JPS60177290A - 指針装着治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １技術分野］ 本発明は時計、計器類等の指針を取付けるための指針装
着冶具に関する。

［従来技術〕 従来において時計、計器類の指剣を取付ける際には、指
針装着工具が使用されているが、指針を指釦軸に圧入す
るのは全て手押しの作業であり作業者によって指針の圧
入量にバラツキがあったり工具を左右に動かしながら指
針を圧入するために指針軸に対して斜めに装着されやす
く、前に指針軸に圧入された他の指針と接触するような
ことが度々起こるという欠点がある。

また、前述のような圧入間のバラツキや他の指Ｈとの接
触を起さないように慎重に指針の圧入作業を行うために
作業に時間を要するという欠点があった。

［発明の目的］ 本発明は前記従来の欠点に鑑み為されたものでその目的
は、指針の圧入間が一定でバラツキがなく、指針間の接
触による不良品が生じることなくしかも指剣の取付は作
業に時間を要せず簡単に指針の取付（ブが行える指針装
着治具を提供することにある。

［発明の構成］ この目的を達成するために、本発明は、シリンダに挿入
されたピストンロッドと、該ピストンロッドの一端側に
スプリングを介して同軸上に配されその先端が指針に当
接する押圧ビンと、該押圧ビンの移動を案内するホルダ
ーと、前記ピストンロッドを前記押圧ビンに押圧させる
ために前記シリンダ内に流量が調節された流体を流路に
設けた電磁弁を介して流入させる流体供給部と、指針圧
入時の初期における押圧ビンの前記スプリングの付勢力
に抗した移動によって前記電磁弁を所定時間だけ開くス
イッチ機構とで構成したことを特徴とする。

Ｕ発明の実施例コ 以下、図面により本発明の好適な実施例を説明する。

第１図中、シリンダ１０内にはピストン１２が摺動自在
に設けられ、該ピストン１２の右側のピストンロッド１
４のシリンダ１０の外側に出た位置には大径部１４’ａ
が形成され、該大径部１４ａにはストップアジャスター
ナツト１６が螺入され、押しねじ１８によりピストンロ
ッド１４に対するストップアジャスターナツト１６の取
付は位置を所定量の範囲内で自由に決められるようにな
っており該ピストンロッド１４が矢印ａ方向に移動して
停止する位置が規制されている。

また、シリンダ１０から突出しているピストンロッド１
４の先端にはカラー２０が螺入され、該カラー２０の取
付位置は押しねじ２２により所定量の範囲内で自由に決
められる。

該カラーの段部２０ａにはホルダー２４が嵌合され、該
ホルダー２４の先端側の挿入孔２４ａには押圧ビン２６
が挿入され、該押圧ビン２６はっは部２６ａでホルダー
２４から抜出せないようになっているとともに該押圧ビ
ン２Ｇの先端には指針を取付ける際に指剣軸の先端が入
り込める孔２６ｂが形成されている。またカラー２０の
段部２０ｂと押圧ビン２６のつば部２６ａとの間には該
押圧ビン２６を外側に付勢するスプリング２３が装着さ
れており、つば部２６ａがホルダー２４に当接した状態
でカラー２０の先端と押圧ビン２６の内側端との間には
所定量の隙間が形成されている。

一方、ホルダー２４はカラー２０に押しねじ２８により
固定されているのでピストンロッド１４ど一体となって
ホルダー２４が移動するようになっている。

さらに、ホルダー２４にはマイクロスイッチ３０が取付
けられ、該マイクロスイッチ３０のレバー３０ａの先端
のローラ３０ｂは段差のあるカム３２に圧接されており
、該カム３２はホルダー２４に設りられた長孔２４ｂを
貫通するボルト３４を介して押圧ビン２６に固定されて
いる。そして、図示されるような通常の時にはカム３２
の下段にローラ３０ｂが下がってマイクロスイッチ３０
はＯＦＦとなっているが押圧ビン２６に押されてスプリ
ング２３の付勢力に抗して図中ａ方向に所定量移動する
とローラ３０ｂがカム３２の上段に位置して該マイクロ
スイッチ３０はＯＮする。

前述したピストン１２のピストンロッド１４と反対側の
シリンダ１０内には空間部１００が形成されていて、空
間部１００に連通する配管３８は電磁弁４０を介して配
管４２に接続されている。

そして配管４２内にはポンプ４４と流体供給量調製装置
４６によって適宜な流量に調節された流体が流れるもの
であり、流体として本実施例では空気を利用している。

前述したマイクロスイッチ３０がＯＦＦ状態の時には電
磁弁４０が閉じられて配管４２と配管３８は遮断されて
いるが、配管３８と空間部１０２に連通する配管４８は
連通される。そして押圧ビン２６が矢印ａ方向に所定量
移動して該マイクロスイッチ３０がＯＮ状態となると所
定時間（例えば０．３秒間位）に設定されたタイマ５０
により０．３秒間だけ電磁弁４０が開き、配管４２ど配
管３８が連通し配管３８と配管４８は遮断され、その間
だけポンプ４４からの空気が配管３８を通って空間部１
００内に圧入する。その結果ピストンロッド１４が矢印
す方向に移動し、押圧ビン２６を押圧して該押圧ビン２
６を矢印す方向に瞬間的に突き出ず。

なお、本実施例におけるスイッチ機構はマイクロスイッ
チ３０、カム３２及びタイマ５０から構成されており、
流体供給部５２の主要部はポンプ４４、流体供給」調整
装置４６．配管３８．４２及び電磁弁４０によって構成
されているものである。

このように構成した指針装着冶具により指針の取付は作
業を行う時には、まずシリンダ１０部分を持って指針軸
に軽く押し当てた指針の中心部（図示せず）に抑圧ビン
２６の先端に当接させ、矢印す方向に軽く押し付ける。

そしてマイクロスイッチ３０がＯＮして空気が配管３６
を通って空間部１００内に約０．３秒間だ【ブ圧入され
るとピストンロッド１４が矢Ｅ！Ｊｂ方向に瞬間的に移
動して抑圧ビン２６を突き出し、指針が指針軸に圧入さ
れる。

そして指針の圧入が行われた時の反動により押ＯがＯＦ
Ｆとなると電磁弁４０により配管３８と配管４８が連通
して空間部１００内に圧入された空気は逆流してピスト
ンロッド１４が元の位置に復帰する。

このように、指針を指針軸に圧入する際には手で力を加
える必要がまったくなく各作業者による指針の圧入量の
バラツキがなくなるとともに指針装着冶具を左右に動か
す必要もないので指針が指針軸に対して斜めに装着され
ることがなくなり他の指針と接触することが全くない。

なお、スイッチ機構３６の押圧ビン２６の位置を検知す
るのに前記実施例のような機械的なマイクロスイッチ３
０を使用せずに光学的に検知するスイッチ機構とするこ
ともできるのであり、以下第２図によりこのスイッチ機
構について説明する。

なお、第２図において第１図と／ｉ５１様なものについ
ては第１図と同じ番号を付してあり、それら同一番号の
ものについての詳細な説明は省略する。

第２図中、ホルダー２４には貫通孔２’４ａが設けられ
ていて、該貫通孔２４ａには光学的に押圧ビン２６の位
置を検知する反射型フォトカプラ５４が挿入されている
。図示されるように抑圧ビン２６が最も外側に突出した
状態のときには反射光がなく信号が出力されず、この状
態から押圧ビン２６が所定堡だけ押込まれて該押圧ビン
２６のつば部２６ａが反射型フォトカプラ５４と対向す
る位Ｈにくると信号が出力される。そしてこの出力信号
を入力して微小時間だけ電磁弁（図示せず）を作動させ
るためのタイマ５６が反射型フォトカプラ５４に接続さ
れており、この反射型フ第１へカブラ５４とタイマ５６
によりスイッチ［１５８が構成されている。

このような構成にしても前記第１図に示す実施例と同様
な効果を奏するものである。

［発明の効果］ 以上説明したとおり、本発明によれば、作業者のだれが
行っても指針の圧入量が一定であって指針間の接触によ
り不良品が生じることがなくしかも指針の取付は作業に
時間を要せず簡単に指針の取付けを行うことができると
いう効果をある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の指針装着冶具の一実施例を示す説明図
、 第２図は他の実施例を示す説明図である。 １０　・・・　シリンダ、 １４　・・・　ピストンロッド、 ２３　・・・　スプリング、 ２４　・・・　ホルダー、 ２６　・・・　押圧ビン、 ３６．５８　・・・　スイッチ機構、 ４０　・・・　電磁弁、 ５２　・・・　流体供給部。 代理人　弁理士　吉田研二

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シリンダに挿入されたピストンロッドと、該ピス
   トンロッドの一端側にスプリングを介して同軸上に配さ
   れその先端が指針に当接する押圧ビンと、該押圧ビンの
   移動を案内するホルダーと、前記ピストンロッドを前記
   抑圧ビンに押圧させるために前記シリンダ内に流量が調
   節された流体を流路に設けた？！ｆｌｉｆｉ弁を介して
   流入させる流体供給部と、指針圧入時の初期における押
   圧ビンの前記スプリングの付勢力に抗した移動によって
   前記電磁弁を所定時期だけ開くスイッチ機構とから成る
   ことを特徴とする指針装着治具。