JPS60186899A - 音声帯域信号符号化方法とその装置 - Google Patents

音声帯域信号符号化方法とその装置

Info

Publication number
JPS60186899A
JPS60186899A JP59042307A JP4230784A JPS60186899A JP S60186899 A JPS60186899 A JP S60186899A JP 59042307 A JP59042307 A JP 59042307A JP 4230784 A JP4230784 A JP 4230784A JP S60186899 A JPS60186899 A JP S60186899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sequence
pulse
code
circuit
band signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59042307A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0632032B2 (ja
Inventor
一範 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP59042307A priority Critical patent/JPH0632032B2/ja
Priority to CA000475777A priority patent/CA1229681A/en
Publication of JPS60186899A publication Critical patent/JPS60186899A/ja
Priority to US07/462,981 priority patent/US4945567A/en
Publication of JPH0632032B2 publication Critical patent/JPH0632032B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は音声帯域信号(音声信号、データモデム信号等
)の低ピットレイト波形符号化方式、特に伝送情報量’
!1=16にビット/秒以下とするような符号化方式と
装置に関する。
〈従来技術とその問題点〉 音声信号′!!−16にビット/秒程度以下の伝送情報
量で符号化するだめの方式として、最近マルチパルス駆
動形音声符号化方式が提案されている。これは、駆動音
源信号系列を表わす複数個のパルス系列(マルチパルス
)を、短時間毎に、符号器側でA −b −S (AN
ALYSIS −BY−8YNTHESIS)の手法を
用いて遂次的にめ、このパルス系列全符号化伝送する方
式である。本発明はこの方式に関係するものである。こ
の方式の詳細については、ビー・ニス・アタール(B、
S、ATAL)氏らによるアイ自シーーニー自ニス・ニ
ス−ビー(1,C。
A、S、S、P、)の予稿集、1982年614〜61
7頁に掲載の「ア、ニュー、モデル、オフ。エル。
ビー、シー、エクサイティシlン、フォー、グロデュー
シング、ナチーラル、サウンディング、スピーチ、アッ
ト、ロウ、ビット、レインJ(”ANEW MODFJ
L OF LPCEXCITATION FORPRO
DUCING NATURAL−8OUNDINGSP
EImCI(AT LOW BIT RATES”)と
題した論文(文献1)に説明されているので、ここでは
簡単に説明全行なうにとどめる。
第1図は、前記文献l、に記載された従来方式における
符号器側の処理金示すプロ、り図である。
図において、100は符号器入力端子を示し、A/D変
換された音声信号系列x(n)が入力される。110は
バッファメモリ回路であり、音声信号系列を1フレーム
(例えば8K)fZサンプリングの場合でフレーム長f
clom(8)とすると80サンプル)分、蓄積する。
バッファメモリ回路110の出力値は減算器120と、
Kパラメータ計算回路180とに出力される。但し、文
献1、によればにパラメータノカワリニレフレクシ田ン
・コエフィシエンツ(REFLEC’rION C0E
FFICIENTS)と記載されているが、これはにパ
ラメータと同一のパラメータである。Kパラメータ計算
回路180は、バッファメモリ回路110の出力値を用
い、共分散法に従って、フレーム毎の音声信号スペクト
ルヲ表わすにパラメータKiを16次分(1≦i≦16
)求め、これらを合成フィルタ130へ出力する。14
0は、音源パルス発生回路であシ、1フレーム内にあら
かじめ定められた個数のパルス系列を発生させる。ここ
工は、このパルス系利金d(n)と記する。
音源パルス発生回路140によって発生された音源パル
ス系列の一例を第2図に示す。第2図で横軸は離散的な
時刻を、縦軸は振幅全それぞれに示す。
ここでは、1フレーム内に8個のパルスを発生させる場
合について示しである。音源パルス発生回路140によ
って発生されたパルス系列d (n)は、合成フィルタ
130を駆動する。合成フィルタ130は、d (n)
を入力し、音声信号x (n)に対応する再生信号X(
n)?求め、これを減算器120へ出力する。
ここで、合成フィルタ130は、にパラメータKiを入
力し、これらを予測パラメータai(1≦i≦16)へ
変換し、aie用いて再生信号x(n)を計算する、x
(n)は、d(n)とalヲ用いて下式のように表わす
ことができる。
M(n)=d(n)+ 3al−x(n−i) −(1
)i=1 上式でPは合成フィルタの次数を示し、ここではP=1
6としている。減算器120は、原信号x (n)と再
生信号x(n)との差6 (n)’を計算し、重み付は
回路190へ出力する。190は、e(ni大入力、重
み付は関数W(n)k用い、次式に従って重み付は誤差
eW(n)全計算する。
ew(n+ = w(n) 矢e (n) (2)上式
で、記号”簀”はたたみこみ積分を表わす。また、重み
付は関数W(n)は、周波数軸上で重み付けを行なうも
のであり、その2変換値’4w□□□)とすると、合成
フィルタの予測パラメータ吋を用いて、次式により表わ
される。
w(z) = (1−ΣaiZ−1)/(1−Σa4−
rI−Z−’ ) t3)ixl ド1 上式でrは0≦r≦1の定数であシ、W□□□)の周波
数特性を決定する。つまシ、r=1とすると、Wφ〕=
1となシ、W■)の周波数特性は平担となる。一方、r
=0とすると、Wφンは合成フィルタの周波数特性の逆
特性となる。従って、rの値によってW(Z)の特性を
変えることができる。また、(3)式に示したようにW
■)の特性を合成フィルタの周波数特性に依存させて決
めているのは、聴感的なマスク効果を利用しているため
である。つま9、入力音声信号のスペクトルのパワが大
きな細断では(例えばフォルマント周波数の近傍)、再
生信号のスペク)yとの誤差が少々大きくても、その誤
差は耳につきにくいという聴感的な性質による。第3図
に、あるフレームにおける入力音声信号のスペクトルと
、Wφ)の周波数特性の一例とを示した。ここではr 
= 0.8とした。図において、横軸は周波数(最大4
KH7)を、縦軸は対数振幅(最大6oaB)をそれぞ
れ示す。また、上部の曲線は音声信号のスペクトルを、
下部の曲線は重み付は関数の周波数特性を表わしている
第1図へ戻って、重み付は誤差e v(n)は、誤差最
小化回路150ヘフイードバツクされる。誤差最小化回
路150は、ew(”)の値を1フレーム分記憶し。
これらを用いて次式に従い1重み付けられた誤差′電力
ε全計算する。
ここでNは誤差電力を計算するサンプル数を示す。
文献1、の方式では1.この時間長全5m5ecとして
おり、これは8Kllzサンプリングの場合にはN=4
0に相幽する。次に、誤差最小化回路150は、前記(
4)式で計算した誤差電力εを小さくするように音源パ
ルスの振幅及び位置をめ、この振幅情報と位置情報と全
音源パルス発生回路140に出力する。音源パルス発生
回路140はこの情報に基づいて音源パルス系列を発生
させる。
合成フィルタ回路130は、この音源パルス系列を駆動
源として再生信号X<n)”k求める。減算器120で
は、原信号と先に計算した再生信号との誤差、 (n)
から上記のようにしてまった再生信号x(n) k減算
して、これを新たな誤差、 (n)とする。
重み付は回路190は6 (n) k入力し重み付は誤
差ew(n) k計算し、これ全誤差最小化回路150
ヘフイードバツクする。誤差最小化回路150は、再び
誤差電力を計算し、この誤差電力を小石くするように音
源パルス列の振幅と位置と全調整する。
こうして音源パルス系列の発生から誤差最小化による音
源パルス系列の調整までの一連の処理は。
音源パルス系列フレーム内のパルス数があらかじめ定め
られた数に達するまでくシ返され、音源パルス系列が決
定される。
以上で従来方式の説明を終了する。
この方式の場合に、伝送すべき情報は、合成フィルタの
にパラメータKi(1≦l≦16)と、音源パルス系列
のパルス位置及び振幅であり、1フレーム内にたてるパ
ルスの数によって任意の伝送レイトを実現できる。さら
に、伝送レイトラ16Kbps〜10Kbpsとする領
域に対しては、良好な再生音質が得られ有効な方式の一
つと考えられる。
しかしながら、この従来方式は、演算量が非常に多いと
いう欠点がある。これは音源ノ(ルス系列におけるパル
スの位置と振幅を計算する際に、そのパルスに基づいて
再生した信号と原信号との誤差及び誤差電力を計算し、
それらをフィートノ(、ツクさせて誤差電力を小さくす
るように〕くルス位置と振幅とを調整していることに起
因している。更には、これらパルスの発生から誤差電力
をフィードバックさせてパルス橡幅と位置とを調整する
までの処理を、パルスの数があらかじめ定められた値に
達するまで(り返すことに起因している。
また、16にビット/秒以下の伝送ビットレイトの場合
、音声信号の無声部分では従来方式によれば音源パルス
数が十分に多くはできないので、このような箇所では良
好な特性が得られなかった。
最近の動向として、16にビット/秒程度の伝送ビット
レイトで2400ビット/秒程度の音声帯域データモデ
ム信号を良好に伝送したいという要請が非常に強い。音
声帯域データモデム信号に対しては、従来方式によれば
、/(ルス数が十分に多くはないので良好な特性を得る
ことが困難でありた。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、16にビット/秒、あるいは16にビ
ット/秒以下の伝送ビットレイトで音声信号に対しては
勿論のこと、2400ビット/秒程度の音声帯域データ
モデム信号に対しても比較的少ない演′X−量で良好な
特性が得られる音声帯域信号符号化方式とその装置(i
l−提供することにある。
〈発明の構成〉 本発明によれば、送信側では離散的な音声帯域信号系列
を人力し短時間スペクトル包W6に表わすスペクトルパ
ラメータ系列を抽出し、前記音声帯域信号系列と前記ス
ペクトルパラメータ系列をもとに前記音声帯域信号系列
を良好に表わし得る](ルス系列全探索し、前記スペク
トルノくラメータ系列抽出結果゛または前記パルス系列
探索結果金もとに前記パルス系列の個数會きめる判別符
号を作虱前記判別符号に従い前記パルス系列と前記スペ
クトルパラメータ系列と全符号化し前記判別符号と組み
合わせて出力し、受信側では前記膨み合わされた符号を
入力し、前記判別符号を分離し、前記判別符号に従って
前記スペクトルパラメータ系料金表わす符号と前記パル
ス系列を表わす符号と全分離し復号し、前記復号された
スペクトルパラメータ系列と前記復号されたパルス系列
とを用い前記音声帯域信号系列を再生するようにしたこ
とを特徴とする音声帯域信号符号化方式が得られる。
また本発明によれば、離散的な音声帯域信号系列を入力
し、前記音声帯域信号系列から短時間スペクトル包絡を
表わすスペクトルパラメータ系列を抽出するパラメータ
計算回路と、前記音声帯域信号系列と前記スペクトルパ
ラメータ系列をもとに前記音声帯域信号系列全良好に表
わし得るパルス系列を探索するパルス系列探索回路と、
前記スペクトルパラメータ系列抽出結果または前記パル
ス系列探索結果をもとに前記パルス系列の1固数を決め
る判別符号を作る判別回路と、前記判別符号に従って前
記パルス系列と前記スペクトルパラメータ系列を符号化
し前記判別符号と組み合わせて出力する手段とを有する
ことを特徴とする音声帯域信号系列符号化装置が得られ
る。
更に本発明によれば1組み合わされた符号系列を入力し
判別符号を分離しさらに前記判別符号に従ってスペクト
ルパラメータ系列を表わす符号とパルス系料金表わす符
号とを分離し復号する手段と、前記復号されたパルス系
列を用いて駆動パルス系列全発生させるパルス系列発生
回路と、前記復号されたスペクトルパラメータ系列と前
記駆動パルス系列と全屈いて音声帯域信号系利金再生し
出力する合成フィルタ回路とを有することを特徴とする
音声帯域信号符号化方式が得られる。
〈実施例〉 本発明による音声符号化方式の構成全図面金用いて詳細
に説明する。第4図(a)は、本発明による音声符号化
方式の符号器側の一実施例を示すプロ、り図であり、第
4図(b)は復号器側の一実施例を示すブロック図であ
る。第4図(a)において、音声信号系列、 (n)は
、入力端子195から入力され、あらかじめ足められた
サンプル数だけ区切られてバッファメモリ回路340に
蓄積される。次ににパラメータ計算回路280は、バッ
ファメモリ回路340に蓄積されている音声信号のうち
、あらかじめ定められたサンプル数音入力し、入力音声
信号のスペクトル包絡全表わすLPGパラメータを計算
する。
LPGパラメータとしては種々あるが以下ではに/<ラ
メータを用いるものとして説明を進める。尚、Kパラメ
ータはパーコール係数と同一のパラメータである。Kパ
ラメータの計算法としては代表的な方法として自己相関
法と、共分散法がよく知られている。ここでは自己相関
法によるにパラメータの計算法を、ジ璽ン・マクホウル
(JOHNMAKHOUL)氏らによるアイ・イー・イ
ー・イートランサクションズ オン ニー・ニスΦニス
・ピー(IEEE TRANSACTIONS ON 
A、S、S。
p、)誌1975年6月号、309〜321頁に掲載の
[クオンタイゼイシ目ン プロパテイブ オプトランス
ミッション パラメ−タ値イン リニア プリディクチ
イブ システムズJ (”QUANTIZATION 
PROPERTIES OF TRANSMI8SIO
N PARAMETER8IN LINEARPRED
ICTIVE SYSTEMS” )と題シタ論文(文
献2)等に説明されている方法を引用して以下に示す。
go= R(0) (sa) J = −(R(i)+’J’aj(+−1)・R(i
−j)〕/El−1(sb)j=1 ω ai =ki (sc) 、j+>= (,1−1)十に、Ji;I) 、 (t
≦j≦i −1) (5d)Ei = (1−に−)・
E、〜□ (5@)all =Ik甲、(1≦j≦p 
) (5f)式(5a)から式(5f)はc = 1 
、2 、 ・・・・・pとして再帰的に解くことができ
る。式において、kiは1欠目のにパラメータ値金示す
。またR(i)は入力音声に対する遅れ時間lの自己相
関々数を示す。p(p) は予測分析次数を示す。Jは分析次数pの場合のj番目
の線形予測係数金示す。ここで式(5e)のKiの値は
次数lの予測における予測誤差電力を示している。従っ
て計算の各段階で次数lの予測の予測誤差電力を監視す
ることができる。Ei’に用いて正規化予測誤差は次式
のように表わせる。
Vl = Et / R(o) (6)1 =PC7)
場合には(5e)式を用いてv、=子(1−k”、) 
(7) i=1 従って(力式を用いればP次子測分析の場合の正規化予
測誤差を知ることができる。以上で自己相関法によるに
パラメータ計算法の説明を終える。
第4図(a)に戻って、Kパラメータ計算回路280は
、式(5a)から式(5e)に従ってあらかじめ定めら
れた次数Ml (例えばM、=4)のにパラメータKi
(1≦i≦Ml)を計算する。また(力式に従ってM1
次の正規化予測誤差VM、 f:計算する。次にまった
正規化予測誤差vM、 yあらかじめ定められたしキイ
値と比較して、vM、がしきい値よシも小さければ入力
音声は有声と判別する。一方、vM、がしきい値よシも
大きければ入力音声は無声と判別する。このようにした
のは、音声信号の場合、有声部では相関が大きいために
予測し易く正規化予測誤差はかなシ小さな値となる。一
方、音声信号の無声部およびデータモデム信号は相関が
小さいために予測しにくく、正規化予測誤差はあ−1:
l)小さくはならないことにもとすいている。Kパラメ
ータ劇算回路280は正規化予測誤差VPヲ用いた有声
/無声判別結果を1ビツト情報dとしてにパラメータ符
号化回路200とインパルス応答耐昇回路210とパル
ス計算回路390と合成フィルタ回路400と恵み付は
回路410と蓋子化回路470とマルチプレクサ450
とへ出力する。更ににパラメータ計算回路280は、判
別結果が無声であった場合にはM1次までめたにパラメ
ータ値Ki(1≦i≦M12例えばM、=4)iKパラ
メータ符号化回路200へ出力する。この場合、信号の
相関が小さいのでM、は4次程度以上としても予測利得
の向上はごくわずかである。一方、判別結果が有声であ
った場合には音声信号のスペクトル包絡をより精密に表
わすために更にM2次(Ml≧M39例えばM、=12
)までのにパラメータ値に4 (1≦i≦M2)を引き
続き計算し、K、 (1≦i≦Mりをにパラメータ符号
化回路200へ出力する。
K ハラメータ符号化回路200は、Kパラメータ計算
回路280から有声/無声判別情報dとにパラメータ値
Kiとを入力する。Kパラメータ符号化回路200は有
声に対する最適な量子化%性と無声に対する最適な量子
化特性の2棟の量子化特性をもっておp、判別情報dに
従ってこの特性を切シ換え、入力し念にパラメータに、
全符号化し、符号tki’tマルチプレクサ450へ出
力する。またにパラメータ符号化回路200は、tki
 ’t”復号化して得たにパラメータ復号1直Kiを用
い前述の(5c)、(5d)。
(5f)式を用いて予曲」係数値a’、 [変換する。
この際に有声/無声判別情報d金用いて次数PkM。
またはM、に切υ換えておく。Kパラメータ符号化回路
200は、予測係数値a+、 kインパルス応答計算回
路210と重み付は回路410と合成フィルタ回路40
0とへ出力する。
次にインパルス応答計算回路210は、Kパラメータ計
算回路280から有声/無声判別情報dとにパラメータ
符号化回路200から予測係数値、+、 e入力し1次
式で示される重牟付けされた合成フィルタの伝達関数を
表わすインパルス応答り、、(n) k、あらかじめ定
められたダンプル数だけ計算する。
ここでPは予測係数値a′1の次数を示す。Pは有声/
無声判別情報dに従って切シ換えられ、有声の場合はP
はM2(例えば12)次にセットされ、無声の場合はP
はM+(例えば4)次にセットされる。
また、W(Z)は前記(3)式で示した重み付は関数の
2変換表現である。仕し次数Pは、有声/無声情報dに
従いM、凍たはM、に切シ換えられる。インパルス応答
計算回路210はインパルス応答hw(n)i自己相関
次数計算回路360と相互相関次数計算回路350とへ
出力する。
次に自己相関次数計算回路360は、インパルス応答計
算回路210からインパルス応答hW(n)e入力し、
次式に従って自己相関次数Rhh(り全あらかじめ定め
られた遅れ時間τだけ計算する。
自己相関次数Rhh(τ)はパルス計′算回路390へ
出力される。
次にfl、器285は、バッファメモリ回路340に蓄
積された音声信号x(n)を入力し、x(n)から合成
フィルタ回路400の出力系列を1フレームサンプル分
減算し、減算結果、(n)を重み付は回路410へ出力
する。
次に重み付は回路410は、減昇器285から減算結果
e (n) ’e大入力、またにパラメータ符号化回路
200から予測係数値!1’i ’fr入力し、にパラ
メータ計算回路280がら有声/無声判別情報d全入力
し。
e(n)に対して重み付けを施しe、(n)(5出力す
る。ここで、w(n)は2変換表現で次式のように書け
る。
EJ) = E(Z) ” w(Z) uo)ここでE
W(Z)、 E(Z)はそれぞれew(n)の2変換値
e(n)の2変換値を示す。またW(2))は前記(3
)式で示される重み付は関数の2変換値を示す。但しW
(Z)の次数pは有声/無声情報dに従いM2またはM
に切シ換えられる。重み付は回路410は請求めたeW
(n) k相互相関次数計算回路350へ出力する。
次に相互相関次数計算回路350は、重み付は回路41
0からew(n)’c大入力、またインパルス応答計算
回路210からインパルス応答hw(n) を入力し1
次式に従って相互相関次数ψhx(n) ’lrあらか
じめ定められたサンプル数だけ計算する。
ψhxGT+)=Σey(”)・hw(n−n+ ) 
、(1≦m≦N) (Ill−4 相互相関次数9’hx(・)はパルス計算回路390へ
出力される。
次にパルス計算回路390は、相互相関次数計算回路3
50から相互相関次数ψhX(−) ’に入力し、自己
相関次数計算回路360から自己相関次数Rbh(・)
を入力し、Kパラメータ計算回路280から有声/無声
判別情報dを入力する。ここでパルス計算回路390は
、有声/無声判別情報dに従って、1フレーム内にめる
パルス数を切り換える。つ壕シ、有声の場合にはL1個
のパルスをめ、無声の場合にはり、個のパルスをめる。
但し、L、<L。
とする。無声の場合に、有声の場合と比較してパルス数
を増やす必要があるのは、前述したように無声の場合は
有声の場合に比べ予測利得が少ないためである。ここで
パルス数は伝送ビットレイトに応じて決定されなくては
ならない。例えば、伝送ビットレイトK1−16にビッ
ト/秒とすると、後述する量子化回路における量子化ビ
ット配分に従えば、有声の場合にり、=32.無声の場
合にり、=50個程度となる。
パルス計算回路390では、入力信号と合成信号との重
み付は誤差電力を最小化するパルス系列を、次式に従っ
て1パルスずつ順次計算する。
f 1 (□ ; ) =(ψ、X輻ρ−Σ’z−”h
h(1mt−m+ l) ’t/ Rhh(o)bミl (1≦l≦L ) D ここで21はフレーム内のi番目にたつパルスの撮It
!’t:示す。mlは1番目のパルスのフレーム内のサ
ンプル位置を示す。またLは1フレーム内にめるパルス
数を示し、この値は前述のように有声/無声判別情報に
従ってr’t (有声の場合)、またはbt(無声の場
合)に切υ換えられる。パルスの位置町は21の絶対値
最大値をとるフレーム内位置からまる。
次に、a′lJ式に従ってパルスを1つずつめる過程を
、図面を用いて説明する。第5図(、)は相互相関々数
計算回路350で計算され、パルス計算回路390へ出
力された1フレ一ム分の相互相関々数金示す。図におい
て横軸は1フレーム内のサンプル時刻を示す。フレーム
長は160としている。縦軸は振幅である。第5図(b
)はtlz式に従ってめた第1番目のパルスr、′に示
す図である。第5図(e)は第5図(b)でめたパルス
の影Wt差し引いた後の図である。第5図(d)は第2
番目のパルス12をめた図である。第5図(e)は第2
番目のパルスy2の影響を差し引いた後の図である。第
5図(d)から(、)の処理ヲ<シ返してり1個または
52個のパルスをめる。
第4図(a)に戻って、パルス計算回路390はα2式
に従ってめたパルス系列を符号化回路470へ出力する
次に符号化回路470は、パルス計算回路390からパ
ルス系列を入力し、Kパラメータ計算回路280から有
声/無声判別情報d全入力する。符号化回路470は、
有声/無声判別情報dに従い、有声、無声の場合に対し
て量子化ビット数及び量子化特性を切)換える。量子化
特性を切り換えるのは、有声と無声の場合ではパルス振
幅の分布が異なるので、各々の分布に対し最適な量子化
音節すためである。符号化回路470は、入力したパル
スの振幅2位置を符号化し、マルチプレクサ450へ出
力する。また、パルスの振幅1位置の復号値y’(+ 
m/、 ’fcパルス発生回路420へ出力する。ここ
でパルス系列の符号化法は種々考えられる。一つは、パ
ルス系列の捗幅2位置全別々に符号化する方法であシ、
また一つは振幅1位置を一緒に符号化する方法である。
前者の方法について一例全説明する。まず、パルス系列
の振幅の符号化法としては、フレーム内のパルス系列の
振幅の最大値全正規化係数として、この値を用いて各パ
ルスの振幅を正規化した後に。
量子化、符号化する方法が考えられる。量子化特性につ
いては、有声、無声、各々の場合の振幅分布に応じた最
適な特性を用いる。また、各パルスの振幅を直交関係に
ある他のパラメータに変換した後に量子化、符号化を施
してもよい。また、パルス珈暢毎にビット割)当で’(
]:変えてもよい。次に、パルス位置の符号化について
も柚々の方法が考えられる。例えば、ファクシミリ信号
符号化等でよく知られているランレングス符号等を用い
てもよい。これは符号″′0″または1”の続く長さを
あらかじめ定められた符号系列を用いて表わすものであ
る。また、正規化係数の符号化には、従来よく知られて
いる対数圧縮符号化等を用いることができる。
次に有声、無声の各場合に対する量子化ビット配分の一
例を以下に示す。伝送ビットレイトは16にビット/秒
とする。もし判別情報dが鳴声であった場合には、パル
ス振幅の量子化ビット数は5ビツト、パルス位置のビッ
ト数は3ビツトとする。一方、判別情報が無声であった
場合には、パルス振幅の量子化ビット数は4ビツト、パ
ルス位置のビット数は2ビツトとする。このビット配分
に従えば、伝送ビットレイト′t16にビット/秒とし
た場合に、前述のように、有声に対するパルス数は32
.無声に対するパルス数は50程度となる。
尚、パルス系列の符号化に関しては、ここで説明した符
号化方式に限らず、衆知の最良の方法を用いることがで
きることは勿論でるる。
第4図(a)に戻って、パルス発生回路420は、パル
ス系列復号値r・+ * m+、 k用いてm’iの位
置に振幅1′1をもつ駆動パルス系列を発生させる。パ
ルス発生回路420は、駆動パルス系列を合成フィルタ
回路400へ出力する。
合成フィルタ回路400は、パルス発生回路420から
駆動パルス系列を入力し、Kパラメータ計算回路280
から有声/無声判別情報d全入力し、Kパラメータ符号
化回路200から予測係数復号値a′iを入力する。合
成フィルタ回路400は、入力した駆動パルス系列と予
測係数復号値a′1と全周いて1フレ一ム分の応答信号
系列x(n)’i次式に従って計算する。
△ P △ x (n) = d (n)十Σ鴫・x(n−i) (
13)←壬1 △ ここでx(n)の値は2フレ一ム分(1≦n≦2N)計
算される6d(n)は駆動信号を表わし、1≦n≦Nで
はパルス発生回路420から入力した駆動パルス系列を
用いる。、マたN+1≦n≦2Nでは全てOの系列を用
いる。次数pは判別情報dに従って切シ換え、有声の場
合はMt(例えば12)次、無声の場合はMt(例えば
4)次とする。住3式でめたX (n)△ のうち、2フレーム目の”)(N+1≦n≦2N)の値
が減算器285へ出力される。
次にマルチプレクサ、45.0は、符号化回路470の
出力符号とにパラメータ符号化回路200の出力符号と
にパラメータ符号化回路280からの判別情報を表わす
1ビット符号と全入力し、これらを組み合わせて送信側
出力端子480から通信路へ出力する。以上で本発明に
よる音声符号化方式の符号器側の説明を終える。
次に本発明による音声符号化方式の復号器側について第
4図(b)を参照して説明する。デマルチプレクサ50
0は、復号器側入力端子490から組み合わされた符号
を入力する。デマルチプレクサ500は入力した符号の
うち、Kパラメータを表わす符号とパルス系列を表わす
符号と有声/無声判別情報を表わす1ビット符号とを分
離し、Kパラメータを表わす符号t−にパラメータ復号
回路520へ出力し、パルス系列を表わす符号全パルス
系列復号回路530へ出力し、有声/無声判別情報を表
わす1ビ、ト符号fcKパラメータ復号回路520とパ
ルス系列復号回路530と合成フィルタ回路550とへ
出力する。
次にパルス系列復号回路530は、有声/無声判別情報
を表わす符号とパルス系列を表わす符号とを入力し、有
声/無声判別情報を表わす符号に従りて、有声の場合に
はLl(例えば32)個のパルス系列を復号化する。一
方、無声の場合には11(例えば50)個のパルス系列
を復号化する。
復号化されたパルス系列の折幅1泣置情報はパルス発生
回路540へ出力される。パルス発生回路540は、復
号化された振幅1位置情報を入力し駆動パルス系列を発
生させ、合成フィルタ回路550へ出力する。
次ににパラメータ復号回路520は、有声/無声判別情
報を表わす符号とにパラメータを表わす符号と全入力し
、有声/無声判別情報を表わす符号に従って、有声の場
合にはMt (例えば12)次のにパラメータを復号化
する。一方、無声の場合にはMS(例えば4)次のにパ
ラメータを復号化する。復号化されめたにパラメータ値
Kiは合成フィルタ回路550へ出力される。
次に合成フィルタ回路550は、有声/無声判別情報を
表わす符号と駆動パルス系列と、Kパラメータ復号値K
iと金入力する。Kパラメータ復号値Klは前述の(5
e)、(5d)、(5f)式を用いて予測係数値a′1
に変換される。この際に有声/無声判別情報を表わす符
号に従りて次数p k Ms tたはM、に切シ換えて
おく。合成ライルタ回路550は次式に従って合成信号
x(n)lrxフレーム分計算し、受信側出力端子56
0から出力する。
x(n) = d (n)+Σa′i−マ(n−1)、
(l≦n≦N) (J4)I富l ここでd(n)は駆動パルス系列を示す6′また次数p
は有声/無声判別情報を表わす符号に従ってM。
またはM、に切シ換えられる。以上で本発明にょる復号
器側の説明を終える。
本実施例の構成によれば、パルス系列を前述の任z式に
従いめているので、文献1の従来方式のように、音源パ
ルスで合成フィルタを駆動して再生信号をめ、原信号と
の2乗誤差をフィードバックしてパルスを調整するとい
う径路がなく、またその処理をくり返す必要もないので
、演算1tt−大幅に低減できる。但し、パルス計算ア
ルゴリズム全実施例にて説明した方法に限定するもので
はなく、演算量の増加を許せば、文献1.に例を示すよ
うなA−b−8的手法によるパルス計算アルゴリズムを
用いてもよい。
尚、tIz式に示したパルス計算法においては、パルス
を1つずつ順番に計算していた。この方法においては次
のパルスを計算する際にこれよシ過去にまった複数個の
パルスの振幅を再調整するよい場合に特性が向上する。
また音源パルスをめる方法としては、よシ最適なパルス
系列全計算する方法のような他の良好なパルス系列計算
法を用いてもよい。
また本実施例においては、符号器側で正規化予測誤差を
前述の(方式に従い計算し、この値に応じて有声/無声
判別情報をつくっていたが、有声/無声判別情報のつく
υ方としては次に示すようにしてもよい。今、伝送とッ
トレイト全16にビット/秒とする。パルス計算回路3
90では無声と判断された場合の個数LH(例えば50
)個のパルスをめ、符号化回路470では各パルスの振
幅に対し4ビツトの量子化を施し、各パルス位f?2ビ
ットの符号で表わす。各パルスの振幅2位置を復号化し
、次式に従って誤差電力EIヲ計算する。
E = R,、(o)−Σ7・ψhxc”′ρ α9、
i−1 ここでR1(0)は重み付は回路410の出力値eW(
n)のNサンプル分の電力金示す。Lはパルスの個数(
この場合はL+ ) 、riiは14目のパルスの復号
されたパルス振幅、 m’iは1番目のパルスの復号さ
れた位置、ψhx(・7・は相互相関々数全示す。さら
にり。
個のパルスのうち振幅の大きな方から順に有声と判断さ
れた場合の個数L!(例えば32)個のパルスを選び、
符号化回路470において各パルス振幅に対し5ビツト
量子化を施し、各パルス位置を3ビット符号で表わし復
号化する。復号値を用いて前述の09式に従って誤差電
力Etk計算する。但し、(151式のLはり、としな
くてはならない。次にE。
とE、と全比較し、EIの方が小さければ無声と判断し
、判別符号を無声會示す符号にセットし、パルス数t 
、L 1個とする。一方、E、の方が小さければ有声と
判断し、判別符号を有声を示す符号にセットし、パルス
数’eLt個とする。このような構成とすることによっ
て、量子化効果も含めたオーバーオールの特性による有
声/無声判別を行なうことができるので、特性がさらに
向上する。
また本実施例においては、有声/無声判別情報を用いて
、符号器側ではにパラメータ符号化回路200、符号化
回路470の量子化特性、量子化ピット配分を切り換え
、復号器側ではにパラメータ復号回路520.パルス復
号回路の復号特性金切シ換えていた。装置構成をよシ簡
略化するために、量子化特性・、量子化ビット配分、復
号特性は有声、無声で切シ換えずに同じ特性としてもよ
い。
また本実施例においては、有声/無声判別情報を用いて
、符号器側ではにパラメータ計算回路280でにパラメ
ータの次数を切シ換えていた。一方、復号器側ではにパ
ラメータ復号回路520゜合成フィルタ回路5500次
数を切シ換えていたが。
この次数に関する切シ換え操作はなくてもよい。
また本実施例においては、合成フィルタ回路550の次
数を、有声/無声判別情報を入力して切シ換えていたが
、有声/無声判別情報を用いた切シ換え操作はなくても
よい。これはにパラメータ復号回路520から入力する
にパラメータ復号値の次数が有声/無声判別情報に応じ
てすでに切り換えられているためである。
また本実施例においては、パルス計算回路390におい
て有声/無声判別情@を用いてフレーム内にめるパルス
数りを切!ll換えていたが、パルス計算回路390で
めるパルス数は有声、無声とも同じ数としL+ (例え
ば50)個計算しておき、マルチプレク+j450にお
いてパルス系列全表わす符号?伝送する際に、有声/無
声判別盾報全用いて伝送するパルス数を切り換えてもよ
い。このような構成とした場合、パルス数の少ない方に
切り換えて伝送する際には例えばパルス振幅の大きなも
のからr’t(例えば32)個選び田して伝送すればよ
い。
また本実施例においては、パルス数全切り侯える種類を
り、個またはL2個の種類としたが、3種類以上のパル
ス数に切9換えるようにしてもよい。
但しこのようにした場合には、符号器側で有声/無声判
別を行なうためのしきい値全3種類以上用意することと
復号器側に伝送する判別符号のビット数金増やす必要が
ある。
本実施例の構成においては、短時間スペクトル構造全表
わすインパルス応答系列の自己相関次数を計算する際に
、インパルス応答計算回路210によってにパラメータ
復号値全用いてインパルス応答全計算した後に、このイ
ンパルス応答を用いて自己相関次数計算回路360にて
自己相関次数を計算していた。ディジタル信号処理の分
野でよく知られているように、インパルスLL6、答の
自己相関次数はパワスペクトルと対応関係にある。従っ
てまずにパラメータ復号イ直を用いてパワスペクトルを
め、その後にこの対応関係を用いて自己相関々数全計算
するような構成としてもよい。一方、音声信号と短時間
スペクトル包絡全戎わすインパルス応答との相関次数を
計算する際に、本実施例の構成では重み付は回路410
の出力値a、(n)とにパラメータ復号値Kiを用いて
インパルス応答計算回路210にて計算したインパルス
応答hw(n)を用いて相互相関次数ψhx(−)’を
計算していた。よく知られているように、相互相関次数
はクロス・パワスペクトルと対応関係にある。従ってま
ずew(n)とKiとを用いてクロス・パワスペクトル
をめ、その後に相互相関次数を計算するような構成とし
てもよい。尚、パワスペクトルと自己相関次数との対応
関係、クロス・パワスペクトルと相互相関次数との対応
関係については、ニー・ブイ・オッベンハイム(A、V
、 OPPENHEIM )氏らによる[ディジタル信
号処理J (”DIGITAL 5IGNALPROC
ESSING”)と題した単行本(文献3)の第8章に
て詳細に説明されているので、ここでは説明を省略する
本実施例においては、1フレーム内のパルス系列の符号
化は、パルス系列が全てまった後に、第4図(a)の符
号化回路470によって符号化を施でたが、符号化をパ
ルス系列の計算に含めて、パルスを1つ計算する毎に、
符号化を行ない、次のパルスを計算するという構成にし
てもよい。このような構成をとることによって、符号化
の歪をも含めた誤差を最小とするよう々パルス系列がま
るので、更に品質を向上させることができる。
本実施例によれば、フレーム境界での波形の不連続に起
因したフレーム境界近傍での再生信号の劣化がほとんど
ない。これは、符号器側において。
現フレームのパルス系列を計算する際に、1フレーム婚
去の駆動音源パルス系列によって合成フィルタ全駆動し
て得られた応答信号系列を、現フレームにまで伸ばして
め、これ全入力音声信号系列から減算した結果に対して
現フレームのパルス系列全計算するという構成にしたこ
とに起因している。また、本実施例ではフレーム長を一
定とした場合について説明したが、フレーム長を時間的
に変化させる可変長フレームとしてもよい。また、lフ
レーム内にたてる音源パルスの個数は一定でなくてもよ
い。例えばS/N全一定とするように各フレームのパル
ス系列の個数全変化させるようにしてもよい。
また、本実施例においては、知時間音声信号系列のスペ
クトル包絡を衣わすパラメータとしてはK パラメータ
を用いたが、これはよく知られている他のパラメータ(
例えばLSPパラメータ等)を用いてもよい。更に前述
の(8)式、(11式において重み付は関数W2)はな
くてもよい、 また、本実施例においては、フレーム境界での再生波形
の不連続に起因する品質劣化を防ぐために、現クレーム
よシlフレーム過去の駆動音源パルスに由来した応答信
号系列を計算し、現フレームの入力音声からこの応答信
号を減算した後に、パルス系列を計算したが、第6図に
示すように、パルス系列の計算に用いるデータとじて−
パルスを伝送するフレームのデータとそれよりも過去の
データと金含むような構成にしてもよい。図6で、Nア
はパルス全伝送するフレームを示し、Nは音源パルスを
計算するフレーム境界す。このような構成とすることに
よって、1フレーム過去の駆動音源パルスに由来した応
答信号系列全計算する必要がなくなる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、入力信号に対する
予測利得の小さいフレームでは、フレームおたシのパル
ス数全増加させているので、伝送ビットレイトが16に
ビット/秒程度でパルス数が十分でない場合には良好な
特性を得ることが困難であった音声信号の子音部の特性
を改善することができるだけでなく、やはり良好な特性
を得ることが困難であった2400ビ、ト/秒程度の音
声帯域データモデム信号も良好に伝送できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式の構成を示すブロック図、第2図は音
源パルス系列の一例を示す因、第3図は入力音声信号系
列の周波数特性と第1図に記載の重み付は回路の周波数
特性の一例を、示す図、第4図(a) 、 (b)は本
発明による音声符号化方式の一実施例?示すブロック図
、第5図(a)〜(e)はパルス探索過程の一例を示す
図、第6図はパルス伝送フレームと音源パルス計算フレ
ームとの位置関係ti明するための図である。 図にお込て、110,340・・・バッファメモリ回路
。 120.28’5・・・減算回路、130,400.5
50−合成フィルタ回路、140,420,540・パ
ルス発生回路、150・・・誤差最小化回路、180,
280・・・Kパラメータ計算回路、190.410 
・重み付は回路。 200・・・Kパラメータ符号化回路、210・・・イ
ンパルス応答計算回路、350・・・相互相関関数計算
回路。 360・・・自己相関関数計算回路、390・・・パル
ス計算回路、470・・・符号化回路、450・・マル
チプレクサ、500・・デマルチプレクサ、520・・
・Kパラメータ復号回路、530・パルス復号回路をそ
れぞれ示す。 代理人ブ[珂1−に 内L仝 晋 手続補正書(自発) 60.5.29 昭和 年 月 日 特許庁長官 殿 同 1、事件の表示 昭和59年 特許 願第042307
号2、発明の名称 音声帯域信号符号化方式とその装置
3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 東京都港区芝五丁1433番1号 (423) 日本電気株式会社 代表者 関本忠弘 4、代理人 5、補正の対象 (1)明細書の特許請求の範囲の欄 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 (1)%許請求の範囲を別紙のとおシ補正する。 (2)明細書第16頁第9行目にrcJとあるのをrj
Jと補正する。 (3)明細書第18頁第11行目に「量子化」とあるの
を「符号化」と補正する。 (4)明細書第25頁第9行目K「分布」とあるのを「
頻度分布」と補正する。 (5)明細書第32頁第17行目に「各パルス」とある
のを「例えば各パルス」と補正する。 (6)明細書第35頁第20行目に13種類」とあるの
を「2種類」と補正する。 (7)明細書第39頁第19行目の「入力信号」から第
20行目の「フレームでは、」までを次のように補正す
る。 [常に良好な品質の再生信号を提供できるように、」 (8)明細書第40頁第1行目に「増加」とあるのを「
変化」と補正する。 1′″ゝ・、 代□入 弁1士 内 原 d 。 \1、ノ 別紙 特許請求の範囲 (1) 送信側では、離散的な音声帯域信号系列を入力
し短時間スペクトル包絡を表わすスペクトルパラメータ
系列を抽出し、前記音声帯域信号系列と前記スペクトル
パラメータ系列をもとに前記音声帯域信号系列を良好に
表わし得るパルス系列を探索し、前記スペクトルパラメ
ータ系列抽出結果または前記パルス系列探索結果をもと
に送出パルス系列の個数をきめる判別符号を作り、前記
判別符号に従い前出送出パルス系列と前記スペクトルパ
ラメータ系列とを符号化し前記判別符号と組み合わせて
出力し、受信側では、前記組み合わされた符号から、前
記判別符号を分離し、前記判別符号に従って前記スペク
トルパラメータ系列を表わす符号と前記送出パルス系列
を表わす符号とを分離し復号し、前記復号されたスペク
トルパラメータ系列と前記復号されたパルス系列とを用
い前記音声帯域信号系列を再生するようにしたことを特
徴とする音声帯域信号化方式。 (2)離散的な音声帯域信号系列を入力し、前記音声帯
域信号系列から短時間スペクトル包絡を表わすスペクト
ルパラメータ系列を抽出するパラメータ計算回路と、前
記音声帯域信号系列と前記スペクトルパラメータ系列を
もとに前記音声帯域信号系列を良好に表わし得る゛パル
ス系列を探索するパルス系列探索回路と、前記スペクト
ルパラメータ系列抽出結果または前記パルス系列探索結
果をもとに送出パルス系列の個数を決める判別符号を作
る判別回路と、前記判別符号に従って前記送出パルス系
列と前記スペクトルパラメータ系列を符号化し前記判別
符号と組み合わせて出力する手段とを有することを特徴
とする音声帯域信号系列符号化装置。 (3)送信側から離散的な音声帯域信号系列よシ短時間
スペクトル包絡を表わすスペクトルパラメータ系列を抽
出し、前記音声帯域信号系列と前記スペクトルパラメー
タ系列をもとに前記音声帯域信号系列を良好に表わし得
るパルス系列を探索し、前記スペクトルパラメータ系列
抽出結果または前記パルス系列探索結果をもとに送出パ
ルス系列の個数をきめる判別符号を作り、前記判別符号
に従い前記送出パルス系列と前記スペクトルパラメータ
系列とを符号化し前記判別符号と組み合わせて出力され
た符号が入力され、前記組み合わされた符号系列から前
記判別符号を分離しさらに前記判別符号に従ってスペク
トルパラメータ系列を表わす符号とパルス系列を表わす
符号とを分離し復号する手段と、前記復号されたパルス
系列を用いて駆動パルス系列を発生させるパルス系列発
生回路と、前記復号されたスペクトルパラメータ系列と
前記駆動パルス系列とを用いて音声帯域信号系列を再生
し出力する合成フィルタ回路とを有することを特徴とす
る音声帯域信号復号化装置。 f′ 代理人 弁理士 内 原 −。 、−、、、J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送信側では、離散的な音声帯域信号系列を入力し
    短時間スペクトル包at表わすスペクトルパラメータ系
    列を抽出し、前記音声帯域信号系列と前記スペクトルパ
    ラメータ系列をもとに前記音声帯域信号系列を良好に表
    わし得るパルス系列を探索し、前記スペクトルパラメー
    タ系列抽出結果または前記パルス系列探索結果をもとに
    送出パルス系列の個数をきめる判別符号を作シ、前記判
    別符号に従い前出送出パルス系列と前記スペクトルパラ
    メータ系列とを符号化し前記判別符号と組み合わせて出
    力し、受信側では、前記組み合わされた符号から、前記
    判別符号を分離し、前記判別符号に従って前記スペクト
    ルパラメータ系列を表わす符号と前記送出パルス系列を
    表わす符号とを分離し復号し、前記復号されたスペクト
    ルパラメータ系列と前記復号されたパルス系列とを用い
    前記音声帯域信号系列を再生するようにしたことを特徴
    とする音声帯域信号符号化方式。
  2. (2)離散的な音声帯域信号系列を入力し、前記音声帯
    域信号系列から短時間スペクトル包絡を表わすスペクト
    ルパラメータ系列を抽出するパラメータ計算回路と、前
    記音声帯域信号系列と前記スペクトルパラメータ系列を
    もとに前記音声帯域信号系列を良好に表わし得るパルス
    系列を探索するパルス系列探索回路と、前記スペクトル
    パラメータ系列抽出結果または前記パルス系列探索結果
    をもとに送出パルス系列の個数を決める判別符号を作る
    判別回路と、前記判別符号に従って前記送出パルス系列
    と前記スペクトルパラメータ系列を符号化し前記判別符
    号と組み合わせて出力する手政とを有することを特徴と
    する音声帯域信号系列符号化装置。
  3. (3)送信側から離散的な音声帯域信号系列よシ知時間
    スペクトル包終ヲ表わすスペクトルパラメー夕系列を抽
    出し、前記音声帯域信号系列と前記スペクトルパラメー
    タ系利金もとに前記音声帯域信号系列を良好に表わし得
    るパルス系列を探索し、前記スペクトルパラメータ系列
    抽出結果iftは前記パルス系列探索結果をもとに送出
    パルス系列の個数をきめる判別符号全作シ、前記判別符
    号に従い前出送出パルス系列と前記スペクトルパラメー
    タ系列とを符号化し前記判別符号と組み合わせて出力さ
    れた符号が入力され、前記組み合わされた符号系列から
    判別符号を分離しさらに前記判別符号に従ってスペクト
    ルパラメータ系料金表わす符号とパルス系列を表わす符
    号とを分離し復号する手段と、前記復号されたパルス系
    列を用いて駆動パルス系列を発生させるパルス系列発生
    回路と、前記復号されたスペクトルパラメータ系列と前
    記駆動パルス系列とを用いて音声帯域信号系列を再生し
    出力する合成フィルタ回路とを有することを特徴とする
    音声帯域信号復号化装置。
JP59042307A 1984-03-06 1984-03-06 音声帯域信号符号化方法とその装置 Expired - Lifetime JPH0632032B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59042307A JPH0632032B2 (ja) 1984-03-06 1984-03-06 音声帯域信号符号化方法とその装置
CA000475777A CA1229681A (en) 1984-03-06 1985-03-05 Method and apparatus for speech-band signal coding
US07/462,981 US4945567A (en) 1984-03-06 1990-01-10 Method and apparatus for speech-band signal coding

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59042307A JPH0632032B2 (ja) 1984-03-06 1984-03-06 音声帯域信号符号化方法とその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186899A true JPS60186899A (ja) 1985-09-24
JPH0632032B2 JPH0632032B2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=12632359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59042307A Expired - Lifetime JPH0632032B2 (ja) 1984-03-06 1984-03-06 音声帯域信号符号化方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632032B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0374941A2 (en) * 1988-12-23 1990-06-27 Nec Corporation Communication system capable of improving a speech quality by effectively calculating excitation multipulses

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0374941A2 (en) * 1988-12-23 1990-06-27 Nec Corporation Communication system capable of improving a speech quality by effectively calculating excitation multipulses
EP0374941A3 (en) * 1988-12-23 1991-10-16 Nec Corporation Communication system capable of improving a speech quality by effectively calculating excitation multipulses

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0632032B2 (ja) 1994-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0353300A (ja) 音声符号化装置
JPH0563000B2 (ja)
JP3582589B2 (ja) 音声符号化装置及び音声復号化装置
JP3063668B2 (ja) 音声符号化装置及び復号装置
JP3006790B2 (ja) 音声符号化復号化方法及びその装置
JPS60186899A (ja) 音声帯域信号符号化方法とその装置
Dankberg et al. Development of a 4.8-9.6 kbps RELP Vocoder
JP3063087B2 (ja) 音声符号化復号化装置及び音声符号化装置ならびに音声復号化装置
JP3319396B2 (ja) 音声符号化装置ならびに音声符号化復号化装置
JPH0481199B2 (ja)
JPH11259098A (ja) 音声符号化/復号化方法
JP2853170B2 (ja) 音声符号化復号化方式
JPH028900A (ja) 音声符号化復号化方法並びに音声符号化装置及び音声復合化装置
JP2946528B2 (ja) 音声符号化復号化方法及びその装置
JPH0683149B2 (ja) 音声帯域信号符号化・復号化装置
JP2615862B2 (ja) 音声符号化復号化方法とその装置
JPH043878B2 (ja)
JP3736801B2 (ja) 音声復号化方法及び音声復号化装置
JPH02160300A (ja) 音声符号化方式
JPH0632031B2 (ja) 音声符号化方法とその装置
JPH02170199A (ja) 音声符号化復号化方式
JPH01293400A (ja) 音声符号化復号化方法並びに音声符号化装置及び音声復号化装置
JPH0632035B2 (ja) 音声符号化方法とその装置
JPH0426119B2 (ja)
JPH0284700A (ja) 音声符号化復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term