JPS6018073Y2 - 自動車用灰皿 - Google Patents
自動車用灰皿Info
- Publication number
- JPS6018073Y2 JPS6018073Y2 JP18338980U JP18338980U JPS6018073Y2 JP S6018073 Y2 JPS6018073 Y2 JP S6018073Y2 JP 18338980 U JP18338980 U JP 18338980U JP 18338980 U JP18338980 U JP 18338980U JP S6018073 Y2 JPS6018073 Y2 JP S6018073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut plate
- inner case
- fire cut
- fire
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用灰皿に関し、特に、車体側に取付
けられるアウターケースに対して開閉自在なインナーケ
ースへのファイヤーカットプレートの組付けの改良を図
るものである。
けられるアウターケースに対して開閉自在なインナーケ
ースへのファイヤーカットプレートの組付けの改良を図
るものである。
この種のインナーケースに取り付けられるファイヤーカ
ットプレートは、インナーケースの両側壁に貫通孔を設
け、一方の側壁の貫通孔から他方の側壁の貫通孔へ枢軸
を貫通させ、この枢軸に対して回動自在で、枢軸に巻装
したねじりコイルばねで常時は上方に弾性付勢している
。
ットプレートは、インナーケースの両側壁に貫通孔を設
け、一方の側壁の貫通孔から他方の側壁の貫通孔へ枢軸
を貫通させ、この枢軸に対して回動自在で、枢軸に巻装
したねじりコイルばねで常時は上方に弾性付勢している
。
前記ファイヤーカットプレート、枢軸、ねじりコイルば
ねの組付は方法としては、従来、ねじりコイルばねの一
端をインナーケースの内壁に当接係合させると共に他端
をファイヤーカットプレートに当接係合させ、プリロー
ドをかけておき、この状態で枢軸をインナーケースの両
壁間にねじりコイルばねを介して貫通させて架設してい
る。
ねの組付は方法としては、従来、ねじりコイルばねの一
端をインナーケースの内壁に当接係合させると共に他端
をファイヤーカットプレートに当接係合させ、プリロー
ドをかけておき、この状態で枢軸をインナーケースの両
壁間にねじりコイルばねを介して貫通させて架設してい
る。
この組付けは、組付は作業が厄介で熟練を要し、未熟な
者では組付作業が難しく、前記側壁の貫通孔の形成のた
め上下方向の抜き型ばかりでなく、水平方向の抜き型を
必要となり部品製造コスト高となり、量産には最適と言
えない問題がある。
者では組付作業が難しく、前記側壁の貫通孔の形成のた
め上下方向の抜き型ばかりでなく、水平方向の抜き型を
必要となり部品製造コスト高となり、量産には最適と言
えない問題がある。
この考案は、上記した欠点を解消しようとするもので、
インナーケースの両側壁に係合溝を設け、係合端をファ
イヤーカットプレートの保持部およびねじりコイルばね
に通した後、係合端を前記係合溝に嵌入させることでフ
ァイヤーカットプレートをインナーケースに摩擦係止す
るように構成したことを特徴とし、未熟練者でも簡単容
易に組付作業ができるようにしたものである。
インナーケースの両側壁に係合溝を設け、係合端をファ
イヤーカットプレートの保持部およびねじりコイルばね
に通した後、係合端を前記係合溝に嵌入させることでフ
ァイヤーカットプレートをインナーケースに摩擦係止す
るように構成したことを特徴とし、未熟練者でも簡単容
易に組付作業ができるようにしたものである。
この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図、第2図、第4図中、1は車体側に取付けられる
アウターケースで、両側部にガイド部2.2を設け、車
体へ取付けるビス(図示せず)が貫通する貫通孔3,3
を備えている。
アウターケースで、両側部にガイド部2.2を設け、車
体へ取付けるビス(図示せず)が貫通する貫通孔3,3
を備えている。
4は前記アウターケース1に摺動自在に嵌合し、引出し
て開くようにしたインナーケースである。
て開くようにしたインナーケースである。
上記インナーケース4の後端付近には、可撓材で形成し
た係合端たる枢軸13を介してファイヤーカットプレー
ト10を回動自在に取付け、ねじりコイルばね12によ
りファイヤーカットプレート10を上方に付勢し、イン
ナーケース4を開くと第1図に示すように上方に開いて
、インナーケース4の灰受部7が露出すると共に、イン
ナーケース4を閉じるとアウターケース1の上壁2によ
り押下げられ、インナーケース4の灰受部7の上面を塞
いて灰受部7にある煙草の火けむりがインパネに及ぶの
を防いでいる。
た係合端たる枢軸13を介してファイヤーカットプレー
ト10を回動自在に取付け、ねじりコイルばね12によ
りファイヤーカットプレート10を上方に付勢し、イン
ナーケース4を開くと第1図に示すように上方に開いて
、インナーケース4の灰受部7が露出すると共に、イン
ナーケース4を閉じるとアウターケース1の上壁2によ
り押下げられ、インナーケース4の灰受部7の上面を塞
いて灰受部7にある煙草の火けむりがインパネに及ぶの
を防いでいる。
上記ファイヤーカットプレート10は、図に示すように
、後端には枢軸13を回動自在に保持する保持部11.
11を設け、一側端部には略水平方向に延びた係止部1
1aを形成してインナーケース4の後端壁付近に形成し
た段部6の上面6bに係止するようにし、インナーケー
ス4への組付は後、ねじりコイルばね12の付勢力によ
り起立しすぎるのを抑制するようになっている。
、後端には枢軸13を回動自在に保持する保持部11.
11を設け、一側端部には略水平方向に延びた係止部1
1aを形成してインナーケース4の後端壁付近に形成し
た段部6の上面6bに係止するようにし、インナーケー
ス4への組付は後、ねじりコイルばね12の付勢力によ
り起立しすぎるのを抑制するようになっている。
ねじりコイルばね12は図示の如き形状で、両端部12
a、12bを相反する上下方向に突出させ、中央部に中
空部12cを設は枢軸13が挿通するように形成してい
る。
a、12bを相反する上下方向に突出させ、中央部に中
空部12cを設は枢軸13が挿通するように形成してい
る。
インナーケース4の両側壁5.5の後壁付近には枢軸1
3が係脱自在でアウターケース1への摺動方向に対して
略へ字状に傾斜面を有し上下方向の抜き型により形成さ
れ組付は後は前記ファイヤーカットプレート10の係合
端たる枢軸13の端部13a、13bが弾性付勢力より
摩擦係止される係合i5a、5bを設けている。
3が係脱自在でアウターケース1への摺動方向に対して
略へ字状に傾斜面を有し上下方向の抜き型により形成さ
れ組付は後は前記ファイヤーカットプレート10の係合
端たる枢軸13の端部13a、13bが弾性付勢力より
摩擦係止される係合i5a、5bを設けている。
以上の構成であるから、組付方法について説明すると、
先ず、ファイヤーカットプレート10のばね挿入部11
bにねじりコイルばね12を配置し、枢軸13をねじり
コイルばね12の中空部12cおよび保持部11.11
を通すことで、ファイヤーカットプレート10が形成さ
れ、続いて、この枢軸13の端部13aを第2図の2点
鎖線に示すように一方の係合溝5aに嵌入させた後、枢
軸13の端部13bをp方向に、ねじりコイルばね12
の端部12aをファイヤーカットプレート10の裏面に
当接させ端部12bを段部6の前面6aに当接させつつ
操作して係合端5bに嵌入させれば、枢軸13は弾性付
勢力により係合溝5a、5bに摩擦係止されることで組
付けを終了する。
先ず、ファイヤーカットプレート10のばね挿入部11
bにねじりコイルばね12を配置し、枢軸13をねじり
コイルばね12の中空部12cおよび保持部11.11
を通すことで、ファイヤーカットプレート10が形成さ
れ、続いて、この枢軸13の端部13aを第2図の2点
鎖線に示すように一方の係合溝5aに嵌入させた後、枢
軸13の端部13bをp方向に、ねじりコイルばね12
の端部12aをファイヤーカットプレート10の裏面に
当接させ端部12bを段部6の前面6aに当接させつつ
操作して係合端5bに嵌入させれば、枢軸13は弾性付
勢力により係合溝5a、5bに摩擦係止されることで組
付けを終了する。
この考案は上記実施例に限定されず、第4図に示すよう
に一対の係合溝5a、5bはインナーケースの摺動方向
に対して傾斜した略−直線上に設けたものでもよいこと
は勿論である。
に一対の係合溝5a、5bはインナーケースの摺動方向
に対して傾斜した略−直線上に設けたものでもよいこと
は勿論である。
更に、前記実施例では、ファイヤーカットプレート10
の係合端として支持部11.11およびねじりコイルば
ね12に通してなる枢軸13の端部13a、13bで述
べたが、係合端をファイヤーカットプレートに可撓性を
もたせて一体成形して形成してもよい。
の係合端として支持部11.11およびねじりコイルば
ね12に通してなる枢軸13の端部13a、13bで述
べたが、係合端をファイヤーカットプレートに可撓性を
もたせて一体成形して形成してもよい。
以上の説明より明らかなように、この考案によればイン
ナーケースの両側壁にファイヤーカットプレートの係合
端が係脱自在な係合溝を上下抜き型により一体成形した
というものであるから、各部品のコストが安価に製造で
きるとともに組付は作業が大幅に改善されるので、量産
される自動車用灰皿に有効に利用でき、実用的価値大な
るものである。
ナーケースの両側壁にファイヤーカットプレートの係合
端が係脱自在な係合溝を上下抜き型により一体成形した
というものであるから、各部品のコストが安価に製造で
きるとともに組付は作業が大幅に改善されるので、量産
される自動車用灰皿に有効に利用でき、実用的価値大な
るものである。
第1図〜第4図はこの考案に係る実施例を示すもので、
第1図はアウターケースの一部およびインナーケースの
斜視図、第2図はインナーケースの一部省略平面図、第
3図は第2図に相当する別の実施例の平面図、第4図は
第2図のX−X線断面図である。 1・・・・・・アウターケース、4・・・・・・インナ
ーケース、5,5***e**側壁、5a、 5b、
=、a/、 5b’*−*・・・係合溝、10・・・
・・・ファイヤーカットプレート、12・・・・・・ね
じりコイルばね、13・・・・・・枢軸、13a、13
b・・・・・・端部。
第1図はアウターケースの一部およびインナーケースの
斜視図、第2図はインナーケースの一部省略平面図、第
3図は第2図に相当する別の実施例の平面図、第4図は
第2図のX−X線断面図である。 1・・・・・・アウターケース、4・・・・・・インナ
ーケース、5,5***e**側壁、5a、 5b、
=、a/、 5b’*−*・・・係合溝、10・・・
・・・ファイヤーカットプレート、12・・・・・・ね
じりコイルばね、13・・・・・・枢軸、13a、13
b・・・・・・端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 車体側に取付けられるアウターケースと、このアウ
ターケースに摺動自在なインナーケースと、このインナ
ーケースに回動自在に支承され、バネ部材で付勢されて
なるファイヤーカットプレートとからなる自動車用灰皿
において、前記インナーケースの両側壁に前記ファイヤ
ーカットプレートの一対の係合端と上下方向のみの抜き
型で成形された一対の係合溝とを設け、両者が組付時に
弾性付勢力で摩擦係止されたことを特徴とする自動車用
灰皿。 2 前記ファイヤーカットプレートの係合端が係止され
る前記一対の係合溝は前記インナーケースの摺動方向に
対して略へ字状を威していることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の自動車用灰皿。 3 前記ファイヤーカットプレートの係合端が係止され
る前記一対の係合溝は前記インナーケースの摺動方向に
対して傾斜した略−直線上に形成したことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車用灰皿。 4 前記ファイヤーカットプレートの係合端が係止され
る前記係合端は前記ファイヤーカットプレートに一体的
に形成されていることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載の自動車用灰皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18338980U JPS6018073Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | 自動車用灰皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18338980U JPS6018073Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | 自動車用灰皿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57104898U JPS57104898U (ja) | 1982-06-28 |
JPS6018073Y2 true JPS6018073Y2 (ja) | 1985-06-01 |
Family
ID=29982604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18338980U Expired JPS6018073Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | 自動車用灰皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018073Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0226747Y2 (ja) * | 1985-06-12 | 1990-07-20 | ||
JPH0226750Y2 (ja) * | 1985-06-21 | 1990-07-20 | ||
JPH0415549Y2 (ja) * | 1987-08-27 | 1992-04-08 |
-
1980
- 1980-12-19 JP JP18338980U patent/JPS6018073Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57104898U (ja) | 1982-06-28 |
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