JPS60178905A - タ−ビン振動監視装置 - Google Patents

タ−ビン振動監視装置

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JPS60178905A
JPS60178905A JP3381084A JP3381084A JPS60178905A JP S60178905 A JPS60178905 A JP S60178905A JP 3381084 A JP3381084 A JP 3381084A JP 3381084 A JP3381084 A JP 3381084A JP S60178905 A JPS60178905 A JP S60178905A
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角田 英治
Hiroshi Mimuro
三室 弘
Katsuro Momoeda
桃枝 克郎
Shoichi Hinosa
桧佐 彰一
Osamu Kitamura
理 北村
Shigeru Takamiya
高宮 滋
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    • G01H1/003Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of rotating machines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D21/00Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、蒸気タービン・発電機のような高速回転機械
の軸振動を測定監視する振動監視装置に係り、特に地震
発生時において不必要にタービントリップ等が起らない
ようにしたタービン振動監視装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
発電プラント等で使用される蒸気タービン等の高速回転
機械の運転において最も重要なことは。
その軸振動を全ての運転状態において適正なレベルに抑
えることである。
ところで、軸振動過大の徴侯は、タービン起動時や負荷
変化時に現われることが多く、振動は一般的な数多くの
運転監視項目のなかでも特に厳重な監視が要求されてい
るものの一つである。
また、原子力発電プラントは大容量化の進展とともに1
日本国内のベースロードとしての重要な役割を担ってい
るため、その主要機器であるタービン・発電機等の回転
機械の信頼性向上が一段と強く要求されるに至っている
。したがって1回転機械の信頼性の指標である振動の計
測は極めて重8、要であり、そこで使用される振動計も
信頼性の高いものでなくてはならない。同様をこ振動計
をセンサーとする振動監視装置も高信頼性を有するもの
でなくてはならず、例えば振動計の誤動作等で蒸気ター
ビンが緊急停止するようなことがあれば、社会生活に困
難を与えることは必至であり、振動監視装置の構成lこ
は十分な注意が必要である。
このような観点から、火力発成プラント3よび原子力発
成プラントで用いられている蒸気タービン発電機には、
タービンロータ、発成機ロータの軸振動を常時監視し、
その振動振幅値が或値以上ζこなると−g報を発して運
転員にその異常を矧らせる自動警報装置、或は少動憑幅
値がさらに大きくなって設定値以上ζこなると、蒸気タ
ービンの入口蒸気止め弁を急閉させることによって自動
的にトリップ(運転停止)させる自動トリップ装置が安
全上設置されている。
第1図は、タービン発電機の一般的な振動計測点を示す
図であって、高圧タービンロータ1.低圧タービンロー
タ2.3よび発1機ロータ3は、一本の軸系としてフラ
ンジ結合され、各ロータ胴部の前後のジャーナル部4に
おいて軸受5によって支承されている。
ところで、上記軸受5に!!2図1こ示すようζこ通常
振動計6が装着されている。すなわち、4礎台7上に設
置された軸受台8に上記振動計6の外筒9が固着されて
いる。上記外筒9内にはバネlOlこよって軸受5内に
付勢された検出杆11が同心状に設けられ、その検出杆
11の先端がジャーナル部4に圧接され、さらに上記検
出杆11の基端に検出器12が装着されている。
しかして、ジャーナル部4がt緩動すると、それ13接
触している検出杆11によりその振・幼が検出器12−
こ伝達される。上述の如き接触型の振動計6では、゛検
出器12は普通速度計或は加速度計で構成されているた
め、ジャーナル部4の絶対振動を検出杆llを介して速
度或は加速度として検出することができる。そこで、上
記振動針6からの出力は積分器13Iこより積分され変
位信号tこ変喫される。なお、振動計6の型式としては
軸受台8とジャーナル部4との相対変位の変化を直接検
出できる変位針を使った非接触型のものもある。ところ
で、上記変位信号は整流器14により整流され、変位の
絶対値である振動振幅変化に変化された後比較判断装置
151こ入力される。
上記比較判断装置151こは振幅信号を予め定められた
振動制限値すなわち警報値或は停止値と比較する演算回
績が組込まれており、ジャーナル部4の振動振幅が11
iF報値以上になると、置載装置f16fこiiF報信
号を出力し、ざらにri動が増大し停止値以上になると
、トリップ装[t17に停止信号を出力する。そこでi
f報装置t16或はトリップ装置17は、それぞれ上記
比較判断装置工5の出力に応じて警報を発して運転員ζ
こ異常を知らせ、或はタービン発′或機をトリップさせ
る。
上記比較判断装置15は、各軸受5に装着された振動計
6iこ対応して設けられて2つ、各比較判断装置i5の
出力信号が第3図に示すようにそれぞれ共通の警報装置
163よびトリップ装置17に入力されるようにしてあ
り、一つの振動監視装置が構成されている。
このようなタービンlこおける振動監視装置は、ロータ
の不釣合撮動、ラビング、オイルホイップ、スチームホ
ワール等のタービン発′這機自身の内的要因に起因して
発生する振動に対して、タービン発電機を保護し、安全
性を向上させることが主目的となりている。ところが、
振動計6は第2図のように取付けられた絶対振動計であ
るために、ジャーナル部4がS動したときのみならず、
軸受台8を含めた全体が振動しても、その振動を感知す
ることになる。このような現象は相当に大きな外力が作
用しない限り発生しないけれども、無視し併ない場合と
して地漬時等がある。
ところで、一般に軸受台8は、第4図に示すように、基
礎台7に固定されており、その基礎台7はマット18上
に据付けられ、さらにそのマット18は地盤19上に]
@置されている。したがって、地震が発生rると、その
振動は地盤19よりマット18に伝わり、さらtこ基礎
台7を介して軸受台8Sよびジャーナル部4が加振され
る。
このタービン・発it+j&とタービン基礎台からなる
振動系をモデル化すると、第5図1こ示すようlこ、第
1図における高圧タービンロータ1、低圧夕≠ビンロー
タ2、および発電機ロータ3の合計質量lこ相当する質
量20と、タービン・発電機基礎台7の剛性に相当する
バネ21と、減衰項を代表するダンパー22とからなる
一般的なバネ質量系に置きかえることができる。上記ロ
ータの合計98に相当する質量をM、バネ21のバネ定
数をK、ダンパー22のダンピング係数を1)とrると
、マット18に付加される外力X 1: A、 S i
nωtに対するタービン・発電機の応答は、入力振幅ム
に対する応答振幅A2の比率で表わすと、次に示すよう
になる。
ω0 ここで、η=□ ω ω。:タービン発電機を含む基礎台系の固有振動数 減衰が小ざい系であると、地鴛波が有する周波数成分と
基礎台系の固有振動数が一致した場合、すなわちη=1
の場合、基礎台の上に載っているタービン発電機の振動
は大きくなる。その加振力は、基礎台7の振動特性lこ
依っても異なるが、マット18での加損力の2〜5倍程
度lこまで達することがある。また、振動計6は軸受台
8全体が振動しても、その振動変位を感知するようにな
っているため、地震のような外力が基礎台に働いても、
その振動変位量が停止値に達した特には、やはりトリッ
プ装置17に停止信号を出し蒸気タービンがトリップす
ることになる。
振動変位と加速度の関係は次式で表わされる。
δ=αX9800/(2πf)! ・・・・(2)ここ
で、δ:振動変位 α:加速度 f:周波数 この式かられかるように、小さい加速度であっても周波
数が低い場合には大きな変位が生じる。
例えば、加速度が0.05G、周波数が5 Hzとする
とその変位はQ、5mmとなる。前述のように、基礎台
を伝わることによって地震波は増幅されて軸受台71C
入力されるが、例えばその脹動応答倍率が2であると、
マット18が0 、025Gの地貞動で加振されるとき
、軸受台7は0.05Gで加振され、その変位が0.5
41Trlまで増幅されることになる。したがって、こ
れが停止値を越えていれば、比較判断装置I5は停止信
号を出力し、蒸気タービンはトリップしてしまう。地震
波には多くの周波数が含まれ、(1)式かられかるよう
にそれぞれの周波etcよって振幅応答倍率も異なるた
め、このような単純な計算では十分ではないが、この検
討結果は少なくとも0.025G程度の小さな地震が生
じても蒸気タービンがトリップし、プラントからの送゛
亀が停止するきいう可能性を示すものである。
以上は、振動計6が地震波或は増幅された地震波を軸受
台8を介して直接惑乱してトリップに至る場合であるが
、このほかこの地震波が軸受台8への加撮力となり軸受
5とロータジャーナル4との間に強制外部変位を与えた
結果として誘起される一時的な大損幅によりトリップ装
置こ至る場合があるO 前者に対してはそれに対処するための技術が確立されて
いるが、後者の現象は最近の事例解祈により明らかにな
ったものであり、前者に対する処置が完全であったとし
ても依然として地震による不用意なタービントリップの
可能性が残っていることになる。一方、ベースロードを
担っている犬容漬タービン・発電機が不必要にトリップ
した場合tこは、tカ系統に及ぼす影響が極めて大きく
、広域全停電事故に発展して1社会的混乱を招く。
したがって1例え地震時といえどもそれによって発生す
る軸振動現象に的確に対処できるようなタービン振動監
視装置が要望されるようになった。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑み、地震の発生によって不必
要にタービントリップが生ずることがなく、タービント
リップの機会を必要最小限にとどめることができるよう
にしたタービン振動監視装置を得ることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は回転軸の振動を連続的に検出する振動検出装置
と、その振動検出装置より検出された振動信号を予め定
められた振動制限値と比較し、上記振動信号が振動制限
値を超えた場合に、ユニットを自動的に停止させるため
のトリップ信号を出力する比較判断装置lと、そのトリ
ップ信号を入力してユニットを自動停止させる自動トリ
ップ装置を有するタービン振動監視装置において、地震
を検知する装置を設け、地震発生時にその地震検知装置
から出力される地震信号によって、上記振動制限値を通
常運転用の振動制限値からそれより高位の地震時振動制
限値に切替えるようにしたことを特徴とするものであり
、地震発生時に不必要なタービントリップが生じないよ
うにしたものである。
〔発明の実施例コ 以下、第6図乃至第15図を参照して本発明の実施例t
こついて説明J−る。なお、図中前記従来装置と同一部
分には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
第6図は本発明のタービン振tdJ”At説装置の概略
系統図であって、各比較判断装置15には振動計6から
の信号ばかりでなく、別に併設された地震検知装置乙か
ら出力された地震信号も入力されるようにしてあり、上
記地震信号によって比較判断装[15の振動制限値か1
通常運転用振動制限値から地震時振動制限値に切替イつ
るようにしである。
すなわち、第7図は比較判断装置iiルこ使用される一
般的な通常振動制限値の講成例を示す図であり、振動振
幅値の成るレベルに対して異常状態の発生を運転員に告
げるための警報値ム、異常の進行によりユニットを停止
すべきS幅値に遅したことを告げ自動トリップ装置17
1こトリップ信号を出力するトリップ11f25.およ
び場合〆こよっては停止値に達してもトリップ信号が出
力しない誤動作時に対処するためのバックアップトリッ
プ値26から構成されている。そこで、振動S幅値が大
きくなりトリップ値5以上になり、或はバックアップト
リップ値談で達すると、第8図(a)或は第8図(b)
に示すようfこ、タイマー27を経てユニットトリップ
信号が出力されてユニットのトリップが行なわれる。
これに対し9本発明においては第9図(a)および(b
)に示すように、地震検知装置間から発生された地震信
号−こよって、比較判断装置tL5の通常運転制限値で
ある振動大トリップ値25が殺され、それより高位のバ
ックアップ) IJツブ値局のみが残される。しかして
、地震が発生した場合lこSいても、振動振幅がバック
アップトリップ値以下の場合には自動トリップ装置17
が作動することはなく、不必要なタービン) IJツブ
が生ずることが防止される。
また、第10図(a) 、 (b)?こ示すようlこ、
地震信号によって振動大トリップ値25とバックアップ
トリップ値26の両方を殺し、それらよ゛り高位レベル
の地震時トリップ値28に振動市1]限値を切替えるよ
うにしても、同様の効果を奏する。
なお、上記のいずれの方式を採用するかは、バックアッ
プ!・リップ値26の設定方法如何Cとよって決定すべ
きもので、それが振動大トリップIff、25の単純な
バックアップとしてそれよりもわずかに上のレベルに設
定されるならば、第10図(a)のように。
それよりも上位のタービン発電機軸受の強度限界から定
まる地震時トリップ値あを設けるべきである。一方、バ
ックアンプ) IJツブ値26が初めから軸受強度限界
をベースに設定されているならば。
第9図(a)に示すようζこ単純に通常運転制限値であ
る振動大トリップ値5を殺すようlこするだけでよい。
ところで、上述の如き制限値の切替えは、上述のようt
こ地震検出装置27からの地震信号で行なってよいが、
第11図および第12図に示すように、地震検知装置2
7からの地震信号と、振動計6からの振動大信号の両方
が出力されたときに制限値の切替えを行なうようlこし
てもよい。この場合の振動大の信号は振動大トリップ値
5よりも低い任意の値が選定できるが1通常運転制限値
である振動大警報値24を使用することが最も実際的で
ある。しかして、振動が警報値以下に納まった時点、或
は地震が納まった時点で、自動的lこ通常運転用の制限
直にもどることになるとともに、地震検知装置の誤動作
を防止することが可能となる。
なお、前記地震検出装置詔は地震計を使用し、或一定撮
幅以上の地震で地震信号を出力するようにしてもよいし
、感震計を使用して一定強度の地震で地震信号を得るよ
うにしてもよい。さらにこれらの地震検出装置乙は第1
3図の如くタービン発電機基礎台7のマツH8ζこ設置
してもよく、第14図に示すよう【こ上記基礎台71こ
設置してもよい。
第13図のようにマット18ζこ設置すれば、発生ずる
地震の強度に関係づけらnた設定が可能であるが、第1
4図のように基礎台7に設置する場合には、振動応答倍
率を考慮した設定が必要になる。ただし。
後者の場合軸受5の強度に関連づけた設定値にできると
いう利点がある。
また、上記実施例1こおいては地震計等からなる地震検
知装置を設けたものを示したが、地震発生時においては
、タービン・発電凌軸系の軸方向に配設された複数個の
軸受の振動計が特に遠く離れたものでも同時に振動大現
象を示すことから、各軸受にそれぞれ設けられた振動計
により第15図(a)のように2つの軸受の振動が振動
大警報値に達した時、或は第15図(b)のようlこ3
つの軸受の振動が振動大擾報値に達した時に信号が出力
されるようfこし、これによって地震発生を検知しその
出力信号を地震信号としてもよい。
ところで、比較判断装置における通常運転用振動制限値
は、前述の如くロータ系の不均合振動、ラビング、オイ
ルホイップ、スチームホワール等の内的要因に起因する
振動増加に対して、蒸気タービン・発電機を保護するこ
とを目的とし、通常振動レベルからの上昇傾向をできる
限り早期に発見するためlこ、ロータ系を支承する軸受
の強度限界よりもずつと低目に設定されるのが普通であ
る。
すなわら、一般的に大振動の危険性は回転部と静止部の
接触にあり、ロータの局部加熱の結果として生じるロー
タの熱的り現象によってその傾向が発散性を帯びてくる
ため1通常運転用振動制限値はできるだけ低く設定され
ている。
これに対し、地震時におけるロータ系の応答は。
第5図のような振動系が安定位置から強制外部変位を与
えられた場合に相当するが1通常の設計によるタービン
・発電機軸系の振動特性は剛性が極めて高<、ロータ系
と軸受および軸受台は一体となりて動くことが解明され
ている。このような場合には、振動計が地震動を検出し
ないように振動計側で処置すればよいが、地震動がその
ままロータと軸受との相対振動として現われる場合は、
第5図で示される振動系の固有振動数が8〜lOH2と
いわれる地震の卓越周波数に比較的近い場合であり、こ
のときロータは一時的ではあるが、地震波と固有振動数
に相当する周波数の重畳された波形を有し、通常運転用
振動大トリップ値を超えるような大振動を惹き起づ−こ
とになる。このような例は4極機の大容量蒸気タービン
・発電機で見られ、定格回転数が1500或は1800
 rpmのユニットであることから、12〜15Hz近
辺に固有振動数をもつことが多く、シたがって地震の影
響を大きく受け易いことになる。
ところが、地震時の大振動は、儀幅値としては軸受間隙
に匹敵するほどの大きさになることもあるけれども、そ
の周波数は地震波動の周波数あるいは系の固有振動数で
あることから、定格回転周波数よりも十分低いという特
徴8Mする。したがつて、この振動によってラビングを
生じたとしても9回転量期成分を有しないために口・−
夕の局部加熱には請びつかず、凹りには至らない。この
ようlこ4.層液によって励起される大振動は、地震動
が収束すれば収束することとなり、発散性の振動現象に
発展する恐れは殆どなく、極めて安定な性質を有すると
いうことができる。そのため、この場合安全運転の限界
を与えるものはロータ系を支承する軸受側の強度で与え
られ、それを基準として設定された振動jb(j限1直
で監視すればよいこととなる。すなわら、地震波によっ
て起こされる大振動に対して前述のように低い値に設定
されている通常運転用振動制限値を適用する必要はない
このようなことから1本発明のように振動1ttij 
P、ll値を地震発生に応じて地襄時用振動制限値に切
替えてもその安全性には何ら問題はなく、この切替lこ
よって地震発生と同時にタービンがトリップすることを
防止でき、不必要なタービントリップの発生をなくすこ
とができる。
すなわち、今4億機ユニットである大容量原子であるト
リップ値は25/100mmに設定されているが、軸受
強度限界からこnを定めると35/l Q Q mm或
はそit以上の熾幅値まで許容することができ、十分余
裕をもって地JJこよるトリップを避けることが可能と
なる。また、万一、地震動の最中に発散性の振動に発展
4″′ることがあったとしても、前述の如く地震の収束
に前後して地贋時振動制限匝が通常運転用制限値に自動
的に戻るためlこ、その時点で自動トリップ装置が作動
し、それ以上の振動増大を防止することができ、機器本
体に損傷を及ばず恐れは全(無い。
〔発明の効果J 以上説明したようkこ5本発明6とおいては地震発生時
にその地震信号によつ−Cタービン振動監視装置ζこお
ける比較@Wr裟りの倣動’+titl限値を通常運転
用の振動?till限1直からそれより高1立の地漬時
振動制限値に切替入るようVこしたので、地震動による
軸振動増加に対して、不用意なトリップ作動を防ぎ機器
の強度上の設計限界近くまで運転を継続することができ
る。したがって、はんのちょっとした地震でタービン発
電機がトリップすることがなくなり、運転耐用性を著る
しく向上させることができ、より一層安定した岐力供給
を行なうことができ、大電力ストツブによる混乱を未然
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はタービンの軸系の説明図、第2図は振動監視装
置の振動針の軸受への取付構造説明図、第3図は従来の
タービン振動監視装置の概略系統図、第4図は基礎台を
含めたタービン発電機の軸受部lこ8ける縦断面図、第
5図は第4図の装置の振動系をモデル化した図、第6図
は本発明の5IIlb監視装置の概略系統図、第7図は
タービン振動監視装置の振動制限値の説明図、第8図(
a)および(b)はそれぞれ従来の振動監視の考え方を
示すブロック図、第9図(a)、第10図(a)、第1
1図(a)、第12図(a)はそれぞれ本発明の作動説
明図、粛9図(b)、 g10図(b)、in図(b)
、第12図(b)はそnぞれ本発明の振動監視の考え方
を示すブロック図、第13図および第14図はそれぞれ
地震検知装置の設置状態説明図、第15図(a)および
(b)はそれぞれ地震検知手段として振動計そのものを
使用する場合の考え方を示すブロック図である。 11・・高圧タービンロータ、2・−・低圧タービンロ
ータ、3・・・発を機ロータ、5・・・軸受、6・・・
振動計、7・・・基礎台、8・−・軸受台、15・−・
比較判断装置、16−・・警報装置、 17・−・トリ
ップ装置、23・・・地震検知装置。 出願人代理人 猪 股 清 名1目 3 躬2目 第3目 躬6目 躬り菌 躬υ目 (a) 7 (b) 躬、9図 (a) (b) 築10菌 (G) 8 (b) 第’11図 (b) 第12目 (b) 筋13目 筋14図 5 21頁の続き ■Int、CI、’ 識別記号 庁内整理番号G Ol
 M 19100 6611−2G1発 明 者 北 
村 理 横浜市鶴見区末広町2丁目事業所内 ・発 明 者 高 宮 滋 東京都千代田区内幸町1の
東京事務所内 4 東京芝浦電気株式会社京浜 1の6 東京芝浦電気株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転軸の振動を連続的に検出する振動構出装置と、
    その振動検出装置より検出された振切信号を予め定めら
    れた振動制限1mき比奴し、上記感動信号がOi動制限
    値を超えた”烏合に、ユニットを自動的に停止させるた
    めのトリップ信号を出力する比較判断tc置と、そのt
    −1,1ツブ信号を入力してユニットを自動停止させる
    自動トリップ装置を有するタービン振動監視装置におい
    て。 4Aを検知する装置を設け、地震発生時にその地震検知
    装置から出力される地震信号によって。 上記振動制限値を通常運転用の振動制限庫からそれより
    高位の地4時振動制限値ζこ切替えるようlこしたごと
    を特徴とする、タービンiM 動監睨装置。 2、地震検知装置は、タービン基礎地盤或はタービン基
    礎台上lこ設置された地震計或は感婁計であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のタービン振動監視
    装置。 3、通常運転用振動制限値から地震時振動制限値への切
    替えは、振動検出装置からの振動大信号と、地震検知装
    置からの地震信号の両信号が出力されている時に行なわ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のター
    ビン振動監視装置。 4、地震検知装置は、タービン発成機の複数の軸受にそ
    れぞれ装着された振動計からなり、複数の振動計からの
    撮動大信号をもりて地震信号とすることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のタービン振動監視装置。
JP3381084A 1984-02-24 1984-02-24 タ−ビン振動監視装置 Granted JPS60178905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3381084A JPS60178905A (ja) 1984-02-24 1984-02-24 タ−ビン振動監視装置

Applications Claiming Priority (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009281734A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Mitsubishi Electric Corp タービン発電機の軸振動監視システム及び軸振動監視装置
CN104806303A (zh) * 2015-04-13 2015-07-29 吉林省电力科学研究院有限公司 一种汽轮发电机组振动保护方法
CN104895627A (zh) * 2015-04-28 2015-09-09 广东电网有限责任公司电力科学研究院 汽轮机的汽流激振抑制方法和系统

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