橋の形成および不溶物の生成が避けら
れるからである。化学量論的量の触媒を使用できるが、
好まL <はヒドリドシラン化合物当り0.01〜5.
0モル係の範囲の量、そして最も好ましくは0,1〜1
.0モル係の範囲の量が使用される。
ヒドリドシランと周期表IA族または■A族の金属、ま
たはその組合せあるいは合金、を混合すると発熱が観察
される。得られたポリヒドリドシランは、本発明のパイ
ロポリマーの前駆物質であるが、次に単離されてから、
湿気と酸素を避けられるR%限り貯蔵することができる
。すなわち、ポリヒドリドシランは不活性雰囲気中に光
を絶って25℃以下で保存される。ポリヒドリドシラン
は普通の有機溶媒、例えばトルエン、テトラヒドロフラ
ン、グライムおよびジクロロメタン、に可溶である。
5 本発明の他の一態様において、周期表IA族およびII
A族の金属のシリル誘導体が5L−X(Xはハロゲン)
 、5i−H、5i−8iまたは鎖状化ケイ素構造から
数種の機構によって生成される。適当な反応条件の下に
(好ましくは、周期表IA族またはIIA族の金属M1
好ましくはナトリウム、カリウム、リチウム、またはマ
グネシウム、の十分な量の存在で十分な反応時間)、金
属Mのシリル誘導体を含有するポリマーが、ノXロrン
の当社当り1当量以上の金属を使用して一段階の合成に
おいて得られる。またその代りに、式Iのポリヒドリド
シランをM金属と、ヒドリド当量当りo、o i〜5当
量の金属の割合で不活性雰囲気の下に適当な溶媒中で反
応させることにより、この方法でその金属のシリル誘導
体を得ろことができる。いずれかの方法によって製造さ
れた物質はシリル−M化合物に期待される反応性、例え
ば脂肪族または芳香族ハライドあるいは遷移金属ハライ
ド錯体との反応、を示す。丁なわち、 (R”)3Si M+−+ R2O−X→(R1)3S
t−CR3+MX (3)6 (R” ) 3S i ”−M” + TXnLm→(
R” ) 3S 1−TX(n−□)Lm+’MX(4
) (R” ) 3Si M++ CuC4→(R”)38
 i−8i (R” ) 3+ Cu+ MCt(5) 上式中、R,R” 、”およびXは前記の定義の通りで
ある。4#金属ハライド錯体はTXnLmによって表わ
さね、前式中TはTi、 Zr、 Hf、 V、 Nb
、 Ta。
Cr、 Mo、 W、 Mn、 Re、 Fe、 Ru
、 Os、 Co、 Rh、 Ir。
Ni、 Pd、 Pt、またはアクチノイドあるいはラ
ンタノイド合端の1つ以上から選ぶことができ、Xはハ
ロゲン(CL、 Br、または■)であることができる
。nはO〜5の整数であり得る。Lは次の基の1つ以上
から独立に選択することかできる。1)1つ以上の炭系
−炭素多重結合を含む脂肪族または芳香族の基、例えば
エチレン、ジフェニルアセチレン、ベンゼン、シクロオ
クタジエン、シクロペンクシエニル、およびトルエン。
2) 1つ以上の周期表VA族の原子を含み且つ任意に
脂肪族と芳香族、および水系原子から独立に選択される
4以下の基によって置換された基、例えばアンモニア、
トリメチルアミン、トリフェニルホスフィン、トリメチ
ルホスフィン、ジメチルフェニルホスフィン、テトラメ
チルアンモニウム、トリフェニルアルシン、および1,
2−ビス(シンエニルホスフイノ)エタン;またはVA
族の単数または複数の原子が芳香族基、例えばピリジン
または2,2′−ビピリジル、の部分であってもよい;
またはvA族原子が炭素に多重結合し且つ任意に少なく
とも1個の脂肪族または芳香族の基によって置換されて
もよい、例えばシアノ、アセトニトリル、またIX t
−ブチルイソシアニド。6)1つ以上のVIA族へ原子
を含み且つ任意に脂肪族と芳香族の基または水素原子か
ら独立に選択される5以下の基によって置換された基、
例えばテトラヒドロフラン(THF ) 、あるいはV
I A族原子(単数または複数が炭素に多重結合し且つ
任意に少な(とも1個の脂肪族または芳香族の基によっ
て置換されてもよい、例えばアセチルアセトネート。4
) R” (Rzは前記の定義の通りである)、例えば
CH3、t−ブチル、またはフェニル基。5)Coo 
また前式中mばLに関係して安定な化合物、一般には1
8電子配置、を得るように選択され、あるいはRh、 
Ir。
Ni、 Pdおよびptのような金属については1<S
t子配置が安定であろう。一般に、mは1〜乙の範囲の
整数である。
安定な無機および有機金属化合物の例には以下のものが
ある。
1) (Cp)2TX2 ’ TはTi、 Zr、 H
fであり、XはctまたはBrであり、Cpはシクロペ
ンタジェニル基を表わ丁。
2)CpT(CO)pX:TがCr、 Mo、 Wであ
ると、p=6、そしてXはCtまたはBrである。また
はTがFe、 Ru、 Osであると、p−2、XはC
2またはBrである。
3) [I(R1)3P]2TX2または[(R”)3
P]2TX(R1) : TはNi、 Pd、 Ptで
あり、XはC1,Brまたは工である。
4)CpT(CO)X2またはCpT(Co)X(R1
) : TはCOまたはRhであり、XはCtである。
5) 〔C5(CHa)1o]2TX : TはLu 
’jたはYである。
9 6) (NH3)2pt、ct2; (Co)qTX 
: TがCo、 Rh、 iたはIrである場合、q−
4そしてXはCtまたはBrである。またはTがMnま
たはReである場合、q=5そしてXはCtまたはBr
である。
(CO)rTX2:TがFe、 Ru、 Osである場
合、r−4そしてXはCtまたはBrである。
その他の適当な化合物を無機またはW機金属の化学に関
Tる多(の文献に見出すことができるであろう。前記の
方程式6,4および5において、1個またはそれ以上の
Rは2個のケイ素原子を結ぶ単結合であるので、R35
l−Na+はポリヒドリドシランをさ有する周期表IA
族またはIIA族のシリル誘導体の部分を表わしている
ポリヒドリドシランの周期表IA族またはIIA族の金
属誘導体は、湿気また(工他の試薬から保護されている
限り、すなわち、不活性雰囲気中に貯蔵される限り、長
い期間反応性を保つことができる。例えば、次式を有す
るモノマー単位0 (上式中 R1とMは前記の定義の通りである)、がポ
リマー中に存在し、適当な条件下に活性に保たれ、そし
て例えばアルキルハライド、遷移金属ハライド、または
酸化剤、例えば塩化第一銅、のよ5な基と反応する能力
を有する。本発明がこれらのシリールーM反応性の特定
の例に限定されることは意図されない。
本発明の他の一態様において、式Iによって表わされる
ポリヒドリドシラン中の5L−H結合は周期表)A族ま
たはIIA族の金槁以外の試薬とさらに反応させられる
ことがある。次の例はこの反応性を示す。
ポリヒドリドシランとアルコール: (R1) 381−’H+ ROH→(R1)3SL 
OR+ H2(6)ポリヒドリドシランとアミン: (R1)r5]−H+ R2tJH→11)3st−N
R2+H2(7)ポリヒドリドシランとアルケン: (R”)38i−H+R2C−CR2悲(R1)381
−CR2−CR2−H(8)(R”)381−H4R2
C−CR2帆爽買上架鳴化網状構造 (9)光分解 R35L−H+R2C=CR2=−実質上架構化網状構
造 (10)ポリヒドリドシランと周期表iA族または
IIA族金属の無機または有機金属化合物: (R”)3Si−8i(R” )31M−R”→(R1
)a(R2)Si−8L(R”)3+(R”)3srM
+(11) 方程式6.7,8.9および10において、R2R1、
R2,およびMは前記の定犠の通りである(そして(R
1)3Si−Hがポリヒドリドシランの部分を表わすよ
うに選ばれる)。方程式9および10においては、少な
くとも1つのRはR2O= CR2カ多官能化合物、例
えばジビニルベンゼン、を衣わ丁よ5に選ばれる。アル
コール、アミン、およびアルケンから選択される基を含
有″fる他の多官能化合物、飼えばエチレングリコール
、エチレンジアミン、エタノールアミン、およびジアリ
ルアミン、もまた実質上架橋化網状構造を形成″′fる
ために通している。
本発明のポリヒドリドシランとその時導体は植種の反応
部位、例えば81−H結合、5L−Si結合および81
−R結合(Rにd係する)、その他(f!Iえば、Rが
アルケニルである場合)などを含むこと6 ができる。当業者は、ある条件の下ではポリヒドリドシ
ランは1橿以上の反応性を示す、丁なわち、ある一連の
条件の下で別々の反応部位におして2植以上の反応が起
り優ることを理解するであろう。
このような複反応性は、例えば、方程式10および11
で表わされる(その場合、数種の反応の夫夫の割合が変
ることになろう)。複反応性はある棟の用途には望まし
いことがある。
これらの例は例証としてのみ役立つ意味のものであり、
本発明はこれらの81−H結合の特定の反応に限定され
ることを意図されていない。
本発明によると、前記式1のポリヒドリドシランまたは
前記開示の通りのその時導体の熱分解は好よしくは真空
中または不活性雰囲気中で行なわれて、パイロポリマー
を生成jる。そのパイロポリマーは、ポリヒドリドシラ
ンの組成と熱分解の条件に応じて、ケイ素、炭化ケイ素
、または炭素の少なくとも1つを含有する。その他の多
・画元素、例えば遷移金属、V索および窒素、は適当に
肪導体化されたポリヒドリドシランを選択することに4 よって導入することができる。熱分解の条件を変えるこ
とによつ℃も、架橋化における変化のためにパイロポリ
マーの分子量に変mJ′ff:起させる。熱分解の条件
はある程度、生成するパイロポリマーの結晶化度を決定
する。
本発明の他の一態様において、ポリヒドリドシランまた
はパイロポリマーは気体の窒素源、例えばアンモニア、
の存在で熱分解されることもあり、適当な条件の下では
窒化ケイ素が生成することもある。
前記のポリヒドリドシランの熱分解は200〜2000
 ’Oの温度範囲、好ましくは600〜1600℃ノ範
囲で、アルゴンのような不活性雰囲気中または真空中で
、望みの特性を有する7々イロポリマーが形成されるま
で行なわれる。もし窒化ケイ素を含むパイロポリマーを
装造することを望むならば、窒水源、例えばアンモニア
ガス、窒素、ヒドラジン、メチルアミン、また(エアン
モニクムハライドが次に700〜2000″CL:1)
温度範囲で導入される。もし比較的高い結晶化度が望ま
れるならば、普通より高い温度と長い時間が使用される
一般に、熱分解は200°0では観察されず、実用上の
最高温度は1600°Oである。1200℃以上では、
ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素、および炭素(黒鉛)
のより多くの結晶形への形態学的変化を予想jることが
で:!rる。
このようにして得られたパイロポリマーの物理的および
化学的性質はポリヒドリドシランまたは共重合体のポリ
ヒドリドシランの形および組成、熱分解の温度、気体置
*源が熱分解中に使用されるかどうか、などに依存する
。フィルム、繊維、ばら試料、および物品となっている
ポリヒドリドシランを熱分解″fると、フィルム、稙帷
、ばら試料または物品であるパイロポリマーを製造する
ことができる。Si/Hの比は温度を高(するにつれて
増力n″fる。
パイロポリマーはその組成に応じて多種類の用途に使用
される。例えば、炭化ケイ素を富むパイロポリマーはセ
ラミック材料および研磨剤とじて使用され、ケイ素を含
むパイロポリマーは導電性材料として用途がある。窒化
ケイ素を含むパイロポリマーはvr沓剤および構造セラ
ミックとして役立つ。その他のパイロポリマーの用途は
当業者には明らかあろうし、またここに述べられ、た用
途に限定されない。
上記のように、本発明のポリヒドリドシラン(熱分熱以
前の)はフィルム、繊維、または物品として種々の用途
(例えばホトレジスト、被覆材、および表面改質用組成
物など)において有用であり、またニジストマーまたは
接着剤として、並びにパイロポリマーの前駆物質として
有用である。
本発明の目的と利点はさらに次の実施例によって例証さ
れるが、これらの実施例において列挙される特定の物質
およびそれらの量、並びにその他の条件および詳細事項
は本発明を不当に限定するものと解釈されてはならない
。水素、脂肪族または芳香族の基、あるいはその他の基
が示されていない場合には、原子1曲は必要なだけ1つ
以上のケイ素原子によって完結されている。
実施例1 本実施例はポリ(フェニルヒドリドシラン)の製造を例
示する。別に明示されなければ製造工程全部は窒素の不
活性雰囲気の中で実施された。
鉱油を含まないナトリウムディスパージョン(Alfa
 Products、 Ventron Divisi
on of Th1okolCorp、、 Danve
rs、 MA 4品)(窒素雰囲気中で乾燥した酸素な
宵まないヘキサンによって鉱油を洗い除ぎ、150m1
の乾燥した酸素を含まないテトラヒドロフラン(THE
i’ )によって包まれた)の磁気攪拌混液7.!i’
に、201nlのフェニルジクロロシラン(p8tra
rCh Systems、 Inc、、 Br1sto
l、 p/k )(このシラ/は使用前に真空蒸留され
た)を周囲温度(約20℃)で1.5時間に亘って滴下
して加えた。その生成物を6日間攪拌してから、得られ
た赤色の混合物を濾過して過剰のナトリウムディスパー
ジョンとNaCtを除いた。濾液に5gの塩化第一銅を
力日えてから、その混合物を1日間磁気攪拌した。その
時黄色になった溶液を濾過してから、濾液から減圧下に
テトラヒドロ7ラン(THF)7 を除くと、io、9yの淡黄色のポリマーが残った。
分光分析の結果はその固体の組成は次の式であることを
示した。
[81(C6H5)H)o、51[5i(C6H5)]
o、4゜その結果4の原子1i1flは保たれている。
このポリマーを短時間空気中で取り扱ったが、著しい変
化はなかった。
実施例2 本実施例は実施例1に概説した方法に従ってポリ(メチ
ルヒドリドシラン)の製造を例示する。
150WLlのTHFによって包まれ磁気攪拌された鉱
油を含まないナトリウムディスパージョン1011に2
0.8mlの真空移動されたメチルジクロロシラy (
Petrarch 8ystems、 Inc、 ) 
Y 2時間に亘って室温で滴下して加えた。反応混合物
を約20℃で4日間攪拌してから、窒素雰囲気中で濾過
した。
濾液から溶媒を除くと4.7gの淡黄色の固体が残った
。分光分析の結果は固体が次の組成に相当することを示
した。
[Si (CH3)Hl(1,36[81(CH3) 
10.648 このポリマーは容易に空気と反応して5L−0品合を形
成した。
実施例6 本実施例は実施例1に概説された方法に従ってアルキル
ヒドリドシランとアリールヒドリドシランとのランダム
共重合体のJJii造を例示する。
5QmlのTHFに包まれた鉱油を含まないナトリウム
ディスパージョン1.61 、pの<a気i拌した混合
物に、1.75gの精製したメチルジクロロシランと2
.65 #の精製したフェニルジクロロシランのTHE
’ 5 ml中の溶液を1120℃で15分間に滴下し
て加えた。生成物を約20℃で2日間攪拌してから、夾
#例20手順に従って操作した。濾液かb溶媒を除くと
、1.8.9の淡犬色の固体ポリマーが残った。分光分
析の結果はこの固体が次の組成に相当することを示した
[81(CH3)H3022[5i(CHs) ]o 
、4[IF31(C6H5)HIO、a7[:5i(C
aH5) ]o 、01このポリマーを短時間空気中で
固体として収り扱ったが、著しい変化はなかった。
この共重合体を留水下に10℃/分の速度で周囲温度か
ら1000℃まで加熱した。160℃において僅かの重
量の減少が始まった。主な熱重量分析の変化は240°
−480℃の範囲に起り、540℃までに完了した。総
重量損失は約50%であった。これは、同様の条件下に
ポリ(ジメチルシラン)の殆んど完全な重量損失を示し
て贋るヤシマら(Yajima et al、)の報告
(米国特許第4,283,376号)と対照的である。
実施例4 本実施例は実施列1に概説した方法に従ってポリ(ヒド
リドシラン)の製造を例示する。
金属ナトリウム(23g、約20個に切断したも)) 
’x 60. OtnlのTHFで包み、100m9の
ナフタレンを加えた。ナトリウムナツタリド特有の緑色
が間もな(生じた。そのナトリウムをき有する混合物を
外部の液体窒素浴によって冷却し℃から、27m1のゾ
クo、oシラン(Petrarch Systems 
Inc、。
0パCかも真空で移された)を冷凍したナトリウム混合
物中に#縮させた。次に−40’OK諦めてから、F1
4日間−40’Oに保持した。反応混合物は1 それから周囲温度に温めてから、窒素下に敏速に濾過し
た。濾液から溶媒を除(とゴム状の白い固体が残った。
その固体を500 mlのトルエンと混合してポリマー
を溶解した。その結果得られた混合物を濾過してから、
濾液よりトルエンを真空で除くと、0.7.9のクリー
ム色固体のポリ(ゾヒドリドシラン)が残った。その分
光分析の結果は1〜1.9のケイ素対水素の比の存在を
示し、81H2基の存在を確認した。このポリマーは空
気と容易に反応したが、激しく反応はしなかった。
註ニジクロロシランは非常に反応性の気体であって、S
iH4を含むことがある。S L’H4は空気と爆発的
に反応すう。その上、不純物の存在でポリシラン→S 
tHl 、みτを貯蔵すると、結果として不均化を起し
て、 81H4を生成することがある。それ故これらの
操作を通じて適当な注意を払わなければならない。
実施例5 本実施例は実施例1に概説された方法に従ってポリ(エ
チルヒドリドシラン)の製造を例示する02 250ゴのTHFで包まれたi o、o 、pのナトリ
ウム(約101固に切断したもの)に901vのナフタ
レンを含有させてから、外部の液体窒素浴で冷却した。
その混合物に真空移動によってi o、o yのエチル
ジクロロシラン(Petrarch Systems、
 Inc、)を加えた。その反応混合物を約20℃に温
め、はぼその温度で5日間攪拌し℃から、窒素雰囲気中
で濾過した。醒媒を濾液から真空下に除去すると、2.
90.9の淡黄色の油が生成した。分光分析の結果はこ
の油が次の組成に相当することを示した。
[:Sl (C+H5)H)o、7o [Si (C2
H5) 〕0.21このポリマーは容易に空気と反応し
た。
実・施例6 本実施例は実施例1に概説された方法に従ってジアルキ
ルシランとゾヒドリドシランのランダム共重合体の製造
を例示する。
11.5IIのナトリウム(約101固に切断されたも
の)、100Ivのナフタレン、および250 mlの
THFを入れたフラスコを、実施例4と同様に液体窒系
中で冷却してから、これに8.3mlの精製したジクロ
ロシランと12.1 mlの精製したシメチルゾクロロ
シラン(Petrarch System Inc、)
を加えた。混合物を一40°Cに温めてから、その温度
に1週間保持した。それから室温まで諦めて、窒素雰囲
気中で敏速に濾過した。濾液からm媒を除くと、2.2
.Fの粘稠なりリーム色の油が得られた。
分光分析の結果はこの油が次の組成に相当することを示
した。
[81(CHs)2]o、、36[(SiH)(SiH
2)]o、64そして(5iH2)基の存在が確認され
た。
このポリマーは容易に空気と反応した。
実施例7 本実施例は実施例1に概説された方法に従ってアルキル
アリールシランとアリールヒドリドシランのランダム共
重合体の製造を例示する。
4.7gのナトリウム(約5個に切断されたもの)と5
 Q m1Ir)THFを入れたフラスコに7.3 f
lのフェニルジクロロシランドア、8 Fのフェニルメ
チルジクロロシラン(Petrarch System
s、 Inc、、 Br1stol。
PA)(両シラン共使用前に真空蒸留された)を周囲温
度(約2 [3”C)で5分間K ((N下して加えた
その反応混合物を8日間攪拌してから、生成した赤色の
浴液を濾過して過剰のナトリウムとNaC1を除^た。
その深赤色の濾液な7.4gのCuCLO上に置いて、
−晩生攪拌した。その後混合物を(2鼠過して過剰のC
uCt、 CuおよびIJaClを除いてから、濾液よ
りTI(Fを真空下に除くと、a、ogの淡黄色のポリ
マーが寿らねた。分光分析の結果はこの固体が次の組成
に相当することを示した。
[S L (C6’E(5) (C’E(3) ] o
55[5i(CaH5)H:lo、s [5i(C6H
5)]o、o7このポリマーを空気中で短時間固体とし
て収り扱ったが、著しい変化はなかった。
このポリマーをさらに次の手順により分別した。
8、Ogのポリマーを約i5mJのトルエンに的解して
から、200m1のヘキサン中に攪拌しながら滴下して
加えた。白い粉が生成し、それを濾過して染めると、0
.9.9の白い固体ポリマーが得られた。
濾液から溶媒を除くと、6.6gの非常にゴム質の淡黄
色のポリマーが得られた。
実施例8 本実施例は実施例1fC[説された方法に従つ℃ナトリ
ウムのシリル誘導体を含むポリ(フェニルヒドリドシラ
ン)の一段階の製造を例示する。
約5個に切断された2、59のナトリウム75m1のT
HFで包んだものに、12.2.9のフェニルジクロロ
シランを数分間に亘り滴下して加えた。反応混合物を深
赤色の浴液が生成するまで4日間攪拌した。反応混合物
を濾過して過剰のナトリウムとNaCtを除いてから、
TH1’i’を濾液から真空下に除くと7.2yの深赤
色の固体ポリマーが得られた。
分光分析の結果はその固体の組成が欠の組成であること
を確めた。
[8L(C6H5)H](+、4o[5i(C6H5)
 ]0,601:Na1O017このポリマーは容易に
空気と反応したが、不活性メ囲気の下に固体として貯ば
される場合には数か月間安定であった。
実施例9 本実施例は実施例1に概説された方法に従ってナトリウ
ムのシリル誘導体を含むポリ(メチルヒドリドシラン)
の一段階の#造を例示する。
5 150mlのTHFで包んだ10gのナトリウムに、2
31Iのメチルジクロロシランを周囲温度で2時間に亘
り滴下して7XIえた。その反応混合物を約20℃で5
日間攪拌すると、深赤色の浴液が生成した。反応混合物
を細孔ガラス濾過器(4−8μm1120℃で乾・操し
、熱い間不活性雰囲気中に置いた)を通して濾過して、
過剰のナトリウムとNaC2を除き、TH1’i’を濾
液かも真空下に1余去″fると6.6y0)H赤色の固
体ポリマーを得た。分光分析と元素分析によつ℃この固
12$は欠の組成を有することを確めた。
[SL’(CH3)H]o、2.[:S 1(CH3)
 ]o、y5[Na1o、、。
このポリマーは容易に空気と反応したか、不活性雰囲気
中に固体として貯絨される場合には数ケ月間安定であっ
た。
実施例10 本実施例は実施例1に概説された方法に従ってナトリウ
ムのシリル誘導体をきむアルキルアリールシランとアリ
ールヒドリドシランの共重合体の製造を例示する。
6 3.7gのナトリウム(約41固に切断された)と50
 ml +7) THFを入れたフラスコに5.72の
7エ二ルジクロロシランと6.1 、!i+のフェニル
メチルジクロロシランの混合物を周囲温度(約20 ’
0 )で5分間に亘り滴下して加えた。その反応混合物
を8日間攪拌してから、濾過してNaC7と過剰のナト
リウムを除いた溶媒を濾液から真空下に除いて、6.2
Iの深赤色の固体を得た。この物質kV5mlのトルエ
ンにm解してから、250m1の攪拌したヘキサン中に
投入し℃沈殿させ、2.39の明るい黄色の粉末を得た
。その後の諸反応と分光分析により、コノ固体は5モル
%のナトリウムのシリル誘導体をきむ組成に相当するこ
とが示された。
実施例11 本実施例(工実施N1に概説された方法に従ってナトリ
ウムのシリル誘導体を含むアルキルアリールシランとア
リールヒドリドシランのランダム共重合体の2段階の装
造を例示する。
まず、4.69のフェニルジクロロシランと5.0gの
フェニルメチルジクロロシランを40ゴのTHF中の6
.0gのナトリウム(約6個に切断さねた)と反応させ
、濾過し、5.1.9のCuC2で処理してから濾過す
ると、実施例70通りのフェニルメチルシランとフェニ
ルヒドリドシランのランダム共重合体を含む淡黄色の濾
液を生成した。次に、溶媒をポリマーから除かないで、
濾液を1.8gのナトリウム上に置くと、その溶液は数
分間の内に赤色に変り始めた。その反応混合物を約6時
間攪拌してから、20時間放置した。反応混合物を濾過
し、溶媒を真空下に除くと、5.1 、pの深赤色の固
体ポリマーを生成した。これをさらに15m1のトルエ
ンに浴かしてから、よく攪拌したヘキサン(200+n
l)中に投じて沈殿させると、3.31iの明るい黄色
の粉末を生成した。これを濾過して果め、真空下に乾燥
した。その後の諸反1(、と分光分析により、この固体
は約8モル%のナトリウムのシリル誘導体を含む組成に
相当″″fることが示された。
実施例12 本実施例はナトリウムのシリル@導体を含むポリヒドリ
ドシランと炭素−ハロゲン結合を含む化合物との反応を
例示する。
実施例10と同様にして装造されたナトリウムのシリル
時導体を含むポリ〔(フェニルメチルシラン)(フェニ
ルヒドリドシラン)〕の165雫をQ、5mlのベンゼ
ン−d6 (Aldrich ChemlcalCo、
、 Mllwatxkee、 WI )中にm解したも
のに、8μlのペンシルクロリドな加えた。ナトリウム
のシリル誘導体の赤色゛は直ちに消失した。分光分析に
よると、ポリマー中の5i−(CH2C6H5)基の存
在が示された。この特別な反応において、若干の重水素
もポリマー中に導入された。
ナトリウムのシリル訪導体ヲ倉むポリヒドリドシラン(
実施fI111と同様に調製された)をヘキサン中に@
濁させ、ペンシルクロリドによって処理したものを使用
する同様の反応にお^て、5i−(CH2C,H5)基
が再び生成したが、溶媒との反応の証拠は得られなかっ
た。
実施例16 本実施例は、ヒドロシレージョン触媒であると9 知られている白金錯体の存在でポリヒドリドシランとア
ルケンとの反応を例示する。
実施例1と同様に調製されたポリ(フェニレンヒドリド
シラン)の95mノを、18[]雫のスチレンと1m9
のH2PtCl4と共に600雫のベンゼン−dd中に
入れた。24時間の反応の内に、分光分析の結果は81
CH2CH2(C,H5)基並びに若干の未反応5i−
H結合の存在を示した。
実施例14 本実施例は、ヒドロシレージョン触媒であると知られて
匹る白金錯体の存在でポリヒドリドシランとポリアルケ
ンの、温度に架橋化した網状構造を形成″fる反応を例
示する。
0.31 、li’のポリ(フェニルヒドリドシラン)
(実施例1と同様に調製された)を0.21.9のジビ
ニルベンゼン中に溶解して、非常に粘稠な混合物を作っ
た。対称のジビニルテトラメチルジシロキサンと白金の
錯体を15重量%き有する浴液の5μlを71[1えた
。24時間の反応の内に、試料は非常に硬く且つ脆くな
った。白金触媒を含まない0 対照用試料はまだ非常に柔らかであった。
実施例15 本実施例はポリヒドリドシランとアルコールの反応を例
示する。
実施例1と同様に調製されたポリ(フェニルヒドリドシ
ラン)の100ηy、−l mlのトルエン中に入れ、
52μlの乾燥メタノールを加えた。何の反応も起らな
かった。1〃lの金属ナトリウムを触媒として加えてか
ら、−数分間の反応の間に分光分析によって5L−OC
H3基の存在、および若干の未反応の5L−H結合の存
在が示された。
池の試料において、100雫のポリ(フェニルヒドリド
シラン)と10μlの乾燥メタノールをl mlのTH
F中に入れ、木炭に担持された5重量%白金の6雫を触
媒として加えた。24時間の反応の内、分光分析によっ
て5i−OCH3基の存在、および若干の5i−H結合
の存在が示された。
もし大過剰のアルコールが存在し且つ適当な反応乗件の
下にあれば、SL−8gM合の開裂も起り優るであろう
実施例16 本実施例はポリヒドリドシランとアミンとの反応を例示
する。
l mlのトルエン中にi o o myのポリ(フェ
ニルヒドリドシラン)(実施例1と同様に調製された)
の浴液に50μlのN−ペンシルメチルアミンを加えた
。数分の反応の内に、分光分析によって5L−N(CH
3)(CH2C6H5)基の存在が示された。若干の5
i−H結合は未反応に留まって匹だ。
実施例17 本実施例において、ポリヒドリドシランとポリビニル化
合物との混合物が元化学的に架橋化された。
150Inyのポリ(メチルヒドリドシラン)(実施例
2と同様にvI4dされた)を220■のジビニルベン
ゼンに溶解した。その溶液を暗所に20℃で1週間貯賦
したが、変化はな力・つた。同試料を次に紫外巌灯の下
に置くと、15時間以内に硬い、脆い樹脂が生成した。
実施例18 6 本実施例は、ナトリウムのシリル誘導体を含むポリヒド
リドシランと遷移金塊ノ・ライドとの反応を例示する。
atの、ナトリウムのシリル誘導体を含むボリルゾロミ
ドとをTHF中に入れた。反応は直ちに起った。分光分
析によって5t−v’a(co)2(c5H5)基の存
在が確認された。
実施例19 本実施例はポリヒドリドシランと周期表1A族の有機金
属化合物との反応を例示する。
実施例1と同様に調製された150In9のポリ(フェ
ニルヒドリドシラン)の150In9を1.5mlのT
HF中に入れた。Q、5+nlのヘキサン中2.5 M
n−ブチルリチウム(Aldrich Chemica
l Co、。
uilwaukee、 WI )を卯えルト、その反応
a 合’Fill &Z直ちにオレンジ色に変った。化
学分析および分光分析によって、反応が5i−H結合と
8l−8g結合の両方に起ったこと、および8i−(C
4Hg)基および4 SL LL+基が生成したことが示された。
実施例20 本実施例はポリ(ヒドリ−シラン)をパイロポリマーに
する熱処理(熱分解)を例示する。
ポリ(ヒドリドシラン)は空気に敏感であるので、この
ポリマーの操作はすべて窒瀬雰囲気中で行なわれた。
実施例4に記載された通りに調製され、窒措中に貯えら
れて保護されたポリ(ヒドリドシラン)を乾燥した、酸
素を含まないTHF中に溶解して溶液(1gのTHF中
肌1gのポリマー)を得た。この溶液の2〜5滴を塩化
ナトリウム(塩)板上に置いてから、溶媒を真空下に除
くと、強い赤外(IR)吸収を有する粘着しているフィ
ルムを得た。このフィルム(基板上の)ヲ、ガスセルの
ような比較的大きな、窒素を充満した赤外セルに入れ、
フィルムのIRスペクトルヲトった。工Rスペクトルは
5i−H基およびSiH2基による吸収帯を示した。フ
ィルム(基板上の)を石英管の中に入れ、真空下に20
0 ’0で1時間加熱した。その後、この板を冷却させ
てから、そのIRスペクトルをとった(窒嘲雰囲気)。
IRスペクトル中に著しい変化は認められなかった。
上記のフィルム(基板上の)k400℃で1時間加熱し
た後、前記の吸収帯は殆ど消失して、より低い波長に移
動した。60 D’Cで1時間加熱した後、試料は黒色
となり、赤外吸収はもはや見えなくなった。
実施例21 本実施fllは、脂肪族のポリ(メチルヒドリドシラン
)をパイロポリマーにする熱分解を例示する。
ポリシランのパイロポリマーおよび最終のセラミック生
成物への転化を真空熱分解技術によって監視した。実施
例2と同様に調製されたポリ(メチルヒドリドシラン)
(10DFf、2.27ミリモル)を10℃/分の速度
で真空下に力日熱しながら、揮発性生成物の注意深い監
視と色の変化の視覚観察を行なった。凝縮しない気体を
連続的に取り除いて、テゾラーポンプ中に収集し、io
o’c母の増加分の累積合計を記録して後、質量分析計
によつて分析してCH4:H2の比を測定した(第1表
)。
液体窒喉トラップ中に凝縮する揮発性化合物は赤外およ
び質量分析計により分析され、最終のセラミック残渣(
パイロポリマー)はX−線、化学分析用電子分光法(E
SCA)、走査電子顕微鏡検査(SEM )の評価を受
けた。430 ’C付近でポリシランは明るい黄色にな
り、CH4(0,04ミリモル)、H2(0,05ミリ
モル)、および5iHzCH3(0−29ミリモル)を
発生した。炉管の加熱帯の丁度外側で採果された透明無
色の凝縮物は出発のポリマーと同一のIRスペクトルを
有しており、回収されたオリゴマーおよびポリマーとし
て記録された。
7 要約して、物質収支をミルモルで示すと次の通りである
910゜ [CH3S i H]H−〉H2+ CH4+ S L
H3cH3→セラミック残渣2.27 −0.60(回収オリゴマー) 1.67 1.28 0.42 0.29 51.2ヤ
(7[]wt%)上記の分析数値に、出発のポリシラン
中にメチル基として存在していた可成の址の炭素が熱分
解の初期段階にメタンとして除去されることおよび結果
として生じたパイロポリマーは多分それに相当してケイ
素をより多く含んでいることを暗示する。
このパイロポリマーは大部分無定形であると見られたが
、X線分析によると立方体ケイ素に帰せられる6本の回
折線が示された。C(Is)およびsi (2p)の光
電子スペクトルも、元素状ケイ素の存在および炭素に結
合したケイ素とカーバイド形多く元歳として存在した。
8 実施例22 本実施例は芳香族のポリ(ンエニルヒドリドシラン)を
パイロポリマーにする熱分解を例示する。
実施例21に述べられた技術が、実施例1に述べた通り
に調製されたポリフェニルヒドリドシランの熱分解の研
死にも使用された。この場合には揮発性生成物はフェニ
ルシラン、ベンゼンおよび水素を含んでいた。ポリマー
は再び真空下に加熱され、660”Cで明るい黄色にな
り、560°Cでこを工く色に暗くなり、最後に910
℃でガラス状の黒^セラミックパイロポリマーに転化し
た。
要約し℃、量をミリモルで示すと次のようである。
910°C (C6H5SiH)n−シベンゼンとフェニルシラン→
水x+i色ガラス801W 16.511夕 (L]、
70ミリモル)(0,フロミリモル) 黒色のパイロポリマーはX線回折図を示さなかった。こ
のポリマーの熱分解も、実施例6に述べた力n熱速度と
窒來流速を使用し℃熱重量分析法によって追跡した。重
量損失曲線は、580“′C付近で最大電縫損失の48
%に達する共重合体の曲線に広い範囲で類似していた。
実施例26 本実施例は窒化ケイ素を含むパイロポリマーを形成する
、アンモニアの存在で行うポリ(メチルヒドリドシラン
)の熱分解を例示する。
ポリ(メチルヒドリドシラン)(実施例2参照)の0.
2gの試料を真空下に10℃/分の速度で950 ’O
まで力n熱してから、この最終温度を5時間維持した。
実施例21に詳しく述べたように揮発性生成物の若干の
損失があった。生成したパイロポリマーを大気にさらさ
ないようにして、真空にした反応室へ過剰の純アンモニ
アガスを導入して、106m Hgの圧に達せしめた。
加熱を950℃で5.5時間続けた。その結果生成した
パイロポリマーを真空下に冷却した。分光分析によって
窒化ケイ素の存在が確認され、またその元系分析結果の
02.9N1.QS13.6は55iC−8i3N4の
組成に相尚した。
本発明の種々の修正および変更が本発明の範囲1 および精神を逸脱することなく行い得ることは当業者に
は明らかであろう。また本発明はここに述べられた例示
の態様に不当に限定されるべきでないことは理解されな
ければならない。
代理人 浅 村 皓 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(at 一般式(R1)2SiX2を有する少な
    くとも1種のヒドリドシランを準備し、 〔上式中、 R1は1)水素、2)1〜10個の炭素原子を有し且つ
    任意に少な(とも1個の鎖状の酸素原子を含有する線状
    、枝分れ、または環状の脂肪族基、3)3個までのC1
    〜CIO線状、枝分れ、または環状の脂肪族基によって
    任意に置換された芳香族基、(前記脂肪族基および芳香
    族基は任意に少な(とも1個の鎖状の酸素原子を含有し
    、炭素原子の合計数が25までである。)、および4)
    2個のケイ素原子を結ぶ単結合、より成る群から選択さ
    れる。 Xはハロダン原子である。〕、および (b) 前記の少なくとも1種のヒドリドシランを、任
    意に触媒として有効な量のナフタレンまたはその他の多
    核の芳香族化合物の存在で、周期表IA族または■A族
    または合金と、ハロゲンの当量当り少な(とも1当量の
    金属の量において、不活性雰囲気中および不活性希釈剤
    中で十分な時間反応させてポリヒドリドシランを得る工
    程であって、前記ポリヒドリドシランが平均9〜400
    0個のケイ素原子を有し且つヒドリド対ケイ素の比を0
    .3〜2.2の範囲に有し、そして少な(ともo、1?
    の前記ポリヒドリドシランが1001の有機溶媒に20
    ℃において可溶であり、 (C) 前記工程(b)で得られたポリヒドリドシラン
    を、任意に、十分な量の周期表IA族またはIIA族の
    金属と反応させて、次式を有するIA族またはIJA族
    金属のシリル誘導体を得る工程、〔上式中、 R1は前記に定義した通りであり、そしてMは周期表I
    A族またはII A族の金属である。〕、fclJ あ
    るいは任意に、前記工程fbJのポリヒドリドシランを
    、夫々式FIOE(、R2NH、R2C=CR2、Rr
    3C−X ヲ有するアルコール、アミン、アルケン、芳
    香族または脂肪族のハライr1および無機または有機金
    属化合物から選択される試薬と反応させてポリヒドリド
    シラン誘導体を得る工程、〔上式中、Rは同一または異
    なり、そして1〕水素、2)1〜10個の炭素原子を有
    し、且つ任意に少なくとも1個の周期表V A族または
    VIAIA族を含有する線状、枝分れ、または環状の脂
    肪族基、6)非置換の、または6個までの01〜C1o
    線状、枝分れ、または環状の脂肪族基によって置換され
    た芳香族基(前記芳香族基または脂肪族基は任意に少な
    (とも1個の周期表VA族またはVIAIA族を含有し
    、炭素原子の合計数が25までである。)、4)2個の
    ケイ素原子を結ぶ単結合、5)周期表IA族および1”
    IA族より成る群から選択される金属原子、および6)
    少なくとも1個の周期表■B〜Vll B族、■族、ラ
    ンタノイドまたはアクチノイドの元素を含む無機および
    有機金属基、より成る群から独立に選択され、そしてX
    は前記に定義した通りである。〕、 (8) あるいは任意に、前記工程(b)のポリヒドリ
    ドシランを200〜2000°Cの範囲の温度で真空中
    または不活性雰囲気中において、および任意に窒素を含
    む化合物の存在で熱分解を受げさせて、ケイ素、炭化ケ
    イ素、窒化ケイ素および炭素から選択される少な(とも
    1つの基を有するパイロポリマーを得る工程、および (f) 前記工程(C)のIA族または[A族金属のシ
    リル誘導体を、アルコ−/I/ ROH、アミンR2N
    H、アルケンR2C−CR2、無機または有機金属化合
    物MHI、金属M1脂肪族または芳香族)・ライドR3
    CXおよび遷移金属ハライドTxnLmより成る群から
    選択される化合物によって処理してポリヒドリドシラン
    誘導体を得る工程、 〔上式中、 R1およびXは前記に定義した通りであり、Rは同一ま
    た異なり、そして1)水素、2)1〜10個の炭素原子
    を有し、且つ任意に少な(とも1個の周期表VA族また
    はVIAIA族を含有する線状、枝分れ、または環状の
    脂肪族基、3)非置換の、または6個までのC1〜Cx
    o a状、枝分れ、または環状の脂肪族基によって置換
    された芳香族基(前記芳香族基または脂肪族基は任意に
    少な(とも1個の周期表VA族またはVIAIA族を含
    有し、炭素原子の合計数が25までである。)、4)2
    個のケイ素原子を結ぶ単結合、5)周期表IA族および
    rIA族より成る群から選択される金属原子、および6
    )少な(とも1個の周期表■B〜■B族、■族、ランタ
    ノイドまたはアクチノイドの元素を含む無機および有機
    金属基、より成る群から独立に選択され、 TはTi、Zr、 Hf、 V、 Nb、 Ta、 C
    r、 Mo。 W、Mn、Re、Fe%RU、Os、Co、Rh。 Ir、Ni、Pd、Pt、またはアクチノイドあるいは
    ランタノイド金属の1つ以上から選択され、 Mは周期表IA族またはTIA族の金属であり、Lは次
    の基の1つ以上から独立に選択される:1)炭素−炭素
    多重結合を1つ以上含む脂肪族または芳香族の基、2)
    1つ以上の周期表VA族原子を含有する基であって、脂
    肪族と芳香族の基および水素原子から独立に選択される
    4基までによって任意に置換され、あるいはVA族原子
    (単数または複数)は芳香族基の部分であってもよく、
    あるいはVA族原子は炭素に多重結合され且つ任意に少
    なくとも1個の脂肪族または芳香族の基によって置換さ
    れることもある基、3)1つ以上の周期表VIAIA族
    を含有する基であって、脂肪族と芳香族の基または水素
    原子から独立に選択される5基までによって任意に置換
    され、あるいはVIAIA族(単数または複数)は炭素
    に多重結合され且つ任意に少なくとも1個の脂肪族また
    は芳香族の基によって置換されることもある基、4) 
    R1(R1は前記に定義し1こ通りである。)、5) 
    Co、 且つ上記において、 Mは安定な化合物を得るようにLに関係して選択され、 nは1〜5の整数であり、および mは1〜乙の整数である。〕 上記の諸工程から成る方法。 (2)前記工程(d)のポリヒドリドシラン誘導体を2
    00〜2000℃の範囲の温度で真空中または不活性雰
    囲気中において、および任意に窒素を含む化合物の存在
    で熱分解を受させて、ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素
    および炭素から選択される少なくとも1つの基を有する
    パ菱嶽すマーを得る工程をさらに含む、特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 (3) ポリヒドリドシランが下記の式を有する反復モ
    ノマー単位 Rよ 〔上式中、R1は特許請求の範囲第1項に定義した通り
    である。〕から成り、ヒドリド対ケイ素の比が0.3〜
    2.2の範囲にあり、そしてポリマー中のモノマー単位
    の平均数が9〜4000の範囲にある、特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 (4)前記窒素供給源が、アンモニア、窒素、ヒドラジ
    ン、メチルアミン、およびアンモニウムノ1ライドより
    成る群から選択される、特許請求の範囲第2項に記載の
    方法。 (5)パイロポリマーが元素のケイ素、炭化ケイ素、炭
    素、および窒化ケイ素のうちの少なくとも1つから成る
    、特許請求の範囲第1〜4項に記載の方法。 (6)特許請求の範囲第1〜5項に記載の方法によって
    製造されたポリヒドリドシランまたはパイロポリマーか
    ら成るフィルム、繊維、結合剤、またはばら試料から選
    択される物品。 (7)平均15〜4000のケイ素原子から成る鎖状化
    ケイ素の主鎖を有し且つケイ素原子肖りのヒドリド原子
    の数が0.6〜2.2の範囲にあるポリヒドリドシラン
    であって、少な(とも0.11の前記、 −フ ポリヒドリドシランか、1ト鉢ヒドロフラン、トルエン
    、およびメチレンクロリドより成る群から選択される少
    な(とも1種の有機溶媒の100?中に20℃で可溶で
    ある加工し易いポリヒドリドシラン。 (8)下記の式を有する反復モノマーから本質的に成る
    主鎖を有し、 1 〔上式中、 Rは同一または異なり、そして1)水素、2)1〜10
    個の炭素原子を有し、且つ任意に少なくとも1個の周期
    表VA族またはVIA族原子を含有する線状、枝分れ、
    または環状の脂肪族基、6)非置換の、または6個まで
    のC1〜CIO線状、枝分れ、または環状の脂肪族基に
    よって置換された芳香族基(前記芳香族基または脂肪族
    基は任意に少な(とも1個の周期表VA族またはVTA
    族原子を含有し、炭素原子の合計数が25までである。 )、4)2個のケイ素原子を結ぶ単結合、5)周期表I
    A族およびIIA族より成る群から選択される金属原子
    、および6)少な(とも1個の周期表■B〜■B族、v
    III族、ランタノイドまたはアクチノイドの元素を含
    む無機および有機金属基、より成る群から独立に選択さ
    れる。〕ヒドリド対ケイ素の比が0.6〜2.2の範囲
    にあり、モしてポリマー中の前記の式のモノマー単位の
    平均数が15〜4000の範囲にあるという条件を備え
    る1、加工の容易な有機の溶媒に可溶なポリマー 〇 (9)前記モノマー単位が無作為に配列されている、特
    許請求の範囲第7項および第8項に記載のポリマー。 (10) 式+5iH0,3−2,2−3の単位を平均
    数20〜4000単位有する、特許請求の範囲第7〜9
    項に記載のポリマー。 (11) Rカ水素、アルキル基、アルコキシ基、アル
    キルアミノ基、アリール基、アリールアミノ基、および
    2個のケイ素原子を結ぶ単結合、およびそれらの組合せ
    より成る群から選択される、特許請求の範囲第8〜10
    項に記載のポリマー。 (+21 下記の一般式により表わされる基から選択さ
    れる少な(とも1つの基 〔上式中、 R1は1)水素、2)1〜10個の炭素原子を有し且つ
    任意に少な(とも1個の鎖状化酸素原子を含有する線状
    、枝分れ、または環状された芳香族基、(前記脂肪族基
    および芳香族基は任意に少なくとも1個の鎖状の酸素原
    子を含有し、炭素原子の合計数が25までである。)、
    および4)2個のケイ素原子を結ぶ単結合、より成る群
    から選択される。 Mは周期表IA族またはITA族の金属である。〕をさ
    らに含む、特許請求の範囲第8〜10項に記載のポリマ
    ー。 031 実質的に架橋化されている、特許請求の範囲第
    7〜12項に記載のポリマー。 Q4) 特許請求の範囲第7〜16項に記載のポリマー
    から成るフィルム、繊維、結合剤、またばばら試料から
    選択される物品。
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