JPS6018641Y2 - 二重タンク式アキユムレ−タ - Google Patents

二重タンク式アキユムレ−タ

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Publication number
JPS6018641Y2
JPS6018641Y2 JP10250078U JP10250078U JPS6018641Y2 JP S6018641 Y2 JPS6018641 Y2 JP S6018641Y2 JP 10250078 U JP10250078 U JP 10250078U JP 10250078 U JP10250078 U JP 10250078U JP S6018641 Y2 JPS6018641 Y2 JP S6018641Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
liquid
gas
opening
tanks
Prior art date
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Expired
Application number
JP10250078U
Other languages
English (en)
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JPS5522501U (ja
Inventor
ケニ−ス・エル・カ−ク
Original Assignee
アムトロ−ル・インコ−ポレ−テツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アムトロ−ル・インコ−ポレ−テツド filed Critical アムトロ−ル・インコ−ポレ−テツド
Priority to JP10250078U priority Critical patent/JPS6018641Y2/ja
Publication of JPS5522501U publication Critical patent/JPS5522501U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6018641Y2 publication Critical patent/JPS6018641Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、給水システム若しくは温水暖房システム等に
おける加圧液体のための、または木槌作用防止装置とし
てのアキュムレータに関するものである。
(従来技術) しかし、この種の従来のアキュムレータにあっては、空
気若しくは不活性気体を気密タンク内に予め1定圧力で
封入した後、この気体封入タンクを介して直接水若しく
は油等を給排する単純な形式のものの場合、気体の一部
が液体中に吸収若しくは溶解し、または気体の一部が気
密タンクから漏洩する等の不都合を生じ、更に場合によ
っては、給排液設備に不慮の事故を発生する危険すらあ
る。
従って、プラグまたはダイヤフラムをタンク内に設けて
気液が直接接触するのを防止する形式のものが近年増加
している。
しかしながら、このような形式のものにおいても、液体
と気体封入タンク内面とが直接接触することに起因する
気体封入タンクの腐食、液体若しくは気体の汚染等の点
で末だ不充分であり、給排水システム、特に飲料水用の
ものにあっては、タンク内の清掃その他保全、衛生、保
守、点検等が簡単ではなく、また保全、整備に比較的時
間がかかり、アキュムレータ自体の稼動率のみならず、
関連設備全体の稼動率をも低下させる等の種々の欠点を
有する。
(考案の目的) 従って、本考案の目的は、上記従来のアキュムレータに
見られる種々の欠点を解消し、気液による汚染がなく、
保全、点検、整備等が容易なアキュムレータを得るにあ
る。
(考案の構成および効果) この目的を達成するため、本考案アキュムレータは、剛
性材料からなるタンクを気体封入可能に中空かつ気密に
形威し、該タンク内にはそれより外形寸法小なる少なく
とも1個の液体タンクを着脱自在に内蔵させ、上記液体
タンクは剛性材料により中空に形成すると共に一端には
液体開口を設け、他端には気体開口を設けて前記タンク
と連通させ、液体タンク内には弾性可撓性材料からなる
袋体を設けて液体開口と気体開口とを遮断するように固
着し、液体開口は配管系を介して液体給排システムと連
通させたことを特徴とする。
本考案によるこの二重タンク式アキュムレータによれば
以下のような効果が得られる。
(1)液体タンクを内蔵する外側のタンクに打圧すべき
気体の圧力に応じて、気体封入タンクの耐圧強度を自由
に選定し得る。
(2)ダイヤフラム若しくはブラダ等の袋体を予め装着
した液体タンクが、外側の気体封入タンク内に着脱自在
とした構成であるため、保全、点検、整備が極めて容易
であり、タンク自体のみならずシステム全体の稼動率を
大巾に向上し得る。
(3)液体タンクの設置個数の変更のみによって、種々
の仕様に対応するアキュムレータを提供することができ
るため、標準化される結果、生産性を大巾に向上し得る
(4)圧力容器たる外側タンクは液体と直接接触するこ
とがないため、内部防食手段を施す必要がなく、大形タ
ンクの場合の製作が容易であると共に、保守、点検等の
維持もまた容易である。
(5)液体タンクは均一な静圧を受けるため、例えば薄
剛板等を使用しても変形のおそれがなく、また小容量の
基準形液体タンクによって多種類の要求仕様に対応でき
る。
(6)複数個の液体タンクを外側の気体封入タンクに内
蔵させた場合には、成る液体タンクの袋体の損傷等によ
る故障があっても、他の液体タンクによって代行させ得
るため、装置若しくはシステム全体の稼動停止を招来す
ることがない。
実施例 次に、図面につき、本考案の実施例を説明する。
図面は本考案の実施例を示す一部縦断面正面図である。
同図において1は鉄鋼等の合成材料からなるタンクあり
、中空気密に形成して例えば左端部に給気口2を設ける
タンク1は図に示すように胴部2aの両端部に椀状に形
成した端板1bを固着して形成することができる。
タンク1内には液体タンク3を例えば4個並列に設置す
るのであるが、前記タンク1の内形寸法よりその外形寸
法を小に形成する。
而してタンク1および液体タンク3は何れも例えば横断
面円筒状とし、タンク1には少なくとも液体タンク3が
出入可能な開口(図示せず)を設け、通常は気密に閉塞
する。
液体タンク3は前記タンク1と同様の剛性材料により中
空に形成し、上下各端部に液体開口4および気体開口5
を各々設けると共に、液体タンク3内には軸方向中間部
に弾性可撓性材料によって形成した袋体6を、前記開口
4および5を流体的に遮断するように固着する。
気体開口5はタンク1の内部と連通させると共に、液体
開口4は、タンク1の外方において配管7を接続し、複
数個の液体タンク3を並列状態に接続する。
而して配管7は液体打圧装置と打圧液体使用システム(
何れも図示せず)との間を連結する配管系8と接続する
上記構成により次にその作用について説明する。
まずタンク1内に給気口2を介して予め圧縮空気を所定
圧力に到達するまで封入すると、液体タンク3内にも気
体開口5を経て圧縮空気が侵入し、袋体6は鎖線にて示
すように上方に反転変形する。
所定圧力に到達した後には給気口2を遮断してタンク1
を気密に保持して、ポンプ等の給水装置(図示せず)か
ら配管8,7を介して液体開口4から液体タンク3内に
給水する。
液体開口4の近傍には、必要に応じて水流の整流装置等
を設けることができる。
給水の進入に伴なって袋体6は次第に下方に膨張して給
水を収容する。
この場合液体タンク3の下端には気体開口5を設けであ
るため、袋体6の膨張に伴なう気体空間の容積移動があ
っても、気体開口5から空気がタンク1内に自由に流通
するから、袋体6内への給水収容には全く支障がない。
また液体開口4は配管7を介して並列に接続しであるた
め、複数個の液体タンク3には、同一圧力の給水が収容
されるのである。
次に所定量の給水の充填が完了したならば、給水を遮断
して圧力水使用システム(図示せず)を作動状態にすれ
ば、タンク1内の空気圧により、袋体6内の水は液体開
口4から押出されて、配管7,8を経て圧力水使用シス
テムに至るのである。
上記のようにして、配管7および/または配管8に制御
手段を介装すれば、給水装置と水使用システムとの間に
おいて、所定圧力範囲の水を間断なく給排することがで
きるのである。
本実施例においては気密として空気および水を使用する
例について示したが、他の気体および液体を使用した場
合についても作用は同一である。
また袋体としては、図に示すような所謂ダイヤプラムの
他に、袋体開口部が液体タンク内形寸法より小である所
謂プラグと称する形状のものとすることもでき、使用状
態を勘案して適宜選定することができると共に、構成材
料はゴム、プラスチック等の弾性可撓性材料とすること
ができる。
更に気体封入タンクおよび/または液体タンクは横断面
円筒形状以外の他の幾何学的形状を選定することができ
、構成材料は鉄鋼材料の他非鉄材料若しくは非金属材料
をも使用可能であることも当然である。
更にまたタンクの設置状態は縦横自由であると共に、液
体タンクの設置数は1個でもよい他、図示以外の複数個
とすることも可能であり、必要に応じてバルブその他の
制御手段を介装して、選択的に特定個数の液体タンクの
みを作動状態とすることもできる。
なお複数個の液体開口を連結する配管は、タンク内に収
容してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す一部縦断面正面図である。 1・・・・・・タンク、3・・・・・・液体タンク、6
・・・・・・袋体、7,8・・・・・・配管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 剛性材料からなるタンクを気体封入可能に中空かつ
    気密に形威し、該タンク内にはそれより外形寸法小なる
    少な、ぐとも1個の液体タンクを着脱自在に内蔵させ、
    上記液体タンクは剛性材料により中空に形威すると共に
    一端には液体開口を設け、他端には気体開口を設けて前
    記タンクと連通させ、液体タンク内には弾性可撓性材料
    からなる袋体を設けて液体開口と気体開口とを遮断する
    ように固着し、液体開口は配管系を介して液体給排シス
    テムと連通させたことを特徴とする二重タンク式アキュ
    ムレータ。 2 前記気体封入タンク内の2個以上の液体タンクを配
    管系に対して並列に設けた実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の二重タンク式アキュムレータ。
JP10250078U 1978-07-27 1978-07-27 二重タンク式アキユムレ−タ Expired JPS6018641Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10250078U JPS6018641Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 二重タンク式アキユムレ−タ

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JP10250078U JPS6018641Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 二重タンク式アキユムレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5522501U JPS5522501U (ja) 1980-02-13
JPS6018641Y2 true JPS6018641Y2 (ja) 1985-06-06

Family

ID=29042142

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JP10250078U Expired JPS6018641Y2 (ja) 1978-07-27 1978-07-27 二重タンク式アキユムレ−タ

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JPS6115029Y2 (ja) * 1980-09-02 1986-05-10

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JPS5522501U (ja) 1980-02-13

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