JPS60166053A - 吸引ダスト予備荷電装置 - Google Patents
吸引ダスト予備荷電装置Info
- Publication number
- JPS60166053A JPS60166053A JP59022641A JP2264184A JPS60166053A JP S60166053 A JPS60166053 A JP S60166053A JP 59022641 A JP59022641 A JP 59022641A JP 2264184 A JP2264184 A JP 2264184A JP S60166053 A JPS60166053 A JP S60166053A
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- Japan
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- electrode
- dust
- shaft
- along
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
吸引ダストに電荷を与え、この凝集、静電反撥効果を利
゛用する試みは所謂静電ろ通年塵装置や消煙器等に用い
られているが、本発明はこの荷電装置の改良を目的とす
るものであって、ガス通路の内面に沿って曲面対抗電極
を配設し、同電極に対する針端電極を配設し、上記対抗
電極の内側に絶縁シャフトを設け、同シャフト内に給電
部を配設してなる吸引ダスト予備荷電装置を特定発明と
するものである。
゛用する試みは所謂静電ろ通年塵装置や消煙器等に用い
られているが、本発明はこの荷電装置の改良を目的とす
るものであって、ガス通路の内面に沿って曲面対抗電極
を配設し、同電極に対する針端電極を配設し、上記対抗
電極の内側に絶縁シャフトを設け、同シャフト内に給電
部を配設してなる吸引ダスト予備荷電装置を特定発明と
するものである。
従来の荷電装置には主として第3図に示す線対平板形電
極が用いられているが次に示す欠陥がある。
極が用いられているが次に示す欠陥がある。
(1)線形放電極は機械的強度の必要上有効断面4′/
コ以上の大きさを必要とし、そのため相対的に強い電界
空間を形成することが出来ない。さらにコpす輝点が線
上を自由に移動する所謂コロナ輝点の不定常性などによ
り誘起される放電線肥大現象、即ち見掛電極寸法の増大
が発生し易く、電界強度の低下、極端な場合にはコロナ
放電不可の状態に陥り易い。
コ以上の大きさを必要とし、そのため相対的に強い電界
空間を形成することが出来ない。さらにコpす輝点が線
上を自由に移動する所謂コロナ輝点の不定常性などによ
り誘起される放電線肥大現象、即ち見掛電極寸法の増大
が発生し易く、電界強度の低下、極端な場合にはコロナ
放電不可の状態に陥り易い。
(2)平板形対抗電極(接地電極)は円筒形に比べ射出
されたイオンが拡散し易く、相対的に高い電界強度を持
つ空間を形成し難い。さらに平板においては、ガス流と
の境膜により付着ダスト層が形成される。このダスト層
は実際的に多く存在する電気抵抗率が16’Ω−cm程
度以上のダストにおいては1鴎程度の厚さにおいてもダ
スト自体の絶縁破壊による逆電離現象を誘起し、運転性
能の急激な低下をもたらす危険が大きい。
されたイオンが拡散し易く、相対的に高い電界強度を持
つ空間を形成し難い。さらに平板においては、ガス流と
の境膜により付着ダスト層が形成される。このダスト層
は実際的に多く存在する電気抵抗率が16’Ω−cm程
度以上のダストにおいては1鴎程度の厚さにおいてもダ
スト自体の絶縁破壊による逆電離現象を誘起し、運転性
能の急激な低下をもたらす危険が大きい。
(3)吸収ダストの汚損を防止するため、絶縁部をガス
流路から離して設置する必要があり、そのために装置に
大きな突起部が発生し、狭い場所への設置が困難な場合
が多い。
流路から離して設置する必要があり、そのために装置に
大きな突起部が発生し、狭い場所への設置が困難な場合
が多い。
上記(1) (2) (3)の諸現象は実用的なガス流
速である5〜30 m /sec程度の状件下において
多かれ少なかれ発生し、従ってこれらの対策の為、装置
の大形化やダスト払落装置の設置などを必要とし、不経
済であり、かつ狭い場所への設置が困難になる場合が多
い。
速である5〜30 m /sec程度の状件下において
多かれ少なかれ発生し、従ってこれらの対策の為、装置
の大形化やダスト払落装置の設置などを必要とし、不経
済であり、かつ狭い場所への設置が困難になる場合が多
い。
本発明は上記欠陥を解消するものであって、本発明を図
面に示す実施例について説明すると、円筒形ガス流通路
1の中心線に沿って絶縁シャフト2を固定腕3によって
支持し、その内部に給電用耐圧ケーブル4を上記腕3か
ら挿通して給電部5を上記シャフト2内に配設するもの
である。上記通路1の内部にはその内面1に沿って螺旋
状対抗(接地)電極6.7を2重に配設し、同電極6.
7をそれぞれ冷媒等の流通円管8によって形成し冷却水
を流通させることができる。そして外側の上記電極6と
内側の上記電極7との中間部に上記シャフト2と平行方
向の絶縁杆9 (6個)を同シャフト2の中央部に設け
た腕10で支持し、同杆9の両側に第2図に示すように
針端電極11.11を並設し、これを上記給電部5に接
続するものである。尚図中12で示すものは冷却媒体(
゛冷却水)供給管、13は排出管、14けそれらの開閉
弁、15は邪魔板である。
面に示す実施例について説明すると、円筒形ガス流通路
1の中心線に沿って絶縁シャフト2を固定腕3によって
支持し、その内部に給電用耐圧ケーブル4を上記腕3か
ら挿通して給電部5を上記シャフト2内に配設するもの
である。上記通路1の内部にはその内面1に沿って螺旋
状対抗(接地)電極6.7を2重に配設し、同電極6.
7をそれぞれ冷媒等の流通円管8によって形成し冷却水
を流通させることができる。そして外側の上記電極6と
内側の上記電極7との中間部に上記シャフト2と平行方
向の絶縁杆9 (6個)を同シャフト2の中央部に設け
た腕10で支持し、同杆9の両側に第2図に示すように
針端電極11.11を並設し、これを上記給電部5に接
続するものである。尚図中12で示すものは冷却媒体(
゛冷却水)供給管、13は排出管、14けそれらの開閉
弁、15は邪魔板である。
従って両電極6.7に冷却水を流通させ給電部5に電圧
を印加すると針端電極11から外側および内側の螺旋状
対抗電極6.7にコロナ放電が発生し、その状態におい
て上記通路1にダスト気流を吸引通過させるとダストは
上記放電部分を通過して電荷が与えられ凝集し、炉布表
面での静電反撥作用が附与される。そして上記通路1を
通過してバグフィルタ−等のろ通年塵装置に吸引される
本発明は上述のように構成したので次のような作用効果
を発揮することができる。
を印加すると針端電極11から外側および内側の螺旋状
対抗電極6.7にコロナ放電が発生し、その状態におい
て上記通路1にダスト気流を吸引通過させるとダストは
上記放電部分を通過して電荷が与えられ凝集し、炉布表
面での静電反撥作用が附与される。そして上記通路1を
通過してバグフィルタ−等のろ通年塵装置に吸引される
本発明は上述のように構成したので次のような作用効果
を発揮することができる。
(1) 針端電極11は端部に鋭いエツジを作ることが
でき、強い電界強度を形成する。そしてコロナ輝点が端
部に固定されるため、この静電圧力並にガス流による針
端電極11の自励振動によりダスト付着が発生せず高い
性能をν 維持することができる。
でき、強い電界強度を形成する。そしてコロナ輝点が端
部に固定されるため、この静電圧力並にガス流による針
端電極11の自励振動によりダスト付着が発生せず高い
性能をν 維持することができる。
(2)上記対抗電極7は上記シャフト2部(中心部)へ
のダスト混入防止皿に内部への静電遮閉効果を発揮する
ことができ、中心部に上記絶縁シャフト2を配設し得て
その汚損を防止することができる。
のダスト混入防止皿に内部への静電遮閉効果を発揮する
ことができ、中心部に上記絶縁シャフト2を配設し得て
その汚損を防止することができる。
(3)円管8により構成された対抗電極6.7はその曲
面効果により、放電極6.7より射出されたイオンの拡
散を防ぎ高強度の電界空間を形成することができる。こ
のように形成された電界は第3図の平板16に比べ最大
個所で1.5倍程度に達する。第4図に線対平板電:
極と針端対円筒電極の荷電特性を示す。
面効果により、放電極6.7より射出されたイオンの拡
散を防ぎ高強度の電界空間を形成することができる。こ
のように形成された電界は第3図の平板16に比べ最大
個所で1.5倍程度に達する。第4図に線対平板電:
極と針端対円筒電極の荷電特性を示す。
(4)円管8による上記対抗電極6.7け平板電極16
に比べ表面が曲面を形成するため、ガス流の衝突、じよ
う乱によりダストの付着は少いが、何れにせよ特にその
下流側にダスト堆積が発生し逆電離の原因となる。しか
し、ダストは第5図に示すように温度により電気抵抗率
が変化する。従って円管8中に冷却水等を通すことによ
り電気抵抗率上下げ逆電離を防止することができる。こ
こで問題となるのは如何にして全面積にこの操作を行う
かである。例えば第6図に示す電極配置では冷却水17
を均等分配することは困難であり、又一部でも冷却不充
分な個所があればその個所からの逆電離が発生する。本
発明では上記対抗電極6.7を螺旋状に形成したため流
水路は1系統しかなく容易にかつ確実に冷却、加熱等の
操作を行うことができる。従って特にダスト払落等の゛
操作を行うことなく運転を実行することができる。
に比べ表面が曲面を形成するため、ガス流の衝突、じよ
う乱によりダストの付着は少いが、何れにせよ特にその
下流側にダスト堆積が発生し逆電離の原因となる。しか
し、ダストは第5図に示すように温度により電気抵抗率
が変化する。従って円管8中に冷却水等を通すことによ
り電気抵抗率上下げ逆電離を防止することができる。こ
こで問題となるのは如何にして全面積にこの操作を行う
かである。例えば第6図に示す電極配置では冷却水17
を均等分配することは困難であり、又一部でも冷却不充
分な個所があればその個所からの逆電離が発生する。本
発明では上記対抗電極6.7を螺旋状に形成したため流
水路は1系統しかなく容易にかつ確実に冷却、加熱等の
操作を行うことができる。従って特にダスト払落等の゛
操作を行うことなく運転を実行することができる。
上述のように本発明はきわめて簡便かつ高効率であるば
かりでなく、実用的なガス流速5〜30m/sec程度
の煙道中に簡便に設置することができるものである。
かりでなく、実用的なガス流速5〜30m/sec程度
の煙道中に簡便に設置することができるものである。
第1図は本発明の@引ダスト予備荷電装置を示す側面図
、第2図は第1図A、 −A線による縦断面図、第3図
は従来形荷電装置の斜視図、第4図は印加電圧・放電電
流曲線、第5図は雰囲気温度・電気抵抗率曲線、第6図
は円管電極冷却状態図である。 1・・ガス流通路、1・・内面、6.7・・曲面対抗電
極、11・・針端電極、2・・絶縁シャフト、5・・給
電部、8・・螺旋状流通円管。 特許出願人 株式会社幸袋工作所
、第2図は第1図A、 −A線による縦断面図、第3図
は従来形荷電装置の斜視図、第4図は印加電圧・放電電
流曲線、第5図は雰囲気温度・電気抵抗率曲線、第6図
は円管電極冷却状態図である。 1・・ガス流通路、1・・内面、6.7・・曲面対抗電
極、11・・針端電極、2・・絶縁シャフト、5・・給
電部、8・・螺旋状流通円管。 特許出願人 株式会社幸袋工作所
Claims (2)
- (1)ガス流通路1の内面1に沿って曲面対抗電極6.
7を配設し、同電極6.7に対する針端電極11を配設
し、上記対抗電極7の内側に絶縁シャフト2を設け、同
シャフト2内に給電部5を配設してなる吸引ダスト予備
荷電装置。 - (2)ガス流通路1の内面lに沿って曲面対抗電極6.
7を配役し、同電極6.7に対する針端電極11を配設
し、上記対抗電極6.7の内側に絶縁シャフト2を設け
、同シャフト2内に給電部5を配設し、上記対抗電極6
.7を螺旋状流通円管8により形成してなる吸引ダスト
予備荷電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022641A JPS60166053A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 吸引ダスト予備荷電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022641A JPS60166053A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 吸引ダスト予備荷電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166053A true JPS60166053A (ja) | 1985-08-29 |
Family
ID=12088468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59022641A Pending JPS60166053A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 吸引ダスト予備荷電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166053A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51131972A (en) * | 1975-05-13 | 1976-11-16 | Jinemon Konishi | Electrostatic precipitator |
-
1984
- 1984-02-07 JP JP59022641A patent/JPS60166053A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51131972A (en) * | 1975-05-13 | 1976-11-16 | Jinemon Konishi | Electrostatic precipitator |
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