JPS6016205B2 - 鶏の脱毛用湯漬け方法 - Google Patents
鶏の脱毛用湯漬け方法Info
- Publication number
- JPS6016205B2 JPS6016205B2 JP6744980A JP6744980A JPS6016205B2 JP S6016205 B2 JPS6016205 B2 JP S6016205B2 JP 6744980 A JP6744980 A JP 6744980A JP 6744980 A JP6744980 A JP 6744980A JP S6016205 B2 JPS6016205 B2 JP S6016205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- chicken
- water
- hair removal
- carcass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、鶏の解体を行う前の羽毛除去の前処理であ
る湯漬け方法に関するものである。
る湯漬け方法に関するものである。
鶏の脱毛を行うに当っては、あらかじめ鶴屠体を５０〜
７０ｑ○の温湯に漬けて、加温により屠体の毛穴を拡げ
る「湯漬け」を施したのち、互に内方に回転する２本の
ブラシローラー中を通過させて羽毛を抜き取ることが行
われている。上記脱毛の前処理である「湯漬け」を行う
に当り、温湯の温度あるし、は浸漬時間を大きくとると
脱毛はさらに容易となるが、屠体の胸部薄肉部分は肉が
煮えたいわゆる「煮え」の状態となって食肉の品質が低
下し、また温湯の温度が低いか、あるし、は浸債時間が
短かすぎる場合は、「煮え」は生じないが脱毛が困難と
なって人手による脱毛を附加しなければならない。
７０ｑ○の温湯に漬けて、加温により屠体の毛穴を拡げ
る「湯漬け」を施したのち、互に内方に回転する２本の
ブラシローラー中を通過させて羽毛を抜き取ることが行
われている。上記脱毛の前処理である「湯漬け」を行う
に当り、温湯の温度あるし、は浸漬時間を大きくとると
脱毛はさらに容易となるが、屠体の胸部薄肉部分は肉が
煮えたいわゆる「煮え」の状態となって食肉の品質が低
下し、また温湯の温度が低いか、あるし、は浸債時間が
短かすぎる場合は、「煮え」は生じないが脱毛が困難と
なって人手による脱毛を附加しなければならない。
この発明は、上記「煮え」を生じる部分が屠体の胸部に
限られることに着目して、この胸部部分の加熱に一定の
緩和を与えて加熱帯域を通過させることにより、「煮え
」の生じない、しかも脱毛容易な「湯漬け」を連続的に
行うようにしたものである。
限られることに着目して、この胸部部分の加熱に一定の
緩和を与えて加熱帯域を通過させることにより、「煮え
」の生じない、しかも脱毛容易な「湯漬け」を連続的に
行うようにしたものである。
すなわち、この発明は、搬送機構に吊持して供給される
多数の鶏屠体を温湯による加熱帯城中を通過させて連続
的に湯漬けを行うに当り、上記加熱帯城中を通過する屠
体をその胸部部分だけが温湯から遠ざけられるようにし
た加熱緩和手段を介在させたことを特徴とする鶏の脱毛
用湯漬け方法を提供するものである。
多数の鶏屠体を温湯による加熱帯城中を通過させて連続
的に湯漬けを行うに当り、上記加熱帯城中を通過する屠
体をその胸部部分だけが温湯から遠ざけられるようにし
た加熱緩和手段を介在させたことを特徴とする鶏の脱毛
用湯漬け方法を提供するものである。
この発明による加熱緩和の方法としては、例えば、屠体
の通過する温湯による加熱帯城中に通過する屠体の胸部
と対向して取付高さを調節可能に配設した所要個数のじ
やま板を設け、移行する屠体がじやま板により上昇され
てその胸部部分を一定時間温湯水面上に霧わすようにす
る方法、このじやま板の代りに無機ベルトを設け、この
無機ベルトを屠体を吊したトロリーコンベアに並行して
それと等速で温湯による加熱帯城中を移行させることに
より屠体の胸部部分を一定時間溢湯水面上に霧わすよう
にする方法、温湯による加熱帯城中に冷却水管を設け、
これにより移行する屠体の胸部部分の近くにおいて冷水
を噴射して屠体の胸部部分の加熱を緩和する方法等をあ
げることができる。
の通過する温湯による加熱帯城中に通過する屠体の胸部
と対向して取付高さを調節可能に配設した所要個数のじ
やま板を設け、移行する屠体がじやま板により上昇され
てその胸部部分を一定時間温湯水面上に霧わすようにす
る方法、このじやま板の代りに無機ベルトを設け、この
無機ベルトを屠体を吊したトロリーコンベアに並行して
それと等速で温湯による加熱帯城中を移行させることに
より屠体の胸部部分を一定時間溢湯水面上に霧わすよう
にする方法、温湯による加熱帯城中に冷却水管を設け、
これにより移行する屠体の胸部部分の近くにおいて冷水
を噴射して屠体の胸部部分の加熱を緩和する方法等をあ
げることができる。
以下、この発明の方法を実施する装置の各１例を図面に
ついて説明すると、第１図において、１は温傷槽であっ
て、糟底部に近く設けた蒸気噴出管を介して所定温度に
加溢された温湯が満たされている。
ついて説明すると、第１図において、１は温傷槽であっ
て、糟底部に近く設けた蒸気噴出管を介して所定温度に
加溢された温湯が満たされている。
この温濠槽１の上方には、搬送機構として無機チェーン
によるトロリーコンベア２が張設され、一定間隔に設け
たフック３・・・・・・にそれぞれ屠体が脚部を上にし
て吊り下げられ、連続的に温湯内を移行するようになっ
ている。ここまでは従来の装置と同様であるが、この実
施例においては温濠槽１内に機棒状のじやま板４・・・
が取付高さを調節可能に配設され、移行する糟体はこの
じやま板４・・・により上昇され、胸部部分を水面上に
霧わすようになっている。
によるトロリーコンベア２が張設され、一定間隔に設け
たフック３・・・・・・にそれぞれ屠体が脚部を上にし
て吊り下げられ、連続的に温湯内を移行するようになっ
ている。ここまでは従来の装置と同様であるが、この実
施例においては温濠槽１内に機棒状のじやま板４・・・
が取付高さを調節可能に配設され、移行する糟体はこの
じやま板４・・・により上昇され、胸部部分を水面上に
霧わすようになっている。
この構成により、じやま板４・・・の所要個数を高位層
に保つことにより、屠体はその分を通過する間だけ胸部
を大気による冷却雰囲気中で空冷されることになり、胸
部に対する湯漬け時間を緩和することができる。第２図
に示す実施例は、前記第１図と同機であるが、この場合
は、塩湯槽１中のじやま板の代りに無端ベルト４′が設
けられており、この無機ベルト４′をその各受けローラ
ーを適宜高さに調節セットしたのち、トロリーコンベア
２に沿って等速で移行させることにより各屠体は動揺す
ることなく胸部部分のみを水面に現わし、胸部以外を温
湯に浸してほぼ水平を保って移行できるから、より完全
な湯漬け時間の緩和を行うことができる。
に保つことにより、屠体はその分を通過する間だけ胸部
を大気による冷却雰囲気中で空冷されることになり、胸
部に対する湯漬け時間を緩和することができる。第２図
に示す実施例は、前記第１図と同機であるが、この場合
は、塩湯槽１中のじやま板の代りに無端ベルト４′が設
けられており、この無機ベルト４′をその各受けローラ
ーを適宜高さに調節セットしたのち、トロリーコンベア
２に沿って等速で移行させることにより各屠体は動揺す
ることなく胸部部分のみを水面に現わし、胸部以外を温
湯に浸してほぼ水平を保って移行できるから、より完全
な湯漬け時間の緩和を行うことができる。
次に、第３図に示す実施例では、屠体は温湯槽１上に往
復するように配列された２蓮のトロリーコンベア２，２
により移行されるが、温濠槽１内には互に逆行する客列
の屠体間に位置して通過する解体の胸部の濁さに冷却水
管４〆が長手方向に沿って配設され、冷水を噴射して冷
却雰囲気が形成されるようになっている。各屠体は、温
湯中に部分的に噴射される冷水により、胸部部分のみが
塩湯加熱を緩和される。なお、図中５は蒸気噴出管、６
はポンプ、７はフィルターである。この状態で、いま約
６５ｑｏの温傷中に約２０℃の水を１．５夕／分送り込
んだところ冷却水管４″から３〜４肌の範囲で５８〜５
ぴ０となって「煮え」を生じない好適の冷却雰囲気を作
ることができた。この発明は、以上述べたように「湯漬
け」を行うに当り、屠体の胸部のみを冷却雰囲気に臨ま
せるという加熱聡菱和手段の介在により「煮え」を起さ
ないようにしたものであって、「湯漬け」作業の本来の
連続性を阻害することなく極めて効率のよい作業を行う
ことができる。
復するように配列された２蓮のトロリーコンベア２，２
により移行されるが、温濠槽１内には互に逆行する客列
の屠体間に位置して通過する解体の胸部の濁さに冷却水
管４〆が長手方向に沿って配設され、冷水を噴射して冷
却雰囲気が形成されるようになっている。各屠体は、温
湯中に部分的に噴射される冷水により、胸部部分のみが
塩湯加熱を緩和される。なお、図中５は蒸気噴出管、６
はポンプ、７はフィルターである。この状態で、いま約
６５ｑｏの温傷中に約２０℃の水を１．５夕／分送り込
んだところ冷却水管４″から３〜４肌の範囲で５８〜５
ぴ０となって「煮え」を生じない好適の冷却雰囲気を作
ることができた。この発明は、以上述べたように「湯漬
け」を行うに当り、屠体の胸部のみを冷却雰囲気に臨ま
せるという加熱聡菱和手段の介在により「煮え」を起さ
ないようにしたものであって、「湯漬け」作業の本来の
連続性を阻害することなく極めて効率のよい作業を行う
ことができる。
図面はこの発明の方法を実施する装直の各例を示し、第
１図、第２図は各側面断面図、第３図は正面断面図を示
す。 １・・・・・・温傷槽、２・・…・トロリーコンベア、
３・・・…フック、４……じやま板、４′……無端ベル
ト、４″・・…・冷却水管。 第１図 第２図 第３図
１図、第２図は各側面断面図、第３図は正面断面図を示
す。 １・・・・・・温傷槽、２・・…・トロリーコンベア、
３・・・…フック、４……じやま板、４′……無端ベル
ト、４″・・…・冷却水管。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ 搬送機構に吊持して供給される多数の鶏屠体を、温
湯による加熱帯域中を通過させて連続的に湯漬けを行う
に当り、上記加熱帯域中を通過する屠体を、予め胸部を
一定方向にそろえて順次供給するとともに、温湯内、温
湯水面上のいずれか一方に設けた冷却雰囲気中に胸部を
臨ませて温湯中を誘導移行させることを特徴とする鶏の
脱毛用湯漬け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6744980A JPS6016205B2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 | 鶏の脱毛用湯漬け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6744980A JPS6016205B2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 | 鶏の脱毛用湯漬け方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56164738A JPS56164738A (en) | 1981-12-17 |
| JPS6016205B2 true JPS6016205B2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=13345238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6744980A Expired JPS6016205B2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 | 鶏の脱毛用湯漬け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016205B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0318411Y2 (ja) * | 1986-04-23 | 1991-04-18 | ||
| WO2020213349A1 (ja) | 2019-04-16 | 2020-10-22 | 荏原環境プラント株式会社 | ストーカ式焼却炉を備えた焼却システム |
-
1980
- 1980-05-21 JP JP6744980A patent/JPS6016205B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0318411Y2 (ja) * | 1986-04-23 | 1991-04-18 | ||
| WO2020213349A1 (ja) | 2019-04-16 | 2020-10-22 | 荏原環境プラント株式会社 | ストーカ式焼却炉を備えた焼却システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56164738A (en) | 1981-12-17 |
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