JPS6017577Y2 - 油圧弁 - Google Patents
油圧弁Info
- Publication number
- JPS6017577Y2 JPS6017577Y2 JP17074179U JP17074179U JPS6017577Y2 JP S6017577 Y2 JPS6017577 Y2 JP S6017577Y2 JP 17074179 U JP17074179 U JP 17074179U JP 17074179 U JP17074179 U JP 17074179U JP S6017577 Y2 JPS6017577 Y2 JP S6017577Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- piston
- spring
- communication hole
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Servomotors (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願考案は油圧路内に設置された油冷却器を保護するた
めの油圧弁に関する。
めの油圧弁に関する。
一般に、リリーフ弁やアンロード弁を使用する油圧回路
では、弁の使用により作動油の温度が上昇し、他機器へ
の影響を与えるので、油冷却器を設けて作動油を冷却し
ている。
では、弁の使用により作動油の温度が上昇し、他機器へ
の影響を与えるので、油冷却器を設けて作動油を冷却し
ている。
そしてこの油冷却器を保護するために、従来より油圧弁
が使用されている。
が使用されている。
ところが第1図に示す従来の油圧弁によると、ピストン
aのオリフィスbから連通口dを介してタンクCへ戻る
作動油は、狭いオリフィスbを通過して急に広い室に流
出されるので、末広がりに連通口d側へ噴射される。
aのオリフィスbから連通口dを介してタンクCへ戻る
作動油は、狭いオリフィスbを通過して急に広い室に流
出されるので、末広がりに連通口d側へ噴射される。
このために連通口dの周囲面板に噴射された高圧油の衝
撃により大きな騒音が発生し、使用者及び周囲環境に悪
影響を与える。
撃により大きな騒音が発生し、使用者及び周囲環境に悪
影響を与える。
またピストンaはスプリングeによって上方へ押圧保持
されているのみであるから、ピストンaが必要以上に降
下動する場合には、スプリングeの寿命を短かくすると
いう欠点を有する。
されているのみであるから、ピストンaが必要以上に降
下動する場合には、スプリングeの寿命を短かくすると
いう欠点を有する。
そこで本願考案は従来技術の欠点を解決するもので、前
記オリフィスから流出され、末広がりに高圧噴射される
作動油の通過に適した流路と分流口を配設することによ
り、戻り時の騒音発生を解消すると共に、ピストンが不
必要な降下動をしないようにストッパーで制御すること
によって、スプリングひいては弁本体の寿命を延長させ
得ることを目的とする。
記オリフィスから流出され、末広がりに高圧噴射される
作動油の通過に適した流路と分流口を配設することによ
り、戻り時の騒音発生を解消すると共に、ピストンが不
必要な降下動をしないようにストッパーで制御すること
によって、スプリングひいては弁本体の寿命を延長させ
得ることを目的とする。
本願考案の構成を図示の実施例に基づいて説明すると、
一側にリリーフ弁(アンロード弁)1に接続する第一の
接続孔2を設は且つ他側にタンク3へ連通ずる連通孔4
を設けた弁本体5の外周部には、第一の接続孔2に近い
位置に油冷却器(クーラー)6へ接続する第二の接続孔
7を設ける。
一側にリリーフ弁(アンロード弁)1に接続する第一の
接続孔2を設は且つ他側にタンク3へ連通ずる連通孔4
を設けた弁本体5の外周部には、第一の接続孔2に近い
位置に油冷却器(クーラー)6へ接続する第二の接続孔
7を設ける。
次に弁本体5内には、中実軸線方向にオリフィス8を穿
設したピストン9を設け、連通孔4側のバネ受10に取
付けたバネ11により該ピストン9を第一接続孔2側へ
押圧しておく。
設したピストン9を設け、連通孔4側のバネ受10に取
付けたバネ11により該ピストン9を第一接続孔2側へ
押圧しておく。
ここでバネ受10は円板の上面中央に円錐形の突出部1
0aを形成すると共に、平担なフランジ面に所定間隔毎
の分流孔10bを貫通穿設することにより構成される。
0aを形成すると共に、平担なフランジ面に所定間隔毎
の分流孔10bを貫通穿設することにより構成される。
さらに本願考案は、バネ受10よりピストン9に近い弁
本体5内に、ピストン直径より小さい内径を有するスト
ッパー12を具備している。
本体5内に、ピストン直径より小さい内径を有するスト
ッパー12を具備している。
本願考案の作用について述べると、第2図はリリーフ弁
(アンロード弁)1から作動油が来ない状態を示してお
り、このとき油冷却器6に接続する第二接続孔7はピス
トン9により閉止され、第一接続孔2はオリフィス8を
通り、分流孔10bを介して連通孔4からタンク3へ通
じている。
(アンロード弁)1から作動油が来ない状態を示してお
り、このとき油冷却器6に接続する第二接続孔7はピス
トン9により閉止され、第一接続孔2はオリフィス8を
通り、分流孔10bを介して連通孔4からタンク3へ通
じている。
従ってこの状態でサージ圧が発生しても、油冷却器6は
サージ圧を受けず、圧力油はオリフィス8からタンク3
へ戻る。
サージ圧を受けず、圧力油はオリフィス8からタンク3
へ戻る。
もつともピストン9は多少下方へ動くことにより、サー
ジ圧を吸収し得る。
ジ圧を吸収し得る。
次にリリーフ弁(アンロード弁)1から作動油が流れサ
ージ圧が発生すると、第3図に示す如く第一接続孔2よ
り入った油はピストン9のオリフィス8を通るが、この
オリフィス8の径は第一接続孔2より小さいために、差
圧によりピストン9を押し下げる。
ージ圧が発生すると、第3図に示す如く第一接続孔2よ
り入った油はピストン9のオリフィス8を通るが、この
オリフィス8の径は第一接続孔2より小さいために、差
圧によりピストン9を押し下げる。
そしてこのときの油量によりバネ11の力と釣合う位置
でピストン9は停止する。
でピストン9は停止する。
このピストン9が移動したことにより、第一接続孔2と
第二接続孔7は連通し、油は第二接続孔7から油冷却器
6に流れる。
第二接続孔7は連通し、油は第二接続孔7から油冷却器
6に流れる。
この場合、第二接続孔7を通る流量はオリフィス8の径
を変えることのより調整し得る。
を変えることのより調整し得る。
斯くして小容量の油冷却器6には流量の一部だけを流し
、他はタンク3へ戻して、油冷却器6の入口圧の増大を
防止することができる。
、他はタンク3へ戻して、油冷却器6の入口圧の増大を
防止することができる。
さらに第一接続孔2から過大流量が流入すると、ピスト
ン9は第4図に示すように第3図の位置より更に下降し
、またオリフィス8から油ヲ流出することによってサー
ジ圧を吸収する。
ン9は第4図に示すように第3図の位置より更に下降し
、またオリフィス8から油ヲ流出することによってサー
ジ圧を吸収する。
とじてオリフィス8を通った圧力油は、バネ受10の円
錐形突出部10aと次第に拡径するストッパー12の内
周部とで形成されたドーナツ状の流路に沿って末広がり
に噴射され、円錐形突出部10aの周辺のフランジ面に
設けられた各分流孔10bを通過してタンク3に戻る。
錐形突出部10aと次第に拡径するストッパー12の内
周部とで形成されたドーナツ状の流路に沿って末広がり
に噴射され、円錐形突出部10aの周辺のフランジ面に
設けられた各分流孔10bを通過してタンク3に戻る。
従って前記従来例のように作動油により連通口の周辺面
板を衝打することがないので、従来に比べて戻り時にお
ける騒音発生を著しく減少させ得る。
板を衝打することがないので、従来に比べて戻り時にお
ける騒音発生を著しく減少させ得る。
さらにまた本願考案においては、弁本体5内の下方にス
トッパー12が装着されているので、ピストン9が必要
以上に降下移動しないので、バネ11を有効範囲(疲れ
を生じない範囲)で用いることができ、長期使用が可能
となる。
トッパー12が装着されているので、ピストン9が必要
以上に降下移動しないので、バネ11を有効範囲(疲れ
を生じない範囲)で用いることができ、長期使用が可能
となる。
本願考案は以上のように、ピストンのオリフィスから流
出した高圧油を通過に適した次第に拡径するドーナツ状
の通路に沿って噴射させ、該拡径部の先端に配設した多
数の分流孔からタンク側へ戻すと共にピストンの降下動
を一定の範囲に規制することによって、戻り時の騒音発
生を解消し、且つスプリングひいては弁本体の寿命を延
長さて得る効果がある。
出した高圧油を通過に適した次第に拡径するドーナツ状
の通路に沿って噴射させ、該拡径部の先端に配設した多
数の分流孔からタンク側へ戻すと共にピストンの降下動
を一定の範囲に規制することによって、戻り時の騒音発
生を解消し、且つスプリングひいては弁本体の寿命を延
長さて得る効果がある。
第1図は従来の油圧弁を示す縦断正面図、第2図乃至第
4図は本願考案の一実施例を示すもので、第2図は第一
接続孔を閉じた状態の縦断正面図、第3図は第二接続孔
を開いた状態の縦断面図、第4図はピストンが最下位ま
で降下した状態の縦断面図である。
4図は本願考案の一実施例を示すもので、第2図は第一
接続孔を閉じた状態の縦断正面図、第3図は第二接続孔
を開いた状態の縦断面図、第4図はピストンが最下位ま
で降下した状態の縦断面図である。
Claims (1)
- 筒状体の一方端部にIJ IJ−フ弁1等に接続する第
一接続孔2を、他方端部にはタンク3に連通する連通孔
4を各々設けると共に、前記筒状体の外周部で前記連通
孔4より第一接続孔2に近い位置には冷却装置6へ接続
する第二接続孔7を設けて弁本体5が構成され、前記弁
本体5には前記各接続孔2,7および連通孔4に開口す
る室が設けられ、該室内の第一接続孔2側に中央にオリ
フィス8を穿設したピストン9が、同じく室内の連通孔
4側にはピストン9を常時第一接続孔2側に押圧すると
共に第二接続孔7を閉鎖するように付勢したバネ11が
各々装着された油圧弁において、前記バネ11はコイル
バネであって、該バネ11を前記室内の連通孔4側で受
けるバネ受10は、連通孔4を閉塞する大きさの円板面
中央に前記バネ11内に突入する円錐形の突出部10a
を形成すると共に、当該突出部10aの周辺円板面には
前記連通孔4側に開口して弁本体5の室内と連通孔4と
を連通させる多数の分流孔10bが設けられ、更に前記
弁本体5の連通孔4側に設けられた室の内径部は一端が
前記ピストン9のストッパーを構成すると共に分流孔1
0bに向けて次第に拡径するように形成されていること
を特徴とした油圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17074179U JPS6017577Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 油圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17074179U JPS6017577Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 油圧弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5687667U JPS5687667U (ja) | 1981-07-14 |
JPS6017577Y2 true JPS6017577Y2 (ja) | 1985-05-29 |
Family
ID=29681573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17074179U Expired JPS6017577Y2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 油圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017577Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3160877U (ja) | 2009-10-13 | 2010-07-15 | ラム リサーチ コーポレーションLam Research Corporation | シャワーヘッド電極アセンブリの端部クランプ留めおよび機械固定される内側電極 |
-
1979
- 1979-12-10 JP JP17074179U patent/JPS6017577Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5687667U (ja) | 1981-07-14 |
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