JPS6016379B2 - 新規な熱線反射ガラスの製法 - Google Patents
新規な熱線反射ガラスの製法Info
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- JPS6016379B2 JPS6016379B2 JP927680A JP927680A JPS6016379B2 JP S6016379 B2 JPS6016379 B2 JP S6016379B2 JP 927680 A JP927680 A JP 927680A JP 927680 A JP927680 A JP 927680A JP S6016379 B2 JPS6016379 B2 JP S6016379B2
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- Japan
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- glass plate
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- glass
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/06—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with metals
- C03C17/10—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with metals by deposition from the liquid phase
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱線反射性能が高く、かつ耐久性にも優れた
高性能な熱線反射ガラスの製法に関するものである。
高性能な熱線反射ガラスの製法に関するものである。
ガラス板表面に銀、ニッケル、金、アルミニウムなどの
金属の薄い透明乃至半透明の被膜を設け、太陽光線ある
いは幅射光線中の熱線部を反射し遮断する様にしたガラ
ス板は、熱嫌泉反射ガラス板として知られ、建造物、交
通車鰯あるいは各種装置、器具に単板ガラスとして、あ
るいは複眉ガラスとして、あるいは合せガラスとして使
用されている。
金属の薄い透明乃至半透明の被膜を設け、太陽光線ある
いは幅射光線中の熱線部を反射し遮断する様にしたガラ
ス板は、熱嫌泉反射ガラス板として知られ、建造物、交
通車鰯あるいは各種装置、器具に単板ガラスとして、あ
るいは複眉ガラスとして、あるいは合せガラスとして使
用されている。
かかる金属被覆熱線反射ガラスの中でCu被膜を形成し
たものは、熱線反射性能が最も優れているが、耐食性が
不十分であり耐久性に問題がある。一方ニッケル被膜を
形成したものは耐食性が十分であり耐久性も問題が少な
いが、熱鎌泉反射性能がCuに比べ劣っているという欠
点がある。本発明は、NiとCuとの長所とが組み合わ
された熱鎌嫁反射ガラスの製法を提供することを目的と
して検討の結果発明されたものであり、その要旨は、N
i塩溶液と、Cu塩溶液と、Ni塩及びCu塩を還元さ
せる還元剤溶液とをPd塩の存在下でガラス板面に作用
させて、Ni塩とC吋量とを化学的に還元させてNi−
Cu合金膜を上記ガラス板面に形成することを特徴とす
る新規な熱線反射ガラスの製法に関するものである。
たものは、熱線反射性能が最も優れているが、耐食性が
不十分であり耐久性に問題がある。一方ニッケル被膜を
形成したものは耐食性が十分であり耐久性も問題が少な
いが、熱鎌泉反射性能がCuに比べ劣っているという欠
点がある。本発明は、NiとCuとの長所とが組み合わ
された熱鎌嫁反射ガラスの製法を提供することを目的と
して検討の結果発明されたものであり、その要旨は、N
i塩溶液と、Cu塩溶液と、Ni塩及びCu塩を還元さ
せる還元剤溶液とをPd塩の存在下でガラス板面に作用
させて、Ni塩とC吋量とを化学的に還元させてNi−
Cu合金膜を上記ガラス板面に形成することを特徴とす
る新規な熱線反射ガラスの製法に関するものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明において、Ni−Cu透明性合金膜の膜厚は、透
明乃至半透明性であり、所望の熱線反射率、透過率等の
光学特性が得られる様に10M〜50血の膜厚範囲が特
に好ましい。
明乃至半透明性であり、所望の熱線反射率、透過率等の
光学特性が得られる様に10M〜50血の膜厚範囲が特
に好ましい。
又、Ni−Cu合金膜のNiとCuとの割合は1:99
〜20:80更に好ましくは5:95〜10:90力ミ
適当である。Niが5%以上含まれると実用に耐える耐
食性となり、又色調が反射色調透過色調ともに中性色と
なり好ましい。なお、Niの含有割合が10%を超える
と熱線反射性能が低下して好ましくない。更に、本発明
にあっては、Ni−Cuメッキ液にPd塩を含有させる
。Pd塩の含有割合としてはNi−Cuメッキ液に対し
てlppm〜10岬pmとするのが特に好ましい。この
様にPdを含有させることによりNi−Cu合金膜のN
i含有比率をある程度コントロールすることが可能とな
る。なお、Pdの含有割合が10仮pmを超えるとNi
含有比率が過大となり好ましくなく、又lppm以下と
なるとNi含有比率が著しく低下するので好ましくない
。かかる透明性Ni−Cu合金膜をガラス板面に形成す
る方法としては、Ni塩とCu塩と、貴金属塩、例えば
Pd塩とNi、C叫墓を還元する還元剤とをガラス板面
に作用させてNi塩及びCu塩を化学的に還元させてN
i−Cu合金膜を形成する方法が採用される。更に具体
的には、例えば次の工程によりNi−Cu合金膜が形成
される。‘1} ガラス板の被膜形成面を水洗、あるい
は洗浄剤洗浄、あるいは又酸化セリウムなどの研磨剤を
用いた研磨洗浄などにより清浄化する。
〜20:80更に好ましくは5:95〜10:90力ミ
適当である。Niが5%以上含まれると実用に耐える耐
食性となり、又色調が反射色調透過色調ともに中性色と
なり好ましい。なお、Niの含有割合が10%を超える
と熱線反射性能が低下して好ましくない。更に、本発明
にあっては、Ni−Cuメッキ液にPd塩を含有させる
。Pd塩の含有割合としてはNi−Cuメッキ液に対し
てlppm〜10岬pmとするのが特に好ましい。この
様にPdを含有させることによりNi−Cu合金膜のN
i含有比率をある程度コントロールすることが可能とな
る。なお、Pdの含有割合が10仮pmを超えるとNi
含有比率が過大となり好ましくなく、又lppm以下と
なるとNi含有比率が著しく低下するので好ましくない
。かかる透明性Ni−Cu合金膜をガラス板面に形成す
る方法としては、Ni塩とCu塩と、貴金属塩、例えば
Pd塩とNi、C叫墓を還元する還元剤とをガラス板面
に作用させてNi塩及びCu塩を化学的に還元させてN
i−Cu合金膜を形成する方法が採用される。更に具体
的には、例えば次の工程によりNi−Cu合金膜が形成
される。‘1} ガラス板の被膜形成面を水洗、あるい
は洗浄剤洗浄、あるいは又酸化セリウムなどの研磨剤を
用いた研磨洗浄などにより清浄化する。
■ ガラス板面を室温付近の温度において短時間塩化第
一錫などの希薄錫塩溶液と接触させ、次いで水、好まし
くは蒸留水又は脱イオン水で洗浄する。
一錫などの希薄錫塩溶液と接触させ、次いで水、好まし
くは蒸留水又は脱イオン水で洗浄する。
(3} 必要に応じ更に希薄Pd塩溶液にて処理を行い
、次いで水洗する。
、次いで水洗する。
【41 次いでガラス板面にNi塩とCu塩と、Pd塩
と、Ni、Cu塩を還元させる還元剤とを作用させて化
学的にNi塩とCu塩とをほぼ同時に還元させてNj−
Cu合金膜を沈着させる。
と、Ni、Cu塩を還元させる還元剤とを作用させて化
学的にNi塩とCu塩とをほぼ同時に還元させてNj−
Cu合金膜を沈着させる。
‘5} Ni−Cu合金膜の形成されたガラス板を洗浄
する。
する。
上記したガラス板面にNi塩とCu塩とPd塩と還元剤
とを作用させる方法としては、Ni塩溶液とC叫鎧溶液
とPd塩溶液、あるいは、Ni塩−Cぬ蓋の混合溶液と
還元剤を含んだ溶液をそれぞれ同時にスプレーする方法
、あるいはスプレー前に前記溶液の3種あるいは4種を
混合してスプレーする方法、あるいは4種の混合溶液を
ガラス板面にロールコートなどにより被覆する方法、あ
るいは、Ni塩溶液とCu塩溶液とPd塩溶液、あるい
はこれらの混合溶液をスプレーガンの中で混合して単一
溶液としてスプレーする方法あるいはこれらの類似方法
が最も代表的な例として挙げられる。
とを作用させる方法としては、Ni塩溶液とC叫鎧溶液
とPd塩溶液、あるいは、Ni塩−Cぬ蓋の混合溶液と
還元剤を含んだ溶液をそれぞれ同時にスプレーする方法
、あるいはスプレー前に前記溶液の3種あるいは4種を
混合してスプレーする方法、あるいは4種の混合溶液を
ガラス板面にロールコートなどにより被覆する方法、あ
るいは、Ni塩溶液とCu塩溶液とPd塩溶液、あるい
はこれらの混合溶液をスプレーガンの中で混合して単一
溶液としてスプレーする方法あるいはこれらの類似方法
が最も代表的な例として挙げられる。
Ni−Cu被膜を形成するのに使用されるNi塩塩及び
Cu塩溶液としては、従来より無電解〆ッキ法に使用さ
れている各種Ni塩、Cu塩及び各種液組成のものが使
用できる。例えば、Ni塩溶液としては、無機酸又は有
機酸のニッケル塩、例えば塩化ニッケル、硫酸ニッケル
、酢酸ニッケルあるいはニッケル塩の2種以上の混合物
と、ロッシェル塩、EDTA、クエン酸ナトリウム、グ
ルコン酸ナトリウム等の鎖化剤とpH緩衝剤とpH調節
剤と更に必要に応じて適宜の添加剤を含有する溶液、特
に水溶液が最も代表的な例として挙げられる。又、Cu
塩溶液としては、例えば、硝酸鋼、硫酸銅、酢酸鋼など
の銅塩あるいは混合鋼塩とニッケル塩溶液の場合と同様
な鍔化剤、pH緩衝剤、pH調節剤および必要に応じて
適宜の添加剤を含有する溶液、特に水溶液が最も代表的
な例として挙げられる。上記したNi塩溶液のNi塩の
濃度は0.01%〜1%が適当であり、又Cu塩溶液の
Cu塩の濃度は0.02%〜2%が適当である。
Cu塩溶液としては、従来より無電解〆ッキ法に使用さ
れている各種Ni塩、Cu塩及び各種液組成のものが使
用できる。例えば、Ni塩溶液としては、無機酸又は有
機酸のニッケル塩、例えば塩化ニッケル、硫酸ニッケル
、酢酸ニッケルあるいはニッケル塩の2種以上の混合物
と、ロッシェル塩、EDTA、クエン酸ナトリウム、グ
ルコン酸ナトリウム等の鎖化剤とpH緩衝剤とpH調節
剤と更に必要に応じて適宜の添加剤を含有する溶液、特
に水溶液が最も代表的な例として挙げられる。又、Cu
塩溶液としては、例えば、硝酸鋼、硫酸銅、酢酸鋼など
の銅塩あるいは混合鋼塩とニッケル塩溶液の場合と同様
な鍔化剤、pH緩衝剤、pH調節剤および必要に応じて
適宜の添加剤を含有する溶液、特に水溶液が最も代表的
な例として挙げられる。上記したNi塩溶液のNi塩の
濃度は0.01%〜1%が適当であり、又Cu塩溶液の
Cu塩の濃度は0.02%〜2%が適当である。
又、Pd塩溶液としては、例えば塩化パラジウム、硝酸
パラジウム、硫酸パラジウムを含有する溶液、特に水溶
液が好ましい。
パラジウム、硫酸パラジウムを含有する溶液、特に水溶
液が好ましい。
又、還元液としては、Ni塩とCu塩とを還元させてN
i−Cu合金膜を形成する様な還元剤の含まれた溶液、
例えば、ホルマリン、漣類、ロツシェル塩、酒石酸、次
亜リン酸ナトリウムの含有する溶液、特に水溶液が好ま
しい。
i−Cu合金膜を形成する様な還元剤の含まれた溶液、
例えば、ホルマリン、漣類、ロツシェル塩、酒石酸、次
亜リン酸ナトリウムの含有する溶液、特に水溶液が好ま
しい。
これらとスプレーし、NjとCuとPdとを同時に還元
反応により析出させる方法により形成させるのが最も一
般的である。
反応により析出させる方法により形成させるのが最も一
般的である。
又、本発明によりNi−Cu合金被膜を無電解〆ッキに
より析出させる際のメッキ時間は3の砂〜20分、好ま
しくは1分〜10分程度が最適である。
より析出させる際のメッキ時間は3の砂〜20分、好ま
しくは1分〜10分程度が最適である。
又無電解〆ッキする際のNi,Cu又はPd塩溶液と還
元液、又はこれら塩と還元液を含む溶液の温度は、10
つC〜60ooの範囲、例えば30oC前後が最適であ
る。なお、無電解〆ッキ時の温度変化によりNi,Cu
の析出速度が異なるため、無電解〆ツキ時の温度を一定
に例えば±3℃に保つことが色ムラの発生を防止する上
で重要である。又、無電解〆ッキ時の基板の温度も10
つC〜6000、更に好ましくは室温付近が適当である
。又、スプレー量、メッキ時間などは、所望の膜厚が得
られる様に適宜選択される。なお、本発明にあっては、
ガラス板面に形成されたNi−Cu合金膜の上層に保護
コート、その他の各種機能性薄膜を施こすこと、あるい
は化成処理すること、あるいは又、下層に接着性向上コ
−トその他の各種機能性薄膜を施こすことも可能である
。
元液、又はこれら塩と還元液を含む溶液の温度は、10
つC〜60ooの範囲、例えば30oC前後が最適であ
る。なお、無電解〆ッキ時の温度変化によりNi,Cu
の析出速度が異なるため、無電解〆ツキ時の温度を一定
に例えば±3℃に保つことが色ムラの発生を防止する上
で重要である。又、無電解〆ッキ時の基板の温度も10
つC〜6000、更に好ましくは室温付近が適当である
。又、スプレー量、メッキ時間などは、所望の膜厚が得
られる様に適宜選択される。なお、本発明にあっては、
ガラス板面に形成されたNi−Cu合金膜の上層に保護
コート、その他の各種機能性薄膜を施こすこと、あるい
は化成処理すること、あるいは又、下層に接着性向上コ
−トその他の各種機能性薄膜を施こすことも可能である
。
ガラス板の種類としては、普通板ガラス、熱繋泉吸収ガ
ラス、その他各種のガラス板が使用でき、又、ポリカー
ボネート、メタアクリレート樹脂などのいわゆる有機ガ
ラスも使用できる。
ラス、その他各種のガラス板が使用でき、又、ポリカー
ボネート、メタアクリレート樹脂などのいわゆる有機ガ
ラスも使用できる。
次に、本発明の実施例について説明する。
実施例 1
セリアで研磨した後、水洗したガラス板(300肌×3
00肌×5柵)の表面に塩化第一錫水溶液(濃度:Sn
C120.紋/水1〆)をガラス板1で当り5その割合
の流量でスプレーして鋭敏化処理し、水洗後直ちに塩化
パラジウム水溶液(濃度:PdC120.0斑ノ水1夕
)を同上の割合の流量でスプレーして活性化処理し、次
いで水洗した後この処理したガラス板面にまだ湿潤状態
において、下記組成割合のA液及びB液を別々のスプレ
ーガンからそれぞれ重なり合う様に各液の容量比約1:
1の割合でそれぞれガラス板1〆当り5その割合の流量
で同時にスプレーし、6分間保持してガラス板面に無電
解〆ッキ法によりNi−Cu合金膜を析出させた。
00肌×5柵)の表面に塩化第一錫水溶液(濃度:Sn
C120.紋/水1〆)をガラス板1で当り5その割合
の流量でスプレーして鋭敏化処理し、水洗後直ちに塩化
パラジウム水溶液(濃度:PdC120.0斑ノ水1夕
)を同上の割合の流量でスプレーして活性化処理し、次
いで水洗した後この処理したガラス板面にまだ湿潤状態
において、下記組成割合のA液及びB液を別々のスプレ
ーガンからそれぞれ重なり合う様に各液の容量比約1:
1の割合でそれぞれガラス板1〆当り5その割合の流量
で同時にスプレーし、6分間保持してガラス板面に無電
解〆ッキ法によりNi−Cu合金膜を析出させた。
A液
硫酸鋼 ・・・1g/水1〆硫酸
ニッケル ・・・滋/水1クホルマリン
(38%) ・・・43の【/水1そ塩化パラジ
ウム ・・・0.017g/水1そB液ロッ
セル塩 ・・・20g/水1そ苛性ソ
ーダ− ・・・log/水1そこの様
にして形成されたNi−Cu−Pd合金被膜は、500
△の膜厚でNiとCuとの重量割合はNj:Cu=7:
93であった。
ニッケル ・・・滋/水1クホルマリン
(38%) ・・・43の【/水1そ塩化パラジ
ウム ・・・0.017g/水1そB液ロッ
セル塩 ・・・20g/水1そ苛性ソ
ーダ− ・・・log/水1そこの様
にして形成されたNi−Cu−Pd合金被膜は、500
△の膜厚でNiとCuとの重量割合はNj:Cu=7:
93であった。
この膜の性能測定結果は。第1表の通りであり、又光学
特性は第1図に示した様になった。比較例 1セリアで
研磨した後、水洗したガラス板(300肌x300帆×
5肋)の表面に塩化第一錫水溶液(濃度:SnC120
.総/水1夕)をガラス板1め当り5その割合の流量で
スプレーして鋭敏化処理し、水洗後直ちに塩化パラジウ
ム水溶液(濃度:PdC120.05g/水1夕)を同
上の割合の流量でスプレ−して活性化処理し次いで水洗
した。
特性は第1図に示した様になった。比較例 1セリアで
研磨した後、水洗したガラス板(300肌x300帆×
5肋)の表面に塩化第一錫水溶液(濃度:SnC120
.総/水1夕)をガラス板1め当り5その割合の流量で
スプレーして鋭敏化処理し、水洗後直ちに塩化パラジウ
ム水溶液(濃度:PdC120.05g/水1夕)を同
上の割合の流量でスプレ−して活性化処理し次いで水洗
した。
その後、この処理したガラス板面にまだ湿潤状態におい
て、下記組成割合のA液及びB液を別々のスプレーガン
からそれぞれ重なり合う様に各液の客童比約1:1の割
合でそれぞれガラス板1〆当り5その割合の流量でスプ
レーし、6分間保持してガラス板面に無電解〆ツキ法に
よりNi−Cu合金膜を析出させた。A液 硫酸鋼 ・・・1g/水1〆硫酸
ニッケル ・・・雄/水1〆ホルマリン
(斑%) ・・・43の【/水1そB液ロッセル
塩 ・・・2雌/水IZ苛性ソーダ
・・・1雌/水1そこの様にして形成され
た被膜は、500Aの膜厚で、Niはほとんど含まれて
おらず、100%Cuであった。
て、下記組成割合のA液及びB液を別々のスプレーガン
からそれぞれ重なり合う様に各液の客童比約1:1の割
合でそれぞれガラス板1〆当り5その割合の流量でスプ
レーし、6分間保持してガラス板面に無電解〆ツキ法に
よりNi−Cu合金膜を析出させた。A液 硫酸鋼 ・・・1g/水1〆硫酸
ニッケル ・・・雄/水1〆ホルマリン
(斑%) ・・・43の【/水1そB液ロッセル
塩 ・・・2雌/水IZ苛性ソーダ
・・・1雌/水1そこの様にして形成され
た被膜は、500Aの膜厚で、Niはほとんど含まれて
おらず、100%Cuであった。
又この膜の性能測定結果および色調は第1表の通りであ
った。比較例 2 実施例1と同様な方法により処理したガラス板面に下記
組成割合のA液、B液を別々のスプレーガンからそれぞ
れ重なり合う様にA液、B液を容量比で約1:1の割合
で、かつガラス板1〆当り5その割合の流量でスプレー
し、2分間保持してガラス板面に無電解〆ッキ法により
Ni−B合金膜を析出させた。
った。比較例 2 実施例1と同様な方法により処理したガラス板面に下記
組成割合のA液、B液を別々のスプレーガンからそれぞ
れ重なり合う様にA液、B液を容量比で約1:1の割合
で、かつガラス板1〆当り5その割合の流量でスプレー
し、2分間保持してガラス板面に無電解〆ッキ法により
Ni−B合金膜を析出させた。
A液
酢酸ニッケル ・・・5.0g/水1そ
グルコン酸ナトリウム ・・・9.雌/水1そアン
モニア水 ・・・2.0の【/水1クホウ
酸 ・・・2.5g/水1〆B
液水素化ホウ素ナトリウム ・・・0.5/水1そ
苛性ソーダ一 ・・・0.2g/水1そ
この様にして形成されたNi−B合金被膜は500Aの
膜厚であった。
グルコン酸ナトリウム ・・・9.雌/水1そアン
モニア水 ・・・2.0の【/水1クホウ
酸 ・・・2.5g/水1〆B
液水素化ホウ素ナトリウム ・・・0.5/水1そ
苛性ソーダ一 ・・・0.2g/水1そ
この様にして形成されたNi−B合金被膜は500Aの
膜厚であった。
又このNi−B合金被膜の性能測定結果は第1表の通り
であった。第 1 表 第1表から明らかな様に本発明により製造された熱線反
射ガラスは従来より性能が優れているとして知られてい
るNi−B合金膜の形成された熱線反射ガラスよりも熱
貫流率、遮蔽係数等の熱特性が優れており、又Cu膜よ
りも耐久性が優れていることが認められる。
であった。第 1 表 第1表から明らかな様に本発明により製造された熱線反
射ガラスは従来より性能が優れているとして知られてい
るNi−B合金膜の形成された熱線反射ガラスよりも熱
貫流率、遮蔽係数等の熱特性が優れており、又Cu膜よ
りも耐久性が優れていることが認められる。
しかも、色調が中性であり、熱線反射ガラスとして好ま
れるものである。・ 耐久性は、30q070%RH中
で1ケ月保持した後の侵食度を目視観察により判定した
。(0は浸れない、×は侵れる) ・ 可視光透過率(Tv)は、厚さah/mの普通ガラ
ス板に皮膜を形成した試料について皮膜側より光入射し
測定したものである。
れるものである。・ 耐久性は、30q070%RH中
で1ケ月保持した後の侵食度を目視観察により判定した
。(0は浸れない、×は侵れる) ・ 可視光透過率(Tv)は、厚さah/mの普通ガラ
ス板に皮膜を形成した試料について皮膜側より光入射し
測定したものである。
・ 熱貫流率(K)および遮へい係数(Sc)は上記膜
緩成のガラス板と厚さ&h/mの普通ガラス板とを12
h/mの空気層をおいて複層ガラス化したものについて
測定したものである。
緩成のガラス板と厚さ&h/mの普通ガラス板とを12
h/mの空気層をおいて複層ガラス化したものについて
測定したものである。
第1図は、本発明の実施例1により得られた熱線反射ガ
ラスの光学特性図を示す。 第1図
ラスの光学特性図を示す。 第1図
Claims (1)
- 1 Ni塩溶液、Cu塩溶液と、Ni塩及びCu塩を還
元させる還元剤溶液とをPd塩の存在下でガラス板面に
作用させて、Ni塩とCu塩とを化学的に還元させてN
i−Cu合金膜を上記ガラス板面に形成することを特徴
とする新規な熱線反射ガラスの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP927680A JPS6016379B2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | 新規な熱線反射ガラスの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP927680A JPS6016379B2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | 新規な熱線反射ガラスの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56109841A JPS56109841A (en) | 1981-08-31 |
JPS6016379B2 true JPS6016379B2 (ja) | 1985-04-25 |
Family
ID=11715932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP927680A Expired JPS6016379B2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | 新規な熱線反射ガラスの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016379B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0514389Y2 (ja) * | 1984-05-14 | 1993-04-16 |
-
1980
- 1980-01-31 JP JP927680A patent/JPS6016379B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0514389Y2 (ja) * | 1984-05-14 | 1993-04-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56109841A (en) | 1981-08-31 |
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