JPS601763B2 - トランジスタ発振器 - Google Patents
トランジスタ発振器Info
- Publication number
- JPS601763B2 JPS601763B2 JP12993077A JP12993077A JPS601763B2 JP S601763 B2 JPS601763 B2 JP S601763B2 JP 12993077 A JP12993077 A JP 12993077A JP 12993077 A JP12993077 A JP 12993077A JP S601763 B2 JPS601763 B2 JP S601763B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- resonator
- oscillation
- circuit
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B5/00—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
- H03B5/18—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance
- H03B5/1864—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element comprising distributed inductance and capacitance the frequency-determining element being a dielectric resonator
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマイクロ波数帯で使用する周波数安定度の良い
トランジスタ発振器に関する。
トランジスタ発振器に関する。
従来、比譲亀率が30〜4の重度の高誘電体を所定の大
きさに形成して共振器として用いられている。
きさに形成して共振器として用いられている。
この高談電体共振器を発振周波数安定化用共振器として
用いるマイクロ波帯のトランジスタ発振器は、トランジ
スタを一つの帰還型発振器として構成し、その出力端子
に共振器を結合される構成のものが知られている。しか
しながら、従釆発振回路は、トランジスタに外部帰還回
路を付加するため、構成が複雑になる。また、その電気
的特性に関しても、そのトランジスタ周辺の回路が複雑
なため、回路のインピーダンス周波数応答を複雑雑にし
、ヒステリシス現象や発振周波数のジャンプなどの異常
現象を生ずる欠点があった。第1図は、従来の発振回路
の回路図で、1は電界効果型トランジスタ、2は誘電体
共振器である。3はコンデンサ、4は線路で、これらト
ランジスタ1を効率的に発振させるための帰還回路とな
っている。
用いるマイクロ波帯のトランジスタ発振器は、トランジ
スタを一つの帰還型発振器として構成し、その出力端子
に共振器を結合される構成のものが知られている。しか
しながら、従釆発振回路は、トランジスタに外部帰還回
路を付加するため、構成が複雑になる。また、その電気
的特性に関しても、そのトランジスタ周辺の回路が複雑
なため、回路のインピーダンス周波数応答を複雑雑にし
、ヒステリシス現象や発振周波数のジャンプなどの異常
現象を生ずる欠点があった。第1図は、従来の発振回路
の回路図で、1は電界効果型トランジスタ、2は誘電体
共振器である。3はコンデンサ、4は線路で、これらト
ランジスタ1を効率的に発振させるための帰還回路とな
っている。
また、6は出力をとり出す線路、5は出力端子である。
この発振回路における発振周波数のヒステリシス現象や
ジャンプ現象は外部帰還回路がトランジスタインピーダ
ンスの周波数変化をより複雑にするためと、トランジス
タと誘電体共振器間の結合を選択する際にこの間の電気
的距離が長くなるためさらにインピーダンスの周波数変
化を大きくすることに基因するこが多い。
この発振回路における発振周波数のヒステリシス現象や
ジャンプ現象は外部帰還回路がトランジスタインピーダ
ンスの周波数変化をより複雑にするためと、トランジス
タと誘電体共振器間の結合を選択する際にこの間の電気
的距離が長くなるためさらにインピーダンスの周波数変
化を大きくすることに基因するこが多い。
本発明は、これらの欠点を除去するため、トランジスタ
素子に不要な外部帰還回路を付加することなく発振回路
を構成した発振特性のきわめて安定なトランジスタ発振
器にある。
素子に不要な外部帰還回路を付加することなく発振回路
を構成した発振特性のきわめて安定なトランジスタ発振
器にある。
以下、図面について詳細に説明する。
第2図は本発明の実施例で、第2図aはその上面図、第
2図bはその側面図、第2図cはその等価回路図を示す
。
2図bはその側面図、第2図cはその等価回路図を示す
。
1はコレクタが接地されたトランジスタ、2は高誘電体
共振器、5はコネクタなどの出力端子、7は高周波信号
を短絡する貫通型コンデンサ、6はコンデンサ7からト
ランジスタ1のベースに接続された約1/黛皮長の線路
で、共振器2と磁気的に結合している。
共振器、5はコネクタなどの出力端子、7は高周波信号
を短絡する貫通型コンデンサ、6はコンデンサ7からト
ランジスタ1のベースに接続された約1/黛皮長の線路
で、共振器2と磁気的に結合している。
8は共振器2と磁気的結合して出力をとり出す線路、1
0はケース蓋、12はテフロンなどの絶縁体である。
0はケース蓋、12はテフロンなどの絶縁体である。
R,〜R2はバイアス抵抗である。このようにこの発振
回路はコレクタ(あるいはドレィン)が接地された構造
であるため、トランジス外ま付加的な外部帰還回路を特
別に必要とせずに負性抵抗分を生ずることができ、外部
帰還回路がなくてもトランジスタを発振可能となる。
回路はコレクタ(あるいはドレィン)が接地された構造
であるため、トランジス外ま付加的な外部帰還回路を特
別に必要とせずに負性抵抗分を生ずることができ、外部
帰還回路がなくてもトランジスタを発振可能となる。
しかも、誘電体共振器とトランジスタ及び外部負荷磁気
的な結合で構成されるから磁力線の漏れの大きい誘電体
共振器とは効果的に結合する。次に本発明の回路の動作
について説明する。
的な結合で構成されるから磁力線の漏れの大きい誘電体
共振器とは効果的に結合する。次に本発明の回路の動作
について説明する。
一般に、発振条件は発振トランジスタのインピーダンス
Zsと負荷回路のインピーダンスZSが、ZS+ZL=
0となる場合である。本発明の第2図の実施例において
、トランジスタと回路と接続点Aからトランジスタを見
たインピーダンスZsを、第3図に示している。この図
でZsは−Zsとなっている。図に示すように、マイク
ロ波周波数帯で動作するトランジスタは、トランペット
周辺の浮遊リアクタンスにより、そのコレクタ(又はド
レィン)に短絡するだけで貸性インピーダンスを生じる
。しかも、そのリアクタンス分は周波数の増大に伴いキ
ャパシタンス成分からィンダクタンス成分となるように
変化する。また周波数の増大に伴なうトランジスタのイ
ンピーダンスは第3図矢印のように変化する。一方、本
発明の構造の発振器回路インピーダンスZLは、第4図
に示すように、共振器2がある場合このィンピーダン変
化城で交叉周波数を持つような軌跡を有している。
Zsと負荷回路のインピーダンスZSが、ZS+ZL=
0となる場合である。本発明の第2図の実施例において
、トランジスタと回路と接続点Aからトランジスタを見
たインピーダンスZsを、第3図に示している。この図
でZsは−Zsとなっている。図に示すように、マイク
ロ波周波数帯で動作するトランジスタは、トランペット
周辺の浮遊リアクタンスにより、そのコレクタ(又はド
レィン)に短絡するだけで貸性インピーダンスを生じる
。しかも、そのリアクタンス分は周波数の増大に伴いキ
ャパシタンス成分からィンダクタンス成分となるように
変化する。また周波数の増大に伴なうトランジスタのイ
ンピーダンスは第3図矢印のように変化する。一方、本
発明の構造の発振器回路インピーダンスZLは、第4図
に示すように、共振器2がある場合このィンピーダン変
化城で交叉周波数を持つような軌跡を有している。
このため、電源電圧変動等の環境条件の変動に対しても
発振安定点が一周波数のみであるから二周波発振やヒス
テリシス等の異常発振を起すことがないので安定な動作
をする。第5図は本発明によるトランジスタ発振器の発
振特性の一例で発振周波数の安定度も良好でもちろん発
振周波数のジャンプやヒステリシスは見当らない。
発振安定点が一周波数のみであるから二周波発振やヒス
テリシス等の異常発振を起すことがないので安定な動作
をする。第5図は本発明によるトランジスタ発振器の発
振特性の一例で発振周波数の安定度も良好でもちろん発
振周波数のジャンプやヒステリシスは見当らない。
第6図は本発明の他の実施例の構成図であり、出力結合
線路8はトランジスターのベースに結合されており、縞
路8と出力端子5との間に、発振周波数の高周波のみを
通過する帯域通過炉波器9が接続されている。
線路8はトランジスターのベースに結合されており、縞
路8と出力端子5との間に、発振周波数の高周波のみを
通過する帯域通過炉波器9が接続されている。
この構成においても、基本波発振回路はきわめて安定で
あるから、高調波抽出回路を設けた発振器の発振動作も
極めて安定であり、準ミリ波周波帯においても周波数安
定度のよい発振信号が得られる。
あるから、高調波抽出回路を設けた発振器の発振動作も
極めて安定であり、準ミリ波周波帯においても周波数安
定度のよい発振信号が得られる。
以上説明したように、本発明の発振器は誘電体共振器が
磁気結合で外部回路と結合をしやすいことと、コレクタ
(またはドレィン)が接地されたトランジスタがマイク
ロ波周波数帯では、ベースないしはゲートに他端短絡の
1/薄皮最前後の線路を接続した状態では発振すること
がないという性質とを有効に組合わせたものといえる。
磁気結合で外部回路と結合をしやすいことと、コレクタ
(またはドレィン)が接地されたトランジスタがマイク
ロ波周波数帯では、ベースないしはゲートに他端短絡の
1/薄皮最前後の線路を接続した状態では発振すること
がないという性質とを有効に組合わせたものといえる。
このように回路の単純化によって、動作の安定性を高め
ている。本発明は誘電体共振器を発振周波数安定化用共
振器として用いているから、たとえばこの共振器にバラ
クタダィオード等の可変リアクタンス素子を電磁的に結
合させることにより電圧制御発振器的に応用することも
出来る。
ている。本発明は誘電体共振器を発振周波数安定化用共
振器として用いているから、たとえばこの共振器にバラ
クタダィオード等の可変リアクタンス素子を電磁的に結
合させることにより電圧制御発振器的に応用することも
出来る。
図面の簡単な説明第1図は従来のトランジスタ発振回路
の等化回路図、第2図aは本発明の構成の上面図、第2
図bは第2図aの側面図、第2図cは第2図aの等価回
路、第3図および第4図は本発明の実施例のインピーダ
ンス特性図、第5図は本発明の実施例の発振特性図、第
6図は本発明の第2の実施例の構成図である。
の等化回路図、第2図aは本発明の構成の上面図、第2
図bは第2図aの側面図、第2図cは第2図aの等価回
路、第3図および第4図は本発明の実施例のインピーダ
ンス特性図、第5図は本発明の実施例の発振特性図、第
6図は本発明の第2の実施例の構成図である。
図において、1・・…・トランジスタ、2・・・・・・
誘電体共振器、3・・・・・・コンデンサ、4・・・・
・・帰還回路用線路、5・・…・出力端子、6・・・・
・・結合線路、7…・・・貫通コンデンサ、8…・・・
出力線路、9・・・・・・帯城通過炉波器、10・・・
・・・ケース、11・・…・ケース蓋、12・・…・絶
縁体である。
誘電体共振器、3・・・・・・コンデンサ、4・・・・
・・帰還回路用線路、5・・…・出力端子、6・・・・
・・結合線路、7…・・・貫通コンデンサ、8…・・・
出力線路、9・・・・・・帯城通過炉波器、10・・・
・・・ケース、11・・…・ケース蓋、12・・…・絶
縁体である。
猪′図
鷲2図
第3図
発4図
発す図
髪ぅ図
Claims (1)
- 1 比誘電率が比較的高い高誘電体を所定の形状に形成
してなる共振器と、この共振器に近接して配置されかつ
コレクタあるいはドレインが接地されるトランジスタと
、このトランジスタのベースあるいはゲートに一端が接
続され、他端が高周波的に接地されかつ前記共振器の近
傍に配置されてこの共振器と磁気的に縮合するほぼ1/
4波長の線路と、前記共振器の近傍に配置されて発振周
波数をとり出す出力線路とから構成されるトランジスタ
発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12993077A JPS601763B2 (ja) | 1977-10-28 | 1977-10-28 | トランジスタ発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12993077A JPS601763B2 (ja) | 1977-10-28 | 1977-10-28 | トランジスタ発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5463655A JPS5463655A (en) | 1979-05-22 |
JPS601763B2 true JPS601763B2 (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=15021926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12993077A Expired JPS601763B2 (ja) | 1977-10-28 | 1977-10-28 | トランジスタ発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601763B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3322304A1 (de) * | 1983-06-21 | 1985-01-03 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Streifenleitungsdopplerradar |
JP2578829B2 (ja) * | 1987-09-24 | 1997-02-05 | 日本電気株式会社 | 誘電体共振器制御電圧制御発振器 |
-
1977
- 1977-10-28 JP JP12993077A patent/JPS601763B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5463655A (en) | 1979-05-22 |
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