JPS60181175A - 剥離性皮膜形成組成物 - Google Patents

剥離性皮膜形成組成物

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JPS60181175A
JPS60181175A JP3537584A JP3537584A JPS60181175A JP S60181175 A JPS60181175 A JP S60181175A JP 3537584 A JP3537584 A JP 3537584A JP 3537584 A JP3537584 A JP 3537584A JP S60181175 A JPS60181175 A JP S60181175A
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JP
Japan
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film
aqueous solution
forming composition
active agent
surface active
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JP3537584A
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English (en)
Inventor
Moritoshi Saito
斉藤 守利
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガラスや金属板や化粧合板「プラスチック等
の各種製品に塗布することにより皮膜を形成し、この皮
膜により例えばこわら製品表面に汚れが付着しないよう
にしたりあるいは物理的衝撃から保護したりすることが
でき、かつ、必要に応じて皮膜を剥離したいときにはそ
のまま簡単に剥すことができるが、特に冷水や温水に浸
漬するという手段により容易に剥離することのできる皮
膜形成組成物に関する。
従来、船舶の各種計器を装着したパネル金属板を施工後
に、溶接作業等により該パネル板が汚染し、破損するこ
とを防止するために、あるいは腐蝕発錆を防ぐ等のため
にストリップペイントと称されζ剥離可能なコーティン
グ(5tippable Coating )物をパネ
ル金属板上にコーティングすることが行われている。こ
のコーテイング物は、パネル金属板を使用する場合には
剥離することができるようになっている。
しかし乍ら、このものは、良く剥れなかったり、皮膜が
水に不溶のため、アセトン等の有機溶剤を使用して落す
という煩しさがある。
本発明はかかる金属パネルにとどまらず各種製品の表面
に塗布することができ、汚染防止を果たし、保護被膜を
形成することができ、しかも塗膜の剥離を必要とすると
き忙はそのまま剥すか又は、水に濡らすことにより、例
えば温水に短時間浸漬することにより容易忙剥離するこ
とが可能な剥離性皮膜形成組成物を提供す□ることを目
的としたものであり、更に、本発明ではガラスに塗布す
ることにより、上記の如き特性を有している他、カラー
塗膜を形成し、ガラスに色彩観を4えることのできる剥
離性カラー皮膜形成組成物を提供することを目的とした
ものである。
以下未発明忙ついて詳述するに、本発明の組成物はポリ
ビニルアルコールと界面活性剤とを含有して成り、好ま
しい実施態様はポリビニルアルコール水溶液に界面活性
剤を添加混合して成る。
かかる水溶液を塗装金属板や化粧合板やガラスやプラス
チック等の各種製品の表面に塗布することにより、当該
表面に透明皮膜を形成し、剥離を必要とする時には容易
に剥離することができる。
使用されるポリビニルアルコールは部分鹸化物でも完全
鹸化物でも使用可能であるが、部分鹸化物を使用する場
合には、鹸化度88%重合度1750〜2400の部分
鹸化物が最適である。完全鹸化物の皮膜は、内角を有し
ているような場合には自然忙剥離してくるという問題が
あり、未発BA者の検討によれば、例えば鹸化度98%
の完全鹸化物よりなる皮膜を換気扇などの内角を有する
ものに使用したところ、その内角部から皮膜の自己収縮
により自然に剥れて(るという欠点があることが判った
。従って、広い範囲で使用できる部分鹸化物を使用する
ことが好ましい。
ポリビニルアルコール水溶液の濃度は、これが希薄すぎ
たり濃厚すぎたりするときには皮膜を形成しなかったり
、皮膜を形成しても、もろい皮膜であり剥離性に問題を
生じたりする。
従ってこのポリビニルアルコール水溶液の濃度は10〜
20%とすることが好ましい。
ポリビニルアルコール水溶液のみでもその皮膜は本発明
で意図する剥離性を有しているが、本発明では界面活性
剤を添加することにより、一層剥離を容易にし、水との
接触により、例えば塗膜を温水中に短時間例えば20〜
30G浸漬するだけで、皮膜が温水中で自然に剥離する
ことができた。
こ九は、例えば家庭で主婦なりが、換気扇に本発明に係
る水溶液を塗布し、汚れが目立ったときに、汚れた換気
扇を温水中に浸漬しておくだけで、特に汚れた塗膜に手
を触れずに僅かの時間で剥離できるという便利さがある
従来換気扇の汚れを取り易くするという目的から、既に
、1〜2の塗膜液が市販されており、これらはその目的
を達成しているものの、一般家庭用としては高価であっ
たり、又特異臭があったりして使い難いという欠点があ
るが、本発明ポリビニルアルコールはポバールとして安
価に供給されており、これと界面活性剤との組合せによ
り好適な剥離性皮膜を形成することができる。
又、従来、ポバールの保設膜を形成するに、約15%の
ポバール水溶液に対して2〜10%のグリセリンを加え
て塗液としたり、あるいは化粧品などではグリセリンと
高級脂肪酸のエステルを加えて塗液な作っているが、本
発明では少l゛の界面活性剤を加えて塗液な作ること忙
より、滑らかな材質に対してむらなく塗布するととがで
き、しかもその皮膜は剥離性に優れ、特に、温水中に短
時間浸漬する場合は、より簡単忙剥離できることが判っ
た。これによって特に汚れがひどくなり島いもの例えば
ガスコンロの受け皿や換気扇の羽に塗布して使うことが
できる。しかも、未発8ij塗液は高温安定性という特
性かめることから、ガスコンロの受け皿に塗り壬 で、従来のアルミ製カバーの代替として、好適に使用で
きる。
本発明に使用される界面活性剤としては、各種のものが
使用できるが、石鹸水溶液、非イオン系界面活性剤、陰
・イオン系の界面活性剤及びこれらの混合物が適してお
り、この界面活性剤はポリビニルアルコール水溶液10
0部に対し好ましくは0.04〜0.2部さらに好まし
くは0.06〜0.1%を添加する。
本発明においてはこれらポリビニルアルコールと界面活
性剤とに加えて着色剤を添加混合するとより一層好まし
い。即ち、皮膜のカラー化により簡便な色彩ガラス等と
して利用できるからである。即ち、例えば透明素通しの
窓ガラスに皮膜を形成することにより、透明ガラスが各
種色彩の色彩ガラスに様変りし、窓ガラスの汚れの付着
を防止し、物理的衝撃にも耐え、色彩を変更したい場合
には皮膜を剥離し別色の色彩皮膜を形成すればよく、シ
ョウウィンドーのウィンドガラス等にも好適に使用でき
る。
着色剤としては各種のものが使用され、染顔料の大部分
は使用できるが、市販の水採絵具を使用するのが簡便で
ある。
着色剤の使用量は、カラーの濃淡により使い分ければよ
い。
本発明の剥離性皮膜形成組成物には必要に応じて、消泡
剤例えば0.2%位のノニオン系消泡剤や適量のバラ安
息香酸ブチルエステル等の防腐剤等を添加してもよい。
次に、本発明の実施例を示す。
実施例1 部分鹸化ポリビニルアルコール(以下PVAという)[
PVA217(倉し社製)〕の110%、1)水溶液1
00m1に濃度17%のAl15系界面活性剤0.51
1を加え充分攪拌混合して得られた無色透明の低粘性水
溶液を、塗装金属板′に刷毛で1回塗りし、ドライヤー
で乾燥して乾燥皮膜を形成した。
この皮膜を剥離したところ、均一な一枚の膜としてきれ
いに剥離することができた。又、濡れ雑巾で簡単に塗膜
を拭き取ることもできた。
実施例2 実施例1で使用した部分鹸化PVAの10%水溶液に濃
度20%の高級アルコール系非イオン系中性洗剤0.3
9と市販の緑色水溶性絵具(ペンチル社j!fl ) 
5.59を加え、良く混合して得られたグリーン色の低
粘性水溶液を換気扇の回転羽及び枠に刷毛で1回塗りし
、ドライヤーで乾燥して皮膜を形成した。換気扇を6ケ
刀間実使用した後に、換気扇全体を40〜45Cの温水
中に30分間浸漬したところ、換気扇表面から皮膜が剥
れた。この皮膜は竹べ2で軽くこすったところ簡単にと
れ、換気扇表面は元のきれいな状態にもどった。
実施例3 実施例2で得られた水溶液をガスコンロの受け皿に刷毛
で2回塗りし、ドライヤーで乾燥して皮膜を形成した。
ガスコン買を実際に使用し、汚れた後に、受は皿全体を
40〜SaCの温水中に20分間浸漬してから、竹ベラ
でこすったところ皮膜は簡単にとれ、受は皿の表面はき
れいな状態に戻った。
実施例4 実施例1で使用の部分鹸化PVAの12%水溶液100
1に濃度20%の高級アルコール系陰イオン系中性洗剤
と脂肪酸系非イオン系中性洗剤との等量混合物Oj 、
9と、市販のピンク色の水性絵具169を加え、良く混
合して得られたピンク色の低粘性水溶液を、船舶等のパ
ネル用塗装金槁板に刷毛で2回塗りし、ドライヤーで乾
燥して皮膜を形成した。このものを約6ケ月間室温下に
放置した後で剥がしたところ、一枚の史実なピンク色を
した膜として剥がすことができた。又水に浸漬したとこ
ろ、容易に剥離することができた。
実施例5 実施例3で得られた水溶液を無色のガラス板に2回塗り
して、ドライヤーで乾燥し、塗膜を作ったところ、きれ
いなピンク色のカラー皮膜ができた。この皮膜はぬれ雑
巾で簡単に拭き取ることができた。
特許出願人 斉藤守利 代理人弁理士 佐 藤 良 博

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ポリビニルアルコールと界面活性剤とを含有して
    成ることを特徴とする剥離性皮膜形成組成物。 2 ポリビニルアルコールと界面活性剤と着色剤とを含
    有して成ることを特徴とする剥離性力2−皮膜形成組成
    物。
JP3537584A 1984-02-28 1984-02-28 剥離性皮膜形成組成物 Pending JPS60181175A (ja)

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JP3537584A JPS60181175A (ja) 1984-02-28 1984-02-28 剥離性皮膜形成組成物

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JP3537584A JPS60181175A (ja) 1984-02-28 1984-02-28 剥離性皮膜形成組成物

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JPS60181175A true JPS60181175A (ja) 1985-09-14

Family

ID=12440148

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JP3537584A Pending JPS60181175A (ja) 1984-02-28 1984-02-28 剥離性皮膜形成組成物

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03119064A (ja) * 1989-09-30 1991-05-21 Hitachi Ltd 熱剥離被膜
WO1998050476A1 (en) * 1997-05-08 1998-11-12 Polyval Manufacturing Limited Coating method polyvinyl alcohol
WO1999023283A1 (en) * 1997-11-05 1999-05-14 Polyval Manufacturing Limited Rust remover and preventer
JP2010090337A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Mizuno Corp 易洗浄性芝用マーキング剤及びその使用法
JP2016504356A (ja) * 2013-11-28 2016-02-12 株式会社ディーアール アートメイク用唇パック化粧料組成物及びその製造方法
CN106189449A (zh) * 2016-07-21 2016-12-07 朱小龙 一种金属用可剥除锈防锈漆

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