JPS6017586Y2 - 温度感知バルブ装置 - Google Patents

温度感知バルブ装置

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Publication number
JPS6017586Y2
JPS6017586Y2 JP3657681U JP3657681U JPS6017586Y2 JP S6017586 Y2 JPS6017586 Y2 JP S6017586Y2 JP 3657681 U JP3657681 U JP 3657681U JP 3657681 U JP3657681 U JP 3657681U JP S6017586 Y2 JPS6017586 Y2 JP S6017586Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
partitioning means
port
temperature sensing
heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP3657681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57149364U (ja
Inventor
信行 橋本
節夫 早川
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
Priority to JP3657681U priority Critical patent/JPS6017586Y2/ja
Publication of JPS57149364U publication Critical patent/JPS57149364U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、温度変化に伴い反転作動(スナップアクショ
ン)するバイメタルディスクを弁体として用いた温度感
知バルブ装置に関するものである。
従来、この種の温度感知バルブ装置はボディを熱伝導性
の良好な部材で形威し、このボディ内を第1及び第2の
室に区画すると伴に両室を連通ずる弁口を有する区画手
段を有していた。
この区画手段は熱的に隔絶することなくボディに固着さ
れているにもかかわらず、閉弁時にはこの区画手段に当
接させてバイメタルディスクの位置決めとしていた。
このために、バルブの閉弁時にはスプリングにより付勢
されてバイメタルディスクが弁座に当接しているので、
主にボディからスプリング及び流体通路内を流れる流体
を介してバイメタルディスクに熱を伝導させている。
ところが、開弁時にはボディと熱的に隔絶することなく
固着されている区画手段にバイメタルディスクを当接さ
せて位置決めをしているので開弁時にはボディからスプ
リング及び流体通路内を流れる流体に加えて区画手段を
介して熱がバイメタルディスクに伝導することとなる。
このために、閉弁時と開弁時とでは熱伝導の経路に違い
があり、バイメタルディスクに伝わる熱量に差が生じる
という欠点があった。
そこで本考案の目的は、閉弁時と開弁時とにおいてバイ
メタルディスクへの熱の伝導経路を同一とすることにあ
り、開弁時のみにバイメタルディスクと当接する区画手
段を、弁座とシール部とボディから区画手段を熱的に隔
絶する断熱部を有する弾性部材を介してボディ内に配設
したことが構成の要旨である。
これによりボディと区画手段とが熱的に隔絶されるので
、ボディから区画手段を介して熱伝導がなされなく開弁
時と閉弁時とではともに主にボディからスプリングもし
くは流体を介してバイメタルディスクに熱が伝導するこ
ととなり、本考案の目的が遠戚される。
本考案は上記の構成であり、ボディから区画手段への熱
隔絶を弁座部とシール部と断熱部を有する弾性部材の配
設という簡単な構成ででき、この様に弾性部材が、弁座
部とシール部と断熱部との三つの機能を有するので、部
品点数の増加を阻止でき安価に製造できるという効果が
ある。
以下、本考案に基づく一実施例を添付図面により説明す
る。
図面において開弁時を示される温度感知バルブ装置10
は、第1のポート11を有するケーシング12と第2の
ポート13を有する円筒状のカバー14とから戒るボデ
ィ20を有する。
複数の弁口15を有する区画手段16には断熱性の弾性
部材からなり円状の弁座17aとシール部17bと断熱
部17cを有する弾性部材17が固定されている。
この区画手段16は弾性部材17を介してケーシング1
2とカバー14内に気密的に固定されて、ボディ20内
に第1の室21と第2の室22を形成する。
バイメタルディスク18はスプリング19にてカバー1
4側に付勢され、そのディスクの中心18aが区画手段
16の中心部に形成された凸部16aに当接している。
尚、ケーシング12には開弁時に両ポートの連通を保障
するバイメタルディスクの外周に配設される流体の通気
路12aが複数設けられている。
上述の構成による温度感知バルブ装置10の作用につい
て次に説明する。
°ボディ20から伝導される熱によりバイメタルディス
ク18の温度が反転温度以下の場合、図面から反転した
状態でスプリング19により付勢されて保持される。
これにより、バイメタルディスク18の外周部が弾性部
材17の円状の弁座17aに押圧されるので閉弁状態と
なり、第1の室21と第2の室22の間の連通が遮断さ
れる。
この時にはボディ20からスプリング19及び流体通路
内の流体とを介して熱が伝導される。
次にバイメタルディスク18の温度が反転温度以上とな
ると、バイメタルディスク18は図面のように保持され
るのて開弁状態となり、第1及び第2の室21,22の
間が連通ずることとなる。
この時、バイメタルディスク18の中心18aが区画手
段16の凸部16aに当接しているが区画手段16は断
熱性の弾性部材17の断熱部17cを介してボディから
離間して固定されているためにボディ20から熱が伝導
することがない。
従って、開弁及び閉弁時においてともにボディ20から
スプリング19及び流体を介してバイメタルディスク1
8に熱が伝導する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の温度感知バルブ装置の断面を示す。 11・・・・・・第1のポート、12・・・・・・ケー
シング、13・・・・・・第2のポート、14・・・・
・・カバー、15・・・・・・弁口、16・・・・・・
区画手段、17・・・・・・弾性部材、17a・・・・
・・弁座、17b・・・・・・シール部、17c・・・
・・・断熱部、18・・・・・・バイメタルディスク、
19・・・・・・スプリング、20・・・・・・ボディ
、21・・・・・・第1の室、22・・・・・・第2の
室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のポートを有するケーシングと第2のポートを有す
    るカバーとから成るボディ、該ボディ内に配置され前記
    両ポートに各々連絡される第1、第2の室を区画し且つ
    該両室を連通ずる弁口を有する区画手段、該区画手段の
    外周とボディ間をシールするシール部と、前記ボディを
    前記区画手段から熱的に隔絶させる断熱部と、円状の弁
    座とを有する弾性部材、前記第1の室内に配したスプリ
    ングにて前記弁座の方向に付勢され前記弁口を開閉制御
    するバイメタルディスクとを備え、前記バイメタルディ
    スクが前記スプリングの付勢力により、閉弁時にはその
    外周部が前記弁座に開弁時にはその中心部が前記区画手
    段の同心部に形威される凸部に当接する温度感知バルブ
    装置。
JP3657681U 1981-03-16 1981-03-16 温度感知バルブ装置 Expired JPS6017586Y2 (ja)

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JP3657681U JPS6017586Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16 温度感知バルブ装置

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JP3657681U JPS6017586Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16 温度感知バルブ装置

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Publication Number Publication Date
JPS57149364U JPS57149364U (ja) 1982-09-20
JPS6017586Y2 true JPS6017586Y2 (ja) 1985-05-29

Family

ID=29833810

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JP3657681U Expired JPS6017586Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16 温度感知バルブ装置

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