JPS6016390Y2

JPS6016390Y2 - ハンカチ−フ干し器

Info

Publication number: JPS6016390Y2
Application number: JP5401182U
Authority: JP
Inventors: 寿美富岡; 純子山本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-04-14
Filing date: 1982-04-14
Publication date: 1985-05-21
Also published as: JPS58157494U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は洗たくしたハンカチーフを貼付、乾燥させるハ
ンカチーフ干し器に関するものである。

従来ハンカチーフは、洗たく後、一般的には洗たくばさ
みにより干されており、またハンカチーフの素材には吸
湿性のよい綿１００％で作られているために、乾燥後の
しわが多く形がゆがみアイロンかけを必要とする。

ハンカチーフは使用頻度が高いため頻繁にアイロンかけ
が必要となり大きな負担となっている。

本考案の目的はアイロンかけ作業を省略できるようにす
ることにある。

しかして本考案は洗たくしたハンカチーフを展開した状
態で貼付させる複数枚の台板１・・・に、該ハンカチー
フの剥離防止のための留具２ａ、２ｂｖ２Ｃｔ８
ａｔ８ｂを夫々設け、該複数枚の台板１・・・を
−側辺で接続具３により連結するとともに各合板１間に
間隔形成駒４を設けたハンカチーフ干し器である。

この考案の実施例を図面にもとづいて説明すると、第１
図乃至第３図に示す実施例においては数枚の台板１，１
・・・を螺施状接続具３によりアルバム台紙のように連
絡させかつ接続具３の一端に掛環３′を設けるとともに
各台板１，１の裏面に接触斜面４ａを有する間隔形成駒
４，４を固定し、隣位の台板１，１同志が接触しないよ
うにしたものである。

台板１はガラス、合成樹脂、金属、木質等の素材より戊
り、台板１上に罫線を出せばハンカチーフＨを貼る場合
真直に貼付しやすい。

また、台板１に各種の色彩をほどこすことが可能である
。

熱効率の観点よりみれば黒色に近い方が効果的である。

そして留具２としては、ピン２ａと該ピン２ａを受止め
る固定子２ｂとから構成され、各々紐５，６で台板１に
取付けられて紛失を防ぎ、台板１にはハンカチーフ生地
を貫いてピン２ａを挿込む挿通孔１ａをハンカチーフＨ
の大きさに適合する位置の四隅に放射状に複数設け、ハ
ンカチーフＨの四隅を引っ張り緊張させるようにしであ
るが、挿通孔１ａ必ずしも四隅に設ける必要はなく、−
個でも足りる。

即ちハンカチーフＨは台板１に張りつけられるので、止
具を四箇滑止めたくても、所期の目的を遠戚できる。

又第２図に示すように扇形に広がって各台板１にハンカ
チーフＨを緊張状態で干すことができ螺施状接続具３を
竿Ｓ等に挿通したり、第３図Ａのように吊鉤Ｋに掛環３
′を引掛けて干すこともできる。

また悪天候の際など室内での使用の場合には、第３図Ｂ
のように水平にもＣの如く垂直に立てて干すこともでき
る。

尚第４図の例は２つの環３ａ、３ｂにより台板１を数枚
接続し第５図では、一つの管体３Ｃにより台板１を数枚
接続したものを示す。

第６図及び第７図はピン２ａと固定子２ｂの代りにヘア
ーピン状の長ピン２Ｃを使用した例であり、この場合は
、ハンカチーフＨの大きさにより大、中、小の長ピンを
選び随意に台板１とハンカチーフＨをはさんで固定する
。

又長ピンがはずれないように挿通孔１ａに通して固定す
る。

第８図は、第２図の間隔形成駒４を用いる代りに第９図
に示す櫛状の間隔保持具７を使用した実施例である。

櫛状の場合は上下にずらすことにより台板１，１の間隔
を適宜に変える事ができる。

第１０図は／’％ンカチーフＨ貼付の台板１上に、該ハ
ンカチーフＨの四隅末端部分該当位置に細長の鉄片８ａ
を位置したものであり、固定子２ｂに代るマグネット８
ｂによって、ハンカチーフＨを固定する。

本考案は以上説明した構成であるから洗ったハンカチー
フＨは、ピーンと伸長した状態で台板１に接し干し上っ
た時は、しわが生じないためアイロンかけする必要がな
く省力化、省エネルギーである。

雨天時でもハンカチーフＨは台板１で水を切るために約
２瞬間で乾燥し、すぐ使用することができ、衛生的であ
る。

又、使用は簡単である。特に本考案のものは複数枚の台
板１・・・を−側辺で接続具３により連絡しであるので
多くのハンカチーフを乾せるのは勿論、各台板１・・・
の間は間隔形成駒４・・・により通風が確保されるので
アルバム状に重なって乾されている複数枚のハンカチー
フの乾燥は何ら妨げられず、しかも何と何を乾している
か、また乾燥状態はどうかを見て確認できる等顕著な効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係るハンカチーフ干し器の実施例を示し
たもので、第１図は斜視図、第２図は側面図、第３図Ａ
は吊鉤に掛けた状態を示す正面図、同図Ｂは水平に置い
た状態、同図Ｃは垂直に立てた状態を示す斜視図、第４
図、第５図は夫々他の接続具の実施例を示す斜視図、第
６図は他の留具の実施例を示す正面図、第７図は同じく
要部の断面図、第８図は間係持具の使用状態を示す斜視
図、第９図は保持具の正面図、第１０図はマグネットを
鉄片に吸着させた状態を示す斜視図である。Ｈ・・・・・・ハンカチーフ、１・・・・・・台板、２
，２ａ。２ｂｔ２ｃｔ８ａｔ８ｂ・・・・・・留具、３・
・・・・・接続具、４・・・・・・間隔形成駒。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

洗たくしたハンカチーフを展開した状態で貼付させる複
数枚の台板１・・・に、該ハンカチーフの剥離防止のた
めの留具２ａｔ２ｂｔ２ｃｔ８ａｔ８ｂ夫
々設け、該複数枚の台板１・・・を−側辺で接続具３に
より連結するとともに各合板１間に間隔形成駒４を設け
たハンカチーフ干し器。