JPS60188208A - 耐熱性コンベヤベルト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明に一耐熱性コンベヤベルトの構造に関するもθ〕
でＩ）石。

コンベヤベルトは、公休としての帆布ケ接着剤液（例、
天然ゴムースナレン・ブタジェン・コ°ム、ブタジェン
・ゴム、クロロフレン・ゴム、ポリウレタン・ゴム］中
に浸漬した後、これヶ外皮ゴムで包み、加硫成形して形
成じれろ。帆布は、一般にポリビニルアルコール（商品
名ビニロン）−ポリ了ミド（商品名ナイロン）、ボＩＪ
プロピレンー綿等で形成されるが、引張り強さが大なる
こと、屈曲疲労し難いこと等の性質が要求でれるとごろ
から５その織り目　（糸間間隙）のサイズを略ぼ零ＶＣ
していた。

ところで、高温物搬送用の耐熱性コンベヤベルトでは、
使用に伴って外皮ゴム層が摩損により薄くなるに従い、
帆布が高温に加熱されて溶融し、外皮ゴム層が帆布から
剥離し−Ｓ−裏ゴム層が完全分離して終り現象が生ずる
ーこれは、帆布の織り目サイズが略ぼ零であって、表裏
の外皮ゴム層が織り目ケ辿して一体化？れ−いない１こ
めである。

そσ〕対策とし℃、帆布の織ｒＪ目すイズケ大さくする
ことＶＣより辰、裏ゴム層ケ加硫成形時に一体化せしめ
、もって帆布が溶融しても層聞分雛か生じない様にする
ことか考えられる。ところが、帆布の織り目すイズ乞大
さくすると、Ｔこて糸σ）みならず工こ糸の使用本数も
減少するＴこめ、た℃糸σ〕織り縮みが少なくなって（
Ｔこて糸の実質長三が減少）、コンベヤベルトがプーリ
ーに巻きつ〜）に時に引張り歪ン吸収し難く、そσ〕Ｔ
こめ２屈曲疲労が生じ易くなり、コンベヤベルトの耐久
性が低下する。

不発明は、斯かる技術的背景σ）下に創案ちれたもσ）
であり、その目的とする処は、品温に加熱されて、たと
え帆布が溶融しても層間分離が生ずることはなく一耐屈
曲疲労性の良好なる耐熱性フンベヤベルト馨提供する点
にある。

不発明の構成は、帆布ケ公体とし−これケ耐熱訛ゴムで
包み、加硫成形して成る耐熱性コンベヤヘルドにおい℃
、該帆布は、少なくともえのたて糸の撚ｒ）係数（幻が
下記の条件乞満に丁とともに、−たて糸−工こ糸ＶＣ、
Ｊ：ろ織り目のサイズが−Ｑ、５Ｘ０．５ｔｎｍ〜５　
Ｘ　５ｍｍの範囲になされ℃いろことχ特徴としτいろ
。

記 １２００≦　Ｋ　≦２０００ 但し、Ｔ　〜７７、Ｔは撚り数（回／１０ｍ１−　Ｄは
糸σつ太き（デニール］である。

前記σつ様に、不発明では、使用する帆布にお（プろ１
こτ糸、よこ糸１／Ｃ＋［：る織り目すイズヶ０．５Ｘ
０．５ｉｎ〜５×５關σ）範囲に形広しにσ〕で、帆布
を包む表、裏の耐熱性ゴム層が、加硫成形時ＶＣ織り目
を通じて一体に結合、でれ、高温物搬送に伴う加熱ＶＣ
より帆布が溶融しても一表、裏Ｑ〕耐熱注ゴム層は寸雛
せず、耐久性が向上する。

また、不発明では、・ｌ　’２００≦に≦２０００ケ満
に丁様ＶＣたて糸の撚り係数（Ｋ）ン選択し℃おり、従
来の帆布用５合糸ではＫ　＝　６００程度であるところ
から−撚り数（’ｒ）が十分大さく、引張りに伴う伸び
率が向上し一従来たて糸の織り縮みで吸収してぃ１こ引
張り歪を吸収することが可能となり−耐屈曲疲労゛注の
低下ン防止し得るｎ 以下、不発明の構成ケ具体的に説明する。

第１図は、−実施Ｉ！ｌＪ　ｖｃ係ろ耐熱°注コンベヤ
ベルト　ｒ以下、単にコンベヤベルトと称する）　ｌゲ
一部切欠さ斜視図とし℃示しており、該コンベヤベルト
ｌは、８体としての帆布４と−これ乞包む表、裏の耐熱
ゴム層２，３とで形成芒れている。帆布４はポリアミド
（商品名ナイロン６６］、芳香族ポリアミド（商品名グ
ブラ〜）、ポリエステル（商品名テトロン〕等の繊＃（
長繊維］乞紡糸して得た原糸ケｌ不若しくは数本合糸し
て撚り　（下撚り）よこ糸８として製織して得たも１７
）である。

ニールで表わをれ、１デニールは、長さ４５０ｍ、重量
０．０５ｑγの糸の太さ？示す】である。少なる関係式
で決定きれるのであるが、通常のコンベヤベルト川帆布
では−Ｋ　＝　６００程度になされるの［Ｘｔし一諸撚
糸６の撚り係数には１２００≦に≦２０００　（［５０
０≦に≦１９５０が好ましい）の範囲になされ１おワー
そσ−撚り数は相当大さい。

ワ目９σ〕サイス゛は、０．５　Ｘ　Ｏ，５ｍｍ〜５　
Ｘ　５　ｍｍ、　（０、５Ｘ　Ｏ，５ｍｍ　〜２　Ｘ　
２　ｍｒｎが好’ｆ、シ’−’Ｉ　の範囲になされてい
る。このす１ズは、表−事の耐熱コ°ム層２．３ン織り
目９ゲ通して一体結合させろことが可能な大さ三である
（第３図参照）。織り目９σ〕サイズが太さいため、第
４図（第４図は第３図におけろｉｖ　−ｒｖ線断面図で
あろ〕に示す梯に、たて糸７の織ワ縮みが少なく（波長
が長い）なっている。なお織り目９のサイズＺ余り犬さ
く千ると製造時の安定性が不足し、かつコンベヤベルト
の継ぎ加工において帆布の剥離作業上問題があるので上
限５×５龍とする□ コンベヤベルト１は、斯かる構造の帆布４７妥着剤液（
前述の通り］中に浸漬し１こ後２その四散枚の帆布４ゲ
耐熱ゴム帯で挾み、これン過酸化物、硫黄等にて加硫成
形して得られる。この加硫成形しτ得定コンベヤベル１
１σ〕表、ｇ耐ｓｔ”ム層２．３は、織り目９７通して
一体に結合され℃いろ。

なお、耐熱コムとしては、エチレンプロピレン・ボＩ＋
　＋”ｒ　ｅＰｌ−’／ゴ百１＋−７＋ンＡ　Ｍ　ＩＩ
ママ−７グリ刀コ°ム、シリフーンコ゛ムーフッ素ゴム
等、あるいはこれ等ン混合したもσつ５丁Ｔこはこれ等
χ主成うすとして他σ〕ゴムと混合し１こもの乞用いろ
ことがＴ：さる５、特に好ｆｆＬ＜はエチレンプロピレ
ン・フポリマーとエチレンプロピレン・クーポリマー７
７０％以上含有するゴムン使用する。この時ブチルゴム
。

ハロゲン化フチルゴム、クロロスルフォン化ポリエチレ
ンゴム等を混合できろ。

（Ａ）前記構造σ〕コンベヤベルト［の耐熱性７調べろ
ために、従来使用されている耐熱性コンベヤベルトと共
に耐熱苛性テスト７行つｋところ、第１表に示す結果が
得られた。

テストでは２　本発明品（コンベヤベルト１ｍ従来品共
に、未使用の品を用い、高温［７ＪＤ熱した砂Ｙ入れた
金属容器ゲテスト片α〕表面に載せて加熱し、表面温度
と第一層目の帆布の温度７調べ、そσ）温度におけろ表
面σ）膨れ（耐熱ゴム層と帆布が剥離し１こことを示す
）と−帆布の溶融の有無χ観１こ。

第１表から判る様に、従来品では、帆布が溶融丁−ろと
膨れが生ずるσ）に対し一不発明品では２帆布が溶融し
ても膨れは生じない。この差異は、従来品の帆布ではそ
の織り目サイズが零であろ１こめ、表、裏の耐熱ゴム層
が織り目χ辿して一体化されていないのＶＣ対し、不発
明品（コンベヤベルト１１では一帆布４の綽′１ワ目９
のサイズ（０，５Ｘ　０．５ｍｍ〜５×５ｍ歴）が犬さ
く、表、裏σ）耐熱ゴム層２Ｉ、３が織り目９ン通して
一体に結合されていることから生ずる。

（Ｅ）　ｘ　ｒｓ、不発明品（コンベヤベルト１）；と
−従来品の屈曲疲労テストヶ行ったところ、第５図に示
す結果が得られた、 チアドでは、高温雰囲気下（１８０’ｃ）でサンプル・
べ／Ｌ’ト’ｋ、［２５φσ）　−Ｋｉ＋のプーリー間
に架渡し、屈曲速度９０回／分にて駆動回転させ〜耐熱
ゴム層が帆布から剥離するまでの屈曲回数ケ調べ１こ。

その結果ケ第５図に示す。図中−ａは従来品を、ｈは帆
布に用いる諸撚糸の撚り係数Ｋかに＝６００である点ケ
除さ不発明品と同一構造り〕ものχ、Ｃ１ｄは不発明品
であって夫れ夫れに＝１５００、■９５０のものン示す
。

第５図から明らかな様に一従来品に比して帆布σ〕織り
目サイズ７大さくすること［より−屈曲疲労回数が約８
０万回（サンプルａ）から約［００万回（サンプルｂＩ
ＶｃＢＥで改善され、さらに撚り数ケ大さくすることに
より約２３０万回（サンプルＣ１ｄ）■で飛躍的に改善
きれん・ サンプルα［Ｋｌするサンプルｈσ〕差異は、サンプル
ｂＶｃお【ブる帆布の織り目サイズが大ぎく、表裏の耐
熱ゴム層が一体に結合きれていることから生ずる１、丁
たーサンプルｂとサンプルｃ、ｄの差異は、サンプルｂ
では一諸撚糸σ〕撚り係数ＫＩＪ″−に：６００で、従
来品のそれと同等であろＩｃ　ＶＣｉし、ｄｆ　７　フ
ルｃ−ｄでは一諸撚糸の撚り係数Ｋが、Ｋ＝＝　１５０
０−１９５０　であることから生じ、帆布の織り［ｌヤ
イスン大さくすることにより、几て糸の織り縮み量が減
少した分ン撚り数娶増やしてカバーし尾が故にプーリー
催さ付き時の引張り歪を効果的ＶＣ吸収し得Ｔこもので
ある。なお、Ｋ７余り大きく丁ロトコンベヤベルトが伸
び過ぎるため、Ｋ≦２０００の範囲が好Ｔしい。

（０）　’３６に一前記すンプルａに使用した帆布ａと
、前記サンプルｃ、　ｄ、ＴＬ使用した帆布ｃ−ｄの伸
び特性を調５た・その結果ン、第６図（荷重−伸び曲線
］、第７図（クリープ曲線３［示す。第５図によれば低
荷電時の伸びは、帆布αとＣは同等で、帆布ｄが大さく
、高荷重時の伸びは、帆布ａＶＣ比して帆布ｃ−ｄ、Ｖ
）伸びが大さく、Ｔ　７ｊ、帆布Ｃ１ｄＶＣ関しては、
撚り数が太さくなるほど、伸びが憎子ことが判る。第７
図によれば帆布ａ−ＣＶＣ比して帆布ｄのクリープ伸び
が大さく−やや撚り数の少ない帆布Ｃリフリープ伸びは
帆布αと略ぼ同等となつ℃いろことが判る。

以上の説明から明らカ）な様に、本発明σ〕耐熱性コン
ベヤベルトでは、その帆布に使Ｊ■する諸撚糸の撚り数
娶十分大さくし、たて糸、よこ糸による織り目σつサイ
ズケ、表−裏σ〕耐熱ゴム層が一体化され得ろ程度に大
きくしたので、耐熱特注および屈曲疲労特性が改善され
、耐久性が著しく向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は不発明の一実施例に係る耐熱性コンベアヘルド
の一部切欠さ斜視図、第２図しま該フンベヤベルトに用
いろ帆布用諸撚糸の要部斜視図、第３図は前記帆布の要
部拡大図、第４図は第３図におけろＩＶ　−ＩＶ線断面
図、第５図は従来σ〕コンベヤベルトと不発明のコンベ
ヤベルトの屈曲疲労特性ン示すグラフ、第６図、第７図
は夫れ夫れ従来σ〕コンベヤベルトと不発明のコンベヤ
ベルトの荷重−伸び曲線、クリープ■線乞示す一 部・・・ｋｆ熱注コンベヤベルト、２．３−ｉ熱：’ム
Ｊｉ９．４・・・帆布、５・・・下撚糸、６・・・諸撚
糸、７甲たて糸、８・・・よこ糸、９・・・綽（９目。 代理人　弁理士　江　原　望 外２名 第５図 第６図 ０　１０　２０　３０ イＣい　Ｔメ（％）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 帆布乞公体とし、これケ耐熱性ゴムで包み、加硫灰、形
   して成るコンベヤベルトにおい又、該帆布は、少なくと
   もそのｋて糸σ〕撚り係数（Ｋ）が下記σ〕条件火満Ｔ
   こてととも几、たて糸、よこ糸Ｖ（よる織り目のサイズ
   が０．５　×：　０．５　ｍπ−５Ｘ５ｍｍσ）範囲に
   なされτいろことχ将徴とする耐熱性コンベヤベルト、 記 １２００≦　Ｋ　≦２０００ イＬｊ（、、Ｔ−刀、Ｔは撚り数〔回／１０ｃｍ＋、Ｄ
   は糸σ〕太す（デニール；［デニールは、長さ４５０　
   ＠−重届″ｏ、ｏ５ｇγ　の糸の太さ）である。